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[139] 白銀の争奪戦
[139] 白銀の争奪戦

発砲酒 2008/1/27 (Sun.) 01:13:10
 
お久しぶりです。寒い日が続きますので何となく旧ルパン第12話を描いてみました。この話ってあまり人気がないのかファンアートでハヤテとか描かれる方はあまりおられないように思います。
 
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Re:白銀の争奪戦
MIYAGI 2008/1/27 (Sun.) 02:23:49
 
うわっ発砲酒さんの新作だ〜(・∀・)
発砲酒さんらしい躍動感あふれる画面ですね!!確かにハヤテの絵は他のサイトでもあまり目にしたことはないです。敵方でも比較的カッコいいデザインのキャラですよね。ラストシーンの抜け目ない長老さんなんかも印象に残ってます。
この話、ルパンたちの攻撃の仕方が結構過激だったりするんですよね。何気に地雷とか使っちゃってたりして。しかもノホホンとした風情で(笑)
 
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セイカのぬりえ
コルト 2008/1/28 (Mon.) 17:13:41
 
旧ルパンやってた頃、セイカからぬりえが出ていましたが、それに出てきそうなイラストですね。ポーズも構成もバッチリ決まってて色塗ると楽しそう。斧で襲いかかるハヤテに、たじろきもせず、かといって歯を食いしばって力むでもなく、クールに戦ってる不二子ちゃんがカッコいいです^^
 
「アルバトロス」の不二子ちゃんも勇ましいんだけれど、終始暴れっぱなしじゃなく決めるとこだけ決めて、あとは静かにしてるメリハリが、暴れてても彼女が色っぽくみえるポイントかな、とも思います。「アルバトロス」の不二子はどちらかというと「元気がいい女の子」という感じ。それはそれで私は好きなんですが(「パラレル設定」不二子好きのせいか、むしろ色んな性格の不二子が見られることを面白がる方なので。唯一「たすけてえ、おねがいいい」の不二子は除いて^^;)
 
確かに12話は人気がないんですよね。私もこの話は「旧ルパン」の好きランクでは一番下なんです^^;元の脚本ではもっと悲惨な話になる予定だったらしいですね。Aプロ演出に変わった現場の混乱で、手直しに精一杯だったみたいですが、そういうのも作品の出来に影響してるのかも。でもルパンに「ぬすんで〜」と頼らない不二子はかなり好きです(笑)この話、不二子ちゃんの方が泥棒然としていてルパンよりルパンぽいな、とも思います。
 
追伸:
発砲酒さんのルパコレさんでのファンアート、流石に反響がありますね(下の発砲酒さんの絵にも、KITAさんからその旨のメッセージ届いてますし)。今回の石川さんのモンキーさん絵も素晴らしかったなあ。折角の機会なのでルパコレさんにお二方の美術館のこと、お知らせにあがろうかしら。このまま知らない方多くして終わるのは勿体ない。
 
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Re:白銀の争奪戦
発砲酒 2008/1/28 (Mon.) 21:27:02
 
MIYAGIさん、コルトさんコメントありがとうございます。
この回の後半、ルパンのハヤテ達に対する爆撃は個人的にルパンらしさが感じられず彼の嫌う無粋で芸のない安直な武力作戦に思ったりします。スタッフも「これではいけない」と思ったのか少しでも誤魔化すために(←あくまで推測ですが)旧ルパン後半OPのアレンジ曲をBGMに流したりして明るい雰囲気にしようとしてますが、それも空回りしているように思えます。それにあんな雪国でルパン、次元がいつもと同じファションでいるっていうのも変。村長に衣服を巻き上げられ寒そうにしてましたが、あの服装では着てても寒いだろうと思います。・・と思ってたら、この絵の不二子、素足なんですね(汗)、本編ではちゃんと防寒の為にパンツスタイルなんですが。何故肌色で塗ったんだろう・・願望ゆえにそうさせたのか・・?
 
ハヤテは柴田秀勝さんの声が好きなため旧ルパンの中でも一目置いているキャラです。直情型の馬鹿ですが(苦笑)。この絵もハヤテの得物である斧をカッコよく構えるポーズが描きたかったのですがなかなか難しい。ハヤテが所属する組織、上司らしき人物は無線の声のみの出演でしたが、ハヤテたちがただのチンピラではない暗躍する統制のとれた巨大な組織の手先って感じでスケールの大きさをかんじます。
 
この回の不二子はカッコいいですね。敵に怯むことなく渡り合い姉妹像を奪取する行動力は、その後の彼女が無くしてしまった凛々しさ、強かさがあるように思います。
 
ルパコレ様の絵、石川さんの作品も素晴らしくカッコいいですね。モンキー・パンチのタッチ・雰囲気を完全に自分のものにされていますね。その他参加された皆さんの作品もセンス溢れる作品が多く、発想として僕には描けそうもない絵があったりして感心しっぱなしでした。ルパコレ様へのお知らせは・・僕はどっちでもいいですよ。基本的には描きたい絵が描ければそれで満足ですので。
 
KITAさんへ
はじめまして。感想いただきありがとうございました。保存までしていただけて身に余る光栄です。本当は(構想では)もっとキャラを描きたかったのですが、さすがにあれ以上だと小さくなりすぎて誰だか判らなくなりそうなので止めておきました。根気としても飽きっぽい僕には限界でしたので(笑)。

[140] 消えたルパン
[140] 消えたルパン

MIYAGI 2008/1/27 (Sun.) 01:53:03
 
こんにちは。今回も前回と同じく暗めの絵になってしまいましたが、連絡のつかなくなったルパンを探していると想定した次元を描いてみました。年末に自分の描いたルパンを見返してみて、いくら守護天使でも傍にいなければ護りきるのは残念ながら無理なこともあるよなぁと漠然と思いこんな絵が頭に浮かんでしまったわけです。次元に感情移入して描いていたら、なんだか切なくなってきてしまいました。
 
ところでつい最近、「風魔」のカーチェイスシーンを初めてようつべで観たんですけど、次元の声、「なんでこんなにどんくさいのよぉ〜」と叫びたくなりました(笑)
ニュースなんかを聞いてるとアナウンサーって渋くて張りのある結構いい声してる方もいるから、もしかして次世代の次元が案外隠れているような気がしないでもないのですが。
 
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月に残された狼
コルト 2008/1/28 (Mon.) 18:21:52
 
前回のルパンに続いて原作調の次元ですね。原作次元は帽子のひさしの陰から一筋薄く光るサド目が特徴^^
この次元の怒り、本気ですね。ルパンを傷つける者は殺してでも許さないという狂気を感じます。月は人を狂へと導く存在で「ルナ(月)ティック」も(精神異常の:狂気じみた:うすばか)の意味を指すそうですが、そういう意味でも月のイメージは次元のルパンに対する想いのイメージとだぶる気がします。常に太陽の影となり、ひんやりとした闇の色を纏い、穏やかでいながらその心を時に狼に変え牙を向かせる月。そういうとこも次元と似ていると思えます。次元の冷たい光を帯びた瞳と月の光が、同じ光を持つ者として重なり合ってるようです。
 
>風魔の次元
「デジタル漫画」の次元でもそうだったんですが、どうしてこう鈍重なイメージに役作りされるか判りません。こんな重そうでとろそうな喋り方の男が早撃ち0.3秒で銃を抜けるとはとても思えない^^;
外国の吹き替えでは逆にチンピラ子分みたいなケロケロ声で、蛙みたいなイメージにされてる事が多いですね。でも、たまに外国でかなり程本家の声に近い人があててゾクッとくる時があります。いっそ日本語覚えてアンタが次代をやってくれないかと(笑)
 
>次世代の次元
「アナウンサー」という目のつけどころに目から鱗です。コバキヨさんはナレーション向きの声、ということは逆にそこに次元向きの声が隠れていてもおかしくないですね。「局アナ使って製作費を安くあげよう」というのには賛成できないけれど(でも局はやりそうだ;)本当に上手い人がいるならいい選択かも。
 
(以下、しつこく続く「エロイカ」ネタ・笑)
>マフィアの大ボスのボロボロンテ
これ、森山周一郎さんの声ではどうかな、と思いました。ところで青池さん「エロイカ」描き始めたのは28才の時なんですね。頭の良さにビビりました。
 
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ん。でもよく見ると
コルト 2008/1/28 (Mon.) 19:46:30
>守護天使でも傍にいなければ護りきるのは残念ながら無理なこともあるよなぁ
からすると、この次元の目の光は怒りより哀しみの表現なのかしら。パッと見た印象では不気味静かな怒りを感じたのだけど、MIYAGIさんのコメントを読み返すと、次元が己の無力と向き合っている瞳にも見えてきました。
しかし、こんなにボロボロになったネクタイに血、とくればルパンさん相当酷い目に遭ってるのは間違いなさそうですね。
 
Re:消えたルパン
発砲酒 2008/1/28 (Mon.) 21:53:04 /220.217.148.104 /ze148104.ppp.dion.ne.jp
ルパンを想う表情が実に次元らしいですね。この絵を見ていると映画「マモー編」での廃墟シーン、ルパンと喧嘩別れしながらも、やっぱりルパンが心配で戻ろうとし、セスナの片輪を撃つシーンを思い出しました。この絵でも、連絡がつかなくなる前、ルパンは次元に軽口でも言って次元を怒らせたのかな?とか想像してしまいます。
 
「風魔〜」の次元、声優の銀河万丈さんの声は好きではあるのですが次元には合ってませんね。本編を見ていても何となくキャラを?みきれずに声をあててるように思えてきます。やりにくそう。(←なんか偉そうですが)仮に声優変更した場合、次元はルパン以上に難しいかも。
 
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氷結した心
MIYAGI 2008/1/30 (Wed.) 01:05:56
 
コルトさん、発砲酒さん、コメントありがとうございました。
 
ルパンを傷つけた敵への怒り
敵に不覚をとったルパンへの怒り
護るべき相棒の傍を離れてしまった自己への怒り
もしかしたら二度と生きたルパンに会えないのではないかという恐れと哀しみと喪失感
 
次元の氷結した心情を冷たい月の光と同じ色を放つ彼の瞳に込めて表現してみました。
月の光の下、彼は静かに狂いつつあるのかもしれません。
 
昔読んだ「オルフェウスの窓」という漫画で「人は哀しみが深すぎるとかえって涙を流せないのかもしれない。泣くことができるのは自分を哀れむ余裕があるからだ」という趣旨の台詞があったのを思い出しました。
もっともアニメ新ルの「ルパンは二度死ぬ」では次元も五右ェ門もなりふりかまわず大号泣してましたが、あれはあれで「この場合やっぱり泣いちゃうよなぁ」と共感できるものでしたから女々しいとかちっとも思いませんでしたが。
 
実はこの絵のタイトル、「弔い合戦」にしようかとも思ったんです。最悪の事態を想定したらば、こんな文章がなんとなく浮かんできました。
 
「くたばっちまったのかよ…ルパン」
ボロボロの血まみれの奴のネクタイを握り締める。
危険極まりないマトモじゃねえ稼業の身だ。
いつも覚悟は出来てるつもりだったがよ。
やっぱ辛えもんだな。実際こうなると。
「とりあえずおめえを殺った奴は生かしちゃおけねえな」
冷たい月の光を宿した漆黒の狼の瞳には涙は浮かんでいなかった。
 
>ルパンを傷つける者は殺してでも許さないという狂気を感じます
>ルパンを想う表情が実に次元らしいですね。
ルパンを失うことは、次元にとっておそらく自身の死より怖いことなのではないでしょうか。
次元のルパンへの深い想いはもう彼自身にも説明のつかないレベルのものなんでしょうね。
多分この後「ルパンのためならいくら屍を築こうが知ったこっちゃねえ」な風情でターミネーターのシュワちゃんさながら、無表情で淡々と敵を倒していく次元を想像すると非常に怖いものがあります。
 
>セスナの片輪を撃つシーン
このシーンの回り込みは凄く好きです!!マモー編の名シーンの一つだと思っています。
 
>チンピラ子分みたいなケロケロ声で、蛙みたいなイメージにされてる
感性みたいなものが根本的に違うんでしょうか。外国の方とは。外国版になっちゃうと音楽なんかもすっかり違うものになっていたりしますしね。まあルパンに限ったことではありませんが、ようつべ観ながら「なんじゃこりゃあ」って吹いちゃうこともしばしばです。
 
>仮に声優変更した場合、次元はルパン以上に難しいかも
コバキヨさんの声ってかなり特殊なんですかね。基本は渋いんだけど、茶目っ気のある軽快な声も出せる方ってそうそういないんでしょうか。どうしてもどっちか寄りになっちゃうのかな。
 
>マフィアの大ボスのボロボロンテ これ、森山周一郎さんの声ではどうかな、と思いました
おお〜そうなると野沢さんよりかなり渋くなりますな〜♪ボロボロンテ氏は確か伯爵ラブだったっすよね♪
テレスペではファーコンのガルべス役でしたっけ。パツ金グラマーおねえちゃんにバケラッタしたルパン相手に実に楽しそうでしたね。そういえば、次元と対峙したとき、あっさり変装といちゃったルパンさん、変装とかないまま闘っても良かったんじゃねえの〜?とか思ってました。それこそ次元の前にひょいひょい現れるときのみ、おねえちゃんにバケラッタしてても面白かったんじゃないかなぁ(笑)
 
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外国の吹き替え
コルト 2008/1/31 (Thurs.) 11:53:26
 
>感性みたいなものが根本的に違うんでしょうか。
外国公式サイトで聴ける新ルパンのルパンなどは、おちゃらけだけのキャラにされてたりしますね。キャラの単純化でしょうけど、ルパンは「クールで知性」というのが大きな魅力で、それを嫌味に感じさせないのが、その明るさや楽しさだと思うのですが。「顔で笑って心で泣いて」というルパンの繊細さが理解されてないのかな。チャップリンなんかはそういうの上手いんだから欧米人でも判らない事はないだろう、と思うのだけど・・・やはりアニメというのをお単純な子供様のキャラとしかみてないということかしら。逆に次元は公式サイトで見られる奴は割とよかったりしますが。
 
私が外国ルパンで、最も「キャラを単純化・記号化されてる」と思ったのは初期に出た「カリ城」の吹き替え版を見た時ですね。発売直後「あの山田ルパンの、やや女性的なダジャレ口調をどういうニュアンスで英訳するんだろう」と楽しみにしてだだけに、次元がルパンを「ボス」と呼んでる和訳にはえらいショックでした。次元ってばまるでボスにへコヘコしてる米つきバッタみたいで情けない英語の和訳で。あの二人が外国ではそんな風に見られてたのかと思うとマジで泣きたい気分で猛烈に落ち込みました。青い思い出です(苦笑)。この訳は外国のルパンファンにも不評というのがせめてもの救いです。
 
>ファーコンのガルべス役
森山周一郎さんはテレスペの「トワイライト」でもルパンを「ベイビー」と呼んでたので、伯爵が山田さんだとかなり近い人間関係になりそうだと思います(笑)「トワイライト」は作品的には私にはNOなんですが、冒頭の森山さん「ベイビー」の声のかけ方ひとつだけで、過去にルパンと親密な付き合いがあったんだろうな、と色々想像させる演技力は流石です。
 
>変装とかないまま闘っても良かったんじゃねえの〜?
女キャラとして見ても普通にカッコいいですよね。私は「洋服着たまま裸に変装すんなや」というのが不満でした^^;これは「アルカトラズ」で袴着物の上からタキシード着てるゴエにも「うそ〜ん;」というのがあったのですが。私には「変装」という技術ではなく、虫の「脱皮」にみえます(^^;)個人的には変装はアナログ感覚を残してた方が、絶対面白いと思うんだけどなあ。
 
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訂正&追伸
コルト 2008/1/31 (Thurs.) 12:02:15
 
知性→知的
 
ちなみに外国版のカリ城は、ビデオで見たのではなく教材テキストの本で読んだので「英語」ではなく「次元の台詞の和訳にショックだった」というのは、そーゆー訳です。
英語でも勿論「ボス」と書いてあったけど「まさか次元がルパンをボスなんて呼ばないだろうし、これは違う意味で書いてるんだろう」と和訳読むまで頑なに信じてなかったのです(苦笑)
 
ルパ〜ンフラッシュ!!
MIYAGI 2008/2/2 (Sat.) 01:07:37 /218.227.233.155 /eac1afo155.tky.mesh.ad.jp
>虫の「脱皮」にみえます
すいません、パソの前で大爆笑しちゃいました。
いいこと思いつきました(・∀・)もういっそテレスペルパンは、キューティーハニーのごとく空中元素固定装置使って「ルパ〜ンフラッシュ!!」で変身すりゃいいんだ!!スイッチはタイピンで!!もちろん変身途中はハニー同様スッポンポン!!もっともルパンのスッポンポン見て楽しい香具師はどんだけ居るかわかりませんが(^.^)服の上から変装するよりか、よっぽどマシじゃないでしょうか(笑)
 
ところで「ルパンコレクション」はロム専に徹して大いに楽しませてもらっていますが、今後面白そうなお祭りがあったら思い切って参加してみたいなぁなどと思っています。
 
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キューティー・ルパン
コルト 2008/2/7 (Thurs.) 03:42:34
 
>もちろん変身途中はハニー同様スッポンポン!!
これ読んで今度は私の方が動画を妄想してしまい、爆笑です。ア、アホすぎる・・・(笑)きっとルパンの尻には原作によくあるバンソーコがバツ印に貼ってあるに違いない。ルパンの変装も「変わるわよん♪」といったノリですしね。共通点はありますな。
 
>祭り
私も基本的に祭りはやらないタイプなのですが、稀に唐突に行ったりします。そういうのの中で、もしお気に召したのがあればどうぞ気軽に参加して下さいませ。

[141] オデットとオディール
[141] オデットとオディール

MIYAGI 2008/2/4 (Mon.) 20:24:25
 
こんにちは。今回は「ミス・マリーネタ」として温めていたものを描いてみました。
新ル「国境は別れの顔」のゲストのモニカとマリーのツーショットです。通常は「白鳥の湖」のオデットとオディールは同じ人が踊る場合が多いと、ぐぐって初めて知りました。
モニカのプロポーションはプリマにしてはちょっとばかりグラマー過ぎですよね〜。よってお二方とも胸はアニメよりぐっと控えめに描きました(^.^)
 
更新された次元さんの考察、拝読しました。昔からなんとなく漠然と思っていたこととほぼ同じ印象を受けました。
本音を言えば「次元の世話焼きモードはルパンさんに対してのみ」だったらええなぁというカンジですが(笑)、私も彼は「とりあえず自分より弱い者はかばうけど深入りは絶対避けるタイプ」でいわゆる「世話焼き好き」の人ではないと思っています。
 
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白鳥の湖
熊子 2008/2/4 (Mon.) 23:04:09
 
MIYAGIさん、こんばんは。
先日テレビで「白鳥の湖」の公演を観たばかりなので、おおっと画面に釘付けになりました。
幻想的で儚げなモニカの白鳥に対して、
強い存在感と生を感じさせる黒鳥マリーの対比が興味深いです。
死によって王子と来世で結ばれる白鳥と現世で王子と結ばれようとする黒鳥、というバレエ世界をそのまま表した素晴らしいイラストです。MIYAGIさんの細やかな筆致にいつもすごいなあ、と感じてます。
オデットとオディールが一人二役とは、私も知りませんでした。最後に次元に銃口を向けるモニカであるように、白と同時に黒になるということも表してるのかなと感じさせられます。
たしかにモニカはグラマーですよね。でもバレエで鍛えた筋肉があるからこそ次元を引っ張り上げることができたんだな、とか思います(笑)
 
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今も昔も憧れのバレエ
MIYAGI 2008/2/6 (Wed.) 00:38:21
 
熊子さん、コメントありがとうございます。子供の頃バレエ漫画を沢山読んだ世代なもので、昔ノートにバレリーナを模写しまくっていたことを懐かしく思い出しながら描きました。近年のバレエ漫画だと「昴」が面白くて全巻揃えました。
 
熊子さんがご覧になったテレビ放映って1月18日のNHKの芸術劇場のマリインスキー・バレエ団の公演ですよね?録画しながら私も観ました。
いつものクセで2ちゃんの実況ROMしながらです。一人で観てても大勢で観てる気になれてなかなか楽しいので(^.^)悪魔ロットバルトの登場シーンでは「デーモン閣下キター!!」と結構湧きました(笑)
オデットはじめ白鳥に姿を変えられてしまった娘たちのシーンの蒼白い照明が結構印象的だったので、モニカとバックを塗るときの参考としました。
「痛々しく儚げなオデット」と「イキイキとしたオディール」の対比は描いててとても楽しかったです。オデットの衣装も素敵ですけど、オディールの衣装はエロカッコいいなぁと思ってます。
 
>細やかな筆致
そう仰っていただけると、大雑把な性格の自分にも繊細なところがちょびっとはあるのかなと思わずにはいられません。とても嬉しいです。
 
>最後に次元に銃口を向けるモニカ
このときのモニカはオデットではなくオディールとなっていたのですね。声の池田昌子さんはメーテルも演じてましたが、普段は優しく穏やかなメーテルが戦闘シーンのときは人が変わったようにクールになるところとダブります。
 
結局騙されてしまった次元さんでしたが、モニカの心情と確固たる覚悟が、短い間といえ一緒に過ごしてきて理解できたから「これで貸し借り無しだ」と「戦友への餞別」っぽい意味合いも込めてダイヤを渡してあげたのかなと思ってます。
まあ次元さんも男だから、もし彼女が美人さんでなかったら渡したかどうかはちょっとアヤシイところですが(笑)このお話の場合、ちっとも活躍していない不二子ちゃんの手に渡るよりかはいいのかなと。
 
>バレエで鍛えた筋肉があるからこそ次元を引っ張り上げることができたんだな
なるほど〜!!モニカが華奢ではあのシーンはリアリティないですよね。
 
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アラベスク
熊子 2008/2/6 (Wed.) 20:15:17
 
バレエ自体詳しくないのですが、美しく踊る人達や素晴らしい跳躍を魅せるバレエダンサーを見ることが好きでチャンネルを合わせちゃいます。あとは今年のローザンヌ・バレエ・コンクールのNHK放送を楽しみにしてます。
バレエ漫画といえば山岸先生と上原きみこ先生の作品を読んで同じくバレエに憧れました。
「昴」チェックしてみます♪
 
戦友への餞別>なるほど納得!かつて自分がいた土地へ新たに向かう同士意識でもあったのかな、と想像してました。
 
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マリーとモニカ
コルト 2008/2/7 (Thurs.) 02:56:33
 
毎回、マリーさんの凝った衣装に惚れぼれします。それにしてもマリーとモニカのツー・ショットは思いもかけない組み合わせでした。マリーさんのバレエ姿となると本当ならギャグ一直線になるところを、MIYAGIさんの場合、これだけ優美なイラストになるんですね。他の方からもMIYAGIさんの絵の感想頂いてるんですが、マリーさんシリーズを楽しみにしてる方、何人もいらっしゃいますよ♪そういえば新宿歌舞伎町に「黒鳥の湖」というショー・パブがあったような(^^
 
>オデットとオディール
私もこの二人が同一人物が演じることが多いとは初めて知りました。それでちょっと思ったのですが、これって原作不二子とも似てませんか?モンキーさんは「ルパンの敵と味方と最初は違う女性キャラにするつもりが、面倒だから両方不二子にやらせた」と言ってますし、「敵」の場合は黒髪の不二子、「味方」の場合、白い髪の不二子という風に分けてる時があるように思うのです。例えば「サイケ馬鹿」で黒髪の不二子は悪、白い髪の不二子は善、といったようなキャラでしたし、不二子のキャラが一応統一された新冒険以降でも「ユニオン・ママ」の敵不二子は黒髪、「What’s happened?」の純真そうな不二子は白い髪です。それ以降もミステリアスやアバスレなど、いつもと違う雰囲気の不二子の場合黒髪で前髪の分け目も逆になってる事がしばしばあるように思います。
 
>戦友
次元はキリッとした女性とウマが合うようですが、それはそういう女性がタイプだというより「男同士みたいな気分で入っていけるから気楽」というのが、それより先にあるんじゃないかな、と思ったりします。
 
>次元の面倒見
私が「この人は愛情の寄せ方が極端に偏ってる」と思ったのは原作「健在ルパン帝国」を見てからです。いかに自分の妹を助ける為とはいえ、それで幼馴染だったルパンを穴に埋めて殺そうとするんですもん。「心苦しい」とはいいつつも、行動的には実に淡々と冷静で、幼馴染に対してすらこれだけ突き放してドライになれるんだから、そうでない一般人に対してはもっとそうなれるんだろう、と思ったんですね。そうでないと生きていけない世界にいるのだろうし。と、同時に次元の妹に対する愛情に対しても「この人は自分が大切に思う相手に対しては、狂気さえ生じる」とも感じたんです。
 
次元はこのように好きになった相手を殺さないといけないような羽目に陥る、辛い目に散々あってきたんで、無意識のうちに本音の感情を抑えて他人に深入りしないようになっていったんじゃないかな、と思います。でもルパンが次元の辛い本心に気づいて、もしやと思い妹の事を尋ねたところ、ついに今まで抑えていた感情の箍が外れて、彼は悲痛な本音をぶちまけてしまったんじゃないかと。このように次元は普段相手に深入りする気持ちを無理に抑えつけてるだけに、その反動でそれが解放された時、逆にあれだけ深くなれるんじゃないかと思ってます。それが次元の精神のバランスを保つための「反動のカタルシス」ではないかと思うんです。そしてその後の次元の、ルパンへの深いのめり込み方を見てると、何となくですが、次元の妹は既に殺されていたんじゃないかとも思っています。愛情を寄せる相手を失ったことで、行き場のない愛情は益々一極集中化してしまったんじゃないかなあと。どうも次元さんって悲惨な過去をイメージしやすいですね(苦笑)次元はお茶目な一面も持っていますが、これはルパンと一緒に生きるようになってから心が解放されて、抑えていた本来の性格が出てくるようになったからじゃないかと思ってます。
 
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熊子さん
コルト 2008/2/7 (Thurs.) 03:14:09
 
先日はどうもでした♪熊子さんの同人本、くすっと笑い、ホロリときて「うんうん、凄いことをサラリとやる、これが彼らの日常よね」と頷いてました。原作を深めつつ違う方向から見た光景で、とっても面白かったです!メールも拝見しました。後ほどお返事送ります(^_^)
 
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己の存在意義
MIYAGI 2008/2/8 (Fri.) 00:57:43
 
熊子さん
「昴」ハマっていただけたら嬉しいな♪
「昴」とともに同じ作者(曽田正人さん)の作品の消防士が主人公の「め組の大吾」もオススメです。こちらの作品は数年前テレビドラマ化もされました。どっちもハンパじゃなく熱血系の漫画です♪
アラベスク、懐かしいですね〜!!上原きみこさんって確かフィギュアスケートの漫画とかも描いてたと記憶しています。有吉京子さんの「SWAN〜白鳥」も好きでした(^.^)うーん思い出したら無性に読みたくなってきました。
 
>かつて自分がいた土地へ新たに向かう同士意識
もしかしたら次元さん、モニカがアメリカの「明」の部分のみ語ったのを聞いて彼女に「アメリカに行けばなんとかなるさ」と思っていた青二才の頃の自分を重ね合わせて見ていたんでしょうか。ダイヤのプレゼントには「頑張れよ」とのエールの気持ちも入っていたのかもしれませんね。それにつけても次元さんがアメリカの「暗」の部分を淡々と語るところは何度聞いてもやっぱりカッコええです。
 
コルトさん
コメントありがとうございます。
なんとなく「他の方が描きそうにないものを描いちゃうよ精神」がいつも働いているような気がします。
前々からマリーさんには「オディールの妖艶な衣装が似合うに違いないぞ」と思っていました(^.^)
ちなみに脳内でのみ描いている「白鳥の湖」の他のキャスティングですが、ジークフリートが五右ェ門さん、悪魔ロットバルトが次元さんで、ジークフリートのご母堂の女王様が不二子ちゃんだったりするわけです(・∀・)
 
>マリーさんのバレエ姿となると本当ならギャグ一直線
そうなると「志村けんの白鳥頭部付きチュチュ」を借りてくるしかありませんわね〜(笑)
そういえば件のバレエ公演のテレビ放映中、舞台のバックから模型の白鳥がスーっと水面を渡っていく演出があったのですがややコントっぽく見えてしまい困りました。
 
>マリーさんシリーズを楽しみにしてる方、何人もいらっしゃいますよ♪
おお〜小生の「勝手気ままにカスタマイズしまくりマリーさん」を楽しんで見てくださってる方々、ちゃんといらっしゃるんですね♪とても嬉しいです!!マリーネタはまだあるのでこれからもよろしくお願いいたします。
 
>オデットとオディール≒原作不二子
「サイケ馬鹿」はかなりぶっとんだお話ですよね。ラストなんかギャグ調でありながらやや「グロ」ですし。不二子の摩訶不思議な設定の真骨頂ではないかと思っています。コルトさんの仰る「黒髪と白い髪」に注意を払って読み返すとまた不二子の設定の面白さが改めて見出せるような気がします。モンキーさん、「人間の二面性」を不二子を通じて描きたかったのかな。
 
>次元の面倒見
>「この人は自分が大切に思う相手に対しては、狂気さえ生じる」
例えが少し怖いかもしれませんが、数年前に観た海外の動物のドキュメンタリー番組の「我が子の死を受け入れられずにその子を抱っこしたまま動き回る母猿」を思い出しました。なんともやるせない気分になったものです。
 
>次元の妹は既に殺されていたんじゃないか
もしそうならば次元は「自分で自分が護れない常態が丸腰の普通の人間に深入りするのは地雷」な思想になってもちっともおかしくないですね。だからこそ「常態で自分の身が護れる強いルパン」と安心してつるんでいられるんでしょうか。
 
>愛情を寄せる相手を失ったことで、行き場のない愛情は益々一極集中化してしまったんじゃないか
なんとなく次元には常に護るべき、愛するべき人間がいることで「己の存在意義」を感じているようなイメージがあります。その人を失ったら「生ける屍」状態になってしまうような。

[142] 修羅
[142] 修羅

MIYAGI 2008/2/10 (Sun.) 22:42:56
 
こんにちは。今回は前々回に投稿の「消えたルパン」の続きとなるものを描いてみました。
敵陣の中、孤軍奮闘する闘争本能全開ルパンです。
とりあえずルパンさん、無事な模様です(もしかするとネクタイの血は返り血とか?)。
この後やっと再会するであろう相棒からは「天下のルパンがなんつーザマだっ!みっともねえったらありゃしねえ」と鬼の形相で怒られるのは必至かと思われます。
 
ところで久しぶりに「B'z」の「LOVE PHANTOM」を聴いたら、ごく自然に「行方知れずのルパンを探し回る次元」が動画で頭に浮かびました。
 
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ルパンには赤が似合いますね
コルト 2008/2/13 (Wed.) 07:36:11
 
レス遅くなってすみません(>_<)(日記に書いてますが、パソの調子が悪くなっておりました)
 
毎週、いつの間にかMIYAGIさんの絵を楽しみにするようになってるんですが、この絵見て一番嬉しかったのは「ルパンさん、よくぞご無事で」というとこです。前回の次元さん絵の次元の本気眼モード見てたら「ひょっとしてこの話の中ではルパンさん、天に召されたのでは?」とちょっと気がかりだったものですから^^
 
それにしても今回のルパンさんは精悍で男らしいですね。前回のルパンさんはバレリーナだったのに(笑)ルパンには珍しい格闘技、それもヌンチャクなのが新鮮。公式でルパンがヌンチャク使ってた事あったかしらん。「B'z」の「LOVE PHANTOM」は私は残念ながらはっきりとは判らないですが、今「燃えよドラゴン」の音楽が脳内流れてます(^^
こういう赤で纏められた絵を見ると改めて「ルパンに赤黒の組み合わせはよく似合うなあ」と思いますね。シャツが黒で肌蹴てるのが原作ぽくて「デドアラ」彷彿しました。私は旧ル好きでその延長でアニメでは青ジャケに一番愛着あるんですが、単純にルパンに似合ってて好きなのは白ジャケと、この赤黒の組み合わせです。原作好きだからというのもあるかもしれませんが。
 
>「行方知れずのルパンを探し回る次元」が動画で頭に浮かぶ
どういった歌詞なんでしょう。歌詞の転載は不味いのですが、一部フレーズか、シチュエーションだけでも教えて頂くと嬉しいです。
 
>「天下のルパンがなんつーザマだっ!みっともねえったらありゃしねえ」
「心配かけさせやがって」とストレートに言わせないとこがいいですな(笑)発砲酒さんも言われてたけど、次元ってカッコつけたがりやだから「意地でもこいつの前で素直にはしゃいだ姿は見せられない」って頑張ってそう。
 
追伸:う〜〜、他にもメールのお返事やお礼しないといけないのに、もう時間がなくなってきた;何とか今日中に掲示板でレスします。
 
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赤と黒は魂の色
MIYAGI 2008/2/14 (Thurs.) 22:40:37
コルトさん、コメントありがとうございます。
パソの調子、元気になって良かったですね。私のパソもたまに挙動不審になるときがありますが、一晩経つと何事もなかったかのように直ったりします。無精者なのでバックアップもたまにしかやらないのですが、こまめにやったほうがいいですよね、やっぱり。
レスは日が空いてもお気になさらないで下さいませ。
 
>いつの間にかMIYAGIさんの絵を楽しみにするようになってる
こちらこそルパンたちへの愛をオエビを通じて思いっきり叫ぶ場を提供して頂いて、感謝の念でいっぱいです。
 
>ルパンさん、天に召されたのでは
実を申しますと「消えたルパン」の次元の本気眼モード眺めていたら、自分の絵ながら背筋が寒くなって妙に落ち着かなくなったんです。なんだかずっと次元さんに睨まれている錯覚に陥ったような。
それで「これはフォローせんとあかん」な気になりまして今回の「修羅」を描く運びとなりました。
 
>今回のルパンさんは精悍で男らしいですね
とにかく「男っぽいルパンを描くぞ」ということのみ頭に置いて描きました。デドアラのルパンは男前でかなり好きですね〜(^.^)
そういえば「ヌンチャク構えたルパン」って公式でも二次創作でも見かけたことないような気がします。ブルース・リーのごとく華麗に敵をなぎ倒していくルパン、動画で見てみたいなぁ。
 
>ルパンに赤黒の組み合わせはよく似合うなあ
 
「漆の本質はやはり『魂の器・魂のこもる器』ということで『精神性の器』だったと思います。日本人は『食』というその命の元である食を盛る器に魂の器を選んだ。その精神性の器が、最も強く人の心に訴えていたのは、赤と黒という色だったと思います」
「漆の赤と黒。黒は果てる事のない宇宙の色、夜の空の色。それが黒だと思います。赤は太陽の赤、血の赤、すなわち命の赤という風に言えると思います」
 
上記はNHKの「美の壷」漆器の回で漆器工房の方が漆器の赤と黒について語っていたものなのですが、日本人にとってこの二色はもうDNAレベルで「非常に魅力的な色」として刻み込まれているんでしょうね。
それにしても漆器で、ルパンさんを連想できる日が来るとは思ってもみませんでした(笑)
 
>どういった歌詞なんでしょう
「LOVE PHANTOM」は結構お気に入りの曲です♪
「B'z」はベスト版CDを2枚しか所持していませんが、たまに聞きたくなります。モチベーションを上げたいときにいいみたいです。
 
下記アドレスで「LOVE PHANTOM」の歌詞がまるごと読めます(^.^)歌詞だけ読むとちょっとのけぞるかも(笑)
 
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=57206
 
歌詞内容よりも小気味いいアップテンポのメロディーが、余裕無くなりふりかまわずルパンを捜す次元にハマるなぁと思いました。なにせ歌詞は恋人を捜し回るシチュエーションだったりしますので。
もっとも「相棒として軸がぶれている次元さん設定」なら歌詞内容もひっくるめて妄想すると楽しいかと思います(・∀・)
ぐぐったらYouTubeにもアップされてました。古い曲ですが、多分お聴きになれば「ああ、あれかぁ〜」と思い出せるかと思います。
「万能の君…」のくだりが次元のルパンへの心情っぽいような気がいたします。
 
ちなみにかなり前にテレ朝の「Xファイル」のテーマソングに使用されていました。
「Xファイル」って何故か後味がいつもモヤモヤパターンでしたが、結構ハマりました。
 
ところで新作ルパンのDVDのジャケ絵、どうにも不気味で仕方がないのですが。
なんとなく奇をてらいすぎてませんか、あのイラスト。すっかり購買意欲失せちゃいました。
 
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訂正です
MIYAGI 2008/2/14 (Thurs.) 22:53:37
 
「LOVE PHANTOM」の歌詞ですが、アドレスをクリックしても跳べないようですので、
LOVE PHANTOM 歌詞 
のキーワードで検索すると「うたまっぷ歌詞無料検索」が出てきますので、そちらでお読み下さい。失礼いたしました。
 
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Re:修羅
KITA 2008/2/15 (Fri.) 00:35:47
 
こんばんわ。PCのない携帯厨時期にこちらにお邪魔するようになったKITAです。
このたびPC復活しましたのでMIYAGIさんの絵がちゃんとしたサイズで拝めるようになり、ほんとにうれしい状態です。前回の次元さんも今回のルパンさんもすごくかっこいいですけど本気で恐い〜。しかし、ビビりながらも美しさにみとれてしまいます。
 
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毎回煩悩丸出し絵ですが(・∀・)
MIYAGI 2008/2/16 (Sat.) 02:06:55
 
KITAさん、コメントありがとうございます。
毎回煩悩丸出し絵ですが、楽しんで見ていただけると思うとがぜん描く気力がみなぎってきます。
 
>前回の次元さんも今回のルパンさんもすごくかっこいいですけど本気で恐い〜
考えてみるとお二方とも超一流の凄腕ウラ娑婆住人で、必要とあらば「超ド級のリーサル・ウェポン」と化し立ちふさがる敵を討ちながら突き進む「極めて恐い奴等」なんですよね。
「恐さと美しさが同居した絵」って描くのも見るのも非常に心魅かれるものがあります。
 
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観れました♪
コルト 2008/2/17 (Sun.) 01:09:08
 
>「LOVE PHANTOM」
大丈夫です。クリックしたら見られました^^
ありがとうございます。「万能の君」はやはりルパンですね。全体「次元だな〜〜」と思いながら読んでました。
 
>新作ルパンのDVDのジャケ絵
今度のDVD「フィギュアの黒赤の服」にばかり話題がいっちゃってるのは、暗に表紙から目を逸らしてる気持も入ってるのかも…。あれ、絵をキワモノというかオカルト趣味なアレンジする意味ってあるのかなあ?ルパンがエイリアンウォーリアーに見える。スタッフ、ルパンの人間性をどういう解釈してるんだろう。これでルパンが「意地悪くて陰気でひねくれてそうなMKキャラ」と、世間に誤解されなきゃいいけど…。
 
>黒は果てる事のない宇宙の色、血の赤、すなわち命の赤
とても届きそうもない、どこまでも無限の宇宙の広さ、底の知れない深さ。相携えた今を生きる力。マモーが見たルパンの深層心理も、何気に「漆器の世界」だったのかもしれないですね。う〜ん。いい番組だ^^
 
下の猿の番組で思い出しましたが、私も動物の母親が死産の赤ん坊を、何度も生きてると信じて立たそうとする番組見たことあります。とうとう母親は我が子の死を受け入れてその場を立ち去るんですが、諦めきれないのか、後ろをじっとみつめながら。山田康雄さんがナレーションやってたんで覚えてたんですが。
 
>ブルース・リーのごとく華麗に敵をなぎ倒していくルパン、動画で見てみたいなぁ。
私も80年代のテレコム動画で見たかったな。案外モンキーさん描く不二子ちゃんもヌンチャク似合いそう。「漫画アクション」の表紙をチャーミングに飾ったりして。

[143] チックタック・・・・・・・・
[143] チックタック・・・・・・・・

KITA 2008/2/14 (Thurs.) 22:36:35
 
初めて投稿させて頂きます。どうぞよろしくお願い致します。「三時に別れの鐘が鳴る」でルパンのナニが済むまで廊下で待つ次元です。脚本では食事になっていますけど原作のパターンからして食事ではないですよね本当は。
 
ところで「健在ルパン帝国」では私は次元の妹さんはルパンに助けられたと思っています。(妹さんの生死については私自身がどっちにも転ぶ可能性はあって、以下はどうか考え方のひとつとして楽しんでくださるとよいのですが。しかも長くてすみません。)
 
「だがもうやつをこわがる必要はねェ・・・・・・」というルパンのセリフですが、次元が全ての恐れから解放されるにはキングの死だけでは不十分だと思われるからです。次元にとって肝心なのは妹です。
また、ルパンが次元の妹を救ったと思う理由はルパンのある種の責任感です。なぜルパンが責任を感じなければならないか。次元の妹がキングに捕らえられ命の危険にさらされたのはキングが一方的に仕掛けてきたとは言え、自分とキングの戦いに巻き込まれたせいだからです。
しかもルパンはキングの行いによって乱れた事象をどうしても正す必要があるのです。なぜならルパンは再びこの地の王とならなければならないのだから。
次元は機械のように殺し屋として動くのみですがルパンが自分を赦すことは想定外だったと思います。もちろん通常の人間同士だったら遺恨を残さないわけがないと思います。
でも、ルパンはそうはさせなかった。次元をも救済します。次元を救済するとは、変わらず自分側の人間、おさななじみとして扱い、次元を責めないどころか、肉親を人質にとられ他人の意のままとなっているその辛い立場から解放することだけをひたすら行うこと。「次元、もうやつをこわがる必要はない。もう大丈夫だぞ。」
そして王としてすべてを正す。ルパン帝国は健在。
そしてルパンのおかげで取り戻された世界と自分を見た次元は、以降、それまでの肉親や半端な自我などの弱みや甘さをすべて切り捨てて、比類なきかの「ルパンの相棒」となる覚悟を決める。妹は助け出されたけど、次元にとって、以降、その存在は消えている。
 
と想像してますがいかがでしょうか。
 
「その上義理堅く、頼りになる男。」義理堅いというのはどういう意味か。単に義理を重んじる性格というだけの意味なのか。それともひょっとして次元はルパンに何かでかい恩義があるのか。と仮定してみるのも一興かなと。もちろんそれだけどころのつながりとは思いませんけど。そして恩義があったとしてもルパンがそれを振り回すはずもないとは思います。
 
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Re:チックタック・・・・・・・・
MIYAGI 2008/2/16 (Sat.) 02:34:40
 
KITAさん、こんばんは。
この次元さん、「古き良き時代の洋画」を彷彿とさせるものでかなりツボにはまってます。
静謐を身にまとって佇む次元。まるで時が止まったかのようにも見えます。
娼婦の母親に「ママのお仕事が済むまでいい子だからお外で遊んでてね」と言われて、廊下で寂しそうにしている子供の姿なんかもイメージとして浮かんできました。
 
>次元はルパンに何かでかい恩義があるのか
恩義があるとしたら、やはり「健在ルパン帝国」の回で妹を助けてもらったことに他ならないのではないでしょうか。
ウラ娑婆の住人にしては珍しく義理を重んじる次元の性格に魅かれたからこそ、一匹狼だったルパンも次元と共に険しく長い旅路を歩む気になったのではないかと思っています。
 
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Re:チックタック・・・・・・・・
KITA 2008/2/16 (Sat.) 18:12:56
 
MIYAGIさんへ
素敵コメントどうもありがとうございます。
アクション掲載時の順番では次元の初登場は「健在…」ですよね。とても重要な話。
でもルパンシリーズが永遠なのは旧ルが初めから人間関係がほぼ決まっていて始まりも終わりもないつくりになっているからと聞くので放置されてよかったのかも〜と思います。
原作の迷宮っぷりや説明のなさ加減もかえってリアル(ホントの歴史をみてるみたい。ホントの歴史では理由や説明はいちいち他人に示されない)で、みんながいろいろ想像できるところがいいんですよね。
 
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初投稿ありがとうございますv
コルト 2008/2/17 (Sun.) 04:19:23
 
KITAさん、PC無事お帰りになって良かったですね!こちらもKITAさんの絵にこうして他の方もコメントをつけられるようになって、とても嬉しいです。私ひとりじゃ勿体無いですよ。MIYAGIさんも言われてますが、本当に古いセピア色のフィルムがカタカタ回っているようなイラストですね。いつもの写メの陰影も今回はフィルムの露光が所々漏れてるようにも見えて面白いです。スウッと一筋伸びた次元の首の後ろの細い光、柱でほんの少し折れ曲がった影など、シンプルなのに物憂げな夕暮れを感じさせるいい絵ですね。
 
>娼婦の母親に「ママのお仕事が済むまでいい子だからお外で遊んでてね」と言われて、廊下で寂しそうにしている子供の姿
MIYAGI さんのコメントも、いつもはっとするような例えがあるので読むのを楽しみにしています。次元って時々私には「少年」に見えます。「小さくても僕は男だ」と頑張ってるような少年の心が、そのまんま大人の男の美学になっちゃってる感じ。
 
>次元の妹
もし、妹が生きていたとすると「血が繋がった家族よりルパンを取る」次元も凄いな〜と思いますね。『王としてすべてを正す。ルパン帝国は健在。』この結論もスカッとしていて好きです。これもアリの解釈だと思います。
 
 
私の妄想では、妹はキングに捕らわれた後すぐに殺されてしまい(妹は病弱だが気が強く、抵抗した事故による死、と妄想)、キングはそれをヤバいと思いつつ「生きてる」と信じこませて次元を利用したんじゃないのかな、と思ってます。で、次元は薄々妹が既にいない事には気付いてるんだけど、それでも一縷の望みの無事を信じて、決して諦めない。生きているルパンより死んでるかもしれない妹の命を優先する。その時点ではまだルパンは次元にとっては帝国の王子という認識の方が強く、幼馴染という友情と愛着はあっても、それ以上の意味は持ってない。
 
ところが孤高の存在だったルパンにとっては小さい頃幼馴染だった次元は、唯一対等につき合える貴重な存在だった。彼は帝国からの手紙で次元がそこに来ている事を知って、汽車の中で彼に会える事を楽しみにしていた。
だが、次元は夢みていた思い出の中の彼ではなかった。ルパンを妹の命を救うための生贄にしようとした。しかし束の間に見た幸せな夢。その「夢の中の男」が苦しんでいるのを知り、ルパンは彼を「悪夢」から解放するため自分を殺そうとした男を許し、子供の頃大好きだった幼馴染と彼の妹を助けた。それが「父が殺され、帝国に帰ってきても敵しかいない」ルパンの「過去の夢の清算」でもあった。帝国を奪い返した上で新しい世界を作る。王子ではなくなった彼の、王としての最初の仕事。
ルパンは次元の為に妹の墓をつくり、自分は何も言わず消える。誰も信じるなと言われてきたのに次元に甘い幼馴染の夢を重ねていた自分は甘く、やはり一人なのだ、と悟ったのだ。
 
次元はルパンに殺される事を、妹を助けると決めた時点で覚悟していた。それがルパンという男だと思っていた。
しかし許された事に彼は戸惑う。そして例え亡くなっていたとはいえ、最後に妹を助けてくれたのはルパンだったという事に気づく。自分も妹もキングから自由にしてくれたルパンに対し、今までにない大きな世界に触れたような啓司を受ける。
妹の声が聞こえる。『もう行っていい、自分はさびしくない。助けてくれたルパンの為に、今度は一人になった彼の側にいて助けてやって欲しい。私たち家族には兄は危険で大きすぎた(次元は平凡な家族の中では一人、ヤクザな息子だった、と妄想)。ルパンのような男こそが、きっと一番兄にふさわしい生き場所なのだ』次元はその声に新しい生き方を見つける。そしてふっきれた晴れやかな顔で土に眠る妹に別れを告げる。
 
 
…こんな感じの妄想でした。お気に召さない点や「違うのでは」と思われるかもしれませんが、最早これは考察というより二次創作なのでお許しを(^^ゞほんと原作って何もかも判り易く説明しようとせずシンプルで、色んな解釈や妄想を広げられて楽しいですね。
 
>ルパンシリーズが永遠
企画段階では最初のアニメ設定は「重すぎる」と却下されてましたね。テレビシリーズ自体もアンニュイがテーマだったみたいなんで、ドラマに深入りすると当時の世相からいっても、力んだ「謳いあげ」の演出方法にされたかもしれないので、そうでなくて良かったです。まだスポコンの匂いは世間にも十分にありましたし。
 
一方で、私は「原作ルパンの、薄暗い危険で不思議なドラマ性」を本当に面白く演出してもらえるなら、パラレルワールドのひとつとして、そういう嗜好性で作られたシリーズも別枠であったら興味深く思います。ジャリやルパン正体不明説や不二子全キャラ別人格(妖精)設定も、真実か幻か、一瞬に過ぎ去る影のような存在で、深夜枠に短時間でサーーと流れ消え去るみたいな感じで短くシリーズも終わらせて。でも、それは今のアニメ界の実情からして色んな意味で無理だろうと思うので、ない方がいいです。
 
最後になりましたが、メールでのモンキーさんの原画展パンフレットの全スキャン、ありがとうございます!お手数がかかったでしょうに本当感謝します。
 
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Re:チックタック・・・・・・・・
KITA 2008/2/17 (Sun.) 18:48:23
 
コルトさんへ
こんにちは!お言葉どうもありがとうございます。
なんだか影がいい感じに流れたので…。
 
次元の選択についてはルパンを選ぶというよりこの世界をいくからには身内についてはいつかは腹くくらなきゃいけないんじゃないか、と考えたのです。そのとき既に身内が死んでたら選択の悩みもなくなるわけで、次元にそんな楽はさせないという私の意地悪かも知れません。
しかしまだ悩み中です。脳内モンパチ先生は「だいたい、あんまり考えるとよくないんですよ」とかささやいてます。
 
そしてコルトさんの演出にもやはり心ひかれます。
 
スキャン、無事お渡しできたのですね。よかったです。遅くなりましてすみません。
 
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追加・・・
KITA 2008/2/18 (Mon.) 02:08:37
 
「ルパンを選ぶというより」と書きましたけど、やっぱりルパン抜きでこの世界の住人を続行したかと思うと疑問ですよね。
発砲酒さんの「ルパンと会う前、次元は裏社会のしがらみに嫌気がさしていたんじゃないかなとも思え」にも共感したんですけど、元々次元は裏社会を好き好んで歩いてたわけでもなくただ勝負が好きで腕を磨いて戦いたい、という人で、だからただこの世界しか選べなかっただけと考えた方がしっくりくる。だからルパンに会わなきゃやっぱりいいかげん嫌になってやめてたかも。
やっぱりルパンが示す世界が特別だからこの道を決めたのでしょうね。妹問題難しい。生きていると仮定した場合。別に消す必要ないのかなあ。そういうものを抱えてやっていけるものだろうか。あるいは涙を呑んでも消すほどに(ルパンと)戦い続けたいのか。このへんが私のキャパを超えます。あ、気づいたら次元にそんな楽をさせないとか言った私自身が苦悩してます・・・;
 
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次元の選択
コルト 2008/2/18 (Mon.) 15:50:55
 
>身内についてはいつかは腹くくらなきゃいけない
 
例えば「健在・・」で、ルパンを次元の妹に置き換えて見てみると、ルパンがもし仮に死んだかもしれない、という状況でも次元は生きてる事を最後まで信じて闘うでしょうし、万が一本当にそうなってた場合、ルパンが眠る場所から簡単に離れて違う世界に飛び立てるかというと、かなり時間が掛かるだろうし苦悩もするように思います。次元にとっては『極端な思い入れがある、特別な人の場合』(一般人は除く)には相手が亡くなったからとすぐに切り捨てられる物じゃなく、多分次元は妹がこの世にいなくなった後も、しばらく精神的に妹に囚われ続けてたように思うのです。
 
彼はルパンに関しては「キングを倒してくれた事」が、すなわち「自分たちをキングから解放して助けてくれた」ことだと素直に感謝している。しかし己に対しては虚脱感。自分たちを自由にしたのも、憎いキングを倒したのもルパンのお陰で、もし妹が亡くなってた場合、次元は妹の為に最期まで何も出来なかった事になる。『他人への愛情を殆ど切り捨ててまでして愛情を注いでいた』妹を、それでも守りきれなかった自責の念はかなりの物になると思います。そこで「俺はお前を守ってやれなかった」という責任感から、逆に墓の側から離れられない墓守みたいになっちゃうんじゃないかとも(^^;
それだけ愛着の深い妹よりルパンを選んだ(妹の墓をおそらくは人に預けて旅立つ)こと、妹への呵責の意識を清算したという時点で、KITAさんのいう「次元は楽でない過程を経て妹から離れる決心をした」MIYAGIさんのいう「ルパンに恩を返そう、共に生きようと腹を決めた事」になるかと、私の場合そう妄想してました。また幼馴染の友情を裏切って殺そうとした自分を許してくれたルパンに甘んじて生きながらえてる状態も、彼自身情けなくて、日々耐えきれなかったのかもしれないです。
 
>裏社会のしがらみに嫌気がさしていたんじゃないか
 
次元は、それでも真っ当に生きられないと自覚していて他に行き場がなく、どこへ行けばいいかも見えなかったんでズルズル流されてたのかもしれないですね。そこへルパンが現れたもんだから「オレが求めてたのはこれだ」と、ようやく今までの生活を放り出せたのかも。五右ェ門も似た感じでしたが類友というか「狼は狼を呼ぶ」状態ですね。
 
原作初期の次元は今までの重苦しい鬱々した生活から抜け出して安住の場所を見つけ、惚れ込んだルパンと共にいられて、ウキウキ楽しくてしょうがないという感じがします。一方のルパンは何で急にこんなに自分が次元に惚れこまれたのか、ピンとこなかったんじゃないかと思います。いくら妹と次元をキングから助けてやったとはいえそれは「幼馴染」として自然に彼らを思う気持ちからきたもので、自分にとってもキングは敵だったのだから恩をきせたつもりもない。また他組織のいいなりになる事がない生まれ育ちでそれが当り前の生活環境だったから、それに次元がはしゃぐ気持もよく判らない。ルパンにもまた犯罪への虚無感はちゃんとあるんですよね。次元がやがてどんどんクールになっていって、しまいにはルパンより冷静な男になったのは「ルパンの世界」にも彼なりに抱えてるものはあったんだ、決して彼はスーパーマンじゃなく弱い面もある、と気付いていったからじゃないかな・・・と思ってます(だから最初はルパンになつく感じだったのが、徐々にルパンを守る形に変化している)
 
>演出
私としても更に他の方はどう「健在・・」を解釈してるのか興味ありますね(^^
 
追伸:モンキーさんの本の内容はレポートで不明だった箇所に、補てんさせて頂きますv

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