Lupin the Punch★

花園で出逢った女の子
2006/05/27 (Sat) 03:36
 
 
 
色とりどりの、きれいな花が咲く季節がやってきました。そういうわけで、公園のお花畑にピクニックにやって来たチビフジとチビゴエ。お花畑に着くと、そこには見知らぬ女の子の姿が…。そしてチビゴエは引き付けられる様に、その女の子へと近づいていったのでありました…。
 
 
 
チビリンダ「どう?、このお花、とってもキレイでしょ」
 
チビゴエ「う、うん…、でもソレガチは、そなたの方がずっと…」
 
チビリンダ「ずっと…?」
 
チビゴエ「お花よりも、おネェちゃんの方がずっとキレイでござる…」
 
チビリンダ「うふふふ…ありがとう!。ねぇ、おサムライさん、アタチと鬼ごっこしない?」
 
チビゴエ「す、するでござる!。ソレガチが鬼になるでござるから、おネェちゃん逃げて下ちゃい」
 
 
 
二人の楽しそうなやりとりを、終始メラメラと燃える瞳でジッと睨み続けていたチビフジ…。三角関係ボッ発か!?。
 
 
さて、アニメ本編では皆さんご存知のように、五ヱ門はまだ登場していなかったので、リンダとは出逢っておりません。しかしながら、私はたまに、ふと、「もし、五ヱ門が女性と絡むストーリーを作るのであれば、女性キャラは、リンダのようなキャラクターが似合うのでは…?」と、思う時があります。なぜかと言えば、五ヱ門は「和」、リンダは「洋」と、見た目的にも対照的で面白く、そして、リンダは度重なる実験の結果、花(第三の太陽)がないと生きていけない身体…という、具体的にどういう事なのか、何の説明もされていない、何ともアバウトな(苦笑)その悲劇的でミステリアスな設定で、五ヱ門には今までなかった、ドラマ性の強い、見応えのある本格的な悲恋物語が出来るのではないか、と思ったりするからです。と、言うよりは一度、五ヱ門と女性ゲストキャラで、きちんとした「大人の恋愛ドラマ」が観て見たいですね。アニメ本編でも、ファースト、セカンドにおいて、ルパン、次元、不二子、銭形には、一応そういったエピソードがありますから。では、なぜ五ヱ門にはそういったエピソードがないのか?と言うと、私が思うに、「石川五ヱ門」というキャラクターに対して、どうもアニメのスタッフの捉え方に問題があるような気がします。アニメの方の五ヱ門は、段々と(特にテレスペから)「居合斬り」以外は何の存在価値もないような、ちょっとキツイ言い方をすれば、変人の単なる便利屋みたいな描かれ方をされているような気が、私はするのですが…。
 
原作者であるモンキー・パンチ先生が描かれる五ヱ門は、もっと等身大の青年のような感じで、伸び伸びとしていて人間臭い感じがします。まぁ、原作と違って、「毎回必ず五ヱ門を登場させないといけない」という、アニメのスタッフの、五ヱ門に対する扱い方の苦労もわかる気がしますが、いとも簡単に「女性」、「宗教」、「仁侠映画」なんかにハマり、入れ込んでしまうのが、アニメにおける「石川五ヱ門」というキャラクターの生かし方とは私は思いませんし、また、そういった事が、決して「人間味溢れる」とか、「人間臭い」とも思いません。私がお絵描き板で描かせて頂いているチビゴエの場合は、子供というよりは、まだ幼児なので、無邪気で、当然、人生経験も殆どありません(笑)。ですから、いいアイディアが思いついた時は、チビゴエには色々な経験をさせて、伸び伸びと描いていきたいと思います。
 
(コメント 2006.7.20. 一部追記)

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