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[185] In the wind
[185] In the wind

MIYAGI 2008/9/24 (Wed.) 01:26:50
 
こんばんは、MIYAGIです。ちょっと暗めの絵の投稿ばかりしていたので、今回は気分を変えて青空バックの次元さんを描いてみました。
白い鳥の羽根は当初は描き込んでいなかったのですが、少し画面が寂しかったので加えました。
おそらくファミリーご一行様のつかの間の休暇といったところでしょうか。
 
>自分の見てきた地獄を暗に感じさせたり、素人が絡むと人が変わったように突然感情むき出しになるルパン
>自分を讃える少年に急に無言になって、これまた自傷的な物言い
>もしかして次元は、ルパンのトラウマを知ってるんじゃないか
 
原作新の「だんまり」のような哀しいエピソードもありますよね。ホント、一番身近な間柄である相棒の次元にしか知りえないこともやっぱりいろいろとありそう。
人を殺めた後ろめたさ、間違ったことをし続けている自覚に押しつぶされそうになりながらも修羅の道を歩んでいくことしかできないルパン。そんな「裏社会で生きていくには致命的な危うさ」を内包した彼をサポートするために二人の相棒たちは命がいくつあっても足らないような状況に置かれてしまったりしますが、「今さら腐れ縁は切れねぇし」ってところなんでしょうね、きっと。
 
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アルプスの青年次元
コルト 2008/9/26 (Fri.) 20:48:53
 
こんなに爽やかな次元観たのは初めてです。次元が「アルプスの少女ハイジ」のペーターみたい(^^ 羽根が舞い落ちてるとこに、涼しげな風をより感じます。次元さんも気持ち良くなって、思わず帽子を取って風に当たってるんでしょうね。
 
次元と大自然って対極のように見えて、案外そうでもないな、とこの絵で思いました。次元って、雇われ兵士として山中で生活してた時期も度々あったんだろうなーと思えるし、浅黒い肌や筋肉質の肉体も何気に山に馴染むし。サバイバルな環境でも、山芋掘って食糧にしたり、雨水の浄水方法知ってたり、生き延びる知恵がついてて平気で生きていけそう(でも煙草が切れるのだけは我慢ならないという。個人的に、カリ城の次元がシケモク好きなのは、煙草が貴重品で、兵士全員で吸ったシケモクを何度も吸い直してたからだろうと勝手に考えてます)
 
何となくですが、この絵から「ルパン」のメンバーを「ハイジ」で配役すると誰がふさわしいかが浮かんだので、徒然書いてみました。
 
●ハイジ…ルパン
天真爛漫で自由奔放。喜怒哀楽豊かで天然で愛嬌がある。知恵は回るが、発想が一般人と違ってる為、しょっちゅう周りを振り回す。
《「ハイジ」で、ハイジがペーターを落とし穴に落そうと悪戯を企てたのはいいが、遠くからペーターに吉報を知らされた瞬間、我を忘れて彼に走り寄り、自分が落とし穴に落ちてしまったというエピソードがありまして。こんなオッチョコチョイ、女絡みでルパンもやりそうだなあと思いました・笑》
 
●ペーター…次元
人見知りで不器用だが、ハイジに対してだけは判り易過ぎるほど心を許し、一所懸命。互いに喧嘩しながらもハイジを身体を張って助ける。興味を持つ事以外には面倒くさがりで怠け癖がある。勉強にも興味がないのでブツブツ文句ばかり言うが、ハイジに頼まれると嫌と言えず文字を覚えた。だが読めない字は全部すっとばしてしまうという適当さ。しかし山羊に関してだけは誰も叶わぬスペシャリストで、山では非常に頼りになる。クララにハイジの関心を奪われると、猛烈に不機嫌になる。
《書いてて「次元そっくり」と思ってしまいました。特に「ハイジ」のクララとハイジとの友愛三角関係には、不二子に靡くルパンに不機嫌になる次元を彷彿してしまいます(^^;》
 
●アルムおんじ…五右ェ門
無口で求道的で、ひたすら山と孤独を愛する。素は賢明だが俗っぽさを嫌い、怒らせると怖い。ハイジの明るさをきっかけに、俗世間にも心を開くようになった。意外と良識は心得ていて、さりげなく後ろ盾して周囲をサポートする。
《アルムおんじは、クララが山に来た時もさりげなくサポートしてたり、陰でそれとなく周囲をバランスよく助けるとこがゴエっぽいなと。自分の忠告を聞かず山で遭難した男二人を助け出した時「あのこ(ハイジ)があまりに心配するから助けてやったんだ」という下りを観た時は、「マモー」で「ルパンが心配か」という次元に「ルパンを他人に殺させたくない。それだけだ」という五右ェ門を彷彿。←台詞はうろ覚えなんですが^^;》
 
●クララ…不二子
性格は全然違うんですが「山に帰りたい」と願うハイジに「私の傍にいて」とお願いし、ハイジは山とクララとの間で板挟み、というのがどこかでよく見てる図のような…。
 
●ロッテンマイヤー…銭形
ハイジを山に戻さず(刑務所?)、フランクフルトで常識的な人間にしようと頑張る。が、ハイジはそれを自由の束縛と感じてしまう。エリートで堅物。冗談があまり通じない。いつもハイジに振り回されている。
《ロッテンマイヤーさんが「アーデルハイド!」と癇癪起こす姿は「ルパンめ!ワシをコケにしとるのか」というとっつあんがしっくりくる図になるかと》
 
そーいやこないだ、熊子さんと「スタジオジブリレイアウト展」観に行きまして。そのノリでカラオケで宮崎さん繋がりで「ハイジ」を入れたのですが、その動画の素晴らしさに改めて唖然としてしまいました。画面全体が豊かな鼓動のように波打っていて、こんな凄い物を当り前のように只で毎週テレビで観ていたとは…。つくづく贅沢な子供時代でした。「アニメ」って集団作業だから、どうしてもピンでやるよりは組織的にならざるを得ませんね。でも「作画」「動画」「演出」「脚本」「音楽」「役者」等と、それぞれのスペシャリストが、自分の力量を存分に出して互いの力を認めあって一つの作品を作ってた時代のアニメは、チームワークも心地よく、何だかとても面白かった気がします。
 
>原作新の「だんまり」
 
こういう話をアニメで作るなら、オムニバスで深夜、静かな時間帯にひっそりと放映するのが似合いそうですね。今の公式には、この話に手を出して欲しくないですが(^_^;こういうシナリオは旧ル初期的なカラーで、大和屋さんに作って欲しかったな。
 
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Re:In the wind
MIYAGI 2008/9/28 (Sun.) 01:49:32
 
コルトさん、コメントどうもありがとうございます。
健全絵でもルパン関連絵となると、なんだか変り種ばっかり描いているような気が致します。あの次元を爽やかに描いてやろうなどとという輩って、きっと自分くらいしかいないんだろうなぁ。
実は次元さんの顔、なかなか「爽やか顔」になってくれなくてえらく苦戦しました(笑)
 
空気のいい、雄大な風景を拝める場所へ行きたいなぁという己の願望がモロに出てしまったようです。
 
サバイバルというと修行に明け暮れている五右ェ門さんの方を真っ先に思い浮かべてしまいますが、そういえば、パースリで傭兵経験アリなんてお話もありましたっけ。原作次元だと前身は「殺し屋」しかイメージが浮かびませんが、アニメ版だと「傭兵経験アリ設定」は全く違和感無いので面白いです。
ただ次元さん「マモー編」で荒野をさ迷うシーンではトリオの中で一番最初にへたばってましたが、大好きな煙草が切れて鬱だったのかな。
 
>「ルパン」のメンバーを「ハイジ」で配役
 
うわっなんという面白い試みなんでしょう!! 読みながらニヤニヤが止まりませんでした。 
思わずニコ動で長めのハイジMAD観てしまいました♪
 
ペーターとハイジとクララの三角関係は視聴当時もリアルに心に響きました。
しっかしペーター、ホントに次元さんに怖いくらい似てますな。ちょっとびっくりしました(笑)
「ちょいワルぶった少年属性」残してる次元さん、ペーターとは気が合うかもしれませんね。
 
ルパンとハイジって家庭環境が特殊という点でも類似点を感じます。双方とも天性の明るさがなければ乗り切って来れなかっただろうなぁなんて。ツボを得たナイスフォローの五右ェ門がおんじってのも判ります。不二子ちゃんの出自は不明ですが、お嬢様っぽいところもあるし「ちょっと我がままモードに入ってるクララ」と似てるかも。ロッテンマイヤー銭形はまんまですよね(笑)ハイジなルパンに振り回されて頭の血管切れそうになりながら昏倒しちゃったりすることもしばしばありますし。
 
>「スタジオジブリレイアウト展」
 
ようつべに関連動画がありました。鉛筆描きの絵でもイキイキとして充分迫力が伝わってきますね。こういう企画展、地方にも巡回してもええのになぁ。
つい最近、「母をたずねて三千里」の1〜11話分のBIGLOBEの動画を視聴していたんですが、レイアウトが宮崎さんなんですよね。子供の頃はマルコに感情移入しまくっていたものですが、こうして大人になってから観るとマルコの父親の切なさも重くて、一見子供向けながらも深いお話だったんだなぁとつくづく感じました。ハイジと同じく、トータルで良質なアニメを子供時代に拝めた世代はちょっとだけ得した気分に浸ってもバチは当たりませんよね(笑)
 
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Re:In the wind
コルト 2008/10/1 (Wed.) 10:01:10
 
>ルパンとハイジって家庭環境が特殊という点でも類似点を感じます。双方とも天性の明るさがなければ乗り切って来れなかっただろうなぁなんて。
 
そういえばそうですよね。二人とも根が楽天家。それとあの話、周りが「これが幸せ、これは不幸」と彼女の好みも聞かずに勝手に自分の価値観を押し付けてるなーー、と子供心に思ってました。名作シリーズって大人も欠点だらけでリアルに人間くさいんですよね。「臭い物に蓋」をしないとこがあって、そんなとこにもとても惹かれました。生活の中で本当にありそうな様々な状況が描かれてて、そのつどキャラの気持の変化を自分の事のように感じとれて、自分ならどうするだろう、って考える事を教えて貰ってた気がします。
 
>ペーターとハイジとクララの三角関係は視聴当時もリアルに心に響きました。
しっかしペーター、ホントに次元さんに怖いくらい似てますな。ちょっとびっくりしました(笑)
 
スピリの原作じゃクララに嫉妬したペーターが、車椅子を崖から落として壊してしまうんですが、アニメだと「ペーターの行動に視聴者がショック受けるかも」と変更になったみたいです。私は原作読んでペーターの気持ちが痛いほど判って、アニメでも思い切ってやって欲しかったな、と思いました。で、アニメ版旧ルパンでも、プーンの話のラスト、不二子と遊び狂うルパンに対して、脚本では次元がとうとう我慢の限界にきて「あの女を殺さないとルパンは元に戻らない」と殺し屋に戻ろうとするシーンがあるのですね(それを「考え直したらどうだ」とバランス良く諌めるアルムおんじな五ヱ門がいたりする)その変更箇所も「ルパン」と「ハイジ」って似てるわ、と思った部分だったりします。
 
>次元さん「マモー編」で荒野をさ迷うシーンではトリオの中で一番最初にへたばってましたが、大好きな煙草が切れて鬱だったのかな。
 
煙草は息切れしやすくなるそうだから、瞬発力はあっても、持久戦は苦手そう。あと次元さんって手慣れた状況なら、色んな事知ってて落ち着いて処理出来るけど、そうでないとプチ短気おこして「我慢ならねえ!」という人のようにも見えます(いつも冷静な行動のアニメ版次元が不二子が絡むと「我慢ならねえ!」で事態放棄してるし)で、状況が変わるとコロッとすぐまた機嫌が直ったりして(ルパンが頼って来ると「そうこなくっちゃ♪」とすぐご機嫌直ってる・笑)
 
で、水が手に入った時の、次元さんのご機嫌なあのはしゃぎよう(笑)あんなに元気一杯なとこみると、本気で身体がへばってたんじゃなく(煙草で息切れしてたイライラも重なって)、ふてくされて気持の方が先にヘバッてた部分もあったのかもしれませんね。
 
こういう単純なとこにも何となく、次元さんのお茶目な少年属性を感じます^^
 
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Re:In the wind
コルト 2008/10/1 (Wed.) 11:19:52
 
>本気で身体がへばってたんじゃなく(煙草で息切れしてたイライラも重なって)、気持の方が先にヘバッてた部分もあったのかも
 
煙草で肺の弱い次元さんは、持久戦では一番ヘバるのは早そうに見えますが^^私は次元さんが地に膝まづいたのは、土の中から何か水源になるような物を感じたか、水の入った物が埋まってるように見えて、それを掘り起こす為にあえて膝まづいたんじゃないかな、という風にも見えまして。そう見ると彼のイライラ感もより伝わるような気がします。小屋を見ても素直に受け入れず「どうせ先回りされてるさ」と言いながら一番後からついていくのも、ふてくされた気持を感じますね。
 
一方のルパンは、一見強がってるけど水の幻影に怪しもうともせずフラ〜と近づいたり、そんな酷い騙し方されても小屋が見えた時、素直に「あれは小屋だな」と希望を捨てずにいたり「本当は辛い時でも希望を捨てずに、痩せ我慢しちゃってる人なんだろうな」と思えたりします。ゴエは一番辛抱強く、それもあってギリギリまで文句は言わないが、普段言いたいこと溜めこんでるから限界がくると一気にきて「怒らせると怖い」になっちゃうのかも。極限状況になると、何となくキャラの本当の姿が垣間見えてきたりしますね^^
 
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Re:In the wind
MIYAGI 2008/10/1 (Wed.) 23:12:27
 
>アニメ版旧ルパンでも、プーンの話のラスト、不二子と遊び狂うルパンに対して、脚本では次元がとうとう我慢の限界にきて「あの女を殺さないとルパンは元に戻らない」と殺し屋に戻ろうとするシーンがある
 
いやぁ、そんな風に思いつめてしまった次元さんもなかなか美味しいですねぇ。ちょっと想像してゾクゾクしちゃいましたよ。不二子ちゃんを手に掛けるなんぞ、ルパンに殺される覚悟が無くてはできない芸当と言えるでしょう。その脚本だと次元さんからは微かに狂気じみたニュアンスも感じられますな。
変な意味全く無しで、ルパンへの執心ぶりはむしろ不二子ちゃんより彼の方が遥かに強く深いのではないかと勝手に思っております。魂の半身というか、血を分けた双子の片割れみたいな対象というか。
 
ルパンにしてみれば常時いい男といい女との板挟み状態で、どちらとも楽しくうまくつきあっていきたいのはヤマヤマなのに、時としてどっちかを優先しなくてはならないこともあったりしてそこが悩ましいところなんでしょうね。結構気を遣って対処しないと双方から恨まれることになってしまいますし。
 
>状況が変わるとコロッとすぐまた機嫌が直ったりして(ルパンが頼って来ると「そうこなくっちゃ♪」とすぐご機嫌直ってる・笑)
 
コルトさん前述のマモー編でルパン救出のため嬉々として船上で舵を取っている次元さんにからかわれている五右ェ門さん、「そっくりその言葉、お主に返す」って本当は言いたかったんじゃないでしょうか(^.^)
 
>次元さんが地に膝まづいたのは、土の中から何か水源になるような物を感じたか、水の入った物が埋まってるように見えて、それを掘り起こす為にあえて膝まづいたんじゃないかな
 
ああっなるほど〜。言われてみればそんなカンジも致しますね。野生の勘が働いたのかも。というか、あまりにもイライラしてたんでとにかく何かせずにはおれなかったようにも見えます。
 
それにしてもあんなに派手にルパンと喧嘩別れして「不二子のイナカ芝居」にムカッ腹を立てつつも(笑)やっぱりルパンを心配して戻る彼は、やっぱりいつ如何なる時でもルパンの相棒なのだなぁと感じずにはおられません。
 
>極限状況になると、何となくキャラの本当の姿が垣間見えてきたりしますね^^
 
心身のバランスが一番取れてるのはやっぱりルパンさんでしょうかね(^.^)さすが主人公♪
最近のテレスペがつまらないのは、キャラが極限状況に置かれている描写がほとんど見当たらないってのも関係あるんじゃないでしょうか。今年なんか次元さん腕ケガしてるのに武器を扱うのちっとも不自由そうじゃありませんでしたし、ルパンは記憶消されてるんだからもうちょい悲壮感あっても良さそうなものなのに終始一貫躁状態。昨年なんか大昔に飛ばされてる割にはあまりにも皆呑気過ぎで焦燥感まるでナッシング。
彼らを普通の人間の感覚のスケールで測って演出するのも大事なことだと思うんですけどね。

[186] 剣戟
[186] 剣戟

MIYAGI 2008/10/5 (Sun.) 01:36:33
 
こんばんは、MIYAGIです。今回はルパンと不二子ちゃんの剣戟シーンを描いてみました。アルバトロス並みの素晴らしい身体能力で彼女に本気で立ち向かって来られたらルパンさん、少しばかり苦戦するような気が致します。
ルパンに襲い掛かっている不二子ちゃんというと、真っ先に思い浮かぶのがアニメ新ルの「ルパン葬送曲 」だったりします。ルパンにとって凄腕の仲間たちを敵に廻す以上の恐怖ってあるんでしょうかね?
この話は父親をルパンによって亡き者にされたキョーランスキーの復讐譚ですが、放映時に友人がこの回のラスト近くのルパンの「どーせ悪党だったんだろ、とんと覚えがねーな」発言にひどく憤慨していてちょっと面食らってしまった思い出があります。
その当時は友人が立腹する理由がいまいち理解できなかったんですが、よくよく考えるとルパンの発言としては酷薄な印象が強いもので、現在は拒否反応を起こす人がいても致し方ないかもなと思っています。
 
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Re:剣戟
コルト 2008/10/7 (Tue.) 14:49:45
 
宮崎さんも戦闘女性好きですが、これは深山さんが、か〜なり好きそうな不二子ちゃんですね(^^)この不二子ちゃんの服はMIYAGIさんのオリジナルでしょうか?何かの映画で観たような気も…。不二子ちゃん顔が見えませんが、果たしてどんな表情してるんでしょうね。表情ひとつで、不二子の性格やこのシチュエーションが、それぞれ変わってみえてきそうです。
 
>「ルパン葬送曲 」
 
個人的にこの話の不二子ちゃんは好きです。お洒落だし。しょっぱなからゴエフジだしフジルパだし(笑)戦闘能力抜群の不二子ちゃんも「もお不二子ちゃんてば、いつも『たすけてえ、るぱああん』ばっかり言ってるくせに、やれば出来るんじゃん♪(^^)」ってな感じ。あとこの作品は、ケレン味が感じられる動きが結構多いですね。青木さんの絵や動きと新冒険の絵柄って、どちらもデフォルメが大胆で、相性がいいようにも思います。原作「新冒険」の、手足や身体や指先が四方に大胆に屈伸するショットが次々出てきて、それがキビキビと弾けるように動いてるのも嬉しい。旧とは違った動きの面白さや、味のある仕草が観られる作品だと思います。近年アニメでモンキーさんの絵柄やアングルや、それを活かした動きを全く無視されてるだけに、少し複雑で哀しくもなりますが。
 
>ルパンと不二子ちゃんの剣戟シーン
 
私はこのキーワードで真っ先に思い出すのは、原作「現代下剋上」にあるルパンと不二子の剣(とおそらく傘に仕込んだ鋭利な先端)での真っ向勝負の闘いです。二人が斬り合う度に、少しずつ中年女の服が千切れて最後にルパンが彼女を叩き斬ると、中から美しい不二子の裸体が現れる。私、大和屋さん同様このシーンに惚れこんでまして。TVアニメじゃ一見残忍にも見えて難しいシーンだから、こーゆー演出こそOVAで出来るチャンスなのに・・・と思ったりもするんですけどねぇ。
(今の公式にはやらないで欲しいですが)
 
>放映時に友人がこの回のラスト近くのルパンの「どーせ悪党だったんだろ、とんと覚えがねーな」発言にひどく憤慨していてちょっと面食らってしまった思い出があります。
 
私も当時あれには「え?;」とちょっと戸惑いました。が、その時点ではまだ作品が終わってなかったのもあって「まあ、原作だと確かに殺し屋と根っからの悪党には容赦してないし、本当に善人を殺したなら、ルパンは覚えてるはずだろうし、キョーランスキーの父親の正体が犯罪者でルパンの命を狙ってたとしてら、そう言われても仕方ないかも…」と、何とか脳内で情報補正して先に話を進めてました。しかし最後までこの台詞を納得させるシーンは現れず、私も原作読んでる時と違って、妙にムズムズする後味の悪さが残ったのは確かです。
 
この違和感は、原作ルパンと、アニメ新ルのルパンとでは、元々の彼の生きる世界が、かなり違ってるから、というのもあるんじゃないかと思います。あの台詞の内容は、原作(特に初期)の世界で、本当に四六時中、悪党に命を狙われて生きてる原作のルパンなら整合性もあるんです(でも、彼はわざわざそんな虚しい事、口にしないと思いますが)。一方のアニメ新ルパンはシリーズ全体が「子供も観れるファミリー向け」の内容とキャラ性格にアレンジされてる部分が大きく、シリアスな話があってもダークな部分は極力排除され、そこまでシビアではないんですね。私は原作好きなので、たまにTVで原作ルパンのシビアな世界観や性格をチラッと見せて貰うとつい嬉しくなってしまうのですが、ただ他はそのシリーズのままで、一部分だけ急に原作世界を持ってこられても周りの演出脚本と噛み合わず、それがキャラを変質して見せてしまってる時もあります。「天使のゴレンジャー」のラストもそれに近いと思います。
 
あの台詞を入れたのは、アニメ新ルパンに「主人公が人を殺した」というダークな設定を入れると、視聴者がショックだろうと考えて、ルパンの行動を正当化させる為に、ルパンに「言い訳」させる必要性があったからだろうと思います。しかし「犯罪(特に殺人)の正当化、開き直り」は、やはり観てて気持ちのいい物ではないです。原作のルパンの場合は、あの台詞の内容と生きる世界観が一致していて、更に原作者が犯罪を正当化させる台詞をルパンに一切言わせないから、あの殺し殺されのシビアな原作設定世界にいることを許され、適合する人物像といえると思います。
 
それとキョーランスキーがルパンを殺そうとするシーンばかり続くので絵的に誤魔化されてしまいますが、彼は犯罪者ではなく本当は一般人なんですね。唯一、ルパンに対する復讐が他人をも巻き込んだ犯罪といえますが、これはキョーランスキーの「父親をルパンに殺された」とルパン自身の犯した事件が発端となっている「仇討」です。その父親も彼いわく一般職の宝石商。ところがこのルパンは一方的に相手に非があるような物言いで、殺した相手の事すらろくに覚えてないのに相手の親を悪人と決めつけ「悪党は逝ってよし」と話をシャットアウトしてる(そこで顔をそむける演出が、更にやましい事から逃げてるようにも見える)。「こういう条件が揃った中で、簡単にあいつは死んでもいい奴だと(しかも残された家族の前で)無神経に言いきれる物だろうか?」という釈然としない気分にもなります。
 
ルパンの台詞に説得力がないのは、絵的な演出の要因もあると思います。確かにあの回想シーンでは、キョーランスキーの父が拳銃を持ったまま殺されたので「ルパンの言う通り、父親は裏社会では悪党で、ルパンを殺そうとしてたとか、そういう非常事態だったのかな?」と何とかあの「握り締めた拳銃のみ」で、整合性を保ったというのはあるんですが『話中では父親がルパンに発砲等するシーンがある訳でもなく、ルパンが父親を撃って殺してるシーンがあるだけ』で、父親も「殺さなきゃいけない程の悪党かなあ?」というほど、見かけ平凡なおっさんで、あっさりと倒れてる。あの絵では何だかルパンがチンピラで、宝石目的に殺人やったようにしか見えないです;こういった一連の要因で、全体的にルパンの言う事に、素直には納得出来ないというか。
 
これがもし次元なら「そいつは悪い事をしたな。だがオレは命を狙う奴以外に、弾をお見舞いした事はないぜ」と、ちゃんと謝った上で、客観的に致し方ない状況を、キョーランスキーにも視聴者にも説明出来るようなセリフでスタッフも考えられたと思います。ルパン(特にTV新ル)の場合はキャラが軽いのが持ち味で、だから台詞も軽くしたのかもしれませんが、TPOによってはそれが悪い方に作用する場合もありますね。
 
この話は「犬笛」を説明する為に、牛の大群が警官たちを踏み倒す演出にしたり、ルパンが無関係な銭形を操って、自分の為に殺人をさせたりして(しかも戦車で直接人間に向かって発砲)、後半どうにも演出に後味が悪いシーンが続きます。こういった部分以外は好きなのでその分より残念です。
 
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Re:剣戟
MIYAGI 2008/10/8 (Wed.) 23:36:45
 
コルトさん、コメントどうもありがとうございます。
私はかなり戦闘女性って好きですね(^.^)だから攻殻機動隊の少佐とか凄くツボです♪ルパンに襲い掛かってるこの不二子ちゃん、やっぱり誰かに操られているシチュということでどうでしょう。きっと無表情で不気味な底冷えするような目をしているかも。
普段はどちらかといえばナヨッちく描かれがちな不二子ちゃんですが、お色気振りまいているときよりも勇猛果敢に格闘しているときの方がずっと格好良く見えるんじゃないかと思っています。
不二子ちゃんの服は特に参考にしたものはないのですが、「チャーリーズ・エンジェルス」のお姉さんたちのコスチュームに若干似ているような気が致します。
 
「闘うお姉さん」といえば、ここのところ「デビルマンレディー」のアニメが懐かしの怪獣特撮モノのノリでちょっと面白くて連チャンで視聴していました。ホラーな雰囲気で永井豪原作だけあってそれなりにエグいシーンもございますが、デビルマンファンにはクスリと笑ってしまうところも多々あるとです。
 
>「ルパン葬送曲 」のルパンの台詞
 
DVD改めて観返してみたらルパンの台詞「どーせ悪党だったんだろ」は「どっちみち悪党だったんだろ」でした。それにしてもあのルパンの気まずそうな顔はどう見ても記憶に残ってるっぽいですね。
赤い彗星シャアの名台詞で「認めたくないものだな、自分自身の若さゆえの過ちというものを」というのがありますが、まさに彼はそんな心境だったような気がしてなりません。
ルパンにとってキョーランスキーの父親を殺めた件はもしかしたら思い出したくない自分の未熟さゆえの失態の一つだったんじゃないでしょうか。後になってから無益な殺生をしでかしたと気付いたものの、素直にそれを認めることができなかったというか。
 
>私も原作読んでる時と違って、妙にムズムズする後味の悪さが残ったのは確かです。
>あの絵では何だかルパンがチンピラで、宝石目的に殺人やったようにしか見えないです;こういった一連の要因で、全体的にルパンの言う事に、素直には納得出来ないというか。
 
思うに私は放映時「キョーランスキーの父親は本当に性根の腐りきった大悪党でルパンの怒りを買ってしまったからその報復を受けたんだ」と無理矢理回想シーンの三流チンピラにしか見えないルパンを正当化しようとしていたふしがありました。あの宝石商はあくどい商売で何人もの人間を不幸に追いやったんじゃないかとか、勝手に想像を膨らませていました。
あの父親の生業は宝石商ではなく殺し屋という設定で、回想シーンのルパンは銃弾を何発か撃ち込まれていて絶体絶命状態で「自分が生き延びるための最終手段」としてやむなく手を下したのなら、まだルパンの台詞にも説得力があったかもしれません。
 
>一部分だけ急に原作世界を持ってこられても周りの演出脚本と噛み合わず、それがキャラを変質して見せてしまってる時もあります。「天使のゴレンジャー」のラストもそれに近いと思います。
 
「天使のゴレンジャー」のラスボスのエミリーはルパンに射殺させるのではなく、銭さんに動きを封じられてしょっぴかれていくラストにしたほうが後味良かったように思います。あと彼女の涙だらだらの臭い芝居の命乞いも組織のボスにしては情けなくすこぶるみっともないもので「おのれには悪党のプライドってもんがねーのか!」と放映時思わず心の中で叫んでおりました。
 
>「犬笛」を説明する為に、牛の大群が警官たちを踏み倒す演出にしたり、ルパンが無関係な銭形を操って、自分の為に殺人をさせたりして(しかも戦車で直接人間に向かって発砲)、後半どうにも演出に後味が悪いシーンが続きます。
 
銭さん意に沿わぬ殺人やらされてあまりにもお気の毒です。とんだとばっちりですね。
このお話、ルパンにケンカを売った時点でキョーランスキーの運の尽きだったと言えばそれまでなんですが、返り討ちに遭った彼がなんだかとっても不憫に思えてなりません。少なくともルパンを全く知らない方に一番初めに薦めるべき話ではないことだけは確かだと思っています。
 
それからラストシーンのバイオリンを弾き始めるルパンの表情と台詞があまりにも飄々とし過ぎていて、彼の特長である軽さがマイナスに働いているように思えました。「死者への手向け」なのだからもう少し神妙な雰囲気でも良かったのではないかと。ラストカットが寂寥感溢れるものだっただけにちょっと残念です。
 
ただこの話、犬笛で操られた仲間たちとルパンとの攻防のシーンがえらく絵的に愉快なのが救いですよね。下着とブローニングをルパンにちょろまかされてスカート押さえて恥らう不二子ちゃん、めちゃ可愛かったですし、冒頭は盛装したファミリーを拝めますし♪クラシックの選曲も結構好きです。ベートーベンの「英雄」は「ドロボウ交響曲を鳴らせ」にも使用されていましたね。
 
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Re:剣戟
コルト 2008/10/9 (Thurs.) 13:54:24
 
MIYAGIさんの回想シーンのアイデアなら私もOKです^^やっぱりルパンが好きですから、何とか彼の言葉を納得させてくれという思いがありますね。そういや山田さんが時々「ルパンはこんな事いわねえ」と言ってたそうだけど、これもそうかもしれませんね。「ルパンに人を殺させないで欲しい」とも言われてたそうだけど、山田さんもルパン好きだから、こういう納得できない絵や台詞が辛かったというのもあるかもしれない。銭さんは警官という立場もあるし、真実知ったらきっと苦しむだろーなー(T_T)スタッフはもちっと、役の気持ちを考えて演出して欲しいです。
 
私はあの話観終わった後は、どうもキョーランスキーの方に感情移入してしまうんですよ。「彼が世界的な指揮者になったのは、音楽しか才能がない一般人の自分がルパンを倒せるとしたら、これしか方法がないと踏んだんじゃないかな」とか「あの五右ェ門が感嘆する程の気迫のある指揮をしてるのは、この復讐にかける思いが強かったせいじゃないか」とか「そこで病に倒れる程の壮絶な努力をしたんじゃないか」とか。だってチェロを弾き終わった後の彼は、あんなに額に汗をかいてグッタリ疲れてるし、普段から顔色も悪いし(苦笑)やってる事は殆ど狂気に近いけど「あれも父親が殺されてから彼はすっかり変わってしまったんじゃないか、本当の彼はあんなんじゃないんじゃないか」とも思ってしまうんです。というのも、これも絵的な演出の為もあるけど、牛が暴れ出した時「おお」と焦って(本当は戸惑っただけの顔なんだろうけど)その先に必死に逃げる楽団員がいるから、彼を心配して見てるように見えてしまう。一方のルパンと次元は「助かったぜ」とあの場にいた人たちの事は頭にないようだし、銭形は踏み倒された警官たちを見ても「ルパンめ」と悔しがるのが先で、キョーランスキーだけ、仲間を気にかけるような絵があるんです。それで根はいい人に見えてしまう。「絵」って考えるより先に一目で情報が伝わるだけに、大事なんだなーーと思いますです。
 
あの話を後味悪く見せない様にするには、ちょっとベタですが(苦笑)そーだなあ。例えば
 
 
【1】キョーランスキーがチェロを弾き終わった時、襟元にロケットがチラ見(あるいは最初からそれをコスチュームの一つとして、気障なアクセサリーのように、常に衣装の上に施す)。後ろのテーブルの上には、他の小道具と共に、家族二人の写真らしき物が飾られてる(絵的には背景に溶け込んで、ぼんやりとしか見えない)
 
【2】キョーランスキーがルパンに復讐の理由を述べた時、ルパンが「それはひょっとして、こいつの事か?」と胸元を肌蹴て心臓の近くにある、古い傷痕を見せる。
 
(回想シーン=波止場でルパンを待ち伏せ、突然銃を乱射する男たち。ルパン、次々と銃を弾き飛ばし、恐れた彼らは車で逃走。油断した若いルパンの心臓近くを銃が撃ち抜く。朦朧とする意識の中、最後に残った相手の右肩を撃ち抜くルパン。男の手から銃が滑り落ちる。宝石を奪い逃げようと車に乗った男だが、肩の傷でハンドルを切れず、壁に激突、炎上。その男がキョーランスキーの父親だった)
 
そこで初めて父親の正体を知ったキョーランスキー。彼は宝石商ではなかった。貧しい父親は音楽家を目指す息子の学費を稼ぐ為、裏社会に入った宝石の密売人で、この日は組織でルパンの盗んだ宝石を横取りしようとしていたのだった。
 
「嘘だ、でたらめを言うな!」とクールな姿勢が突如乱れるキョーランスキー。
「もうその指揮棒はいらねえ。そいつで、また不二子を喜ばすような音楽をこれからも聞かせてやれよ」立ち去ろうとするルパン。
「黙れ!俺は…お前に復讐するのだけを生きがいにここまで来たんだ!逃げるな!」
 ルパン、立ち止まる。「…俺には、もう手を出すな」
 後ろ姿で諭すように、懇願するように、どこか薄暗い決意を込めた強い口調。
 
【3】キョーランスキー、それを無視して大きく指揮棒を振りおろす。機関銃を構える操られた楽団員たち。ギリギリまで動かないルパンの腕がそれを跳ね返すように振り下ろされる(ルパンの顔は見せない)。犬笛の不調和音発生。「うわあ」と頭を抱えて苦しみ出す楽団員の手からマシンガンが乱射されながら落ちる。その中央に立って逃げ出せなくなったキョーランスキー、岩に跳ね返ったマシンガンの乱射に撃たれて倒れる。
 
【4】楽団員たち、呆然と夢から醒めたように地にへたり込んでいる。ルパン、倒れたキョーランスキーの近くに歩み寄る。傍に壊れて落ちたロケットを開くと、バイオリンを持つ屈託のない笑顔の少年と、右肩を撃った男の写真があった(二人とも質素な服。楽器だけは割と上質の品)。ルパンはそれをそっとキョーランスキーの手に握らせるとバイオリンを拾う。次元達が食い止めたお陰で、ようやく駆け付けた銭形と警官たち。倒れてるキョーランスキーを見て「これは…?」と戸惑う。
 
【5】「とっつあん、彼を弔ってくれ。レクイエムでな」ルパンのバイオリンの音がさびしげに響き渡り始める。次元達は丘の上からじっとルパンを見つめている。
 
 
うーーん・・・ベタだ;しかもカッコつけてもルパンの手にあるのはお玉だしな^^;でも前半が楽しい話だから、後半あまり重すぎるとバランス悪いし、やはりお玉が重さを救ってくれるのか。傷痕は次元ネタだからこれもどうかとは思うけど、ルパンさんの体にも、見えない位薄くなった古い傷位は、幾つかあるんじゃないかと。
 
「天使のラスボス」は、仮面ライダーに出てきそうな怪人ですよね。MIYAGIさんのあげたお好きな部分は、私も超〜〜好きです♪ルパンが髪を乱したり、赤くなって照れたりする仕草等も可愛い。不二子ちゃんもその太ももと足首だけで充分色っぽいです(←脚フェチ)
 
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ルパンが生み出してしまった復讐の権化
MIYAGI 2008/10/11 (Sat.) 00:13:28
 
うわっまさか「ルパン葬送曲」のシナリオ修正案が出てくるとは……!!
このようなお話の運びならルパンに違和感感じなくて済みそうです。
襟元のロケットの演出、さりげなくてイイ! オシャレっぽい彼には合ってると思います。回想シーンのル パンはもう半分棺桶に脚を突っ込んでいるような状態で、辛そうだわ。
オリジナルではあっさりし過ぎた感のある二人のやりとりが緊張感溢れるものになっていますね。
ラストのルパンの台詞は切なげな山田さんの声で脳内再生したらちょっと涙腺崩壊しそうです……残念ながら到底クリカンさんにはこういう台詞は無理ぽでしょう。
 
>私はあの話観終わった後は、どうもキョーランスキーの方に感情移入してしまうんですよ。
 
おおむねルパンに敵対する輩はとにかく憎たらしい悪党というのが相場で、ラストでルパンに討たれても 「ざまあみろ」という感想しか出てこないものです。
しかし彼はコルトさん言われるところの裏の社会とは全く関わりの無い人間でしかもルパンによって復讐の権化にされてしまった被害者と言える立場でもある訳で、ルパンを追い詰めたつもりが逆に返り討ちに 遭ってしまったあのラストシーンががえらく物悲しくやるせなく目に映るのも至極当然のことのように思えてきました。
 
前述の友人の件もあって、以前から他のルパンファンの方はどんな感想をこの話に抱いているのか 非常に興味がありました。コルトさんに話振ってみて良かったわぁ(^.^)私の探し方が甘いのかもしれませんが、他のルパンサイトを覗いてもこの話についての深いレビューってあまりお目にかかったことが無いです。だからずっと新ルの話の中ではファン的には影の薄いエピソードの一つと受け取られているのかなと思っていました。
 
おまけの設定として「ルパンにしてはウェット過ぎ」と思われるかもしれませんが、唯一の肉親を亡くしたキョーランスキーのことを後から知ったルパンが彼が一人前になるまで匿名で学資援助、いわゆる「あしながおじさん」をしていたなんてどうでしょう。キョーランスキーとはそれまで一切の面識もないように振舞っていたルパン、実は陰ながら彼のことを気にかけて見守っていたとか。そうなるとまるでルパンがごんぎつねみたいですが。
 
ところで大阪へ出張とのコトですが、オフ会ものごっつぅ楽しそう〜♪
 
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ごんぎつねに反応したので(笑)
コルト 2008/10/16 (Thurs.) 09:26:59
 
しぶどくレスを続けてみたりして^^;
私は原作「あるヤングマンの場合」を読むと、いつも「泣いた赤鬼」を思い出します。友達の為に、わざと悪役を演じて去っていった青鬼に、後からそれに気づいて泣く赤鬼。子供の頃の私も、泣いてしまったりして^^原作ルパンを読んで「ルパンは鬼畜だ、Sだよね〜♪」(悪乗りの冗談抜きで、本心で)と頭から信じて軽々しくいう人に、私が猛反発の気持ちを覚えるのは、幼少時にこの話に触れていた為だと思います。モンキーさんもよく民話などを聞かされて、悲しい話だと涙ぐんでたというけど、そういう方だから「ルパン」みたいに表面はどんなに乾いていても、根底に人への慈愛が在る、精神的にバランスのいい話が描けるんだろう、と思います。
 
>ベタな演出
私も思いつきました(笑)キョーランスキーの台詞につけ足し。「嘘だ、でたらめを言うな!親父が犯罪者の訳はない!」…「黙れ!親父は、母親のいない中で、男手ひとつで俺を育ててくれたんだ。(少年キョーランスキーと父親の幸せだった頃の回想シーン)俺の尊敬するただ一人の男だった。その親父を貴様は…。俺は…お前に復讐するのだけを生きがいにここまでのぼりつめたんだ!逃げるな!」子供向きアニメなら、ここまで絵で判り易くしてもOKかなあと思います。
 
「あしながおじさん」は私、読んだ事がないので判らないんですけど、こうしてみると案外「ルパン」って純文学や児童文学のテイスト含んでるのかもしれないですね。アルセーヌ・ルパンも怪人20面相もそうだし(モンキーさんも文学少年だったので、脚本演出に、その影響は出てるかと)

[187] シスコのアウトロー
[187] シスコのアウトロー

発砲酒 2008/10/12 (Sun.) 23:36:15
 
PARTV第一話のスターモウです。ル中さんの投稿絵を保存し忘れていましたので改めて描いてみました。たしかこんな感じのポーズだったと思います。ル中さん投稿絵にコメントいただいた方々、この場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。
 
コルトさん
無事お帰りになられましたでしょうか?昨日はとても楽しかったです。時間があっという間に過ぎ去ってしまい、遅くまでお付き合いいただき翌日のお仕事に支障がなかったか気になったりしますが、ようやくコルトさんにもお会いできて嬉しかったですし実に楽しい時間でした。また機会がありましたらよろしくお願いいたします。キューティーハニーも最高でした!
 
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Re:シスコのアウトロー
石川大介 2008/10/13 (Mon.) 11:17:43
 
コルトさん、先レス失礼しますね。
 
ル中さんのお絵描き板が停滞してしまって今後どうなるかはわかりませんが、そのリベンジとして描かれたスターモウ、発砲酒さんは描こうと思えば、本当に仕上がりも美しくスラスラッと描けちゃうんですね!。私の方は某絵もモタモタしていますが…(苦笑)。私もパート3の第1話は観ているんですが、スターモウは全く記憶にないのです(汗)。記憶にあるのは、五ヱ門が斬鉄剣を使ってケーブルカーの線路を作っていたと思うのですが…。原作(新)のサンフランシスコ編を題材にしていたようなので、キャラデザインもそれに準じているようですが、アニメの方はもっさりヘアがかなりボリュームアップして、アフロっぽくなっているんですね。このようなヘアスタイル、雰囲気は、何となく「宇宙の騎士 テッカマン」のアンドロー梅田を思い出します。「アンドロー梅田」と言えば、声をされていたのが山田康雄さんですが、先日のオフでコルトさんが持参された山田さんのデモテープを聴かせて頂きましたが、本当に久しぶりに本物のルパンに再会できたような気がして、しばらく忘れていた山田さんの事を色々と思い出しました。
 
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Re:シスコのアウトロー
発砲酒 2008/10/14 (Tue.) 00:25:39
 
石川さんコメントありがとうございます。
スラスラッて事もないのですが、一度描いてる絵ですから、いつもよりはスンナリと描けましたね。ル中さんで描いた絵とは、雰囲気というかネットでお絵かきする時の切迫感のようなモノが消えてるかもしれませんが、コルトさんにも保存していない(つくづくアバウトな性格)のを残念そうにしていただけたので「これは書き直そう」と思っていました。
 
PARTVのスターモウは好きなキャラなのですが、初登場場面ではトラップの爆弾などでルパンを結構追い込んでいたように思います。(それもルパンはお見通しなのかな?)若本紀夫さんの声もスターモウのチンピラっぽさに良くあっていたように思いますね。最後は次元にマグナムでみっともない髪型にされましたが、そこが自称アウトローきどりと、長年その世界で生きてきた者との実力の差なんでしょう。ルパコレ改訂絵でそのみっともない髪型のスターモウを描いたのですが、やっぱり好きなキャラでありますので、カッコいい彼も描いてみたいと思っていました。
 
アニメでアフロヘアというと、アンドロー梅田、そでに僕は「伝説巨神イデオン」のユウキ・コスモも印象的ですね。あの髪型で主役っていうのがお洒落で好きでした。
 
山田さんのデモテープ、軽やかな話術を拝読し、山田さん独特の飄々とした優しさも感じられてニヤニヤしながら聴き入ってしまいました。納谷さんの声も銭形とは違うハンサム声、心地良い口調が昔観ていた洋画の吹き替えやナレーションを思い出して印象的でした。
 
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オフ会お疲れさまです(^^)
コルト 2008/10/15 (Wed.) 00:38:24
 
発砲酒さん、石川さん、先日は大阪でお付き合い頂いてありがとうございました!お会い出来てとても嬉しく、楽しかったです。発砲酒さんに描いて頂いたカッコイイ次&ルもホテルに帰って堪能しましたよ。スケブでは他の方が描かれた絵も観せて頂けてウットリでした。あの後、また語りあかされたそうですね。私も仕事でバタバタしてなければ、もっと落ち着いてゆっくり出来たのですが。翌日、疲れは全然感じませんでしたよ〜。むしろリフレッシュできて、明日へのエネルギーを頂けましたです。
 
>ル中さんの投稿絵を保存し忘れていましたので改めて描いてみました。
 
最初描かれた時の絵も拝見しましたが、こちらには付加されたストーリーを感じます。ビルの屋上か、飛行物体の上にいる様な空に近い風を感じますね。PARTVのスターモウは私は原作を先に読んでいて、ドッシリしたボス、インディオ系のイメージが強かったので、テレビで初めて観た時には違和感があったのですが、後にこれは原作とは別キャラの、テレビ版オリジナルキャラとして観るようになりました。名前も「スターモー」と「スターモウ」で違いますしね。
 
原作ではルパンはスターモーに片目を潰されてしまうのですが、モンキーさんってもしやサイボーグ的な「身体改造」趣味があるんじゃないかと思ってます。Xレイ義眼はファンサイトでは人気ある設定みたいだけど、個人的にはXレイのような便利な機能が身体についてしまうと、かえってルパンがスーパーマンになり過ぎて面白くなくなるので、テレビではそういう脚本でなくて良かったと思います。身体に便利な機械が内蔵されちゃうと、それがルパン自身の能力になってしまいます。009のように一般人が特殊能力を身につけるのと違って、ルパンは生まれ持った存在自体が特殊能力といえる天才なんで、私はあくまでその生まれ持った己の頭脳と鍛えぬいた身体で勝負を挑むルパンが好きなんです。機械に頼っちゃうと、かえってルパン自身の凄さが霞んでしまうようで。車や銃はいつでも手放せる小道具で済むからいいんですけど。また一部といえど、ルパンの生まれ持った身体が傷つき失われるのは悲しかったのです(あ、義物や整形に対する偏見はないです。必要なら無問題派なので♪)
 
>キューティーハニー
わはは。笑いを取りにいきました。女の色気というのは、私にとっては歌舞伎役者が女形を演じてる気分と同じ感覚なんですね〜。
 
>デモテープ
最近は、オフの度に山田さん好きの皆に聞かせる事にしてます。ルパンの原点を広める伝道師?(^^)
 
>アンドロー梅田
山田さんそっくりと話題になっていたアニメですよね。
 
>石川さん
プチオフ主催&大阪観光ナビして頂けて、本当にありがとうございました。石川さん、発砲酒さんと一緒に撮った写真も拝見しました。2004年、ル中さんで初めてお二人の絵にコメントした時には、まさかこういう日が来ようとは思いもしませんでしたよ(笑)わざわざカラーコピーして頂いたルパン8世と山田さんの記事もとても面白く読ませて頂きました。私の趣味を知ってるな〜、ニクイよコノ、という感じです(^^)大阪ラブホ看板のルパンも、もし機会があれば見てみたいです(笑)
 
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Re:シスコのアウトロー
発砲酒 2008/10/16 (Thurs.) 00:34:10
 
コルトさんコメントありがとうございます。
 
>描いて頂いたカッコイイ次&ル
いや、お恥ずかしいです。ルパンを描いたのが久しぶりでもあったのですが、なかなか構図が決まらず焦ってしまいました(苦笑)。それよりもコルトさんに描いていただいたルパン!メチャクチャかっこいいですよ!僕もあんなルパンがスラッと描けるようになりたいものです。
 
>。ビルの屋上か、飛行物体の上にいる様な空に近い風
 
描いている時は漠然とではありますがビルの上でポーズを決めているスターモウをイメージしていました。ですので、コルトさんの感じていただいたとうりで正解ですね。背景が苦手なので何となくそれぽっく描いただけなのですが、もっと情景をイメージできる背景を描けるようになりたいものです。
僕はPARTVのスターモウを先に見たのですがテレビオリジナルだと思っていたので、原作でのストーリーも含め、PARTVで原作を元ネタに取り上げている事に新鮮な驚きがありました。
ルパンのXレイ義眼は、まあそういう話が中にはあっても面白いかな?って印象ですが、基本的には身体が傷ついて負傷部はそのままで、外部品で賄うっていうのに、いささか抵抗があります。コルトさんのおっしゃるようにサイボーグっぽく感じられて、頭脳と身体で勝負するほうが好きですね。
 
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サイボーグ
コルト 2008/10/16 (Thurs.) 09:45:35
 
「デス手術」とか、原作にはそういった超人化に憧れるルパンが意外と出てきますよね。あれ以上超人になってどーするの、って気もしなくはないんですが、設定自体は使えそうなので、いっそ敵役にそういうのが出てきたら面白いかもしれないですね。人体改造マニアで、どんどん自分の身体を機械でパワーアップしていく機械化人間(999か)ルパンにもしきりに手術を勧めるがルパンは反発とか…これじゃ「マモー」と同じかもしれませんが(笑)そういやガーブも一種のサイボーグみたいなもんですよね。
 
私の描いた原作初期ルパンは…発砲酒さんやらKITAさんやらがいつも凄いの描いてるので、ご本人の前では描きにくかったです〜(笑)
 

[188] 蘭陵王
[188] 蘭陵王

MIYAGI 2008/10/18 (Sat.) 16:42:48
 
こんにちは、MIYAGIです。今回は舞楽の蘭陵王の衣装をまとったルパンを描いてみました。
中国南北朝時代の北斉の将軍、蘭陵王長恭は戦の時に味方の士気を上げるため、恐ろしい面をつけ指揮し 、敵を討ったとか。なんとなく敵地に赴くときのルパンの心情を髣髴とさせます。竜の仮面はバリの神様のお面にも酷似していますね。なんでもこのお面は獅子舞の獅子の面のルーツとも言われているそうです。
昨年初めて近場のイベントで博物館の水上舞台で催されたこの舞楽を見たとき「絶対にこの衣装はルパンに似合うな 、そのうち描きたいな」と思い続けて早や一年が経ってしまいました。やっと描けました(^.^)
 
>「泣いた赤鬼」
これもごんぎつね同様、小学校の国語の教材に使われていたと思います。村人とやっと仲良くなることができた赤鬼、その代償として大事な親友を無くしてしまったわけですが、いつの日かふらりと青鬼が赤鬼のところへ現われ る日がくればいいなぁなどと子供の頃考えていました。
 
ごんぎつね、久々にぐぐってみたら章ごとに小学生が考えたごんの心情を載せているサイトがあったので 思わず読みふけってしまいました。その中に最終章、3年生の女の子の文章の
「天国にいって川があったら おれがうなぎをつっておっかぁに食べさせてやるから安心しな」
にウルッとなってしまいました。
 
>案外「ルパン」って純文学や児童文学のテイスト含んでるのかもしれないですね。
 
そういえば「三銃士」とかもありますよね。
年少者でもアニメルパンだけでなく原作ルパン好きの方だっていらっしゃるようですし。
児童文学は大人になって読んでみても面白いものが多いんではないかと思っています。ひと時だけでも子 供時代のピュアな心が取り戻せるような気もします。
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凄い!
コルト 2008/10/19 (Sun.) 11:51:04
 
観た瞬間、感嘆してしまいました。この中国の面、素晴らしい!!よくこういう細かい&リアルな絵を描けますね。デコボコした質感や冷たい光沢まで伝わってきます。水墨調にぼやかしつつ鮮やかな朱色や、バックの描き込みにも、中国風の絵の味わいをヒシヒシ感じます。1年も前から暖めて下さってた絵をこちらに投稿して頂けたなんて…ありがとうございます(^^)/
 
それにしても、本当にこの衣装、ルパンに似合いますよね。若僧的な顔もいいわあ〜。『銭形が中国の奥深い村で謎の死を遂げた同僚の謎を解こうと現地を訪れたところ、現地の村祭りでめまぐるしく舞台で踊る若者に魅せられる。銭形が立ち去った後、その若者の面の下からは敏捷そうな少年の面影を残したルパン顔が現れる…』って、何となくそんな展開を妄想してしまいました。MIYAGIさん同様、私もギラギラした危険な青臭さを残してる、原作初期あたりの若いルパンが好きなんです。何をしでかすか判らない、大人には理解不能の大胆で無茶な行動を起こす、ヤンチャなルパン。その上で危なっかしくて、お茶目で明るいくせに妙に繊細で、さみしがり屋で、表に出せないやさしさがあって、知恵が回る癖にドジッ子で可愛いとこがあったらいいな〜〜…なんていつの間にか萌え語りになってしまった(笑)
 
>ごんぎつね
「泣いた赤鬼」は教科書には載ってなかったんですが、こっちは載ってて、朗読の時間になるといつも教室のあちこちから、すすり泣く声が聞こえてました。3年生の女の子の文章、いいですね。ずっとごんはウナギの事が気になってたんだなあ…と。テレスペスタッフやNプロデューサーは、もしかするとこういった深みのある本を、殆ど読んでいない人たちなのかもしれない。
 
>年少者でもアニメルパンだけでなく原作ルパン好きの方だっていらっしゃるようですし。
 
大体、小学4〜6年生位には一度は図書館で児童書「アルセーヌ・ルパン」シリーズにハマる時期がありそうな気がします。私もまだルパン三世を知らなかった頃ですが、小学4〜5年生中心に学校で「アルセーヌ・ルパン」大ブームが起きてまして「ホームズ」と人気を二分してたんです。そこにタイミングよく旧ルパンの再放送が重なったもんだから「アルセーヌ・ルパンのパロディで、テレビで面白いのやってる」と瞬く間に話題になり、その人気が更に図書にも影響して、アルセーヌシリーズは、いつも貸切状態でしたね。これはどうやら全国的な現象だったらしく、当時の新聞報道でもこの事は報道されてました。当時のアンケートで、小学4〜6年生のいづれかだったと思うんですが、「好きな図書」のアンケートで、アルセーヌ・ルパンシリーズが断トツ人気No.1だったんです。その新聞ではそれを「アニメ・ルパン三世人気の影響もありそうだ」と分析されてました。私も当時「ルパン三世」は「アルセーヌ・ルパンのパロディ」といった視点から見ていて面白がってましたね。モンキーさんの原作の方もその流れから自然に入ったので「大人向け」とか「子供向け」とかいう区分なしに「面白ければいい」って感じでした。子供って児童書だけじゃなく、大人が読む書籍でも背伸びして読んだりして、その中で気に入る本も案外見つかったりして(全部は判らなくても、良い物は雰囲気で良さを感じ取れます)原作漫画もそれと同じような感覚だったな。
 
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お面には参りました
MIYAGI 2008/10/19 (Sun.) 22:44:16
コルトさん、コメントどうもありがとうございます。楽しんでいただけて嬉しいな(^.^)
「いつか描いたるぞぉ♪」と思いつつ、細かい装飾が施された竜の面がネックになってなかなか着手できなかったとです。「時間かかりそうやなぁ」と。もともと無精者なので(笑)
怖い顔の面ながら、資料写真を凝視して描いているうちにそこはかとなく愛嬌も感じられるようになってきたのが面白かったです。これ玄関あたりに飾っておいたら魔除けになりそうですよね。新ルのエピソードにあったツタンカーメンのゴールドマスクもそのうち挑戦してみたいです。もっともこちらはずっと凝視していたらルパンのように魂もっていかれそうな気も無きにしもあらずですが。生きているうちに本物を観てみたい美術品の一つです。
 
>『銭形が中国の奥深い村で謎の死を遂げた同僚の謎を解こうと現地を訪れたところ、現地の村祭りでめまぐるしく舞台で踊る若者に魅せられる。銭形が立ち去った後、その若者の面の下からは敏捷そうな少年の面影を残したルパン顔が現れる…』
 
おおっなんとなく伝奇小説のテイストを含んだお話になりそうなプロローグですね。
アニメにするなら舞踊のシーンは動画の枚数ふんだんに使ってできるだけしっかり描いてもらいたいですな(^.^)舞踊というと新ルでは「バラとピストル」のフラメンコ、「国境は別れの顔」のバレエ、「エマニエルは天使のささやき」のバリ舞踊とかが思い浮かびますが、総じて「衣装と動きがどうにもしょぼい」のが哀しかったです。衣装は動かすのが大変だからあまり複雑なデザインにはできないというのは判りますが。
 
中国の奥深い村というと深山幽谷の切り立った断崖絶壁なんかもあって五右ェ門さんが修行でもしてそう。たまたま休暇中で別行動していたルパンファミリーがなんらかの理由でその村に終結しちゃうストーリーになったりして。
 
>何をしでかすか判らない、大人には理解不能の大胆で無茶な行動を起こす、ヤンチャなルパン。
 
私、本来のルパン三世は若造のクセにやたらめったら腕が立つヤツっていうイメージなんですよね。
トシくってて腕が立つってよりよっぽど凄みが感じられるんじゃなかろうかと。
だから仲間たちもせいぜい二十代半ばくらい。そういえば旧原作では不二子ちゃん、催眠をかけられて自分の年齢を18って言っていたりしましたっけね。
だからぶっちゃけて申しますと「ちょっと中年入っちゃった風情のルパン」は自分的には全部「ルパン外伝」扱いなんです(笑)名作と名高い「カリ城」もルパンがおじさま呼ばわりされてる点で「外伝」だと思っています。
ストーリーに何年も前の過去話なんかが関わったりなんかするとどうしても彼らを中年扱いせざるを得ないのは致し方ないことだとは思ってはいますが。
 
>テレスペスタッフやNプロデューサーは、もしかするとこういった深みのある本を、殆ど読んでいない人たちなのかもしれない。
 
なんとも寂しい限りですね、創作を生業にしている方々がもしそうだったら。テレスペ、あと何年続くか判りませんが視聴率が10パーセント割っちゃったりしたらやっぱりお終いでしょうかね?
 
>子供って児童書だけじゃなく、大人が読む書籍でも背伸びして読んだりして、その中で気に入る本も案外見つかったりして(全部は判らなくても、良い物は雰囲気で良さを感じ取れます)
 
非常に申し上げにくいのですが私、ルパンシリーズとホームズシリーズいまだに制覇してないです(笑)抜けてるのがあります。ルパンは「奇巌城」ホームズは「踊る人形暗号」がファーストコンタクトでありました。
夏目漱石の「草枕」「倫敦塔」「夢十夜」が収録された本を小学4、5年の頃に読んでやっぱり全部は理解できてはいなかったものの、なんとなく気に入ってたらしく何度も読み返しました。
 
 
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中国が舞台
コルト 2008/10/22 (Wed.) 20:58:23
 
>伝奇小説のテイストを含んだお話になりそうなプロローグですね。
 
私は「中国の奥深い村」というと、今もそうなんですが「人に知られたくない情報を隠ぺいされた処」というイメージがあるんです。それでパッと思いついたのは手塚治虫の漫画「きりひと讃歌」「奇子」。ちょっと日本的かもしれないけど、村社会の因習とかがあって、銭形VS村人みたいな物語を想像しました。完全に銭形主役、銭形目線で話が進み、レギュラーの登場人物はほぼ銭形とルパンのみ。
 
『銭形の同期にあたる同僚が、中国奥深くにある些細な事件調査に出張を求められる。居酒屋で銭形と職場の愚痴を漏らしつつ「参ったな。なあに、軽い手伝いだ。すぐ戻ってくるよ」と言ったまま、行方が知れなくなる。やがて「彼は現地で流行病にかかり、死んだ」という通達。火葬され戻ってきた遺骨。ところが数日後、銭形の元に差出人不明の書簡が中国から来る。「私は生きている。助けてくれ」銭形は上司に報告するが、幹部は「差出人が判らなければ動きようがない」という。やがて二通目の手紙。そこには一枚の写真があり、隅に小さく同僚の姿が写っていた。裏には一言「たすけてくれ」写真の日付は同僚の死後。銭形は同僚に貸した研究機材が現地に置き忘れられたままだから、それを取りに行くという口実を作り、単独調査に乗り出し、現地に飛ぶ。
 
現地では来訪者に対し閉鎖的だったが、通訳の男を通して銭形は村を回り、息抜きに村一番の舞台である「舞楽」に連れて行かれる。そこで目にしたのが、俊敏な舞いをする仮面の蘭陵王だった。銭形が帰ったあと、仮面を取り、ほくそ笑むルパン。街中で銭形はチャイナドレスの娼婦(不二子)や、飲んだくれの老人などと接触。同僚の情報を尋ねてるうち彼は村独特の様々な因習やしきたりに触れる。
 
舞楽を観た後から銭形は何者かに命を狙われてる事に気づく。情報から同僚の死体があるという山小屋に行くが、そこで頭を殴られ殺されかかる。途中で浮浪者の姿となって彷徨う同僚の姿を見かけるが、はたして本人なのか判然としないほど変わり果てている。銭形は彼を呼ぶが、返事をせず去ってしまう。手負いの銭形が逃げ歩く橋げたを、何者かに切られる。橋げたから落とされた後、チャイナドレスの娼婦に命を救われるが、銭形はそこで彼女の正体が蘭陵王を演じた少年の面影を残すルパンだと見破る。「あの飲んだくれの老人もお前の変装だったんだな。わざと俺をはめる為、あちこちで偽の情報を流してたんだ。命を狙ってるのはお前か?俺の同僚についても何か知ってるのか?」しかし、その銭形を襲撃する者たちから、ルパンは彼をかばい、逃がす。銭形は判らなくなる。ルパンは敵か、味方か?同僚は生きてるのか、死んでるのか。俺を殺そうとしてるのは誰なんだ。まさか同僚なのか?それとも同僚はやはり亡くなっており、あの変わり果てた同僚の姿や写真も、もしやルパンの変装ではなかったのだろうか・・・・?』
 
この話では、ルパン達仲間と銭形は初対面のような感じで、ルパンが原作初期における不二子的な役割を果たしています(どちらかというと無口で、何を企んでるのか判らない)オチとしては手紙を出したのはルパン。同僚は話の途中まで生きていた。銭形を殺そうとしてたのは、同僚に関わった人物たち(村の秘密を知った同僚の証拠隠滅の為、彼を村から出さず、存在を消そうとした)。その秘密によってルパンは村から出られない身体にされたため、彼をよく知る銭形を呼んだ。ルパンも銭形と関わったため、その人物たちから殺されかかったり、銭形にしょっぴいて行かれそうになるのですが、それをことごとく邪魔する人物がいる。銭形はそれがもしや同僚かとも怪しむのですが、その正体は村に潜伏中の次元だったという事で、最後だけ次元の姿が現れます。ゴエは本編には出てきません。その代り、次回予告編で出てきます(笑)(←長ぇ〜〜・・・;すいません、妄想止まらなくなっちゃったもので)
 
MIYAGIさんワールドを読んで「同じイラストを観ても、人によって色んな話のイメージがあるんだな」とその違いが興味深かったです。MIYAGIさんの場合は、冒険的?これって「笑点」で、同じお題目出されても、出てくる小話が皆違うというのに通じそうな(^.^)
 
>ルパンシリーズとホームズシリーズいまだに制覇してないです(笑)
 
私もそうですよ(笑)世間ではブームだったけど、私は「どちらかといえば好き」というレベルで、いつ行っても貸し出し中だったしなあ。それに私は推理物は読んでる間は面白いんですが、すぐ内容を忘れてしまいます。だから何度も同じ本を読む羽目になる^^;
 
>舞踊というと新ルでは総じて「衣装と動きがどうにもしょぼい」のが哀しかったです。
 
そうなんですよねえ;これはゴエの剣術シーンでもそうでしたが、絵的に見どころあるシーンに手を抜かれるのは勿体ないです。
 
>私、本来のルパン三世は若造のクセにやたらめったら腕が立つヤツっていうイメージなんですよね。
>名作と名高い「カリ城」もルパンがおじさま呼ばわりされてる点で「外伝」だと思っています。
 
おお、私と同じ感覚の方がいた〜〜(笑)
「カリ城」は宮崎さんが「ルパンをこれ以上続けさせたくない」という目的があってああいう演出にしたのが判るから、私はルパンのおじさん化は好みではないけど、演出に理解はできるんです。それとカリ城後に宮崎さんは「もし、もう一度作るなら、若造のルパン達」といわれてたので、あれは宮崎さんのルパンの固定イメージという訳ではないんですよね。私はルパンは例え老年となっても、皮ジャンでバイク、バリバリ乗り回し、ベットに可愛子ちゃんはべらせる、生涯現役不良なイメージです(笑)
 
私はルパンは「若い」けれど「子供」ではない、「青くささ」はあるが「幼稚」ではない、と思ってます。そして精神年齢「大人」ではあるけれど「老成」はしていない。非常に微妙なニュアンスですが(苦笑)それが「青年」という事になるのかなあと。
 
OVAで観てみたい〜!!
MIYAGI 2008/10/25 (Sat.) 00:17:31 /221.171.226.61 /eac1amv061.tky.mesh.ad.jp
更新されたオフ会レポート、とっても楽しく読ませていただきました(^.^)
なんだかこちらにまで楽しさが伝わってきました。皆様のビジュアルを想像力をめいっぱい逞しくして読みました♪
 
コルトさんのお話、OVAで観てみたい〜!なっなんだかとてつもなく渋くて格好良い銭さんが拝めそうな気が致します!!
某のイラスト一枚からここまでお話創って頂けて、すっごく光栄です!何故にこんなにスラスラとお話が創れるのですか?コルトさんいっそこれ小説にしてアップすればいいのに〜!!
 
このお話を読ませて頂いてから某の頭の中では、深いスリットが入った豪華なチャイナドレスをまとった不二子ちゃんが妖艶な笑みをたたえております。
 
極めて閉鎖的な舞台設定といえば、自分は横溝正史シリーズなども思い浮かびます。
 
「鴬の身をさかさまに初音かな」
「むざんやな冑の下のきりぎりす」
「一つ家に遊女も寝たり萩と月」
 
映画「獄門島」で松尾芭蕉の俳句になぞられた殺害シーンの映像はゾクゾクするほど美しかったと記憶しております。
 
>おお、私と同じ感覚の方がいた〜〜(笑)
 
「ルパン三世は万年青年やねん!!オッサンちゃうわ!!」と大声で叫びたいです(笑)
昨年のテレスペでルパントリオのすっとぼけた「おっちゃんそのいち〜」発言に激しく脱力し憤った香具師です(笑)あれ自虐ギャグと違いますか?
 
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妄想力です(爆)
コルト 2008/10/27 (Mon.) 01:26:27
 
>何故にこんなにスラスラとお話が創れるのですか?
 
勿体ない位のお褒めを頂き、ありがとうございます。いえ、自分では何も作ってないんですよ。頭の中で勝手にキャラが動き出すのです(^^;パッパッと、いろんなシーンが浮かんで、それがひとりでに繋がっていくという感じ。宮崎駿さんも元々脚本専門という訳ではないのだけど、色んなイメージボードを壁にペタペタ貼っていって、それを繋ぎ合せて脚本にしていってる人で、私的に「判るな〜」と思います。モンキーさんも同じタイプらしいですね。最初描きたい絵がパッとあって、それに合わせて周りのストーリーを埋めていく、余った部分は切る、というやり方だそうです。私、個人的に手塚治虫漫画に出てくる朴訥なタイプの男が、銭形のイメージと被ります。ルパンはロック。
 
私、銭形って一番自分達に近い場所にいるキャラなだけに、最もリアルな共感を得やすい人物だと思うんですよ。特に会社勤めの社会人にとっては。それがアニメだと殆ど「待て〜〜」だけで、なんて勿体ない、と思います。
 
たまたまこの話では舞台は「中国」でしたが(貧しい村の大地震や奇形、人権蹂躙、毒薬等などのマスコミ隠ぺいを見てると、今の時代テーマにしやすい場所です。国際的にかなりヤバいので国の名前は変えないと制作は無理でしょうねえ;)「イージー・ライダー」はじめ、似たような隠ぺい工作やその世界だけに通じる常識や正義の振りかざしというのは、どこの国でもありますね。横溝正史シリーズもそうですし。この話では、銭形も「警察内部」という組織の中で「同僚の死に関する無視(隠ぺい)」を経験するんです。銭形の「研究機材」というのも、暗に「他に秘密を知られたくない隠ぺいすべき物」の象徴として出てきます。銭形が研究熱心で、その研究の謎を暴こうとする側である事で、秘密を暴く象徴(権力側の反権力。庶民の希望)という事も表現したいなと。ひいてはこれが「ルパンの素顔を暴きたい」という性格にも繋がってる…という風に妄想しました(笑)考えてみると「村に潜入する銭形」は旧ルの「ニセルパンをつかまえろ!」、ルパンの身体の異常は「ワルサーP38」と被る気もしますが、こっちは偶然です^^
小説は今はまだスケジュール的に無理ですね。本編も本当に、妄想で浮かんだだけなので、細かい部分全然決めてないし(苦笑)小説に掛かりきりになれれば、落ち着いて取り組みたい話も一杯あるんですけど。
 
>「おっちゃんそのいち〜」発言に激しく脱力し憤った香具師です(笑)あれ自虐ギャグと違いますか?
 
スタッフの自虐ギャグをルパン達にやらせただけのような。個人的に「ルパン達のおじさん化が嫌い(銭だけは逆におじ様の渋い魅力でいて欲しいんですが)」という好みを外して見ても、私はゴエのこの台詞が辛くて仕方なかったです。二次創作パロディならいいんですが、本編としてはゴエはこういう男じゃないと思うんですが。スタッフにとってはその場の「ノリ」くらいの軽いおふざけのつもりだろうけれど本編でキャラにそういう事をさせれば、イコールそういうキャラ構築になってしまう弊害が残ると思うんですけど。
 

[189] 「カリ城」ルパン&クラリス オリジナルフィギュア
[189] 「カリ城」ルパン&クラリス オリジナルフィギュア

石川大介 2008/10/26 (Sun.) 11:59:10
 
コルトさん今日は!。さて今回アップさせて頂いた写真は、私が二十歳前頃(だったと思う)に作った、オリジナルの「カリ城」ルパン、クラリスのフィギュアです。今年の7月にようやくデジカメなるものを購入し、今回こうして紹介させて頂く運びとなりました。普通の人よりも半歩どころか、十歩遅れた生活形態を営んでおります(苦笑)。
 
さて、「オリジナル」といっても、全く何も無い状態から作ったのではなく(専門用語で『フルスクラッチ』と言います)、当時バンダイから市販されていたアムロ(→ルパン)、フラウ・ボウ(→クラリス)のフィギュアを改造して作り上げました。ルパンの場合、本来なら顔の輪郭、体型から、ブライト・ノアのフィギュアからの方が改造しやすかったと思うのですが、ブライトはあまり好きではありませんでしたので(苦笑)フィギュアは持っておらず、アムロとフラウ・ボウのフィギュアにしても、元々は普通に組み立てて塗装しようと思って購入したのですが、何故か突発的に「ルパンとクラリスに改造しよう!」と思い立ったんですね。やはり当時は、「カリオストロの城」への思い入れが相当強かったようです。
 
左下の写真は大きさを把握して頂けるように、タバコケースと並べてみました。改造手順としては、素体をハンダゴテで溶かしたり、やすりで削ったり、そしてパテで盛り上げていって、ヘラで形を整えたり、削ったり、そしてサンドペーパーで磨いたり、そして最後は塗装…と、そういった面倒で緻密な工程を経て、何とか完成まで漕ぎ着けることができました。完成度、出来に関して言えば、決して「上出来」、「秀作」とは呼べない代物で(苦笑)、まだ正面写真ですから何とか見れますが、横から見ると顔なんか、ド平面に鼻の部分だけちょこっと盛り上がっているといった具合で、とてもじゃないですが見られたもんじゃありません(苦笑)。身体のバランスも悪く、クラリスのスカートにしても異様に長くて(胴が短すぎ!)質感もなく、のっぺりとしていて…と、まぁ、難を挙げていくとキリがないのですが、出来はどうであれ、「自分の手でルパンを作った」という事で、今でも愛着があるフィギュアです。
 
閑話休題
 
大阪でのオフ会レポート、大変楽しく拝読させて頂きました。「私、そんなこと言ったっけ?」みたいなところもありましたが、何分あれから日にちが経っておりますので、私自身の記憶もあまりアテにはなりません。ただ、一つだけはっきりと訂正させて頂きたいのは、ルパンの看板はラブホテルではなく、ラブホテル街にあるキャバクラです(笑)。
 
駅へ向かう道すがら、コルトさんは開口一番、「大阪の看板は皆大きいですね!」と感激したようすで仰っていましたが、レポートの方でもその事を事細かく書かれていたので、よほど感動、そしてちょっとしたカルチャーショックを受けられたんだなぁ、と思いました。私なんかは物心ついた時からそういった物を目にしていますので、それが結構「フツーの風景」として捉えているところがありますが、コルトさんに、「結局、大阪も東京もどこも一緒で、風景は変わらないですね」と言われるよりは、あんなに感激して頂いて、地元大阪の人間としては本当に嬉しい限りです(笑)。
 
オフ会で残念だったのはメールにも書きましたが、この機会とばかりにコルトさんに見て頂こうと、ありったけの資料を持参して、ちょっとそういう事に時間を取られすぎちゃった感があります。「掲示板に書くよりも、コルトさんに直接お話した方が楽」と言っておきながら、そういった入り組んだお話は出来ませんでしたね(苦笑)。コルトさんをホテルまで送った後、私と発砲酒さんはファミレスで始発の時間まで過ごしましたが、だいぶ落ち着いてきたせいか、次から次へと色々なお話が飛び出しましたよ。今年のTVSPで、矢吹丈もどきが出ていた事、「G vs R」の設定が受け入れられない理由として、ゴジラを用いての例え話も発砲酒さんにはお話しました。「『風魔〜』の五ヱ門が結婚するという話は受け入れられない」という私に対して発砲酒さんが反論され、それぞれの五ヱ門観も語りあいました。まぁ、大いに盛り上がったのは特撮モノの話で、「ウルトラ・シリーズ」、「仮面ライダー・シリーズ」、B級特撮ヒーロー、昔の東宝特撮(アホ)映画…等々。私の方が発砲酒さんよりも少し世代が上ですので、そこら辺で「ウルトラ・シリーズ」、「仮面ライダー・シリーズ」にしても思い入れのある作品が違ってきて、そういう部分を語りあっている内に、「あっという間に時間が過ぎちゃった」という感じでした。
 
話をコルトさんを交えてのオフ会に戻しますと、私がコルトさんのお話で一番大笑いして印象に残っているのは、コルトさんのお母さんが、「おっぱい祭」で描かせて頂いた私の不二子ちゃんの絵をご覧になって、「こんなおっぱいしてたら、肩凝ってしゃあないわぁ!」と仰ったというお話です(笑)。カラオケについては、神戸オフでyusinさんから、「コルトさんの歌は素晴らしい!」と大絶賛を聞いておりましたので、時間が押し迫る中、「是が非でも一曲は!」とお願いしました。コルトさんは「キューティーハニー」を「女形を演じているような心境で」歌ってらっしゃったということですが、「いやよ、いやよ、いやよ見つめちゃいゃん♪」とお歌いになる、その表情、しぐさは本当に妖艶で、ゾクゾクッ!ときちゃいました。倖田來未さんより、よっぽどエロかっこよかったです(笑)。コルトさんは綺麗で華があり、「やはり少なからず、芸能方面のお仕事に携わってらっしゃる方なんだなぁ」と思いました。ですから、3人で撮った写真も改めて見てみますと、「ルパンファン同士が集まって撮った、オフの写真」というよりも、「美人タレントさんを囲んで、おっさん二人が(発砲酒さん、ゴメンナサイ!)、一緒に記念写真を撮ってもらった」といった感じに見えます(苦笑)。私が「美術館のお礼に」と、コルトさんに差し上げたFCのカラーコピーも大変喜んで頂けたようで何よりです。日々ご多忙のコルトさんですが、いつかまた気が向きましたら、「ルパン8世」の記事を読んでのコルトさんなりの考察を、サイトの方で発表して頂けたら…と思っています。
 
最後にコルトさん及び発砲酒さんにオフ会でのお詫びを…。「とにかくあまり時間がないので…」という事で、行き当たりばったりで最初に目についたカラオケボックスに入ったのですが、ご存知のように想像を遥かに上回る高額で…。基本料金500円と600円の部屋があり、600円の方を選んだのですが、後でレシートを見てみますと「10分単位」だったのです!。つまり3時間半ですから、600×21=12600円!。勿論、さらに飲食代が加算されます。まさにボッタクリにあったような気分です。もしかしたら最初に説明されていたのかもしれませんが、「今時のご時世で…」とちゃんと聞いていなかったかもしれません。コルトさん、発砲酒さんには大変な出費をさせてしまって本当に申し訳ありませんでした。特にコルトさんは、お仕事で大阪まで来ていらっしゃるというのに…。もしいつの日かまた、こういう機会がありましたら、今度はインターネットでお店の料金をちゃんと下調べしておきますので、この度の不始末はどうかご勘弁を…。
 
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Re:「カリ城」ルパン&クラリス オリジナルフィギュア
KITA 2008/10/28 (Tue.) 00:28:42
 
こんばんは、石川さん、KITAです。↑コメントありがとうございました。
ルパンとクラリスちゃんかわいいですね(^▽^*)。並んでるvv
カリオストロって1979年だからその数年内でしょうか、制作されたのは。
自分は、「ぴあ」だと思うのですけど公開時の記事に「ルパン若返る?」と書いてあったのを覚えています。今はカリオストロのルパンは中年っていう認識がいきわたっているようですけど、長い顔で手足の長ーい赤ジャケルパンが浸透してた頃なので、宮崎ルパンのかわいい顔が若く見えたのでしょうか、その見出しつけた人には。または、緑ジャケで旧ルに戻ったと思われたのか。まあ、ある意味そうなのでしょうけど。
石川さん側のオフ会のご様子もすごく楽しいです。閲覧者にも読めるオエビに書いてくださってありがとうございます。
そうですかー、コルトさんはそのように歌がお上手なのですかー。演技はプロだし、やはり発声が違うんでしょうか。いいなああ。
 
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オフ会、楽しかったです(^^)
コルト 2008/10/28 (Tue.) 01:45:50
 
石川さんのフィギュア写真、見せて頂くのを楽しみにしてました。オフの時、あとでオエビにアップして頂けると聞いて「あとの楽しみに取っておこう」と、あえてチラ見で我慢してましたので(笑)
 
>全く何も無い状態から作ったのではなく(専門用語で『フルスクラッチ』と言います)、当時バンダイから市販されていたアムロ(→ルパン)、フラウ・ボウ(→クラリス)のフィギュアを改造して作り上げました。
 
すごい整形手術ですね。Mジャクソンもビックリ(^^ゞこれがアムロなんて、言われなければ(言われても)判らないです。でもクラリスの不安そうな表情、これは確かにフラウ・ボゥの…。石川さんがブライトが好きじゃないというのに興味を引かれました。石川さんの「キャラの好き嫌い」ってどういう基準なんでしょう。
 
>「私、そんなこと言ったっけ?」
 
台詞は概要なので、省略したり補足したり、まとめたり、オフレコ部分は飛ばしたりで、逐一そのまんまじゃないとこもあります。会話の流れ的には大体合ってると思います(←大雑把)一応、独断で余計な尾ひれはつけないのと、ご本人の発言イメージを変えるような事だけは絶対にすまいと思っておりますが、何か不都合があったらご遠慮なく言って下さいね。
 
>ルパンの看板はラブホテルではなく、ラブホテル街にあるキャバクラです(笑)。
 
そうでした、これは記憶が大雑把すぎました(笑)すみません。後で変えておきますね(^^ゞ
この時「本当は著作権で不味いんだろうな」という話も出ましたが、「ルパン三世」という「名前」に関しては、喫茶店などには結構あるみたいですね。私の故郷の福岡でも「ルパンV世」というインベーダー喫茶がありましたし、東京の吉祥寺では、以前「五右衛門」という食事処があって、モンキーさんの五右ェ門絵が、そのまま使われてました。どちらも、もうなくなっちゃいましたけど。オフの時お話した「渋谷の麻雀荘の『ルパン』」はまだあるみたいです。絵も公式アニメそのまんま。ただしロゴは『RUPIN』です^^;
 
>私と発砲酒さんはファミレスで始発の時間まで過ごしましたが、だいぶ落ち着いてきたせいか、次から次へと色々なお話が飛び出しましたよ。
>「G vs R」の設定が受け入れられない理由として、ゴジラを用いての例え話も発砲酒さんにはお話しました。
>「『風魔〜』の五ヱ門が結婚するという話は受け入れられない」という私に対して発砲酒さんが反論され、それぞれの五ヱ門観も語りあいました。
 
うう、仕事でないなら夜明かししてでも加わりたかった〜〜!!お二人の「五右ェ門」観の違いは特に聞きたかったです。私も「風魔」のゴエの結婚はNOなんですが、まあこれは私がゴエフジだからという、超個人的な理由が主なんで…(苦笑)一応、客観的な理由で言えば、平凡な紫ちゃんは、波乱万丈、生死紙一重で生きるゴエと一緒になっても、幸せになれるとは思えなくて、ゴエもそういう相手の為に平凡な生活におさまる事が出来る人じゃないだろう…と思えるんです。個人的に紫ちゃんは「ゴエの妹的な役割」の方が似合いそうだな、と思えます。恋愛相手としては、ゴエのような特殊な生き方しか出来ない男性には、自立した対等の大人の女性でないと、一緒に添い遂げるのは無理だろうと感じられるんですね。でも紫ちゃんのラストの「待っててあげないからね!」という言葉には「現代っこらしい気持の切り替えが、ウジウジしてなくていいな」と思いました。
 
>「キューティーハニー」
>倖田來未さんより、よっぽどエロかっこよかったです(笑)。
 
光栄です(笑)女形のつもりといいましたが、役的には不二子ちゃんを演じるつもりでやってみました^^
 
また是非、お会いしたいですね。今度は完全に休暇の時に。チャーリーさんのお店にも、是非一度、行ってみたいです。
 
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またもや長文でスイマセン(大汗)
石川大介 2008/10/29 (Wed.) 00:16:28
 
KITAさん、コルトさん、コメントありがとうございました!。
 
>KITAさん
 
>カリオストロって1979年だからその数年内でしょうか、制作されたのは。
 
そうですね、公開当時ではなかったと思いますが、その後2〜3年以内に制作したと思います。公開後、3年位は余韻に浸っていたと言うか、「カリオストロの城」を引きずっていましたねぇ、私は。二番館、三番館と、「カリ城」を上映している映画館を探しては観に行ってましたし。「カリ城」は興行成績は散々な結果だったようですが、ご存知のように作品の出来、質は「特上!」でしたので、当時のアニメブームも手伝って、公開後も結構あちこちで上映されていたんですよ。私の場合、何の知識もない、頭の中が真っ白の状態で、生まれて初めて目にした「ルパン三世」がファースト・シリーズでしたので、ファースト・シリーズは、現在に至るまで、私が「ルパン三世が好き!」な原因のウエイトを相当占めている、と言うか、「ファースト・シリーズが全て」と言っても過言ではないかもしれません。ですから、そのファーストのデザイン、作画監督をされた大塚康生さんが、「再び長編映画でルパンをお描きになる」という事は、私にとっては本当に「奇跡!」に近い夢のような出来事だったのです。作品も期待にたがわず、いや、それ以上の出来栄えで、ファースト・シリーズ後半を、贅沢にもスクリーンで、長編で観ているという気分で、本当に何とも言えない幸福感を味わいました。当時TV放映中のセカンド・シリーズを、「前のルパンはこんなんじゃなかった…」と、毎週私は失望と落胆しながら観ていましたので、余計にそう感じたのかもしれません。ただ、セカンド・シリーズのフォローをさせて頂きますと、放映終了後、ファーストと比較せず、切り離して、度重なる再放送を観ているうちに、「これはこれでまた面白いし、ファーストと違った味わい、いい面もあるんじゃないか」と思うようになりました。ただ話数が多いせいもあるでしょうが、やはり鮮烈に記憶に残っている作品や、ズバ抜けて「これは面白い!」と思った作品は殆どないんですよね(苦笑)。
 
>「ぴあ」だと思うのですけど公開時の記事に「ルパン若返る?」と書いてあったのを覚えています。
>緑ジャケで旧ルに戻ったと思われたのか
 
私は多分、そちらの方の解釈だと思います。それにしても、「カリ城」ルパンの顔って、本当にカワイイですねぇ〜!(笑)。監督が宮崎さんだという事もあるでしょうが、「未来少年コナン」直後のお仕事ですから、大塚さんも、相当そのタッチを引きずっていますね。ルパンの眉毛も三日月眉毛だし(笑)。公開前、アニメージュなんかで本編の写真を見た時、「こんなカワイイ顔のルパン、山田さんの声に合うのかなぁ〜?」と、ちょっと心配になった記憶があります。まぁ、映画を観てみれば、違和感は全くなく、そんな心配は無用だったわけですが、それどころか山田康雄さんの声、演技に魅了され、圧倒され、笑わされ…「ルパンの声が山田さんでよかった!」と、心底そう思いました。
 
>石川さん側のオフ会のご様子もすごく楽しいです。閲覧者にも読めるオエビに書いてくださってありがとうございます。
 
そう仰って頂けて本当に嬉しいです!。こちらの方こそありがとうございます。自分が参加していないオフ会でも、オフレポを読むのは本当に楽しいですね。私もオフレポは大好きです。その光景が目に浮かんできて、何だか自分も一緒に参加しているような気分になります(笑)。
 
 
>コルトさん
 
>石川さんのフィギュア写真、見せて頂くのを楽しみにしてました。オフの時、あとでオエビにアップして頂けると聞いて「あとの楽しみに取っておこう」と、あえてチラ見で我慢してましたので(笑)
 
そうだったんですか!。実はあの時、店員さんに3人の撮影をお願いした後、「ついでに…」と思って、コルトさんにデジカメ内のフィギュアの写真をお見せしたのですが、あまりにも反応が薄かったので、「コルトさんは絵は好きだけど、立体物には全く興味がないのかなぁ…」と、内心ちょっとヘコんでいたのです(苦笑)。ですから今回、実はアップしようかどうか、ちょっと迷った部分もありまして…コルトさんがコメントにお困りになるかもしれませんし…。でも、あの時にお約束しましたし、「オフレポのお礼も兼ねて」という事でアップさせて頂いたんですが、やっぱりそうしてよかったです!(笑)。
 
 
>石川さんがブライトが好きじゃないというのに興味を引かれました。石川さんの「キャラの好き嫌い」ってどういう基準なんでしょう。
 
まぁ、取り立てて深い意味はないのですが…(苦笑)。「機動戦士ガンダム」は、TVも映画3部作も観てきましたが、嫌いではないけれども、「好きなアニメです!」と言える程の思い入れもありませんので、私なんかはブライトは、「何となく面白味のない人間」という印象しか持っていません。外見的な事で言いますと、あのモヤモヤっとした頭がちょっとイヤですね(笑)。まぁフィギュアとなると、どのアニメにしても、「その作品の熱心なファン」位じゃないでしょうか、全キャラクターを買い揃えるのは。
 
>「私、そんなこと言ったっけ?」
 
コルトさんゴメンナサイ!。これまたそんなに深い意味は、別になかったのですが…。変な気を遣わせてしまったようですし、また、多少なりとも不快な気分にさせてしまったかもしれません。ルパンの看板にしても、ラブホテルであれ、キャバクラであれ、だいたい意味合いは通じますので、言わば、そんな「重箱の隅をつついた」ような事ですので、全く気になさらないで下さい。「レスする時は、どんなにアホな事を書いても、いつも最低限の『礼儀』、『常識』だけはわきまえるように」と心がけているのですが、今回の発言は本当に軽率でした。重ねてお詫び申し上げます。ただ、ちょっとだけ言い訳させてもらいますと、「オフ会での自分の発言が、文章になっている」という事への「照れ隠し」の意味も、少なからずあったのです(苦笑)。
 
>お二人の「五右ェ門」観の違いは特に聞きたかったです。
 
簡単にはしょって再現してみますね。まぁ、私の場合はTV初登場時の五ヱ門のイメージを引きずっておりますので、その事を頭に入れておいて下さい。
 
石:「ルパンと殺しの世界チャンピオンを競い合っている男が結婚!?、普通、相手の親兄弟が、そんな男との結婚を許すか!?」
 
発:「自分的にはあれは全然OKで、確かにあの頃の五ヱ門はギラついていたけれど、セカンドでは実際、あれから6年後という設定になっていて、五ヱ門も人間的に成長して、別に結婚してもおかしくない人格になっていると思うんですよ」
 
石:「確かに人間的には成長して穏やかになったと思うけど、裏社会で人を殺してきたという事実は消えませんよね」
 
発:「でも、五ヱ門は墨縄家に出入りしているうちに紫ちゃんと知り合ったわけだから、墨縄家自体が、そういう闇の部分で続いてきた家なんじゃないですか」
 
石:「そういえばあの話は、結婚すると言っても、五ヱ門が墨縄家の養子に入るって事ですよね」
 
発:「えっ、そうなんですか?」
 
石:「確か結婚式の時に、『今をもって、石川五ヱ門という名前はこの世から消え…』というような事を言っていたような…」
 
以上、本当にかなりはしょってますが(苦笑)、だいたいこんな感じだったと思います。
 
コルトさんの感想は、私も大いに共感できました。「波乱万丈、生死紙一重で生きる」、「特殊な生き方しか出来ない男性」…私が抱いている五ヱ門のイメージもそんな感じです。ですから、五ヱ門に相応しい女性のイメージもコルトさんと同じです。ただ後日、ふと思ったんですが、あのお話では、ルパン(ファミリー)は死んだ事になっていて、銭形はお坊さんになって供養していますよね。ですから多分これを機に、五ヱ門も、「今までの石川五ヱ門は死んで、もうこの世にはいない」という気概で、新しい人生をスタートさせようとしていたのかもしれません。
 
>女形のつもりといいましたが、役的には不二子ちゃんを演じるつもりでやってみました^^
 
どうりで色っぽいと思いました(笑)。あの後、「しまった!、コルトさんがお歌いになっている姿も写真に撮っておくべきだった!」と、すごく後悔しました(苦笑)。
 
>また是非、お会いしたいですね。今度は完全に休暇の時に。チャーリーさんのお店にも、是非一度、行ってみたいです。
 
私も本当にそう思います。コルトさんが日程的にも金銭的にも余裕が出来て、「オフ目的(チャーリーさんのお店)で関西の方に行きたい!」とお思いになられた時は、いつでも声をかけて下さいね。ただ現実的な事を申しますと、私の交流手段は各サイトさんにお邪魔させて頂いている時だけですから、メールのやりとりにしても、コルトさんと美術館の更新の時くらいのものです。つまり、ネットワークが非常に狭いんですね(苦笑)。コルトさんもわざわざオフ目的で関西の方へ来られるのでしたら、勿論チャーリーさんのお店がメインなんですが、やはりこの機会に、出来るだけ多くの人達と交流されたいんだと思います。ですからネットワークを広く持っていらっしゃる方に、コルトさんのそういう思いをお伝えしておけば、案外そういう機会が早く訪れるような気がします。まぁ、今回の大阪オフの場合は、本当に「偶然と偶然が重なった」って感じで、今のこの時期に、コルトさんが大阪でのお仕事が決まった事、そして掲示板で私がその事を知った事、現にあの数日、発砲酒さんはネット落ちされていたようですので、私が気づかなければ実現されなかったかもしれません。そう思うと今回のオフは、この奇跡的な偶然に本当に感謝しています。
 
こちらも長文で(笑)
コルト 2008/10/29 (Wed.) 04:24:12
 
>「前のルパンはこんなんじゃなかった…」と、毎週私は失望と落胆しながら観ていましたので、余計にそう感じたのかもしれません。
 
私もそうです。ただ、これは「個性が自分の趣味に合わない」のではなく、もっと基本的・根本的な部分で「画力・動き・アングル・ファッションセンス」のクオリティが激しく落ちた」「銭形と不二子のキャラ構築が『ギャグメーカー』『たすけてえるぱあん』の低レベルなワンパターンにされた」という客観的な部分が駄目だし理由の大半なんです。ですから、そうでない部分や作品の場合には「これはこれで、この個性が面白い」と何に限らず、素直に楽しんで称賛してました。同様に、自分好みの旧ル・原作・山田さんに対しても、「総合的には好きだけど、駄目な部分もある」と「贔屓の引き倒し」はしないので、是非の意見も「シリーズ」ではなくあくまで「内容」に対する物なんですよね。好みと評価は違いますから。
 
一時期は私も新ルに対して「ルパンが変わってしまった」ように感じられましたが、途中から「別物」と割り切れるようになれたのは「マモー」「カリ城」などで、劇場版がTVシリーズとはまた違う良さの方向性を目指してくれてたお陰で、「『ルパン』では、常に新しい個性が生まれる環境が当たり前」と感じられたから、「ルパン」が色んな側面を見せてくれる事に平気で(むしろ楽しんで)いられたのかもしれないです。
 
>それにしても、「カリ城」ルパンの顔って、本当にカワイイですねぇ〜!(笑)。
 
そうなんですよねえ(笑)私が映画館行った時には、ルパンの表情や仕草を見るたびに「可愛い〜〜!!」「今回のルパンは可愛いね!」という驚嘆の歓声が館内中に常に響き渡ってました(老若男女関係なく)。なのでクラリスが「おじ様」と言った瞬間、逆に「え??」といささかショックな違和感でざわめいてましたよ。
 
>「機動戦士ガンダム」は、TVも映画3部作も観てきましたが、嫌いではないけれども、「好きなアニメです!」と言える程の思い入れもありません
 
私と同じです。私もガンダムでは「名前の付け方が面白い」とか「BGMがいいなあ」とか「絵が個性的」とか「モビルスーツのデザインがイカス♪」という「部分的な好き」という感じでした。カイとセイラには結構キャラ萌えしてましたが(へタレ男とクールビューティー女好き・笑)
 
>変な気を遣わせてしまったようですし、また、多少なりとも不快な気分にさせてしまったかもしれません。
 
いえ、不快というのはないですよ。私こそいつもオフレポあげる時には完全に自分の記憶だけなので「台詞内容がどこまで合ってるか、ジョークで済ませられる範囲か」というのには、いつも慎重になってるんです。それで相手の方が他の方に勘違いされると申し訳ないですからね。
 
>お二人の「五右ェ門」観の違い
 
ありがとうございます!いや〜〜、面白いですねえ。違う意見でも気軽に出し合えるっていいですね^^
 
実は私がゴエフジなのも「ゴエのような一匹狼男には、同じく不二子ちゃん位独立した一匹狼の女の方が、お互いの距離感が合ってて気持ちいい」と感じられるというのが一つにあるんです。「普段は一匹狼でルパン達と馴れ合いはせず、考え方が違えば潔く離れ、でもいざという時は心強い仲間になれる」というスタンスでも、結構、二人は似たもの同士に思えます。
 
宮本武蔵でもそうでしたが、ああいう並はずれた鬼才・天才故の変人は一生、それを貫くしか生きる道はないと思うんです。才能も気性も世間とはあまりに違いすぎて、今さら普通には戻れないですよ(自分が「普通の女の子になろう」とさんざん努力しても『無駄だ、自分のセクシャリティは世間とは違う』と悟ったから、変わり者の立場は身に染みて判ってる)宮本武蔵が独身を通したのも、そういう剣一筋で変わり者の自分を受け入れられるような相手がいなかったからじゃないかなとか。無敵の剣術で生きるのと引き換えに、世間一般には属せない孤独をも痛感してたのだろうし。逆に坂本竜馬の場合は、相手の女性も同じ位変わり者だったから、すんなり相手と歩調を合わせられたんじゃなかろうか、とか勝手に思ってるんです^^;
 
>出来るだけ多くの人達と交流されたいんだと思います。ですからネットワークを広く持っていらっしゃる方に、コルトさんのそういう思いをお伝えしておけば、案外そういう機会が早く訪れるような気がします。
 
それはすでに達成したので、今は「いつも懇意な方少人数で、気兼ねなくゆっくり過ごしたい」という気分ですね。
 

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