1ラウンド・・じゃねぇ1分だ
1ラウンド・・じゃねぇ1分だ
 
 
TV版から、少年院での力石対丈の拳闘試合開催が決まった際のKO予告宣言です。実際の試合ではこのKO予告は実行されなかったのですが,一本指を高々と上げ、黒く輝く太陽に向かい宣言する力石の姿になにか神聖なものを見ているように思いました。原作では少年院生に向かい自分を誇示しているような場面をこのように演出するTV制作スタッフの凄さを感じます。描いた絵の力石は、顔がどうも「新造人間キャシャーン」のブライキングボスになってしまい苦労しました。ヤルッツェブラッキン!
 
 
 
 
真夏の死闘
真夏の死闘
2005/10/24 (Mon) 00:01
 
「あしたのジョー」から少年院での矢吹対力石の試合を描いてみました。力石の顔って原作では結構変化があるように思うので、どうしようか悩んだあげくこのようになりました。どちらかと言うとアニメっぽくなったかもしれません。
 
成長に合わせての画の変化というのがいいですね。物語内に留まらず矢吹丈の顔は、前作「ハリスの旋風」の石田国松風の腕白少年の顔から始まり、力石死後の陰りのある顔、やがて青年風の研ぎ澄まされた顔へと成長していき、次作「おれは鉄兵」に引き継がれ、やがてその鉄兵の顔も少年っぽい丸顔に変わっていくと思うと、ちば先生のキャラに合わせた画の変化も面白いです。
僕には力石ってこういうイメージなんですね。どちらかというと僕は丈が好きなのですが目指すべき光を遮る大きな存在ってイメージです。
 
 
あしたのために・・・その3
あしたのために・・・その3
 
 
少年院のボクシング大会で、勝負にケリをつけるため力石の放った左ストレートに対して、丈が一発で相打ちに持ち込んだクロス・カウンターの場面です。
この後の試合でも度々、丈はクロス・カウンターを使いますが、インパクトや構図的にもこの試合の初クロスが一番だと思います。
 
 
コンニャク戦法の使い手
コンニャク戦法の使い手
2005/11/11 (Fri) 00:39
 
「あしたのジョー」から青山君とその師匠・丹下段平です。いじめられっこが努力の末、強くなる展開はありきたりではありますが見ていて勇気付けられます。なぜ、青山君が少年院に入る事になったのかも気になりますが、なにか人には語りたくない過去があったのでしょう。
青山君は以前力石を描いた時、端っこに描いたため前回ウルフを描いたのもありそのまま進もうかと思ったのですが、どうしても心に引っかかるものがあり描いてみました。段平の真意を聞かされた後、怒るどころか段平に感謝する青山君て本当にいい奴だと思います。
 
 
開墾ぐわ、         洗いてぇんだけどな・・・
開墾ぐわ、         洗いてぇんだけどな・・・
2007/3/22 (Thurs.) 00:14:55 /220.214.3.75
 
拳キチと青山のイチャイチャぶりに嫉妬するジョーです。
この時期のジョーには、自覚がないまでも力石を倒すためとはいえ段平という存在が今まで関わった者達とは違う掛け替えの無い存在になっていたのかもしれませんね。
 
 
 
さらば,少年院
さらば,少年院
 
 
少年院を退院する力石と、その力石に軽くあしらわれ暴れたあげくに手錠をかけられた丈です。丈のすがるような眼も印象的ですが、この絵で一番描きたかったのは力石の横の葉子なのでした。手錠をかけられた丈に哀れみの言葉を述べますが、彼女は内心ほくそ笑んでいるのではないか?とか思います。力石が退院する以上、もうこの少年院に用はないとばかりにスポーツカーで颯爽と去っていく葉子と助手席の力石を見た時、丈だけでなく少年院生全員が寂しさというよりも生きる世界が違うという冷たい劣等感を感じたんじゃないかと思います。
 
 
 
 
あばよ少年院
あばよ少年院
2007/8/31 (Fri.) 22:15:29
 
テレビ版本編そのままの模写ですが、前回正面から描いたので、今回はジョーの後姿で描いてみました。この飄々とした歩き方が原作ぽくてとても好きです。脱走や喧嘩、ボクシングに明け暮れた少年院生活も今日で終わり新しい出発のシーンです。憎まれ口を叩きながらも、少年院生や教官等との別れにちょっと寂しい気持ちを口笛に乗せて飄々と去っていくジョーが、彼らしくて好ですね。
 
 
 
 
 
がんばって、矢吹くん!
がんばって、矢吹くん!
2005/11/01 (Tue) 01:22
 
「あしたのジョー」の林紀子ちゃんです。紀ちゃんは大好きなキャラなのですが、好きなだけになかなか納得できるまで似せる事ができず苦労しました。
 
 
待ってたぜこの一瞬!
待ってたぜこの一瞬!
2007/3/25 (Sun.) 19:53:50 /220.217.153.89
 
ウルフ金串に喧嘩を吹っ掛け、クロスの餌食にするシーンです。
このシーンでのジョーのセリフって原作よりも短くされていますが、それだけにインパクトが強められ、あおい輝彦さんの声と共に脳裏に焼きついています。
 
 
 
俺は未来の                   チャンピオンだぜ
俺は未来の                   チャンピオンだぜ
2005/11/07 (Mon) 00:24
 
「あしたのジョー」からウルフ金串と、彼の所属するアジア拳・大高会長です。ウルフはジョーと出会ってしまったばかりに転落の人生を歩む事になる不幸な人物に思うのですが対矢吹戦でのクロスカウンター対策の秘密練習で、サチや太郎らチビ連を練習台にするという冷酷さのため可哀想には思えないキャラでした。ジョーと出会わなくてもチャンピオンになるのは無理ではなかったかとも思います。その後はどこかのジムでコーチとなりチャンピオンを育てているのかなぁ。
 
ジョーに顎を砕かれ引退したウルフですが原作でもその後、ヤクザの用心棒として再登場しゴロマキ権藤に再び顎を砕かれてしまいますね。原作ではその後、矢吹対ホセ戦に観客として三度登場しますが、たしかアニメ版「あしたのジョー2」ではジョーにお金を借りに来たりと落ちぶれた姿(ウウッ・・悲しすぎる!)を見せてくれるオリジナルエピソードがあったと思います。何はともあれ二度も顎を砕かれた彼ですがホセ戦では大声でジョーに声援を送っていた姿に「顎が治ってよかったね」って言ってやりたいです。
 
 

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