Oebilog2

[180] 3の倍数と3のつく数字の時だけアホになるドロボウ
[180] 3の倍数と3のつく数字の時だけアホになるドロボウ

石川大介 2008/8/26 (Tue.) 03:11:49
 
コルトさん、ご無沙汰しています。そして、8月26日のお誕生日おめでとうございます!。歳をとるにつれて、人から「お誕生日おめでとう!」と言われる機会も減っていき、また自分自身でも、もうどうでもよくなってきますが(苦笑)、それでもやはり、人から「誕生日おめでとう!」と言ってもらえるのは本当に嬉しいことです。今年の私の誕生日も、コルトさんからお祝いの言葉を仰って頂いたので、私の方からもコルトさんのお誕生日をお祝いさせて頂きます。
 
まぁ、絵の方は観ての通りのアホな絵ですので(苦笑)、お祝い絵というよりは、あくまでもコルトさんに誕生日メッセージを贈る為のきっかけとお考え下さい(苦笑)。ネタの方はちょっと旬を過ぎた感がありますが(苦笑)、この絵を描いていて、新鮮というか、結構いい刺激になりました。なんせ、こんなアホ顔のルパンを描いたのは生まれて初めてですし、おそらくこれから先も、もう描く事はないでしょうから(笑)。でも、顔を崩して(デフォルメさせて)描くというのは難しいですね。自分でも、「これがベストだ!」と満足できる仕上がりになったかどうか、ちょっと自信がもてません。いい勉強になりました。
 
 
-----------------------------------------
Re:3の倍数と3のつく数字の時だけアホになるドロボウ
発砲酒 2008/8/26 (Tue.) 23:37:36
 
久々に石川さんの一発ギャグ絵を拝見できて嬉しいです。シリアスなルパンが何を語るのかと思えば(笑)。自身がないとの事ですが、十分吹っ切れてるように思います。
 
コルトさん、お誕生日おめでとうございます。でも月日の経つのは早いですね。石川さんのジョー絵からもう一年経ったんですね。
 
-----------------------------------------
ルパン三世、オモロー!(笑)
石川大介 2008/8/27 (Wed.) 02:47:44
 
発砲酒さん、コメントありがとうございました!。
 
>十分吹っ切れてるように思います。
 
そう仰って頂けて安心しました(笑)。世界のナベアツのこのネタを、色んなタレントさんがやらされているのをテレビで見かけることがありますが、その場合、やはりどこかに「照れ」があって、完全にアホになりきれていないんですね(笑)。ですから今回このルパンのアホ顔を描きながら、崩しすぎてルパンの面影がなくなり、全くルパンとは別の人物になってしまってもいけないし、かといって、ブレーキをかけすぎてもいけないし、結構、試行錯誤したんですよ。「ルパンに、あの世界のナベアツのネタをやらせよう!」と、軽い気持ちで描き始めたんですが、まさかルパンのアホ顔を描くのに、こんなに悩んだり苦労したりするとは思いませんでした(苦笑)。
 
>石川さんのジョー絵からもう一年経ったんですね。
 
本当に歳月の流れが早いですねぇ。つい先日まで北京オリンピックが開催されていましたが、前回アテネの時は、私は柔道とバレーボールのオリンピックネタをル中さんで描きましたので、あれからもう、1年どころか4年も経った事になります(苦笑)。あの頃のル中さんのお絵描き板は本当に賑やかでしたね。毎日沢山の絵が描かれていて、私も本当に覗くのが楽しみでしたし、私自身も本当によく描いていました(遠い目)。あの当時は若い方は勿論、大人の方も結構描かれていて、それでも私が最年長なんですが(苦笑)、池本さん、発砲酒さん、りいささん、ベルさん、コメントではヒカルさん(コルトさん・笑)と、あの時期に私がル中さんのお絵描き板に参加できた事は非常にラッキーだったと思いますし、そういった方々と、今でもこうしてネット上で交流が続いていることを大変うれしく思います。
 
-----------------------------------------
Re:3の倍数と3のつく数字の時だけアホになるドロボウ
コルト 2008/8/27 (Wed.) 23:45:18
 
石川さん、発砲酒さん、お祝いの言葉&イラストをありがとうございます。自分の誕生日そのものより、こうして声をかけて頂ける位、懇意になれた趣味仲間がいるという事が改めて嬉しいです。
 
>こんなアホ顔のルパンを描いたのは生まれて初めて
>ルパンのアホ顔を描くのに、こんなに悩んだり苦労したりするとは思いませんでした
 
あはは。でも、上手いこと纏めましたよねえ(^▽^)
ルパンって真面目な顔すると結構、端正な顔してるのに表情が豊かで、実際にこういう表情ならしそうに思います。パースリの後半に出てきたら違和感も少なそう。ナベアツさんの「3」ネタは、私も観ながら「ルパン三世だと、どんな風に言うんだ?」と思ってたんですよ。しかし、いつでも「3」の数字が出てくるプレッシャーと闘ってる訳だから、大変ですよね。多分、ナベアツさんが新ルパンの頃にこのネタやってたら、山田康雄さんはアドリブに取り入れて遊んでみたりしたんじゃないかな、と思ったりします。
 
>石川さんのジョー絵からもう一年経ったんですね。
>あの頃のル中さんのお絵描き板は本当に賑やかでしたね。
 
つい最近の事のように思えるのに、おそろしかことです;
ル中さんのあの当時は、フィーリングのピタ〜〜ッと合う方と沢山お会いできて本当にラッキーでした。公式が元気がないと、不特定多数の集まりの場所にはもろに響きますね;あの頃もそんなにテレスぺの評判はよくはなかったですが、まだ、もしかすると何とかなるんじゃないかという希望があった時期だったような^^;私はあの頃はパソコンを初めて買って使い始めた時期で、同じ話題で話せるルパンファンに出会えたのも初めてでしたから、そういう意味でもウキウキして、初めての交流が楽しくて仕方なかったです。
 
ところで、石川さんは今年のテレスぺやルパマガについてはどうでしたか?
話に全然出てこなかったところを見ると、今年はスルーされたのかしらと(そういう方って今年は多いみたいです)発砲酒さんと同様、もし石川さんがBSのテレビシリーズでリクエストしたなら、どの話を選んでいたかも良かったら聞かせて下さい^^
 
あ、もしかして
コルト 2008/8/27 (Wed.) 23:51:32
 
ルパンの背景の色が「青→赤→ピンク」というのはテレビシリーズ仕様でしょうか。
 
-----------------------------------------
山田さんのアドリブ
石川大介 2008/8/29 (Fri.) 03:15:05
 
コルトさん、コメントありがとうございました!。コルトさんは沢山の方々から誕生日を祝ってもらって、本当に幸せ者ですね(笑)。でもそれは、コルトさんの人徳によるものだと思います。
 
>多分、ナベアツさんが新ルパンの頃にこのネタやってたら、山田康雄さんはアドリブに取り入れて遊んでみたりしたんじゃないかな、と思ったりします。
 
そうですね、私も全く同感です!。山田さんのアドリブは、本当に「隙あらば…」って感じで(笑)、当時流行っていたCMのフレーズなんかを上手く採り入れて…。コルトさんも仰っていた、「戦車が怖くて赤い背広が着れるか!」(赤いきつねのCM)とか、後、「カリ城」では、「人を排出物扱いしやがって!、ふーん!」(ダジャレ)、「お友達になりたいわぁ!」(忘れましたけど、これも何かのCMのフレーズでしたよね)とか…(笑)。「次元と帽子と〜」の回では、「bP」のところを、「アタックbP」の主題歌の節で歌うようにしゃべり、この回は銭形(納谷さん)も「巨人の星」の主題歌を歌っていますので(笑)、、「次元は帽子のつば先を照準にして銃を撃っている」という、恐るべき設定(苦笑)を生み出した回ではありますが、お二人が東京ムービー制作のスポ根アニメの主題歌を歌っているという点に注目しますと、ちょっと興味深かったりします(笑)。今年のTVSPで、クリカンさんが何とか機転をきかして、強引にでもこの世界のナベアツのネタをアドリブで入れてほしかったという気が、しないでもありません。「トワイライトジェミニ〜」の時は「古畑任三郎」がブームでしたので、確かクリカンさんがアドリブで、古畑任三郎(田村正和)のモノマネをされていたと思います。「似てねぇ〜!」とその時思いましたので(笑)、そういう事があった事だけは覚えているんです(笑)。でも、世界のナベアツの「3」のネタは、ハチャメチャな顔のルパンの絵が必要ですから、実際にはアドリブで入れるのは、ちょっと難しいかもしれませんね。
 
>ルパンの背景の色が「青→赤→ピンク」というのはテレビシリーズ仕様でしょうか。
 
それは全くの偶然です(笑)。「ほぉお〜、なるほど〜!」と、逆にコルトさんの着眼点に感心いたしました(笑)。最初、出だしは青でクールに、そして次の赤は、内に秘めた何かがメラメラと燃えているようにイメージさせ、そして最後、ピンクから黄色のグラデーションで一気にはじけて…と、まぁ、そんな感じです。最後のコマは、本当はもっと迫力を出すために、よくマンガで使われている技法、線をサササッと描こうと思ったのですが、私は昔から、どうもこの線を描くのが苦手で、と言うよりは下手くそで(苦笑)、迫力が出せるように描けませんので、せめてグラデーションでごまかしているのです(苦笑)。私も発砲酒さん同様、マンガは一度も描いた事はないのですが、発砲酒さんは、この線で迫力やスピード感を表現するのが大変お上手ですね。本当にうらやましい限りです(苦笑)。
 
>石川さんは今年のテレスぺやルパマガについてはどうでしたか?
>もし石川さんがBSのテレビシリーズでリクエストしたなら、どの話を選んでいたかも良かったら聞かせて下さい^^
 
う〜〜ん…、別に今年の作品(TVSP)自体がどうのこうのというわけではないんですが、「感想を述べる」という行為自体が、私にはもう、ちょっとしんどいというか…(苦笑)。前々から言っていますが、書き出すと、どうも上手く自分の考え、思いがうまく表現できなかったり、まとめられなかったりして、結構しんどい作業でして…。そのくせ、出来上がったものは、そうたいした長文でもありませんし、また内容も、自分でも、「結局何が言いたかったんだ!?」というように思うことが多々ありますので…。ぶっちゃけた話、オフなんかでコルトさんに直接自分の思っている事を、ザザァーっと一気に話せたら楽なんですが(苦笑)。ですから多忙にもかかわらず、内容の濃い充実したコラムをお書きになるコルトさんには、本当に頭の下がる思いがします。まぁ、とりあえずTVSPの感想、リクエスト作品の事は掲示板の方に書こうと思いますので、もうしばらくお待ちください。ただ、上記のような理由ですので、過度の期待はなさらないように…(苦笑)。
 
 
-----------------------------------------
Re:3の倍数と3のつく数字の時だけアホになるドロボウ
コルト 2008/9/4 (Thurs.) 00:19:23
 
バタバタしていて、お礼が遅れました。すみません。
 
>とりあえずTVSPの感想、リクエスト作品の事は掲示板の方に書こうと思いますので、もうしばらくお待ちください。
 
ありがとうございます^^
色んな切り口から作品が見られるというのは、時に本編を見るより面白かったりもします。ええ、本当に気が向かれた時にでも。
 
>ぶっちゃけた話、オフなんかでコルトさんに直接自分の思っている事を、ザザァーっと一気に話せたら楽なんですが(苦笑)。
 
本当、チャーリーさんの店ででも、関西に住んでる方とお会いしたいですね〜。聞くのは大歓迎。本当は私、自分が喋るより、人の話を聞く方が好きなんですよ(笑)喋るのは芝居で充分やってるから。
 
>「次元と帽子と〜」の回
 
私もあれ、山田さんの「アタックNO.1」の歌が大好きなんですよ。緊迫したシーンで少女アニメのテーマソングを、しかも真面目な顔して歌うとこがまた何とも(爆)「うっわ〜〜〜気に入らねえなあ」って言い方も凄く自然でナイス♪アニメ新ルパンは、役者さん達の演技力に助けてもらってるとこが多いですね。
 
>出だしは青でクールに、そして次の赤は、内に秘めた何かがメラメラと燃えているようにイメージさせ、そして最後、ピンクから黄色のグラデーションで一気にはじけて
 
解説を聞いて、こちらこそ「なるほど〜〜」です。こういう色の変化はアニメで実際に徐々に変わっていくのを見ると、それも伝わりやすいでしょうね。
 
>多忙にもかかわらず、内容の濃い充実したコラムをお書きになるコルトさん
 
私の場合は芝居の勉強を兼ねて感想を書いてるんです。制作側から観る、というのは、舞台をしてる人なら誰でもやってる、スタンダードなトレーニング法なんですよ。つい「自分ならどうこの作品作るか」と考えちゃうんですよね^^;完全に職業病(笑)
 
私は観客として見てお気楽に楽しむのと、制作側から見て「どう作ろうか」考えるのと、どっちも楽しいんですけど、自分に遠い物の方が観客側に近くなりますね。ミュージカルやスポーツは、自分が出来ないだけに何も考えないで、単純に見て面白がってます。まあ、公式作品ていうのは、どういう感想も楽しみ方もあっていいと思うし、むしろ色んな見方の個性や感想があった方が、より観る世界が広がって楽しいな、とは思いますねえ。

[181] Darkness
[181] Darkness

MIYAGI 2008/9/3 (Wed.) 22:49:57
 
こんばんは、MIYAGIです。赤ジャケでも緑ジャケでもないルパンさん再びです。
描き終えてから気がついたのですが、服のカラーリングがなんとなく初音ミクっぽいなぁと一人で受けていました(笑)こんなに厳しい顔つきのルパンさんはなんだかえらく久しぶりに描いたような気が致します。
蔦の絡まるレンガ壁は以前ル中さんでも描いてみましたが、描き込み終了の踏ん切りをどこでつけたらいいのかちょっと迷いました。
シチュとしてはありがちですが、どこぞの廃城で殺し屋さんとの一対一の因縁の果し合いというところでしょう。
 
-----------------------------------------
Re:Darkness
コルト 2008/9/4 (Thurs.) 01:45:58
 
こちらではお久しぶりです(笑)
それにしても次から次へとタフネスに、完成度の高い絵を描かれるMIYAGIさん、凄いなぁ…。
 
もお、このルパンカッコよすぎ><
若造って感じのヒリヒリした青臭い色気が何ともいえません。原作初期の、それも本当に最初の頃のルパンさんがアニメになったら、キャラデザも舞台も、こんな感じかもしれないですね。目つきなど、アニメ旧ルパンの第1話っぽいし。襟が立ってるのも原作チック♪
 
>服のカラーリング
 
私はこの服はフィルム・ノワールに出てきそうだなーーと思いました。暗い夜に暗躍する裏シャバの人間は、闇に紛れる暗めの服の方が雰囲気出るような気がしますね。原作初期もそういうムードありましたけど、何か私、最近妙に骨太な男くさい世界観に飢えてる気がする(苦笑)このルパンはどちらかというと「リュパン」という発音の方が似合いそうな気も^^
 
フィルムノアールでググってみたら、フィルムノアールの主演女優の殆どは、ファム・ファタールらしいですね。「結果的に主人公の男を破滅させる原因を作ることの多い魔性の女」とか…不二子ちゃんは、将にこれだーー!!と思いました。
 
>蔦の絡まるレンガ壁は以前ル中さんでも描いてみましたが、描き込み終了の踏ん切りをどこでつけたらいいのかちょっと迷いました。
 
このバックは…手書きなんですか?蔦の根の這い方とかえらいリアルですが。ルパンの手前の煙は目の前の敵の葉巻の煙でしょうか。ルパンの頬の傷と併せて、物語を感じますね。
 
-----------------------------------------
Re:Darkness
MIYAGI 2008/9/4 (Thurs.) 21:33:53
 
コルトさん、コメントどうもありがとうございます(^.^)
そういえばこちらでは前回の投稿から一ヶ月ぶりでございました(笑)
泳いでいないと死んでしまうマグロのごとく、ルパン絵を描いていないと落ち着かない香具師です。
 
>もお、このルパンカッコよすぎ><
若造って感じのヒリヒリした青臭い色気が何ともいえません。
 
わーいヽ(^o^)丿喜んでもらえたー!! とても嬉しゅうございます♪確かに原作初期の最初の頃のルパンは若くて、二十歳をいくつも越えてないように見えます。もしかしたら勘付いてらしたかと思いますが、小生はルパンたちを若造気味に描くのが好きです。もう万年青年状態で(^.^)彼らをオッサン顔に描くのはなんとなく抵抗があるとです。
アニメ旧ルパンの第1話のルパンの目付きっておサルというよりも抜け目無い猫みたいなんですよね。新ルパンのドングリマナコの点目も あれはあれで愛嬌があって好きですが、どうしても瞳の中を描き込みたいので自然と大きい瞳のルパンさんに仕上がります。
 
>服のカラーリング
 
これ次元さんに着せてもいい配色かなと思いました。いっそテレスペでもいろいろレギュラー陣の衣装の色味もっと変えてみたっていいような気 がするんですけどね〜。TVで週一放映なら着たきりスズメにしておかないと制作側が混乱するから仕方が無いかなとは思うのですが。
 
>フィルム・ノワール
このルパンはどちらかというと「リュパン」という発音の方が似合いそうな気も^^
 
なんだか久しぶりに「ゴッドファーザー」を観たくなってきました「愛のテーマ」は何回リピして聴いてもええ曲です。
「Once Upon A Time in America」はアルマーニが全ての衣装を担当していましたっけ。スーツの着こなしのお勉強という観点で観てもいい とか聞いたことがありまする(^.^)
一世が「リュパン」表記の本ってありますよね。なんだかぐっとお洒落な語感になるから不思議です。
テレスペ話にまた戻って恐縮ですが、一度舞台を旧ルパンの時代に設定したお話が観たいです。
 
>ファム・ファタール
 
ファム・ファタールをぐぐってみました。ホント、マタ・ハリやらカルメンやらサロメやら、不二子ちゃん属性アリアリのキャラクターば かりですね。マタ・ハリ主演のグレタ・ガルボは恐ろしく妖艶で美麗で同性から見てもやっぱりゾクゾクしちゃいますね。昔の銀幕女優さ んってホント、揃いも揃って溜息のでるような美人さんばっかりなんですよねぇ〜♪
 
>このバックは…手書きなんですか?
 
レンガ壁のベースの細かい網点々はノイズのフィルタ処理です。蔦の葉が密集しているところの影は、蔦の葉を描き終えたあとそのレイヤ をコピーして乗算に変えて蔦の葉本体レイヤの下のレイヤとして影っぽくなるように少しずらして配置しました。全体の仕上げは乗算で紫 を全体に一気にベタ塗りして照明効果のフィルタをかけました。
それ以外は全て手作業です。レンガ壁には実はもっと細かくひび割れ、ブロックごとの影の短いストロークの線が入っているのですが、細 かい網点々ベースにしたり、影も当初の予定より濃い目にしたのでほとんど見えなくなってしまいました。
蔦の根はおどろおどろしくて、ちょっと自分的にお気に入りです♪ちなみにルパンの全体の色あいも、影を少しづつコツコツ重ねていって ダークな雰囲気を強調してみました。
 
>ルパンの手前の煙は目の前の敵の葉巻の煙でしょうか
 
仰るとおり多分タバコか葉巻の煙ですね。最後の最後に思いついて描き込んでみましたが、ちょっと画面に緊張感が割増されたのではないかと思います。ルパンさんの頬の傷はきっと敵の挨拶代わりの銃弾が掠めたものでしょう。敵さん、さぞかし気障ったらしいイヤな奴なんだろうなぁ。

[182] Gunman of moonlight night
[182] Gunman of moonlight night

MIYAGI 2008/9/9 (Tue.) 00:55:23
 
こんばんは、MIYAGIです。今回は満月を背にした樹上の次元さんを描いてみました。
樹の形態が描き進めて行くうちにどんどんホラーな雰囲気になっていってしまいました。
アニメ新ルパンのオカルト話は比較的好きな話が多いのですが、旧ルももう少し話数があったらその類のお話が拝めたかもしれませんね。旧原作もそれっぽいのありますし。オカルトらしきお話は「さらば愛しき魔女」と「全員集合トランプ作戦」ぐらいでしょうか。
 
-----------------------------------------
Re:Gunman of moonlight night
発砲酒 2008/9/9 (Tue.) 23:23:45
 
先レス失礼します。毎回MIYAGIさんの卓越した画力とそれに負けない世界観・構図には感服しながら拝見させていただいているのですが、今回描かれた絵も凄いですね!お上手なのは勿論ですが、とても怪しい雰囲気で見入ってしまいます。ホラーとの事ですが僕はこの雰囲気、妖怪人間べムを思い出してしまいました。黒装束に帽子、声まで似てますが、それにも増して不気味さが妖怪人間ベムの世界に思えます。
旧ルパンでは「タイムマシーンに気をつけろ!」の前半もホラー的な感じがします。
 
-----------------------------------------
Re:Gunman of moonlight night
MIYAGI 2008/9/10 (Wed.) 21:33:48
 
発砲酒さん、コメントどうもありがとうございます。発砲酒さんに比べたらてんで未熟者の某ですが、そう仰って頂くととても励まされます!
いつものごとくシュミに走りまくってしまった絵ではありますが、楽しんで頂けてとても嬉しいです!! 次元さんってベムの衣装着せても全然違和感なさそうです。そういえばベムの声もコバキヨさんでしたね。
ニコ動で「妖怪人間べム」のオープニングを久しぶりに観ましたが、あの軽快なジャズ調の曲はなかなか洒落てます。子供の頃毎回怖い怖いと思いつつ食い入るようにして観ていたものです。あの3人の擬似家族っぽい関係が好きでした。
 
>旧ルパンでは「タイムマシーンに気をつけろ!」の前半もホラー的な感じがします。
 
おおっと、失念していました。前半の魔毛の白目むいた狂気に満ちたあの顔、実にいいカンジですよね。打って変わって後半の超情け無い格好、前半とのギャップが凄まじくて何度観てもお腹よじれます。
大真面目に塞ぎ込むルパン、ルパンが本当に消えたと思ってオイオイ男泣きする次元、それとは裏腹に冷静過ぎる五右ェ門、ルパンに結婚を迫る不二子ちゃん、いろいろ美味しいシーン盛りだくさんで好きな回です。
 
新ルパンのオカルト回では「悪魔がルパンを招くとき」が「ツタンカーメン三千年の呪い」と同じくらい印象的でした。巨大な悪魔風船とともに現われる串刺しのピーターが衝撃的で。陰惨な映像の割にはBGMがとてもムーディなところもツボです。
「ピーターは両親に会いに行く」とルパンは言っていましたが、もしかしたら自分の代わりにアメリカの両親の墓へ二つの宝石を供えに出向くルパンと次元に感謝の意を表すつもりで現われたのかもと考えるのはちょっとばかりベタ過ぎるでしょうか。
 
-----------------------------------------
Re:Gunman of moonlight night
コルト 2008/9/12 (Fri.) 02:50:27
 
MIYAGIさん、こんな素晴らしい絵を2作も続けて頂けて、ありがとうございます!レス遅れてすみません…;;(発砲酒さんも、ジョー絵アップ遅れてごめんなさい)どうしても山田康雄さんの誕生日までに山田さん関連の更新あげたかったので、他の事全部中断してそこに没頭してました。結局9月10日には間に合わなかったけどorz ようやく更新できたので、これで落ち着いてレスできます^^;
 
イラストだけは先に拝見してたんですが、丁度下のルパンの絵と対になってるようにも見えました。なんか、こんな情景が浮かんだりして
 
 
ルパンは屋敷に忍び込んだ売り出し中の盗賊。次元はその屋敷の雇われ用心棒兼殺し屋(でも他の用心棒達の中ではの中ではいつもアウトロー)木の上から若造のルパンと、身内の用心棒(殺し屋)との対決を、面白がって文字通り高見の見物。
「さて、どちらの銃声が先か…」
次元は煙草をくゆらせながら、のんびりと指を3本月にかざし、一本ずつ折っていく。それは童子の遊戯、あどけない影絵にも似ていた。
「3・・・2・・・1・・・」
最後に、親指がへし折られた瞬間、聞き慣れた銃声が耳をつん裂いた。
「・・・・グッバイ、ひよっこ」。
にっ、と嗤って下を見た次元は、天を仰いで倒れている男を見た。男の胸に、ナイフが真っ直ぐに立って煌めいていた。若き盗賊の姿は既に消えていた。草むらに真紅の血が、途切れ途切れ、路となって続いている。ふいに月光を遮る雲が、ゆるゆると月をなでながら過ぎ去る。照らしだされた真白い土。月明かりに血痕は、零れたルビーのように輝いている。それらを絡み取るかのように大木の影が、長い鉤爪となって幾重もの腕を大地に這わせていた。
 
 
オカルティな世界には萩原朔太郎的な文面が似合うと思っただけっす(笑)ここを映像にするならフィルムノアール調に、シ―ーンと無音状態で、効果音だけ生っぽく拘って欲しいと思ったり。売り出し中のヒリヒリした若いルパンの活躍も面白そうだと思いました。
 
>妖怪人間べム
 
懐かしいですね。オカルトアニメだけどOPに大人っぽい軽快なジャズを持ってくるというセンスに、子供心に痺れた思い出があります。
 
私は小さい頃ベラが大好きで「大人になったらベラのような女になる」とクラスメイトに公言していた時期があります^^;
たまたま班長当番が回ってきた時には「みんな、アタシの事、班長っていわずベラって呼んで」と、かなりなりきってましたね。調子に乗って「困ったことがあったらベラにいいな!ベラの鞭は痛いよ!」とか言ってたもんだから、クラスで喧嘩があると「ベラ!男子が喧嘩してるけど、どうしたらいい」としょっちゅう相談を受ける羽目に。私もどうしていいもんか判らなかったんで「しようがないねえ。あの子もまだ子供だからねえ(ちなみに私はこのとき小1)ほっときなよ、べム!」と傍にいる子を勝手にべムに見立てて、余裕の女を演出しておりました。しかし次第に、私がカッコつけるだけで何もしてない事に気づいた周囲は「あなたをベラとは認めない」と誰もベラとは呼んでくれなくなったとですorz
 
小学校の冬休みの課題では、羽子板にクレヨンのブルー1色でベラの顔をドアップで描き、何故かその時、母が担任の先生に呼ばれてたような気がします。その後先生と母に「怖い顔描くねえ。もっと可愛い絵を描きなさい」と言われ「ベラをバカにするな!」と本気でおこってたような…。(しかし「バカにするな」と言ってた割に、平気でそれでカンカン羽根をついてたんだから、あまり説得力がない)本放映終了よりだいぶ後の話なんで、当時またブームが起こってたのかもしれませんね。
 
次元とべムは黒いスーツに帽子で、ファッションも似てますよね。私はべムからコバキヨさん声に入った人なので、次元の声を初めて聞いた時「あ、べムだ。服が似てるから同じ人が声をやってるのかな?」とか思ってました。この次元のスーツは袖口のボタンがきちんと3つ並んでて、質よさそうですね。大人の男のダンディさがよりアップしてる感じがします。
 
>ルパンのオカルト話
 
旧ルだと私の場合第2話で、砲撃うけても死なないパイカルにそれっぽさを感じてました。原作にはサイケデリックな話も沢山あるので、映像と音楽に凝れば、面白い作品が出来そうな気がします。新ルだと私も「悪魔がルパンを招くとき」が好きですね。ラストの気球の異様な大きさと、死の形相で窓をゆくペーターが圧巻です。怖いラストなのにどこか物悲しく、最後、全てを暖かく包み込むようなコバキヨさんの「ルパン」という声に救われた気持になります。
 
-----------------------------------------
Re:Gunman of moonlight night
MIYAGI 2008/9/12 (Fri.) 23:07:35
 
コルトさん、コメントどうもありがとうございます。
 
別館日記の更新部分、とても興味深く読ませて頂きました。
 
私も新ル放映当時はアニメージュは欠かさず購読していたので、「ルパンのつぶやき」の連載は毎月とても楽しみにしていました。
何度も何度も繰り返して読んだので抜粋部分はほとんど覚えていました。モンキーさんの挿絵もイカしてましたよね。
アニメージュ、処分してしまったのが本当に悔やまれます。けれどこうして抜粋部分を再び読むことが出来、感想コラムも拝めて幸せです。
ルパンのキャラ考察のコンテンツも久々に拝読させてもらったのですが、山田さんって内面的にもルパンと類似点が多いなぁとつくづく思います。山田さんとルパンの出遭いって恐ろしく運命的なものを感じます。
 
>妖怪人間べム
 
コルトさんの小学生時代の貴重な思い出話、聞かせて頂けてすごーく得しちゃった気分です。ちょっぴりとんがってた可愛い小学生だったんですね、コルトさん♪以前に中坊時代の話題も出ましたが小、中学時代ならではのほろ苦い思い出って誰でもいくつかありますよね。もしやコルトさんの「キップのいい姉御っぽさ」の原点はベラにあるのでしょうか?ベラって「極妻の岩下志麻さん要素」もいくぶん入っているような気がします。
羽子板のベラ姐さん絵を見た先生とお母様、やっぱり度肝を抜かれたんでしょうね〜(^.^)うわっなんかその絵激しく見たいです〜!!
ちなみに近年のリメイク版は顔が優しくなっててちょっと柔らかい印象ですな。ベラ(正しくはベッラ)という単語は、イタリア語で美しいという意味なんですよね。
 
>売り出し中のヒリヒリした若いルパンの活躍
 
イラストに素敵なお話付けて下さって感激です。
人死にしている凄惨なシーンなのに、夢幻的でロマンチックな風情が漂っています。是非映像で観てみたいです。
樹上で面白そうに高見の見物している次元さん、サドッ気たっぷりでいいですねぇ。きっと月の光に良く似た冷ややかな瞳をしていたのかなぁ。
 
私もこの次元、下のルパンと対っぽいかなと思っていました。ルパンの仲間になる前の一匹狼のイメージ。
後日ルパンの前にひょっこり顔出してちょっかいかけたりして。
「ツラよくよく見るとホントにまだガキじゃねぇか」とか薄く笑いながら暴言吐いて、裏シャバ者として実は己の童顔を内心大いに気にしているルパンの逆鱗に触れてひと悶着ありそう。ファーコンのようにパラレルとして幼馴染設定抜きってのも、緊張感漲っていてちょっと美味しいかもしれませんね。
 
お話ちょっと逸れますが、作家の夢枕獏さんはティーンエイジャーの頃萩原朔太郎の詩を読んだとき「あ、このヒトビョーキ」とたちまち魅了され感応してしまったそうです。夢枕さんの著書「腐りゆく天使」は萩原朔太郎萌えっぷりが大炸裂していて堪えられません♪
 
ホラーネタつながりで糸井重里さんのサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」の怪談のコンテンツを思い出したのでURL貼ります。
夏に期間限定で怖い体験の投稿募集しています。(今夏はもう終了)過去ログはいつでも読めます。そこはかとなく怖いお話満載です。
音が出ますが消すことも出来ます。やっぱり真夜中に読むのがよろしいかと。もしお気が向いたらどうぞ。
 
ほぼ日の怪談
http://www.1101.com/fear/index.html
 
>袖口のボタン
 
モンキーさんの原作だと袖口のボタン、シャツにはあってもスーツには描かれていないんですがなんとなくいいアクセントになるかなと思って描き込んでみました。やっぱりこころもちカッチリした印象が強くなるようですね。これからも極力ボタン描くようにしてみようかなっ♪
 
>砲撃うけても死なないパイカル
 
何度も何度も立ち上がるパイカルはゾンビそのもので、気味の悪さは魔毛といい勝負ですよね。なんとなくルパンってオカルトテイストのものにはハズレ話はあまり無いような気が致します。
 
>怖いラストなのにどこか物悲しく、最後、全てを暖かく包み込むようなコバキヨさんの「ルパン」という声に救われた気持になります。
 
私この話のラストの「ルパン」のコバキヨさんボイス、物凄く好きなんですよ。 仰るとおり次元さんの暖かさが滲み出ていて、もう胸がいっぱいになってしまいますね。たまらんとです。
 

[183] 終焉
[183] 終焉

MIYAGI 2008/9/16 (Tue.) 00:41:08
 
こんばんは、MIYAGIです。今回は前回コルトさんに付けて頂いたお話のイメージのルパンを描いてみました。
敵を殺めた瞬間に速やかに二本目のナイフを構えるルパンです。
流血苦手な方はすみません。私もどちらかというと苦手ではあるのですが。
 
「裏シャバの住人である以上、いつかこのオレもこんなふうに死を迎えるかもしれん」
自分の進む道に立ち塞がる者を排除するたび、ルパンの脳裏にはいつもこんな言葉が浮かんでいるのではないかと思っています。
 
-----------------------------------------
Re:終焉
コルト 2008/9/18 (Thurs.) 10:28:17
 
MIYAGIさんのキャラデザした、このルパンっていいですよねえ。原作初期の面長・鋭い目、原作新のズボンの裾と靴、人差し指の髷に膝立てポーズ(マモー編のポスターでも観られますよね)、更に現代アニメ風のリアルなセンスが程良くミックスされて、非常にバランスのいい作画だと思いました。服の色、トータルではこうだったんですね。いつも派手な色の服のルパンばかり観てるので、何だかとても新鮮です(^^ とても背景に馴染む、落ち着いたいい色合いですよね。服が派手でもそれはそれでひとつの世界観として美しければいいけど、今のルパンは泥棒というよりチンドン屋さんなので(チンドン屋さんの方がまだTPOの着こなしが判ってる分センスいいのではないかと)。一ファンがここまで出来るのに、公式スタッフ(平山・深山両氏)には全然こういう工夫もセンスも感じられないんだから、そりゃファンより酷い絵を毎年2時間、毎回数十ページも見せられちゃ、視聴率も書籍売上も年々下降するのは当然だろうなと思いましたです。ところで私のイメージでは敵からは血は流れず、ルパンの腕から手負いの血がぽつぽつ粒となって零れ落ちてる感じだったので、文章って人によって色んな画像が出てくるんだな、と物書きとして(突発的に書いてるだけなのに、物書きというのもお恥ずかしいですが)興味深かったです。「あしたのジョー」で高森さんは力石をジョーと同じ位の体格でイメージしたのを、ちばさんが力石を大男としてイメージして描いたというエピソードを思い出しました。人の想像世界って十人十色あって面白い物ですね。
 
>流血苦手な方はすみません。私もどちらかというと苦手ではあるのですが。
 
気を遣って頂いてありがとうございます。お言葉に甘えて、「流血物」は少し抑えぎみにして頂くとありがたいです。あ、描く(書く)事自体はオッケーです。流血にも絵的なバランスや物語として必要な時がありますもんね。ただ、こういうのは人の感覚にもよるのでどこまでがオッケーかも、計りにくいんですよね。きちんとボーダーラインが説明できずに迷わせてしまってすみません。
 
絵的にいえば、この血の描き方は曼珠沙華の花に似てるとも思いました。曼珠沙華(彼岸花)って「死の花」を意味するらしいですね。丁度、スタジオジブリのレイアウト展観に行った為か「もののけ姫」の冒頭シーンも彷彿しました。あそこは、もののけの血(体液)を赤色で描かれてないからそんなに強いイメージはしないけど、宮崎さんも虫やもののけ相手に結構過激なシーン描いてるんだな、と気付きました。
 
>「裏シャバの住人である以上、いつかこのオレもこんなふうに死を迎えるかもしれん」
 
先日、テレビでイラク戦争に行ったアメリカ人女性のPTSDが取り上げられていましたが、それを観ながら、ルパンにも少なからずそれがあるんじゃないかと思ったりしました。その女性は少年イラク兵を反射的に戦場であやめてしまったらしいんですが、それがショックで、いい母親になれる自信を失って自分の子供を観ると、その時の事を思い出して苛々し、子供を避けたり怒りだしたりして、それが自分でも悲しいのだそうです。周りはそんな彼女の事情を知らずに酷い母親だと非難するのだとか。
 
それを観ながら、ルパンが素人を絶対に裏社会に入れようとしない、入ろうとすると猛烈に怒り出すのは、もしかするとルパンが若かった頃、素人にすぎないチンピラを己の臆病さや力不足で逃す事ができず、余裕が持てずにあやめてしまったからかもなのかもしれないと思いました。ルパンがこの世界から素人を追い返す時、冷血悪魔を演じて自虐的なのも悪役を請け負う自己犠牲の他に、そういう自分が善人ぶるなんて哀しくて出来ないというのも、あるのかもしれません。
 
>ほぼ日の怪談
 
読みました〜。怖かったです;私の場合、多分、霊そのものが怖いんじゃなくて、無遠慮にプライベートにズカズカ入ってくる、その空気を読めない性格が嫌なんだろうと思います(苦笑)
 
-----------------------------------------
Re:終焉
MIYAGI 2008/9/19 (Fri.) 23:42:07
 
コルトさん、コメントどうもありがとうございました。
 
「明るい目のルパン」も好きですが、「鋭く暗い目をしたルパン」も凄くツボです。
きっとそんな目をするのは人を殺めてしまった瞬間なのではないかななどと考えながら描いていました。
仰るとおり、原作を最近よく読み返しているのでやっぱり影響が出てしまったようです。
たまには次元ばりの上下ダークスーツのルパンを公式でも拝んでみたいものです。
 
>今のルパンは泥棒というよりチンドン屋さん
>ファンより酷い絵を毎年2時間、毎回数十ページも見せられちゃ、視聴率も書籍売上も年々下降するのは 当然だろうなと思いましたです。
 
テレスペのルパン、何故にずっとヘンテコ配色に固執しているのか非常に理解に苦しみます。
ルパンサイトを巡っていると、プロ顔負けの達者な絵を描く管理人さんに遭遇するたび
「もういっそこの人がテレスペのキャラデザ担当すればええじゃん」とか
「この人がルバマガのマンガ描けば単行本買う気になるんだけどなぁ」とか
つらつら考えてしまいます。
 
>「流血物」は少し抑えぎみにして頂くとありがたいです。
 
了解いたしました。率直なご意見ありがとうございます。
自分的にはこの絵は流血をややデザインっぽく処理したつもりなのでぎりぎり不快にならない範囲内なのですが、仰ると おりこのテの絵は本当に人によって捉え方が違うので、気を遣わなくてはいけませんね。自重いたします。
ちなみにルパンの腕の血が飛び散っているのは弾丸がかすめた瞬間を狙ったものです。
ジョーのお話、初めて知りました。ジョーと同じような体格の力石はちょっと想像しにくいですね。もう脳が「力石は大男仕様」でインプットされとります。
 
>絵的にいえば、この血の描き方は曼珠沙華の花に似てるとも思いました。
 
なるほど〜言われてみれば似てますね。いっそ曼珠沙華の花を描けば良かったかもしれません。ナイフの 柄をドアップで描くというのも当初考えた構図だったりします。
 
>宮崎さんも虫やもののけ相手に結構過激なシーン描いてるんだな、と気付きました。
 
ナウシカだと王蟲の幼生が杭を打ち込まれてぶら下げられてるところとか、不完全なままで戦いに狩り出 されて結局死んでしまう巨神兵とか思い出します。
残念ながら宮崎さんはもうルパンには一切関わることは無さそうですが、「公式の微妙なルパン」ばかり 観せられていると「現在の宮崎さんが作ったルパン」をちょっと夢見てしまいます。「カリ城」の二番煎じにならないように美少女が出て来ないお話がいいなぁとか(笑)「カリ城」は嫌いではありませんが、オジサマじゃない若いルパンを見たいなぁなんて。
 
>ルパンのPTSD
>ルパンが素人を絶対に裏社会に入れようとしない、入ろうとすると猛烈に怒り出すのは、もしかすると ルパンが若かった頃、素人にすぎないチンピラを己の臆病さや力不足で逃す事ができず、余裕が持てずに あやめてしまったからかもなのかもしれない
 
件のアメリカ人女性も戦争の犠牲者の一人と言えますね。とても哀しくて痛ましいお話です。
罪の意識が強過ぎて精神が壊れてしまったんですね。
 
ルパンの屈託の無い明るさ、陽気さも決して上っ面だけのものではないと思います。けれどルパンの心の 奥底にはいつも、「人を殺めた後ろめたさ」が澱のように沈殿しているイメージがあります。もちろんプライドの高い彼はそんなことを人前ではおくびにも出さないでしょうが。
素人を絶対に裏社会に入れるのを良しとしないルパン。
この原作ルパンの精神なぞ天晴れなくらい完全無視の「GvsR」、DVD購入したものの結局2回しか観ておりません。なんだか無性に哀しい気分になるので。キャラデザだけはアホ面なルパンではないので結構好きなのですが。
 
>ほぼ日の怪談
 
おおっ読んでいただけましたか♪確かに霊は「お邪魔します」とか言わずにいきなり出てきたりするもので空気読んでませんよね(笑)
私は霊感体質ではないので、こういう体験談を読むと「霊を感じやすい人って落ち着かないだろうなぁ」などと思ってしまいます。
 
 
-----------------------------------------
Re:終焉
コルト 2008/9/23 (Tue.) 03:48:30
 
>チンドン屋さん
 
これって真面目な意味でそう思うんですよね。だってチンドン屋さんは、ハッキリ広告塔としてわざとああいうファッションにしてる訳だから。テレスペの場合「作品があって商品になる」じゃなく「商品を売る為に2時間かけて派手なチラシ(服)の広告ルパンが走り回ってる」みたいな。たぶん「ルパン」の場合は商品の中でも「パチンコ」との提携関係が強いじゃないかと思います。あの派手なノボリにはあの色が一番都合がいいんじゃないでしょうか。でも私の場合「エッソ」の場合は同じ色でもそんなに嫌悪感はなかったなあ。作画線が素朴だから単純な色合いでも大きく違和感を覚えないのと、キャラの表情や作画自体が割に良かったせいかもしれませんが。でもやはり個人的にあの配色は好きじゃないな^^;
 
>この絵は流血をややデザインっぽく処理
 
私もデザイン性を感じました。この位大きく面積取らないと、バランスがとれませんもんね。MIYAGIさんの絵はデザイン以上の迫力が感じられました^^ついでなんで、この際流血物に関してもナビしておこうかと思ったんで、お気になさらずに。
 
>人を殺めた後ろめたさ
 
これがないと私には逆にルパンの明るさは、素直に見られなくなっちゃいます。「泥棒」である事もそうなんだけど、彼は自分のやってる事が客観的に正しく理解出来てるんですね。だから馬鹿やってもお約束として笑って楽しめます。
 
先のアメリカ人女性の番組を観てから、私は原作「あるヤングマンの場合」のルパンが今までと違って見えてきました。
 
>「自分の臆病さをコロシでごまかそうなんて野郎は一歩も・・オレたち悪党の世界に足をふみ入れさせるわけにはいかねェんだ わかったか!コノオーッ!」
>「いくらいいわけをしても・・悪いことは悪いんだよ」
 
これは、ルパンが過去の自分の犯した過ちに対して投げかけてる言葉じゃないかという気がしてきました。通りすがりに出会ったに過ぎないだろう、この少年にここまで執着して世話を焼くのは、少年に自分の昔の姿をだぶらせていたのかもしれないなと。少年に対する怒りの爆発、大粒の涙も過去の自分に対する怒りや悲しみの投影だとしたら、この激情も少年への執着も私には納得がいきます。考えてみると、ルパンが姉弟に対してわざと憎まれ悪者になるよう冷たく振舞ってるのも、自傷行為に近いんですよね。何だか己に対する「罪と罰」のようにさえ感じます。
 
これ以外にもルパンは「地獄志願」で「アタシの命を盗んでみない!?」と聞く少女に「ほしくねェやそんなもの」と突然怒り出したり、「地獄がどんなところか知りもしねェくせによ」と、自分の見てきた地獄を暗に感じさせたり、素人が絡むと人が変わったように突然感情むき出しになるんですよね。感情のコントロールがきくクールなルパンには凄く珍しい事だと思います。
 
あるいは「オールマイティー」の時のように、自分を讃える少年に急に無言になって、これまた自傷的な物言いしたり「高性能ルパン」で銃撃のさ中倒れた少女に「オレの流れ弾にあたったんだ」と素人を巻き添えにしたと思いこんだとたん、明らかに目が違う世界にイッちゃってますし(澱みにはまりそうなルパンの目を覚ますように強い言葉を叩きつける次元も印象的。もしかして次元は、ルパンのトラウマを知ってるんじゃないかと思ったり)。やはりこれらを見ると「ルパンは素人を巻き添えにする事に、何かあったんじゃないか」と思わずにいられないです。
 

[184] キューン!
[184] キューン!

KITA 2008/9/20 (Sat.) 03:21:04
 
ルパン嵐専門家みたい。
 
コルトさんこんばんはです。台風きてますよ。通り過ぎるとガッと晴れて暑いらしいですよ。ご出張、どうぞお気をつけて。
 
今ルパンはTVシリーズとかではやっていないわけですが、コルトさんサイトを見てコルトさんや皆さんのコメントを見るのはあたかも最近のルパン(作品ではなく、人物)の噂や評判のなんだかんだを聞くかのようで、いつも楽しみです。
 
「女性になったら?」という質問に対する山田さんの「男を狂わせてやる」にはまだしつこく感心してます。
こちらのキャラデータの不二子のページにある、アニメでのルパンと不二子の関係に対する山田さんのコメントの「″われ笛吹けど君踊らず″っていうこの気持ち、男としてはよくわかります。共感する部分があるんですね、男として。男が、女を求めるのは理屈じゃないんです。」を思い出します。なんだかよくわかりませんが山田さんはそんなことがよくあったものだから畜生今度は自分が狂わせてやる〜とか思っているのかと思ってしまいます。
 
-----------------------------------------
お久しぶりです(^^)/
コルト 2008/9/23 (Tue.) 01:24:34
 
KITAさん、こんばんは〜。またKITAさんのお絵かきが観られるようになれて嬉しいです。いつもの筆ペンに、まるで色鉛筆で塗ったような味を感じます。それにしても肝心の次元の頭部を上手く隠しましたよねえ。モンキーさんの漫画ってブラック・ユーモア的な部分があって、アニメ化するには難しいと思える描写もありますよね。「トムとジェリー」なら原作の表現通りに出来ても「ルパン」だと原作のこのシーンはこの様に頭部を隠すか、効果音だけで違う光景を映すかになるんじゃないかな。
 
ところでこの鬼土ちゃんは、私が二次創作で捏造した中では、へタレバージョンの鬼土ちゃんに見えます。偉そうな態度でポケットにつっこんだ手に、自分の特殊能力に有頂天になって尊大になってる気持ちを感じます。これって一見余裕のポーズにも見えるんだけど、手を隠すのは自分の手を汚さない事に安堵してる臆病さの表れにも思えるんですよね。この鬼土ちゃん躁状態で、人の痛みに対してすっかり麻痺してしまってて、このあと「フンフン…♪」とか鼻歌交じりで立ち去りそう(だから人の痛みが判るマトモなルパンが悲痛な顔してる時でも「死んだか……?相棒の次元は……」としらっと平気で笑って言えたりするんですな)。
 
>最近のルパン(作品ではなく、人物)の噂や評判
 
命を吹き込まれたら、もうキャラって人間そのものですもんね。私の場合、自分の好きな人を明らかに悪く、薄っぺらに誤解されたり、ぞんざいな扱いをされると嫌な気分になるのと同じ気持ちを今の公式のキャラの扱いに感じたりするんですよ。普通の業者ですら殆どのとこは自分の生み出した製品を、我が子のように可愛がってるというのに、キャラを無機質な「金をはじき出す道具」としてしか見られないなら、最初から創造者という夢を売る商売なんて、やらないで欲しいと思います。
 
>「女性になったら?」という質問に対する山田さんの「男を狂わせてやる」にはまだしつこく感心してます。
 
山田さん、こんな時までチャレンジャーなんですね(笑)KITAさんの読みには「なるほど」と思いました。こういう質問に真面目にならず、ジョークで答えてる山田さんって好きです^^私も20代の頃同じ様な質問を何かの心理テストで答えた事がありましたが、確かその時は「原宿で女の子をナンパしまくる」と答えたような。なーーんか山田さんと仲間意識覚えたり(笑)KITAさんの場合はどうですか?
 
台風は出張先では通り過ぎた後みたいで、東京に帰ってきたら逆に雨風でした。とりあえず電車が止まらなくて良かったです。また今週末出張なんですけどね。
 
-----------------------------------------
たぶん夜景に銃声が轟くのですよね・・・
KITA 2008/9/23 (Tue.) 04:58:17
 
コルトさんコメントありがとうございますっ。お久しぶりです。そうそう、全然晴れもせず暑くもならなくてKITA予報は大ハズレでした。すみません。
お仕事ご順調だったようでよかったです。でも、お帰りなさいはもっと明るい絵でお出迎えしたほうがよかったよと後から思いました。。。
私明るい絵描けないみたいですね〜なんか一連の見ると。自分で初めて知りましたよ。暗いなあ〜。
頭の中の次元は「何回も人をエビ反らせるんじゃねぇ」と半分怒ってますが(こんな絵でも数回は描いては消し描いては消ししてるので)。鬼土ちゃんの演技はラクだね。とか、絵の中のヒトと遊ぶのは楽しいですね。絵を描く方ってそういう方多いでしょうか?
 
そうそう、この鬼土ちゃんは虚勢いっぱいのヘタレ鬼土ちゃんです。コルトさん作のヘタレバージョン好きだから影響受けたのでしょうか。だって原作の鬼土ちゃんもそうだろうと思われますし。そんな顔に描いてありますよね。あの目つきと精一杯の悪ぶり方は。遅いデビュー特有のものです。(例:大人になってからお金持ちになった人や大人になってからモテ始めた人の中にいる、「俺がこんなでいいのか?ええい、いいんだあウヒャヒャヒャ。で、でもいいのか?」←自分の手にしたものが身についてなくて変な方向にいっちゃった人。※もちろんかつて持たざる者であったことも含めて良い味にしている素敵な人もいますが)悪の世界の成り上がり鬼土ちゃん。それよりやっぱりそのヘアスタイルをなんとかしろと私は言いたい。水玉シャツもだ。そういう変なアピールもデビューが遅かったせいに違いない、と決め付けています。まあねえ、ルパンはかっこいいからね・・・。普通にしてたら見た目で完全に負けちゃうもんね・・・。鬼土ちゃんそれなりにがんばってたんだよね。
 
好きな人をぞんざいに扱われたら・・・イヤですよねえ。愛が足りないです。この前のBS夜話で、おおすみ監督が「(ルパンを作り始めたときはそれが楽しくて楽しくて、生活がそればかりで)仕事と思っていなかった」と言うのを聞いたとき、こういうのにはかなわないと思いました。別に、代価通りのことをやればそれは仕事として成り立つんだろうけど、どっちがいいモノつくれるかっていったら・・・そりゃやっぱり愛のある方でしょう。
 
>KITAさんの場合はどうですか?
私の場合男女の脳の違いから真剣に考えてしまって、おもしろい答えが浮かばないです〜。
男性は「広く遺伝子を残したい」女性は「より良い遺伝子を残したい」ということになっているんだそうですが、私だったらたぶん男性になってもあまり広く女とつきあってメンドイことになるのはイヤですね。本能がいくら叫んでも、めんどくさがりやはたぶん男性になっても変わらないだろうなあと思います。定番回答に牛丼屋(もしくは立ち食い蕎麦)に入る、っていうのがあるみたいですが、別に入りたきゃ今だってギュードン屋だろうが立ち食いだろうが入るし。うーん、男性になってもKITAはあまり変わらないようです。でも1日だけなら男じゃなきゃできないことしなきゃ・・・あっ、坊主刈りにしてみたい!後はコルトさんのナイスナンパっぷりでも見てていいですか。
 
-----------------------------------------
Re:キューン!
コルト 2008/9/26 (Fri.) 23:59:26
 
>絵の中のヒトと遊ぶのは楽しいですね。絵を描く方ってそういう方多いでしょうか?
 
なるほど。私の場合は描きながらそれぞれのキャラに自分が入り込んでいく感じです。これって役者が役に入り込むのと同じなんですね。
 
>この鬼土ちゃんは虚勢いっぱいのヘタレ鬼土ちゃんです。
 
おお、そうでしたか。ありがとーございます(^^) 私的には「へタレバージョン」の鬼土ちゃんと「いい人バージョン」の鬼土ちゃんと、両A面で二通りの演出を一つに収めた形にしたいとこです。両極端のどちらが真実、ではなく、どちらを信じるかは貴方次第、という感じで。へタレバージョンは文学にすると書きやすいんですが、逆に映像にするには難しいんですね。深層心理を、そのまんまの言葉や、如何にもそれっぽいポージングで「状況説明」するのは野暮だし、どういう風にそれを自然に伝えるかというと、細やかな演技がないと難しい。殆ど心理状況のみで話が進んでいくのも、動きを主流にしたアニメでは地味で進行がモタモタ感じられそう。そういう意味ではアニメよりは実写向きの演出だろうなと思います。てな事で「いい人バージョン」は、アニメならこの方が絵的に見せ易いと思って作ってみた物です。同じ脚本なのに、演出ひとつで随分脚本もキャラも変わるなあと自分でも書いてて思いました。原作ってとてもシンプルなので、その分色々な方向に妄想を発展させていける楽しさがありますね。へタレ鬼土ちゃんのファッションには、そういう心理が働いていたのか、と深読みするのも楽しい(笑)
 
>男女の脳の違い
 
こういうサイトがあって、自分が男脳か女脳かが掴めるみたいです。
 
http://iwao-otsuka.com/fm/test/patbr/testbrentv1.pl
 
私は120点で「やや男性的」でした。こーゆーのもあります。
 
http://www.utopia-o.com/braintest.htm
 
判定指数は男脳傾向がプラスの数字、女脳傾向がマイナスの数字で出ます。最大値は共に20だそうです。 私の指数は2でした。女脳に近い感性を持った男性脳らしーです。
 
ここに書いてあった面白い記述。
 
『例えばクルマの話では、あるパーツがどれだけの効能があるかを、時に数値を出して
延々と議論・分析を楽しむのが男脳です。
 
ところが女脳は、相手との感情の共感を得て初めて楽しめるので、パーツの分析には全然興味が湧かないのです。 女脳が盛り上がるのは、クルマでいえば、サーキット体験で怖かったとか、スリルがあって楽しかったとか、好きな車の色の話と なるのです。』
 
ということは、「ルパン」ファンサイトでも先ず本編を楽しみ、そこから更に発展して「作画」や「動画」「演出・脚本・スタッフ」等の「パーツ」で分析・互いの論評を楽しむサイトは「男脳」的といえますね。こういう楽しみ方をしてるサイト・オーナーさんは確かに男性が多いような…。女性は絵とか小説とか、二次創作メインの感性型が多く「あのキャラが好き〜」という話題でキャッキャと盛り上がってる処が多いみたいですね。私は女性向と健全サイトで男女脳を使い分けてます(笑)
 
>あっ、坊主刈りにしてみたい!後はコルトさんのナイスナンパっぷりでも見てていいですか。
 
坊主刈といかないまでも、私は癖っ毛の手入れが面倒なので顔が面長だったら、ルパン位の超短髪にしてみたいとよく思います。でも丸顔の私がやると「カツオ君」になってしまうのでそれは出来ない(苦笑)
 
ナンパは20代の頃なら本気でやりたくて仕方なかったです。女の子が好きなんじゃなく、果たしてどうすれば警戒心の強い彼女たちのハートをゲット出来るのかに興味津々で、ちょっとしたゲーム感覚だったんですよね。自分が女心が判らないタイプだったから、当り前のように自分達と同じ反応や感性を求められる同性より、最初から異質な異性としての方が、気楽に女性とお友達になれそうな気がしてたというのもあります。あるいはホストになってお嬢さん達をショーマンで笑わせて癒して楽しませたいなー、とよく思ってました。今だとそういうのは疲れる齢になったので思わないんですが(苦笑)そうですねえ、今なら数人の男友達とパブに繰り出して、女の子を全員指名して、バンバンいい酒とディナーをおごりまくり、軽く冗談で口説きまくってパーッと弾けてみたいです…金があるなら^^;本気で口説きたいんじゃなく、広く浅く、友達の延長の「なんちゃって攻撃」で口説く、そういう類の冗談が好きなんです。だからいざ本気で迫られたら逃げ出すと思います(へタレ)あ、とりあえず私はビアンさんやFTMではないので(FTXです)一応誤解を避けるために明記を(笑)
 
-----------------------------------------
補足
コルト 2008/9/27 (Sat.) 00:13:12
 
>両A面で二通りの演出を一つに収めた形にしたいとこです
 
これは二つを混ぜ合わせるという意味じゃなくて、例えば媒体で言うとDVDの両A面とか、違うバージョンでDVDを二つ出すとか、舞台で言えば、別バージョンで公演するとか、「墓場鬼太郎」のように、昼と夜で全然違うバージョンでやるとか、そういう演出がいいな、という意味です〜。
 
-----------------------------------------
Re:キューン!
KITA 2008/9/27 (Sat.) 19:50:13
 
ヘタレバージョンは文字、いい人バージョンは映像、は納得です。
ヘタレバージョンのほうは実はこうだったという背景というか思いというか・・・。暗い窓辺にたたずむ鬼土の横顔(の脳裏に浮かぶ思い)っていう感じがします。
比して、いい人バージョンは人物も動き回り、目に見える情景描写がされているのですね。なるほどですー。
 
■男女脳
なんか前者サイトのこの↓質問に笑ってしまいました。
 
>No.28 ダンスやジャズダンスをするとき、
> ○リズムについて行けない。
> ○体を動かすことはできるが、周囲の人とは合わない。
> ○ステップを覚えないと音楽に乗れない。
 
なぜ全部ダメ気味?
 
ルパンファンサイトさんたちって大別するとそうですよね。
コルトさんがどちらにも造詣が深くてどっちも楽しんでいらっしゃるのはすばらしいと思います。
そっちのキャパシティもすごいし、男女脳の話からはズレちゃいますが、原作初期(のそのまた成り立ち)〜テレスペ、またその後に至る時系列的な視点の広さもすごいと思います。
だからコルトさんちはいろいろな方が来られるのでしょうね。
 
>軽く冗談で口説きまくってパーッと弾けてみたいです
ルパンみたいですね(^▽^)
私は女は爪だの髪だの化粧だのがたいへんなので、男性になったらボーズにできるのになーと思いまして。
 
■別件
昔、姉が「弓月光」のりぼん単行本を持っていたのですが、それにデビュー作が収録されていたんですね。「ジェムと10億ポンド」といいます。
それってちょっと原作初期を想起させるのですよ。
画像を正規に掲載してるサイトさんがあって、やっぱりモンキー・パンチ風って書いてありました。
 
http://islandnet.jp/crescentmoon/review/jem_to_10okupond/index.html
 
スピネルがルパン、ジルコンが次元、って感じ。
 
60年代はお人形っぽい女性やギャングスタイルの男性が流行っていたとは思うのですがそれにしても共通テイスト感じるなあ。
思えば昔の弓月光も船舶、車、自転車とか描くのが好きでうまかった。
(今だってうまいんでしょうけど私は弓月光、少女マンガ時代のそのまたりぼん時代しか知らないので)やっぱり男子はメカ。
あ、ついでにどちらもPC導入が早かった漫画家さん。
 
-----------------------------------------
Re:キューン!
KITA 2008/9/27 (Sat.) 22:03:05
 
あっ、今はまたご出張なんですね。いってらっしゃいませ〜!
 
-----------------------------------------
Re:キューン!
コルト 2008/10/1 (Wed.) 08:33:25
 
>ジェムと10億ポンド
 
観ました〜!面白い物教えて下さってありがとうございます。これは本気でモンキー先生に影響受けてるんじゃないでしょうか。ジルコン、帽子を被った原作初期のルパンにも見えますよね。顎も割れてるし(笑)何よりも、靴裏の描き方そっくりそのまんま。ここまでそっくりだと笑ってしまいます(^^)スピネルは五右ェ門にも見えますね。女の子の好みは深山さんと一部被りそうだな。弓月先生も私、昔から好きなんですよ。今は「甘い生活」を欠かさず読んでます。60年代後半〜70年代初期は、外国映画や外国テレビドラマ、スパイ物も人気でしたもんね。その当時の漫画が外国人が主人公でスパイ物が多かったのは、そのせいもあるかも。
 
>キャパシティ
 
私の場合は、自分が本で読んだことを纏めてるだけでなんですが、周りの方が色々と情報提供して下さってるので、その協力がなければ一人じゃここまで出来ないです^^;そういう事で、更新もゲストの方々と一緒になって物を作ってるような楽しさがありますね♪KITAさんも「モンキー・パンチ原画展」のレポートや完売したパンフ内容送って下さいましたし、管理人よりゲストの方の方がイラストも沢山描いて下さってるし(汗)マジでこの場を借りて皆さん、いつもありがとうございます<(_ _)> 
 
キャパは…多分、私は単純に面白がり屋なんだと思います。「へーー、こういう楽しみ方もあるんだ〜!」と思うと、難しく考えず「私もやってみYO」になってしまう^^;それでも気まぐれな性質なんで、コンスタントにTOP絵変えたり、キリリク描いたりしてる方はキチッとしてて凄いなーーと思います。
 
-----------------------------------------
おかへりなさいなせ
sage 2008/10/1 (Wed.) 20:24:57
 
そうなんですよ、私も後からスピネルはむしろ女キャラと同系統の顔、ゴエモンだな、と思いました。
服装がルパンぽいのでつい。
わーすごい昔になくなっちゃいましたよこのコミックス。「にくいあんちくしょう」の上巻でした。くやしいなあ〜。
弓月光は「ジェム」の数か月後の作品ではもう既に、全然違う今の絵柄の原型になってるんですよね。巧い人だから応募作の「ジェム」ではあえて少女マンガだからってんでお人形ぽく外国映画ぽくしてたのかなあとも思いますが、男性キャラ、激しくモンパチ先生風味なんですよねー。ほかにもいろいろまざってる気もしますが。
読んだのはジェムが先ですが、原作初期が我が家にきてからはジルコンのコマを「ルパンみたい(好)」ってきょうだいで(またきょうだいネタ)言ってたの思い出しました。「脱走」の「ルパンは変装の名人です!」って言ってるところが代表相似形。この頃の絵柄ですよね。
ジルコン、確かジェムにぶんなぐられて頭の回りに星でホテルの窓にたれさがってました。で、ジェムが「バーイ」って言って落ちていって干草の山に頭からボスンと…。それをスピネルがズボッとひっこぬいて…。←昭和40年代少女マンガならでは。
コルトさんも弓月光さんお好きでよかったですv
 
-----------------------------------------
Re:キューン!
KITA 2008/10/1 (Wed.) 20:36:07
 
「なせ」って何・・・「sage」って何・・・
見なかったことにしてください。心からまことに申し訳ございません。閲覧されている方で不快になった方もいらっしゃるかも知れませんが、本当にすみません。
 
ところで(無理矢理)そんなこんなで原作初期って少女マンガ要素が入っているとも感じるんですよね。絵柄とか、ストーリーとか雰囲気とか。なんだったら少女マンガにもいけたと思います。それがアニメの長寿に通じるところもあると思います。
 

PAST INDEX FUTURE
戻る