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[173] やや原作調不二子ちゃん
[173] やや原作調不二子ちゃん

MIYAGI 2008/7/12 (Sat.) 02:24:49
 
こんばんは。今回は久しぶりにアップロードではなくオエビツールで不二子ちゃんを描いてみました。
さきほど金曜ロードショーで「ゲド戦記」で見事に2時間半も時間を盗まれてしまったので、どうにもいらいらして眠れそうにないので気分転換に参りました。劇場に足を運んだ方、怒りたくならなかったのだろうかとつい思ってしまいました。
 
なんだかルパンのテレスペ新作の方が「ゲド戦記」よりかはいくぶん面白そうな気がしてます。
 
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Re:やや原作調不二子ちゃん
KITA 2008/7/15 (Tue.) 01:07:35
 
こんばんはMIYAGIさん。
これはまたかっこいい不二子ですね〜!!ラフに塗った影もアイラインもポーズも、すごく女っぽくて流石です。。。指の先までかっこいい!
 
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遅くなりました<(_ _)>
コルト 2008/7/15 (Tue.) 02:01:25
 
レス遅くなってすみません(理由は掲示板にあります)
 
オエビツールでMIYAGIさんの絵を拝見するのは「ル中」さん位なので新鮮ですね〜^^ ストレス解消(?)に「原作調不二子ちゃんを選んだ」というのは、何か理由があってでしょうか。ところでMIYAGIさんの絵は、オエビツールだとモノクロが多いんですね。薄くかけたピンクがクールなモノトーンにほんのり甘さを加味して「甘くなり過ぎない、きつくなりすぎない」不二子ちゃんのムードにぴったんこ。
 
>「ゲド戦記」
 
映画の公開当時もバッシング酷かったけど、今回の金ローで、またしても公式レビューサイト、批判の嵐みたいですね。私の場合「ジブリ」は「ハウル」を観た時点で「宮崎さんの全盛期は終わったかな^^;」と思い、以来観てないんですよね。「ゲド戦記」は、公開当時、私はCMがどうしても生理的に受け付けられなくて観に行きませんでした。台詞も棒読みでしたが、それ以上に作品テーマをストレートに口にするというのが、どうにも恥ずかしくて駄目だったんです。表情も、感情そのまんまに露わにするから嘘っぽくて。新作OVAの時も同じ印象を受けたのだけど、全体に幼稚に思えたんです。「思ったままを顔に出す、口に出す」って、幼児のやる事ですから。それでも明るいキャラなら「お調子者のおバカちゃん」でまだ可愛げがあるんだけど、陰気な鬱々した顔ばかり生真面目に並べられても、単に愚痴っぽく見えるだけだし。両監督さん、同じ30代なのに、どちらもまるで思春期のような表現方法で、双方共にこの実年齢とのギャップの大きさには社会に何が要因でもあるのかと、そっちの方向で思わず考えてしまいました。
 
それでも「今回はTVで只だから観てみようかな」と思ってたのが、どうしてもそれらが頭に蘇ると観る気が失せてしまい、結局今回も私観てないです。どうも「観たい」という気になれないんですよ。逆に「原作は面白そう」とそっちに興味がいきました(笑)駿パパはもう映画は作らないと思いきや「ポニョ」を作りはじめて、久しぶりに「今回のジブリは、何となく面白そう」と思ってます。宮崎さんの息子さんは「ジブリ美術館」では企画建築の才能を発揮されてたみたいですね。水に合う場所の方が、無理に背伸びしなくて済むんでいいんじゃないかな。
 
>ルパンのテレスペ新作の方が「ゲド戦記」よりかはいくぶん面白そうな気がしてます
 
そう思わせるのが計算のうちだったりして。いや、冗談ですけどね(笑)
 
追伸:前にメールも頂いててありがとうございます。お返事はオフレコでメールにしようと思ってたんですが、先の状態で;お祭りの方にも沢山の投稿ありがとうございます♪どこからレスしようか、検討中です。
 
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補足
コルト 2008/7/15 (Tue.) 07:43:42
 
文でちょっと説明不足の部分があったのでつけ足し。
 
>明るいキャラ
ゲドがそうであれというんじゃなくて「明るいキャラなら思った事をストレートに出してても、まだ気持ち的には見られるけど」という例えです。
 
親をあやめて明るかったら逆に不気味なので、明るくはなれないのは判るけど、それでも人の心って葛藤がある場合、普通は強がったり自分を肯定しようとしたり、悲しみが怒りに変わったり、本心を隠そうと逆の行動とろうとしたり、ストレートにじゃなく、もっと表層では読めない形になって出てくるんじゃないかと個人的には思うんです。それを総じて「迷い」と呼ぶんじゃないかなって。本編観てないんで、これはCMの感想なんだけど。もしも本編がそうだったらごめんなさいです(^^
 
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Re:やや原作調不二子ちゃん
MIYAGI 2008/7/16 (Wed.) 00:58:09
 
KITA さん、コルトさんこんばんは。コメントどうもありがとうございます。
オエビツールでモノクロ絵はマイブームとなっております♪モノクロにポイント的に有彩色を挿すのは昔からある手法ですが結構好きです。
 
絵を描くことは時として精神を沈静化させるためのトランキライザー代わりにもなります。
どんなにウツになろうが憤っていようが、とにかく絵を描いてさえいれば心が安らぐんです。
原作調の彼女をチョイスした理由はこれといってないのですが、次元やルパンを描き始めたらきっと徹夜作業になってしまうと思い(彼らへの思い入れがなんだかやたら深くなってきたような気がしてならない今日この頃です)無難に不二子ちゃんに落ち着いたという次第です。
 
彼女を描くときは「大人の女性のカッコよさ」を頭の隅っこに置いて描いています。
 
「美人でスタイル抜群でクールで肝が据わってて颯爽としている」
「どんな危機に陥っても凛としている」
「男顔負けの戦闘能力と知力」
「フェロモンばりばりなのにいやらしくない」
「誰かの所有物になるなんてまっぴらゴメン。よってルパンとの関係は永遠に好敵手のまま。妻や母親にシフトすることはありえない」
 
これが昔から変わらずにある某の不二子ちゃんのイメージです。
 
>「ゲド戦記」は、公開当時、私はCMがどうしても生理的に受け付けられなくて観に行きませんでした
>陰気な鬱々した顔ばかり生真面目に並べられても、単に愚痴っぽく見えるだけだし。両監督さん、同じ30代なのに、どちらもまるで思春期のような表現方法で、双方共にこの実年齢とのギャップの大きさには社会に何が要因でもあるのかと、そっちの方向で思わず考えてしまいました。
 
確かにあのCMは「なんだかとってもウツになる」画面だったように記憶しています。
「映像作品でテーマを口で説明するのは至極ダサくてみっともないことなんだよ。もうちょっと考えなよ」って製作のどなたか監督さんに忠告してあげなかったんでしょうかね。やっぱり精神年齢が低くなってるオトナが多いことの表れなのか…なんとなくこの二人の監督さん、もしかしたらすっごく気が合うかもしれませんね。きっと子供の頃のシュミとか共通項が多いんじゃないでしょうか。
 
ちなみに金ロー「ゲド戦記」、開始から15分間で物凄い眠気に襲われました。2ちゃんの実況をROMしながらでなければきっと退屈すぎて途中で寝てしまっていたと思います。特に前半、話のテンポが緩急がなくだらだらだらだら〜状態で、「こりゃあマジで毎年やっとるテレスペルパンよりひでぇもんだな」とぐったりしました。
 
せめてアレンが父親を殺めるくだりの動機付けが明確に判れば(月並みですけど、父親が自分を殺そうとしている幻覚にとらわれていたとか)良かったなぁとか
 
街の若者がドラッグで廃人になっとるシーンはちょっと洒落にならんなぁとか
 
いくら人間嫌いのテルーだって危ないところをアレンに助けてもらったんだから、せめて礼の言葉の一言くらいかけてから立ち去れば良かったんじゃないかとか
 
頑なだったテルーがアレンに心を開いていく過程が丁寧に描かれていないなぁとか
 
アレンと敵役のクモのしゃべりがやたらボソボソで何言ってるのかちっともわからんとか
 
テルーがドラゴンに変化するのも事前に何の伏線もなしだったので、唐突過ぎてポカーンとしてしまったとか
 
クモの変容があまりにもグロ過ぎて小さい子供が観たらトラウマになりそうとか
 
いっぺん観ただけですが、とにかくいろいろ突っ込みどころ満載です。
2時間半を盗まれるのだけは断言できますが、お暇ができて、それこそ他の雑事をしながらでも一度くらいは本編を観てみるのも一興かと存じます。突っ込みどころを楽しむというスタンスならもしかしたらそれなりに面白く観られるかもしれません。
 
>「ポニョ」
あの調子っぱずれの歌が耳にこだまして離れません(笑)観に行くかどうかはまだ決めてませんが、人間形態のポニョがもし登場するとしたらどんなビジュアルなのかちょっと気になってます。お母さんが色っぽい美人なんでやっぱりいちおう美少女なのかなぁ。
 
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突っ込みどころ満載
コルト 2008/7/18 (Fri.) 13:27:57
 
MIYAGIさんのゲド作品批評、面白かったです。話の様子が目に浮かぶようで(笑)
 
>テルーがドラゴンに変化するのも事前に何の伏線もなしだったので、唐突過ぎてポカーンとしてしまったとか
>なんとなくこの二人の監督さん、もしかしたらすっごく気が合うかもしれませんね。
 
ロボットの事を思い出しました^^;確かに気が合うかも。
 
>誰かの所有物になるなんてまっぴらゴメン。よってルパンとの関係は永遠に好敵手のまま
 
私も不二子とルパンは基本的に対立関係で、恋愛感情が生まれても、それは一瞬の「揺らぎ」みたいな物だと思っています。敵対心、ライバル愛、友情、博愛等など、どれにも縛られず如何様にも変化する関係だから、この二人は永遠に新鮮な人間関係のままでいられるんじゃないかと。あとですね、私「男と女」と揃うと、それだけで言動を何でもかんでも恋愛感情と結びつけて考えるキャラ構築は、それだけでも不自然に感じるタイプなんですよ。「萌え」のカップリング遊びで、わざとそういう妄想に持っていってるなら話は別なんですが。
 
とりあえず以下、以前掲示板で書いた「不二子考察」が保存ミスで消えてしまってるので(^_^;この際備忘録も兼ねてもう一度書いちゃいます。
 
私は不二子とルパンは銭形とルパンとの関係に似ていると思ってるんですね。本当に相手に捕えられたらそこで終わってしまう気がするんです。
よくいわれる「不二子はルパンに飽きられたくないから裏切り続ける」という考察も、私には「不二子はその辺の、愛に飢えたさびしい小娘とは訳が違う。精神的に自立してて、もっとスケールがでかいんだ」と思うんですよ。彼女はルパンの愛が欲しい為に裏切ってるんじゃなく、あくまで己の欲望に素直に行動してるだけであって、たまたま自分の目的を達成するのに、手段の一つとして裏切りも使ってるだけだろうと。
 
他人に己の生き方縛られて、相手に精神的に依存してるような女性が、ルパンにとって魅力的に映る訳はないだろうと思えるし(憐れみは出るかもしれませんが)、ルパンに憧れて、それでまとわりつくだけの素人は、恋愛対象どころか、同じ犯罪仲間としてさえも相手にしないだろうとも思います。不二子は一人で輝ける高級な宝石、こじ開けられない謎だらけの金庫のような存在だからこそ、挑戦好き、一流好きのルパンも「不二子は特別」と認めるのだろうし。
 
私が、二人には互いに落ちそうで落ちない、緊張感を忘れないスリルな関係でいて欲しいのも、銭形とルパンがあんまり馴れ合いしすぎて本当にお友達ぽくなっちゃったら、警察対泥棒の緊張感が薄れて、つまらないと思うのと同じなんですね。
 
>「ポニョ」
美少女より「トトロ」のメイみたいなその辺の女の子にして貰った方が、私は素朴でいいんだけどな。それで「大きくなったらお母さんみたいに美人になる」とか(化けすぎ)
 
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孤高の女性
MIYAGI 2008/7/19 (Sat.) 22:51:42
 
>「男と女」と揃うと、それだけで言動を何でもかんでも恋愛感情と結びつけて考えるキャラ構築は、それだけでも不自然に感じる
 
「男と女」が揃えば、恋愛感情にしか持っていけないといった思考に作り手さんたちは凝り固まっちゃってるんでしょうか。お話作りも割りに作りやすそうですし。
ちなみに自分、恋愛小説の類もワンパの陳腐なモンしかないんじゃないかという先入観が強いために、ろくすっぽ読んだことがありません。もっとも恋愛ドラマは近年「冬ソナ」を年上の友人に薦められて「ホンマにおもろいんやろうか」と野次馬気分で観てみたらば、もろに昔の少女漫画のノリでちょっと懐かしい気分になりましたが。
 
>不二子は一人で輝ける高級な宝石、こじ開けられない謎だらけの金庫のような存在だからこそ、挑戦好き、一流好きのルパンも「不二子は特別」と認めるのだろう
 
絶対手中にできることのない存在の不二子。捕まえたと思ったらするりと腕の中からすり抜けていく女。
ルパンが唯一飽くことなく執着できる孤高の女性。
テレスペのゲストヒロインなんか、視聴者のどなたが望んでいるのでしょうか。
ゲストなんかより魅力的に不二子ちゃんを活躍させてみようとは思わないんでしょうかね、製作さんは。
 
魅力的な不二子ちゃんといえば、デドアラの初見のとき、冒頭の不二子ちゃんがかなりカッコ良く大女を仕留めてたので「おおっこりゃ不二子ちゃん大格闘の伏線なのね」と大喜びしたのに、結局大暴れしてたのはゲストのオーリでorzな気分になりました。
 
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男と女
コルト 2008/7/22 (Tue.) 18:06:54
 
正直、私もルパン達5人全員好きですが、誰一人「恋愛対象」としては観てないです。性的なアピールでセクシーだとは思うけど、それと恋愛感情は別で。私はリアルでも女友達より男友達の方が多い方で(ここも男性の常連さんが多いけど)兄弟も弟二人ですし、尊敬してる男性もいます。だから余計に、ちょっと気の合う男といるだけで「これは恋愛発覚か!?」というテレスペのワイドショー的な下世話なノリには脱力してしまうんですね。異性を意識し過ぎてる小学生じゃないんだからと…。
 
そういう意味では新ルパンのブロードウェイ・シリーズに出てきた、ビビアンとかベイビー等は好きですね。恋愛抜きの人間関係で描かれてても充分、面白いです。本当に恋愛の曼荼羅図で面白さを感じる話もありますが(主にラブコメディかな)そうでなくストーリー的な中身の薄さをカバーする為に「とりあえずラブっとけ」というのゲストヒロイン方式は安っぽく感じられます。これはゴエもそうなんですが、無理やりゲストに毎回惚れさせる必要なんてないだろうと。話がもたせられないからでしょうけど。
 
私、テレスペでも好きなゲスト女性の『出し方』はあるんですよ。「ワルP」のエレンとルパンとの関係は、「戦友的な友情」がとても印象的で好きですし、恋愛物そのものを否定する気持ちも全然ないんで、もし恋愛として描くなら「つけ足し」みたいなことをせず「とっつあんの惚れた女」みたいに、心が惹かれていく過程とか距離感を、観る側が共感出来るように、きちんと描いて欲しいなと。MIYAGIさんの言われてるのと同じに男女関係は恋愛しかない、という「陳腐なワンパターン」と「メインキャラ」を粗末に扱われるのが気に入らないだけなんですよね。寅さんのように、彼自身の活躍する話で、恋の結末ワンパターンが反復の面白さになってるなら判るんですが。
 
>冬ソナ
まだ一度も見たことないです。さっき初めてウィキでストーリーを読んで「こんな話だったんだ」と知りました(遅すぎ)昔の「キャンディvキャンディ」で「丘の上の王子様を想って彼とそっくりなアンソニーに惹かれていくキャンディを彷彿。亡くなったアンソニーとの思い出と、テリィの間で揺れ動く心?^^
 

[174] だから女には気をつけろって
[174] だから女には気をつけろって

KITA 2008/7/15 (Tue.) 01:11:47
 
旧ル第三話のラストです。このラストシーンも大好きです。
漂流何日目か知りませんが、もうボロボロです。食料もつきているようです。
でも、不二子はバカンス中のごとく余裕でいる演出の美意識がダンディじゃないですか。
ルパンも次元も不二子に距離はおいていながら不二子に何不自由なくきれいにさせておくのが昔風の男気質に感じられるのですが。(振り回されるのとは全く違う)
 
後期の大きな特徴は不二子がヨゴレをやることですね。
後期に行ってたらショートカット不二子もボロボロのカッコして魚釣りに参加してるのかなあ。
やりそうだなあ。ハッパかけてそうだ・・・
私個人は女は「美しくあれ、そして黙れ」のほうが好みです。
 
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ラストシーン
コルト 2008/7/15 (Tue.) 09:38:30
 
波の表現が水墨画のようで筆ペンの良さが引き立ちますね〜♪
 
もしやKITAさん、中央公論社から出た「中央コミック・スーリ」持っていらっしゃるとか?その本に収録されてる二人の顔を元にされてるのかな、と思いまして。あのシリーズは私、好きな物だから^^それと今回ソフトフォーカスが元に戻ったようにも見えるんですが、携帯カメラが直った(買い直した?)という事でしょうか(^^)私もこのラストシーンは好きです。むしろ本編より好き(笑)本編であれだけ重いテーマやりながら、最後でふっと軽く息を抜くとこに旧ル前半の拘りを感じます。
 
>不二子はバカンス中のごとく余裕でいる演出の美意識がダンディ
 
この話の不二子って、何がおきても平気で受け流してるというとこに、特別な事をしてる訳でもないのに、スケールのでかさを感じます。ロケットがどういう物か知りつつも「ごめーん、やっぱり乗っちゃった♪」爆撃で乗ってる飛行機墜落させられても「失敗しちゃった♪」とニッコリですもんね。
 
>私個人は女は「美しくあれ、そして黙れ」のほうが好みです
 
KITAさんが何気に九州男子ぽく感じられました(笑)実際の九州男子はシャイで優しいんですけど(でも頑固)原作の不二子もあまり喋りませんね。ルパンの質問をさらりとはぐらかし、肝心の処になると黙る。そこがとてもミステリアス。
 
>後期の大きな特徴は不二子がヨゴレをやることですね
 
たくましくて、生活感があって、下町のおかみさんぽいですよね。うーーん。やっぱり宮崎さんはマザコンなんじゃないかなあ(^^;
私は「不二子は色んな顔を持つパラレルキャラ」だと思ってるので「たすけてえ。盗んでえ」と喚いてる不二子以外なら何でも美味しく頂ける得な体質です。だけど、何であれひとつの型にはまっちゃうのはやだな。それと「生活力」はあっていいと思うけど「生活臭」が出ると不二子は「女」ではなく「母親」になってしまう気がする。母親にも色気はあると思うけど(「奥さん…」とか・笑)生活臭が出過ぎた母親には潤いがないような…。不二子単独ならまだしも、ルパン達との対人関係も適度な距離のある、対等な男と女というより、「母親と家族」的な密着性と親密度が高くなって人間関係まで変わって見えてきてしまうので、『公式』で不二子にあまりオカン的な役割をさせるのは、私もやめた方がいいんじゃないかなと思います。一匹狼の集団が、一気にマイホームっぽく見えちゃうんですね。キャラ構築って全体の人間関係にまで影響及ぼすので、私が「基本となる座標軸だけは重視した方がいい」と思うのは、そういう理由なんです。ひとつを外すと他のキャラも歯車として噛み合ってるので、連動してしまう。二次創作のギャグなら、石川さんの描くル中さん不二子ちゃんみたいに、パロディとして面白く楽しめます。あ、聖母的な意味の母性なら、神秘性を感じるので私的には公式でもオッケーです(笑)
 
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こちらも補足
コルト 2008/7/15 (Tue.) 09:51:17
 
勿論、上記は世のお母さん方に対して述べた物でも、偏見でもありませんです。念の為(関係ないけど、最近の若い母親ってお洒落で垢抜けてる方多いな。見習わないと)
 
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Re:だから女には気をつけろって
KITA 2008/7/16 (Wed.) 00:32:40
 
コルトさん、コメントありがとうございます。
 
>中央公論社から出た「中央コミック・スーリ」
いや、持っちょらんです(九州男児風)。
コルトさんがお好きなご本なんですか?持ってたらそのお話ができたのになと思います。
これはPCで動画をとめて見ながら描きました。このときの二人の顔があまりにイイのでそれが描いてみたくて♪
携帯は新しくなりました。ボケボケ期はポジティブにご対応いただき恐れ入ります。
 
ダンディというのは、演出側の人のほうについて私が感じたことなのです。
「男は我慢しても、女にみっともないカッコさせるもんじゃない」っていう感じがして、それがかっこいいなあとか思います。
演出側の人って、監督さんなのでしょうけど。
原作初期も(前にもメールで書いたことですけど)、ルパンがやんちゃしても作者が女の味方してくれるから安心です。
(実際に女性の味方なのか?というのは別の話で。文化的・美学的な・・・あくまでその物語上の部分で女の味方ですけどね。)
そこの忠実なアニメ化に見えるんです。思い込みかも知れませんけど。
アニメ化するっていうのはストーリーだけじゃなくて、そういうところを表現することかと思います。
 
>キャラ構築って全体の人間関係にまで影響及ぼすので
そうですよね。女の描き方が変わるって、ルパンたちの、女に対する考え方が変わるってことだと思うんですよ。
そして現にそうなっているように見えるので、どうも困ってしまいます。
演出の違いについてこのように私は困ってしまうのですが、ホント一個人の思い方なのでどうかお許しください。
 
ところで元気な女の子のお話も好きです。(80年代のマンガでは「1・2の三四郎」の志乃ちゃんというキャラが大好きでした。)
石川さんのパロディは何回ローテして見てもおもしろいです。こんな不二子ちゃんなら好きだった。
 
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中央コミック・スーリ
コルト 2008/7/18 (Fri.) 17:53:25
 
持っちょらんですか(笑)
KITAさん九州弁リアルに使いこなしてますねえ(ひょっとして九州と関係が?^^)
 
「中央コミック・スーリ」は、携帯の配信でもおそらく読めるようになってるんじゃないかと思います。いわゆる、アニメの画像そのまま使って漫画方式で読む奴です。カリ城と旧ルパン全話(22話除く)でシリーズが出てます。ビデオより手軽に漫画のよさを味わって読めるので、結構この形式の本は好きです。唯一「先手必勝コンピューター作戦」が収められてないのが不満なんですが。1冊に2話ずつ収められてるので1話のみ余るのは判るんだけど、どうしても話数が合わないなら「パイロットフィルム」でも最後にオマケで入れれば良かったのに^^;この話が外されたのは、出てくるコンピュータと時代背景が古すぎるせいだろうか。でも話自体はとても好きなんですよねえ。機械のデータ情報を鵜呑みして、自分のオツムでは何も考えようとしない思考停止のゴードンと、臨機応変に切り抜けるルパンとの頭脳対決って、何気に今の世相にも通じるので、それだけでも面白いです。
 
>ダンディというのは、演出側の人のほうについて私が感じたことなのです
 
私もそれは感じました。今のルパンは「人生とは云々」「自由とは何ぞや」と、やたらうっとりポーズつけて説教してるけど、これは、こういうのがカッコいいと思う、製作側のダンディズムに対するイメージの変化でしょうかね?ダンディズムとナルシズムとは違うと思うんだけど^^;
 
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Re:だから女には気をつけろって
KITA 2008/7/19 (Sat.) 01:44:41
 
>九州弁
私自身は全然出身とか違うのですが、今見ている巨人の星(の、左門豊作氏)のせいかと。
今、TOKYO MXで朝6時半から「巨人の星」やっていますが、ここ数ヶ月「朝イチ巨人の星」で笑いで一日が始まるので朝弱い私の体温上昇がはかどって助かります。
終わったらかなり困ります・・・。
 
>「人生とは云々」「自由とは何ぞや」
恥ずかしいですね〜。(*ノノ) 言わせるほうは恥ずかしくない?なぜに原作や山田氏の含羞が伝わらなかったのでしょう。
 
「バカとハジキは使いよう」で無言で去るゴエモン、「ストレートフラッシュ」の「かんたんじゃねェか」のルパン
いかにもライバル二枚目な掟君、「鼠」の「オレはアンタのうでをためしに派遣された者」
悪趣味の殻に自分を隠してる(思い込み)鬼土ちゃん・・・
なーんてカッコイイ世界なんでしょう。比べものになりませんね。
そういえば「キミが殺れオレが葬る」はお好きですか?例によってアッサリ駆け抜けちゃっててそれでいいんですけど、すごい大作ですよね。すみません、トメドなくなりました。
 
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巨人の星
コルト 2008/7/22 (Tue.) 20:19:54
 
あそこまでコテコテに突き抜けられると、かえって清々しいですね(笑)子供の頃、私「アタックNO.1」のアルマイトのお弁当箱持ってて、弟が「巨人の星」でした。高校になってからは、両方学校に持っていくようになりましてね。昔の製品は持ちがいいですなあ。
 
小さい頃はスポコンの熱血度がハラハラドキドキで格好良かったんですが、後に大爆笑するようになりました。これほど子供の頃と大人になった時と、違う印象に変化した作品は珍しいです^^;ウィキで検索したら、そのつっこみの多さにも笑いました。あれマッキーだけじゃなく、コバキヨさんも出てらしたんですね。聴いてみたかったな。
 
「巨人の星」に出てくる曲「クールな恋」は60年代ゴーゴークラブ風で結構、お洒落なんですよね。「あんな生真面目な堅物(失礼)アニメに、あんな肩の力が抜けたポップな曲が使用されてたなんて」と大人になって聴いた時にはビックリしました。全然覚えてなかったのはなぜだろう。スケバンの京子ちゃんが出てくる位だから、多分ああいう描写も作中にあったんだと思うんだけど…。当時テレビ観てて覚えてるのは1球投げるのにもずーーーーーーっと長いことマウンドに立ち続けてる飛雄馬と、メラメラ光る目の炎と、サスペンスを煽るようなBGMと、アナウンサー役の人が喋るの上手いなあ、と思ってた事くらい。それ以外はまだ幼すぎて、話の意味すら判ってなかったようです。
 
ところで「巨人の星」のウィキ解説読んでたら「ホモソーシャル」という言葉が出てきて「ああ、もしかすると次元はこれかも」と思いました。同性愛嫌いで、女嫌いで、それでいて精神的男同士の絆を内に持ってるし。体育会系によくみられるそうですが、ルパンも次元も相棒という形で共に身体はって同じ泥棒さんやってて、そういう意味で体育会系に近いのかも。
 
>キミが殺れオレが葬る
 
初めて読んだ中学生の頃は「ルパンにしては珍しい話だな」と思ってました。敵同士の銭形とルパン達が仲好くしてて、ルパンが正面から警察に協力して、社会正義の為に闘う、というのに違和感があったんです。それが後に興味をもって別の視線で観るようになったのは、大学の闘争が当時社会問題になってたのを知ってからですね。あの話にはモンキーさんの学生に対する「気持ちは判るが、暴力で他人を巻き込むのには反対だ」という思いが込められてるように感じます。
 
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感想
コルト 2008/7/22 (Tue.) 20:53:53
 
「お好きですか?」というのに答えてませんでした(^^ゞ
 
実はKITAさんにこの話をふられるまでは、上の気持ちどまりで、特に好き嫌いはなかったのですが、改めて読み直したら「あら?面白いじゃん」と感じててちょっと驚き。シバの年齢も超えて(たぶん;)社会人になった事で、銭形の気持ちもシバの気持ちも、いつの間にか両方判るようになっちゃったからかも。
 
暴力を使わず素手で次元と五右ェ門が学生を捕えるというのも、暴力で解決しようとする学生たちと対比させてるモンキーさんの「暴力では解決しない」という主張も含まれてるのかしら、とか(そこで銭が「礼はいわねェよ」とルパン側と慣れ合わないのもナイス♪)「権力者はすべて現在の地位をわれわれにあけ渡すこと」というシバの言葉に警部の一喝とパンチ「あまったれるな!!」は、モンキーさん自身の言葉でもあったんだろうなあ、とか。シバが「学ぶ場を返してくれ!!」と銭に懇願して掴みかかったとき、銭が何も言わないのは「警察という立場」から言えない胸のうちもあるんだろうなあ、とか。シバのいう「権力者」の側に自分を重ねてた負い目もあるのかしら、とか。わあ、何か次々新しい発見が出てきてるよ(遅すぎ)
 
瞼のモールス信号のシーンはすごく好き。なので直後の古利の倒され方がアッサリしてたのがちと勿体ないですね。
 
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Re:だから女には気をつけろって
KITA 2008/7/23 (Wed.) 22:14:39
 
コルトさんレスありがとうございます。お仕事、サイト管理、その他おつかれさま&お世話になっております。
 
あと、申し遅れましたが、コミック・スーリの情報ありがとうございます。
 
今回ダンディズム言い出してみましたが、昔、うちに、何かの別冊の古い本がありまして。「ダンディズム特集」という。たぶん70年代後半の本です。もちろんメインはボー・ブランメルやモンテスキュー伯爵なんですけど、口絵はルパンと青田赤道でしたよ。なんか、わかってるじゃありませんか。
 
巨人の星はほんと、何年たっても何十年たっても見るたびビックリしますね。
やっぱり本気度が強力で、まっすぐ真剣にやっているほどいいものだと思います。
梶原一騎×川崎のぼる×音楽×声×・・・ああ濃い。
 
私もウィキたどってみました。このテーマに近似した件で過日メールしたと存じます。
確かに旧ル二話、三話、五ヱ門登場(脚本版)のほうなんてもう次元はそうだと思います。
日本では結構ポピュラーな世界なせいか、あんまりそういう言葉では取り上げられませんね。
そして最近あまりないような気がします。男の世界がなくなったから神秘的な女もいなくなった、と。
私は「脱獄」のラストシーンを見ると小椋桂の「ただおまえがいい」の歌詞を思い出します。
 
「キミが殺れ・・・」で感動するのは前編の最後、どうしても爆弾の持ち主が知りたい銭形が学生に土下座してるところです。
何のタメも思いいれもなく、1コマで済ませちゃってますけど、引き回せばすごいドラマが作れそう。
モールス信号、古利サスガと思わせておいて・・・かわいそうな古利。
窮地を抜けたと思ったら全然抜けてないどころか敵に助けを訴えてたなんて・・・。確かに勿体ないです、いつものようにドライであっけないですね。そこがいいんでもありますけど。これは紙のコミックならではですね。
 
「キミが殺れオレが葬る」は、仰る通りルパン的には珍しい話ですよね。
原作初期後半、五ヱ門仲間入り以降はコミックも急速にルパンたちが今あるような形になりますけど、それ少しやったら、もう、こういうイレギュラー話を作りたくなったんでしょうか作者先生は、と私は推測。
 
「キミが殺れ・・・」はそうでもないけど「ルパン三世」も「新ルパン三世」も最後1/3は特に非常に焦燥感やイライラめいたものが感じられます。
 
「エロ実演のシロ・クロみてェだ」・・・「シロ・クロ」が60年代〜70年代の言葉とはわかっても、「実演(ショー、ライブ)」も昔言葉だと気づく人は30代中盤以下ではあんまりいなさそう。
 
そうだ、BSアニメ夜話、大塚康生さんやおおすみ正秋さんもお出になるんですね。
 
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お気づかいありがとーございます。
コルト 2008/7/28 (Mon.) 12:24:30
 
>「キミが殺れ・・・」で感動するのは前編の最後、どうしても爆弾の持ち主が知りたい銭形が学生に土下座してるところです。
 
私も再読した時「この作品は、銭形を主人公に語ると絶対面白くなる」と思いました。私は個人的には、ルパンと銭形が仲良くなりすぎて、逃亡と追跡がまるっきり「遊び」みたいになるのは、好きじゃないのです。根底にあるのはそういう「鬼ごっこ」のスピリットだとしても、あまり人間を単純にし過ぎてしまうと、ストーリーにかえって発展性がなくなる気がするんですね。互いの立場を違えた繊細な気持ちのニュアンスが消えてしまう気がします。好きならすぐ仲良くなれる、本音を言いいやすい子供のころと違って、立場や権力、仕事上のしがらみがあるって、大人ならではの世界だと思うんですけど。
 
敵であるルパンに頼らざるを得ない銭形。「ご苦労。礼はいわねェ」とそれでも上から目線で、己の警官である立場とプライドを守ろうとする心の闘い、それがついに自分よりはるかに若年である学生らに、土下座してプライドを全て投げ出さざるを得なくなってしまった状況、最後の最後に庶民の命を守る事が出来ると知った時、諦めのクールな仮面が剥がれ落ち、安堵の嬉し涙がこぼれ、五右ェ門らに素の笑顔を向ける、そういう気持の変遷が私は面白いと思うんです。それがあんまり単純に友達然し過ぎてしまうと、人間関係や、立場の違いから生まれる人間性にスポットをあてた話は作れなくなると思うんです。私は別に「ルパン」の作風に、マニア向けの特別な事を観たいとか望んでるとかいう訳じゃないんですね。個人的な好みとしては、レギュラー陣の人間関係の妙味を味わいたいと思うだけなんです。
 
>BSアニメ夜話、大塚康生さんやおおすみ正秋さんもお出になるんですね。
 
大塚さん、最初出演を渋られてたような話も聞いてたんだけど出られるんですね。私はBSが観られないので、いづれ書籍になったら買おうと思ってます。録画された方が近くにいたら見せて欲しいんですけど(笑)
 
BSでは今回、色々ルパンサイトの管理人さん達のとこに某所から要請があったんですが、結局私は、アンケートには答えず、リクエストもせず、スタジオへのご訪問もせず、と、今回は思うところがあって、傍観の立場を取る事にしました。大御所がお二人出られるのは楽しみですね。是非、書籍化を期待したいです。

[175] 五右ェ門無双を再構成
[175] 五右ェ門無双を再構成

MIYAGI 2008/7/24 (Thurs.) 23:53:00
 
こんばんは、MIYAGIです。今回は原作新の「五右ェ門無双」の各コマを再構成したものを描いてみました。
 
中坊の頃は原作の五右ェ門が一番のお気に入りでありました。同じような構図のものを丁寧に水彩で描いて、結構長いこと下敷きに入れていた記憶があります。
五右ェ門さんはルパンファミリーの中で一番若くて中坊の頃は年齢が近かったこともあって、親近感がすごく持てたんだろうなぁと思っています。
比較的年少者の方に五右ェ門ファンが多いというのもなんとなく判るような気がします。
 
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出張から戻りました!
コルト 2008/7/28 (Mon.) 10:55:21
 
MIYAGIさん、本当に素晴らしい絵をいつもありがとうございます!最初に観た瞬間に「おお・・・!」と感動してしまったのですが、書きこむ時間がやっととれました。
 
幽幻美あふれつつ、力強い画面。殺生してるのに、何故か逆に命の存在感が圧倒的。ゴエがもう、大自然の喰うか喰われるかの掟と一体化してますね^^磨かれた月を背景に、竜神のように登るサメや波のうねりに神秘性すら感じます。この絵に関して言えば、モンキーさんのオリジナルより好きかも(笑)。今のアニメルパンの「止め絵」も、この位観られる物だったらいいのにな。
 
MIYAGIさんが最初、五右ェ門が一番好きだったとル中さんのオエビで読んだ時、私はちょっと意外に思いました。ずっとMIYAGIさんといえば次元、のイメージが強かったので。ル中さんでも原作の五右ェ門を描かれてましたよね。ひょっとしてMIYAGIさんはゴエの中では原作ゴエがお好きなんでしょうか。ル中さんとこのゴエも、実に精悍でカッコ良かったです(最近、カキコにとれる時間が滅多にないので、ここで言っちゃいますけど)
 
関係ないけれど今、上野美術館の方で『対決―巨匠たちの日本美術』やってますね。何気に「MIYAGIさん、好きそうだな」と思ってました。ご覧になりました?8月には『風神雷神図屏風』も公開されるそうなので、私はその時に観に行こうかと思ってます^^
 
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おかえりなさい♪
MIYAGI 2008/7/29 (Tue.) 21:16:16
 
コルトさん、出張お疲れ様でした。コメントどうもありがとうございます。
 
>ゴエがもう、大自然の喰うか喰われるかの掟と一体化してますね^^
>この絵に関して言えば、モンキーさんのオリジナルより好きかも(笑)
 
お褒めにあずかり、感激しております。
「モンキーさんの絵の凄みに少しでも近付けたらなぁ」と思いながら、描いていました。
モンキーさん描くところの自然物って好きです。虚空にたなびく雲、霧、極端に大きく描かれた太陽、月、逆巻く波、疾風、断崖絶壁……。モンキーさんの故郷の風景を髣髴とさせる背景って原作には随所に見られますよね。
緊張感のある殺生のシーンですけど、波しぶきを煌かせてちょっと幻想的な雰囲気も加味してみました。
白波はどこまで描き込んだらいいのかの見極めが難しくて、かなり迷いました。
なんとなくこのサメ、自分の命が絶たれたと自覚する前に果てたような気がしています。
ちなみにクールベの「波」と北斎の「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」はずっと眺めていても飽きないお気に入りの作品です。
 
>MIYAGIさんが最初、五右ェ門が一番好きだったとル中さんのオエビで読んだ時、私はちょっと意外に思いました。
ずっとMIYAGIさんといえば次元、のイメージが強かったので。
 
投稿傾向を見ていたらとても意外に思われるでしょうが、中坊の頃はアニメの五右ェ門より原作の五右ェ門びいきだったのは事実であります。
「盗怪道五十三次」の五右ェ門さんは衝撃的でした。何故、あそこまでボロボロになりながらもルパンをかばえるのかと。哀しみと怒りに満ちたルパンの表情も彼には珍しく恐ろしく沈痛なもので、怖ささえ感じました。
ル中さんのオエビの五右ェ門さん、自分のイメージするところの彼を素直に描いたらあんなふうになったのですが、思いのほか好評で嬉しかったです。原作の彼はやっぱり真剣モードのルパンに酷似しているように思えます。
 
次元さんは中坊の頃の自分からすると、カッコ良すぎてキマリ過ぎててとっつきにくい感じが強かったように思います。ただ幼馴染のルパンとじゃれている姿はなんともいえず楽しげで、お茶目で「こんな友人関係ってすっげぇいいなぁ」と憧れてましたね。
次元びいきになったキッカケは、ファーコン観てからです。
あれはルパンのほぼホラ話で、昔の美味しいシーンを散りばめ過ぎててオールドファンに媚び過ぎ、のキライもありますが……そんなのどーでもよくなるくらい次元さんがカッコよく描かれていて、好きなテレスペの一つです。
 
>『対決―巨匠たちの日本美術』
 
CDでいうなら、ベスト版ってノリですね(^.^)
もしかしたらご存知かもしれませんが、関連記事を拾ってきました。なんて豪華な音声ガイドなんでしょう♪
 
2008年7月8日(火)〜8月17日(日)
東京国立博物館 平成館(上野公園)
特別展「対決−巨匠たちの日本美術」
中世から近代までの巨匠たちを2人づつ組み合わせ、「対決」形式で紹介。
国宝10余件、重要文化財約40件を含む、計100余件の名品が一堂に集結。
「もうひとつの対決!」豪華声優陣による音声ガイド。12組24人の作家を「対決」の作家ごとに、違う声優さんがガイド
羽佐間道夫、野沢那智
池田秀一、加藤清三
若本規夫、清川元夢
平野義和、田中信夫
近石真介、野島昭生
根岸朗、玄田哲章
稲葉実、森川智之
小林清志、窪田等
槇大輔、中村正
内海賢二、斉藤茂一
飯塚昭三、古川登志夫
櫻井孝宏、森久保祥太郎
 
展覧会の「ヴァーチャル美術館」のHPも見つけたので、URL貼ります。
 
http://www.diam.co.jp/special/kokka/
 
この展覧会、非常に面白そうで出張したいのはヤマヤマなんですが、東京の暑さと人の混みようを考えると根性ナシの私はちょっと躊躇しちゃいますね。なんか凄い行列とかできてそうで。
『風神雷神図屏風』は神様の表情がなんともユーモア溢れてて(ちょっとマンガチック?)躍動的で今にも動き出しそうです。ずっと以前にこれをアニメートしたCMがあったと思います。
どうぞコルトさん、じっくり鑑賞して楽しんできて下さい。
 
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色々ありがとうございます(^^)
コルト 2008/7/30 (Wed.) 09:18:49
 
音声ガイド、詳しくありがとうございます。
凄いメンツですね。以前、熊子さんと上野美術館に行った時もコバキヨさんの音声ガイドが流れてました。常連なのかな。しかし女性ナレーターがいないのはどういう事だろう。ベテラン男性の声が多いのは、低音で渋くて落ち着いて聞ける事が多くて、枯淡で重厚な作品には似合うというのもあると思うんだけど。作品が男性同士の対決だからかしらん。
 
>「ヴァーチャル美術館」
 
ネット上でこれだけ迫力があるのだから、本物はもっとなんでしょうね。モンキーさんの原画展観に行った時も、肉筆でしか伝わってこない気迫が感じられたのですが、それを思い出して楽しみになりました。
 
MIYAGIさんは、ひょっとしたら、もうこの展覧会は観に行かれたんじゃないか?と思ってたんですよ。美術展だけが目的で時間と交通費かけるのは、余程でないとない気もするのですが、あまりにMIYAGIさんの好まれそうな絵が多かったので^^
 
>盗怪道五十三次
 
この話はアニメでも人気高いですよね。私はゴエとルパンの演出に関しては原作の方が好きかなあ。原作の方がゴエを闘う「漢」として扱ってるように感じます。それが何故かアニメだと私には親子にみえるんですよね。頭をいーこいーこは「よく頑張ったね」と上から誉めてるみたいで、対等な関係の場合、普通に考えると、やられた方はちょっとプライド傷つくんじゃないかなあ。男同士感きわまった場合、スポーツの試合でもよく見ますが、思わず「がしっ」というハグになるのが自然のようにも見えるので。最後もおんぶよりも原作みたいに二人きりで肩を組んで並んで歩いて、その後を次元が少し離れて歩きながら、静かに二人だけの世界を見守ってて欲しかった。この辺になると完全に個人の好みでしかないのですけど^^;
 
巷ではゴエは「弟」というイメージが根付いてるので、こういう子供扱いぽい演出されたりするのかな、と思った事もあります。ただ私の場合、原作のゴエは3人の男連中の中では「一番若く純粋」とは思えるけど、精神的に未熟だとは思ってないんです。ルパン達の仲間になる位だから当然、精神年齢でも対等に彼等とつき合えて賢くないと仲間にはなれない訳で。ルパン達とは個性が違うというだけで、一番客観的でしっかり者である時も多くて、むしろお兄ちゃんぽく感じる事さえ多いです。テレスペゴエが女に振り回されすぎなのが解せないのも、私はゴエが大人の男だと思うから、女性に真面目だとは思うけど、免疫がないとは思わないからなんですね(だから「ラスプーチン」のゴエが大好きだったりします)あんなにウブじゃ裏社会どころか、普通に社会生活さえ困難に思える・・・・。
 
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盗怪道五十三次
MIYAGI 2008/8/1 (Fri.) 21:11:29
 
「ヴァーチャル美術館」は展覧会を観に行く方にはちょっとした予習代わりにもなりますよね(^.^)
観に行けない分、まったり眺めて楽しんでます。
 
>盗怪道五十三次
ゴエとルパンの演出に関しては原作の方が好きかなあ
 
確かにアニメの頭をいーこいーこは上から目線な雰囲気も否めません。
後からルパン、五右ェ門から「あれはないだろう、子ども扱いするな」と怒られたかもしれませんね。
けれどあれはルパンの五右ェ門への深い労わりと友愛の表現にも見えるので、私はさほど変には見えないんです。
惨たらしい五右ェ門を目の当たりにしたルパンの「純粋に親友への愛おしさ、慈しみ」の発露だと捉えています。
 
ちなみにいーこいーこの代替案として
「雑魚相手に捕まってんじゃねーよ」
と、頬をごく軽く平手打ちなんかはどうでしょうか。
でもこれだと「ルパンはやっぱり鬼畜、傷ついた五右ェ門相手にひどすぎる」
と思われる方も少なからずいるかもしれませんね。
 
ただ、台詞は原作と同じく無いほうがいいかな。台詞が無くても二人の心の声が聴こえてくるようなシーンですし。
五右ェ門の「仲間を裏切るくらいなら喜んで死ぬ」は今聴くとかなりこっぱずかしいものがあります。
 
アニメ化で一番いただけないダサい演出はなんと言っても冒頭の五右ェ門が岩風呂で拉致されるシーンですね。。五右ェ門をバカにするのもいい加減にしろよと、初見のときはがっかりしました。いいオトナの男がなんつー醜態晒しとるのだと。最高にカッコ悪い五右ェ門を見せられてしばしポカーンとして「なんじゃあこりゃあ〜!!」と怒りがこみ上げてきました。
 
ところで以前にも話題に出ましたが、この原作は「グレイト・マウス」の続きの話と捉えると次元のネズミへの決別の話だったりもするんですよね。「自分の大事な仲間たちを脅かす者にはたとえ恩義がある者であろうと容赦なく引き金を引く」との確固たる覚悟がラストシーンの一発だったのでしょう。
 
>巷ではゴエは「弟」というイメージが根付いてるので、こういう子供扱いぽい演出されたりするのかな、と思った事もあります。ただ私の場合、原作のゴエは3人の男連中の中では「一番若く純粋」とは思えるけど、精神的に未熟だとは思ってないんです。
 
アニメの五右ェ門、子供扱いに加えすっかりギャグ要員にされていて哀しい限りです。
ルパン曰く「怒らせると、怖ーい男」は一体何処へ行ってしまったのでしょうか。
原作の肝の据わった五右ェ門をもう少し見習って欲しいものだと思っています。
 
ヤップランド編で連絡のつかなくなったルパンに対して五右ェ門さん、悠然と
 
「探すつもりはないね」
「エンがあれば会うこともあるさ」
 
などといささか薄情ともとれる台詞を吐きながらも、直前の次元との手合わせではしっかりルパンを心配しているのが彼には珍しく、やや殺気だった表情から感じ取れます。
振り返れば中坊の自分がアニメの五右ェ門より原作の五右ェ門が好きだった理由は、彼のこんなさりげないところにあったのかもしれません。
 
>『対決―巨匠たちの日本美術』
 
そうそう、いくら観たくても地方在住の身には交通費のバカ高さは辛いものがあります(笑)交通費分だけで十数回分の観覧料になっちゃいます。
せっかくですから代わりに近場で何か面白そうな催し物でも探して行こうかと思ってます。
 
 
話は変わりますが、来週はNHKで宮崎氏の特集がありますね。
プロフェッショナル仕事の流儀スペシャル 8月5日(火) 22:00〜23:28 (88分) 
予定宮崎駿のすべて「ポニョ」密着300日
番組中でルパンの話題が出るかは判りませんが、いちおう過去話もあるそうです。
 
コルトさんはじめ、コアなルパンファンならほとんど、もしくはいくつかは目にしたことがあるであろう宮崎駿氏のインタビュー記事をまとめて載せているHPがありました。番組の直前に改めてちょこっと読み返すのも面白いのではないでしょうか。
 
宮崎駿監督発言集 ルパンへ三世への愛と決別
 
http://homepage3.nifty.com/mana/miyazaki-lupin.html
 
 
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どもども
コルト 2008/8/5 (Tue.) 00:16:55
色々情報ありがとうございます^^
 
>ルパンの五右ェ門への深い労わりと友愛の表現にも見えるので、私はさほど変には見えないんです。
惨たらしい五右ェ門を目の当たりにしたルパンの「純粋に親友への愛おしさ、慈しみ」の発露だと捉えています。
 
そうなんですよね。演出はそういう方向でやったものだと思います。だからそう見えるのも自然ですね。
ただ「私がもし演出するなら」そういう演出方向にはならないだろうな。
 
というのも、五右ェ門はボロボロになるほど傷だらけになっても、身を呈してルパンを「守った」訳なんですよね。ルパンは守られた側。
 
そうするとルパンの心には、相手への友愛や労りの他に「ありがとう」という感謝の気持ちと「こんなにボロボロになるまで自分を守ってくれたなんて、オレのためにすまない」という思いが絶対に出てくるはずだと思うんです。そうすると頭をなでる、というのは、自分の立場が上にあるように思えるので、ちょっと違う仕草のように思えるんです。まあ、これは新ルスタッフと私との、「ルパンの心」の解釈の違いなんでしょうけど(^^ 
 
それ以外に単純に私が「漢ゴエ」好きだというのもあります。自分の中の男心としては、同じ男があそこまで闘った男の美学、誇りを尊びたいというか。「あしたのジョー」と通じる気持ちがあるような(笑)ひっぱたきは「相手が健常な状態であるのに、不必要に気弱になってる場合」だったら、カツ入れとしてアリだろうな、と思います^^
 
>ポニョ
 
どうも世間の評判聞くと「大人には幼すぎる」という批評が多いみたいで、観に行くかどうかちょっと迷いが出始めてます^^;宮崎さんの特集番組もポニョがあるのでやるんでしょうね。「ゲド戦記」の作者さんは宮崎さんに「もう自分は齢だから作らない」と断られたのに、結局後から映画作られてるの見て、複雑な気分なんだろうなあ。
 
ご紹介頂いたアドレスはリンクしてあるYasuakiさんのサイト情報ですね。多分、気付かれなかった方もいらっしゃると思うので(ウチはサイト内の情報量、半端じゃなく多いからなあ)改めて番組前に読んでみると面白くなるページを抜き出して皆さんに紹介して頂けて、ありがたく思います。

[177] 遅くなりましたが・・・
[177] 遅くなりましたが・・・

ヨコヤマ 2008/8/17 (Sun.) 00:01:10
 
アップロードなんて初めてだ。。ちゃんとできてるのかなぁ…
 
コルトさん、お久しぶりです。
ずっと前に、私が「本編を見ないで資料や人の話だけで5話予想してみよう企画」をやっっていて、
コルトさんに旧ル5話目のルミ子放送について訊ねた事がありましたが
実は、2年前にはもう出来上がっていたのです。
ですが、出来上がってからも修正などいろいろと加えて、なんだか報告できるような雰囲気ではなかったため今に至る。。。
 
実は、「答え合わせの前に コルトさんに見てもらうんだ!」と、ゆー 大きな夢を持っていましたが
まあ、見てみるとなかなか恐ろしいもので
旧ルのごえもんが描けないため原作のごえもんになってたり
暇つぶしのようにダラダラと描いていたため、絵の雰囲気がかわるかわる
タイトルもさりげなく間違えてるしなぁ。。
大体、ごえもんとの塀の上の対決の時、次元がその後何をしたのかわからず、 原 作 ど お り に し ち ゃ っ た り・・・
そのほかにもぐだぐだとはちゃめちゃです。
す、す、すみません・・・
コルトさんのくれた資料はホントに役に立ちました。
実に本当に誠に感謝です!ありがとうございました!!
・・・と、もちろんそのほかのサイトの方の感想などを見て資料にしているので、この場を借りて すみません、ありがとうございましたと言いたい思いでいっぱいです。
 
そして先日、やっと念願の5話を見ることが出来ました!
す、すごい、何だこの冒頭のシーン・・・!!ふつくしい・・・!
がっくぜんといたしました。
私の予想は80%ほど正解。ところどころ(5秒ほど)抜けてるシーンがあったり、セリフのニュアンスがなんとなく違ったり、アングル・その他が違ったり・・・と、ゆーようなものでした。
答え合わせの前にコルトさんに見せることは出来ませんでしたが、なかなかの達成感でしたっっ。
 
あああ、長い文章になってしまった…
とにもかくにも、ご協力ありがとうございましたっ!
では。
 
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びっくりしたぁ
ヨコヤマ 2008/8/17 (Sun.) 00:02:55
うわ、開いてみたらでっかい。。。。
ごめんなさいっっ・・・
 
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Re:遅くなりましたが・・・
発砲酒 2008/8/17 (Sun.) 00:45:48
 
先レス失礼します。
こ、これは凄いですね!画像で見えるコマをじっくり拝見しましたが「あっテレビ本編のあのシーン!」ってわかりますし、なにより上手い!
僕は漫画というモノを描いた事がないので(小学生当時ドラえもんモドキはたしか描いてたような・・・)漫画を描けるというだけでも憧れるのですが、ヨコヤマさんのこの作品は完成度高い!それに本編見ないでっていうのも脱帽です。
 
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うひゃーー!!
コルト 2008/8/19 (Tue.) 03:53:36
 
ヨコヤマさん、お久しぶりです!また遊びに来て頂けて、とっても嬉しいですっ。
 
思わず感動の雄たけびあげてしまいました。何ページあるんでしょう。結構、長編じゃないですか?原作ゴエがゲヘゲヘ言ってるのに大笑。いやあ、いい絵を見せて頂きました。一コマずつはっきり観れて、大きな絵のアップロード出来る設定にしておいて良かったな(笑)「観ないで描く」というのも、実際観られる環境にあれば、つい観てしまいたくもなるでしょうに、ヨコヤマさんの、ゴエ並みのストイックさにも感動。うう、しかし……やっぱり全頁読みたい!!同人誌やブログやサイトに、漫画としてUPされる予定はないでしょうか?あれば、すっとんで読みにいきます。なければ……ええと、う、ウチで宜しければUPさせては頂けないでしょうか(汗)
 
>コルトさんに旧ル5話目のルミ子放送について訊ねた事がありましたが
 
そうそう、懐かしいですね〜^^
たまたま小柳ルミ子の曲はベストアルバムをカセットでダビングして持ってて、前から知ってる曲だったんです。
 
>先日、やっと念願の5話を見ることが出来ました!
す、すごい、何だこの冒頭のシーン・・・!!ふつくしい・・・!
 
ですよねーーー!!本当に旧ルパンの演出はふつくしいです。5話は最初の緊迫した導入部から、いきなり引き込まれます。旧ルの効果音って結構、重低音で生っぽいんですよね。金属の重たく生々しい音が刃の質感の凄味をより感じさせて、ゴエに斧や重りが向かっていく時に、危険な緊張感が増してゾクゾクします。
 
冒頭の動きの演出も最高。「溜め」の静と「一瞬」の動の巧みな絡み合い。どっかの近年のシリーズみたいに「導入部では、スチャラカ追いかけっこ動画で、音も騒がしく、派手にやらないと人は引きこめない」みたいな変な思いこみがないから、しょっぱなから各話の個性が楽しめていいな(苦笑)
 
緊迫した金属の音と動きから、軽い拍手の音や愛嬌のあるルパン達の動き、呑気なBGMに変わって、そのとたん、こっちもフッと力が抜けて、そのリズムの変調が、これまた心地よいんですよねえ・・・うっとり。
しかし・・・語りながら思ったけど、つくづく自分は演出オタクなんだなあ(苦笑)
 
>発砲酒さん
 
漫画を描かれた事がないと伺って、ちょっと意外に思いました。これだけ描けるなら描かれた事もありそうな気がしてたので。発砲酒さんの場合は、どちらかというと「一コマ漫画」的な趣がありますよね。
 
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とっても見せたいのです!
ヨコヤマ 2008/8/19 (Tue.) 17:54:08
 
発泡酒さん、コルトさん、コメントどうもです。
 
う、うううう上手いなんて・・・ううううれしいっ・・・
だがしかしこの画像、比較的「見れる」ページのかき集めなので・・・そのほかのページは それはもう恐ろしいのです。
そのページの中でもヒドイ部分は巧みに隠されていたり。。。
右下の冒頭らしきシーンは中三の時のですね。おそろし・・
 
ごふぉっ!??コルトさん宅でUP・・・そげなおそろしいいコトをっっっ
いえ、私も確かに発表はしたかったのですが、なにせ表紙に参考資料のサイトさんの名前がびっしり書かれておりまして(コルトさん以外は無許可なのです)・・・
「個人で楽しんでるんだから大丈夫!」と思ってたのでHPに乗せたい気持ちは山々なれど、難しいか・・  と言った感じであります。
(「せめてコルトさんに見てもらおう!」という夢はこっからです)
 
ついでに、全ページはたぶん50枚程度です。
その後の修正も加えると60枚?くらい・・かしらん。
 
ああっ!ぜ、全頁見せたいよーーー!!
失礼しました・・・
 
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50枚!!
コルト 2008/8/20 (Wed.) 08:17:13
 
修正もあわせて60枚・・・同人漫画としては長編ですね。読み応えありそうだな〜〜。
 
>だがしかしこの画像、比較的「見れる」ページのかき集めなので・・・そのほかのページは それはもう恐ろしいのです。
そのページの中でもヒドイ部分は巧みに隠されていたり。。。
 
ああ、そういう時の気持ち、本当判ります^^;
では気が向いた時にでも読ませて頂けたらと
(必ずしもじゃないです。今後の成り行きは勿論、ヨコヤマさんの気分次第にお任せです♪)
 
「とりあえず、見せるのはここまでで満足」でしたら、それでOKですし、一枚ずつ見せたい、という時は喜んで読ませて頂きますし、もしひょっこりwebにUPしたくなれば、その時は協力致しますよ。お好きな形で、いつでもご遠慮なく〜(^^)

[179] LOVE IS EVERYTHING
[179] LOVE IS EVERYTHING

発砲酒 2008/8/25 (Mon.) 21:15:42
 
今年の夏もそろそろ終わりですので、なんとなく新ルパンのEDを連想し、描いてみました。
 
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Re:LOVE IS EVERYTHING
コルト 2008/8/26 (Tue.) 00:27:03
 
最近、急に寒くなってきましたよね。発砲酒さんも、皆さんも、お風邪をひかれませんよう。東京は寒い上、連日突然の大雨に見舞われたりしてます。
 
>新ルパンのED
 
新ルパン第4期のOPは、すっごく洒落てると思うんですが、同EDも「ルパン達が全然出てこない」といった部分で、アニメアニメしてなくて、当時制作側の大人の余裕を感じてました。OPもそうですが、DE美術も何となく青木さんの個性を感じます。
 
この不二子は、そのOP不二子がEDにも出てきたみたいですね。全身ピンクっぽくて(パースリのルパンのジャケットもそうですが、青木さんって、絵にピンクを使うのが好きだったのかしら)この不二子のお腹の部分は、どちらかというと原作調の雰囲気ですね。このイラスト観ていたら、発砲酒さんが「BS夜話観てて、自分の好きな『ルパン』はこちら側だったと改めて感じた」という、その気持ちが伝わってきました。
 
私はアニメ新ルパンで「これはイカンだろう」と思う部分には手厳しい事も書いていますが、話数が多いのもあって、新にも好きな話や好きな部分も結構あります。特に青木ルパンの個性が全開で観られたのは、セカンドがあって良かったと感じられる部分ですね。青木さんの描く新ル不二子は、服や髪型もお洒落で性格もカラッとしていて、ルパン達に依存してないとこも好き。
 
ところで発砲酒さんは、もしBSで新ルやパースリをリクエストするなら、どの話を選んでました?また、その理由も聞いてみたいです。
 
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修正
コルト 2008/8/26 (Tue.) 00:28:46
 
×DE美術 ○ED美術 何で逆になってたんだろう^^;
 
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Re:LOVE IS EVERYTHING
発砲酒 2008/8/26 (Tue.) 23:27:53
 
僕もこの第4OPはとても洒落てて好きですね。ルパン達が出てこないため音楽PVのようにも感じられますが、去り行く夏の哀愁を思わせる全体の色合いと映像中に登場する恋人らしき二人のちょっとした仕草、縦に流れる「LUPIN」のロゴなどに見惚れてしまいます。曲も好きですね。当時このEDに至る本編であまりにもズッコケタ内容の回だったりすると、その雰囲気の落差に「このED(OPもですが)はこのルパンには勿体無さ過ぎる・・・」とか思っていました(苦笑)。
 
今回の不二子、まあなんとなく描きだした為、特にOP不二子や原作不二子を意識した訳ではないのですが雰囲気に合うかな?と思いつつピンクにしてみました。
新ルパンの不二子があまり好きではないのですが、それでも第4OPの不二子や青木さんが描かれた(と思われる)不二子は仰るとうりお洒落で魅力的ですね。
 
BSで選ばれた話は「華麗なるチームプレイ作戦」以外は納得なのですが、リクエストするとしたら・・・そうですねぇ〜。いっぱいありますが・・・
 
新ルパンは
「マイアミ銀行襲撃記念日」または「ルパン逮捕ハイウェイ作戦」、「神様がくれた札束」のどれか一つ。どれもテレコムですが、動きや一見クダラナイと思える所を丹念に面白くしているところが好きです。見ているだけで楽しい。
 
それから
「モロッコの風は熱く」ルパンと銭形の逃避行っていうのが楽しい。
「空飛ぶ斬鉄剣」新ルパンはこういう事もアリなんです!みたいな開き直りっぷりがなんか好き。(そういう意味で「ルパンのお料理天国」や「君はネコぼくはカツオ節」も同様に好き)。
それと「狼は天使を見た」これは好きですね。「天使なんていないんだメリー」っていうセリフが彼の心の闇を物語っているようで。
 
PARTVは
「裏切りの荒野を走れ」次元と不二子のいがみ合いや、パーカーとの騙しあいがいいと思います。クライマックスで、もう一捻りしてほしかったですが。
 
「友よ深く眠れ」これは青龍も良いのですが、谷山の悪どさに参りました。あの醜さはインパクトありました。
 
「カクテルの名は復讐」これはお洒落でいいですね。ルパンのベタベタしないカラッとした優しさも好きです。
 
あとアラスカの2編ですが、個人的にはジョーにもうちょっとカタルシスが欲しい。美味しい役どころなのに、僕には印象が薄かったです。次元に嫉妬していたと思うのですが、あまり伝わってきませんでした。
 
後は「悪のり変奏曲」は僕自身解るような解らないような曖昧な印象なので、番組ゲストの方々の意見を聞いてみたいです。これは深い作品です。と褒めるのか・・駄作です。と貶すのか・・。
 
なんて思いつくまま書きましたが・・・こんなところです。
 
PS
ジョー絵追加の一枚、コメントもう少しお待ちくださいませ。
 
 
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Re:LOVE IS EVERYTHING
コルト 2008/8/27 (Wed.) 23:41:20
 
>縦に流れる「LUPIN」のロゴ
 
そうそう!さりげなく洒落てますよね。そういや「ルパン」の歌に男性ボーカリストっていうのも久しく見ないですね。基本的に「ルパン」って男の世界を描いてるわけだから、男の歌声(特に哀愁を帯びた感じの物)もっとあっても良かったんじゃないかなと思います。発砲酒さんの、ちょっと原作風味を加味した新ル不二子も、原作の男っぽい雰囲気が加わって、あの歌声にはかえって似合いそう。
 
BSの話もありがとうございます。楽しく読ませて頂きました^^
 
>あとアラスカの2編ですが、個人的にはジョーにもうちょっとカタルシスが欲しい。
 
そうなんですよね。これは私も惜しいと思いました。だからもう少し大人っぽくした上でリメイク希望(笑)以前、発砲酒さんが「とっつあんの惚れた女」や「国境は別れの顔」を大人っぽくして観たいといわれてたましたが、そんな感じ。いきなり冒頭にバーバラをめぐる次元の過去の決闘シーンを持ってくるとかすれば、脚本の主軸が引き立ったかも。
 
>どれもテレコムですが、動きや一見クダラナイと思える所を丹念に面白くしているところが好きです。見ているだけで楽しい。
 
当時のテレコムが粋だと思えるのはそういう骨太な精神ですね。絵柄は可愛らしいのに、やってる事は相当自分に厳しい。そういうくだらなさに、とことん職人技の一級品の技術をつぎ込むところにロマンを感じます(笑)この辺が「ルパン」と「テレコム(または宮崎作品)」に共通する部分のように思えるんですよね。だから、単に絵柄の可愛らしさや明るい作風という、それだけで「ルパンぽくない」とは私は思わないんですね。
 
>ジョ―絵
 
了解です。お待ちしてます♪

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