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[149] あの女だ
[149] あの女だ

KITA 2008/3/12 (Wed.) 19:20:04
また狂&狂です。夜の窓ってロマンチックですよね。
 
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Re:あの女だ
MIYAGI 2008/3/13 (Thurs.) 02:29:29
 
KITAさん、こんばんは。
夏目漱石の「倫敦塔」を漠然と思い出しました。想像上の昔のロンドンの重めの空気を感じます。
海外ハードボイルド小説の挿絵になりそうですね。
キャラの顔が皆しっかり見えないところが、ミステリアスな雰囲気を盛り上げてると思います。
暗闇から黒猫が今にも飛び出してきそうです。
 
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あそこはルパンの部屋かなーとか…
KITA 2008/3/13 (Thurs.) 23:12:27
 
MIYAGIさんこんばんはこんばんは。コメントどうもありがとうございます。
都心部もちょっとずれると古い寂しいビルのこんな一角が結構あって、夜中に歩くことがあると、ルパンチックな気分になります…。
 
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Re:あの女だ
コルト 2008/3/14 (Fri.) 05:14:37
 
昔、脚本の山崎忠昭さんが原作について「ぼくは、モンキー・パンチさんが麻薬を飲んで描いていたのではないかと思った」と評した事がありますが、私はこの話も彼にとってそう思えた作品の一つだったんじゃないか、と思ってました。サイケデリックでケバケバしい夢と、重く暗い影を落とす現実(?)が、ひとつの世界に矛盾なく同居していてビジュアル的にも面白いですね。かと思うとブラックなギャグが重さをフッとやわらげてたり、読んでたらそれらのリズムの変化が軽快で心地いいです。
 
このイラスト、壁のレンガが角や下の方にいくほど重い闇で描かれてて、一層重く傍に近寄りがたい緊張感を醸し出していますよね。全員顔がないのも色んな表情とシチュエーションを想像させます。
モンキーさんは「ルパン」や「ホームズ」を子供の頃よく読んだ、と言われてますが、その時の児童書の挿絵がこんな雰囲気だったのかもしれないですね。丁度あの物語の時代では街路にはガス燈が灯ってたと思うのですが、原作初期の夜の街路もまた、ぼんやりガス燈らしき明かりがポツポツと並んでるだけの事が多いように思います。それが原作初期の夜のシーンを、よりどんよりと妖しく映してるような。このお嬢さん(おそらく不二子)も、そういう幻想的な夜にお似合いのキャラですよね。
 
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ヨーッ カワイ子ちゃん!!←若気の至り?
KITA 2008/3/14 (Fri.) 22:26:49
 
そうなんです、ほんとはもっとカリカリ乾いた感じが原作なんでしょうけど、筆ペンと写メトーンのせいで昭和前期挿絵チックになりましたよ。
レンガか石のビル、またはその窓とルパンってひとつの定型ですよね。
あと、原作初期の夜のシーンが大好きで。「じん性ERO・ERO」とか(これあんまりエロエロでもないんですよね。まさにミステリーなのにこのタイトル)クール・タッチとか…数え切れないですけど…。
 
>変化が心地いい
狂&狂はシュールなオブジェクトが踊る夢−不二子が縛られてるシーンのバックのムンクの絵みたいなドロドロはなんだ?−→エドワード・ホッパーみたいな夜の街角→武家屋敷?→建築現場?
子供のとき読んだときは漫画だからとあまり気にもしなかったのですけど大人になって描き手のこととか想像して読むと本当に眩暈がしてきますね。
私まだ知識不足で申し上げるのはアレですけど、「魔術師と呼ばれた男」とか、旧ルの脚本没部分には発狂したようなシーンも多いみたいですが、当初はこういうテイストも取り込もうとしてたんでしょうね。
そして石の街並みと暗闇と光と次々に起こる犯罪シーンとクラクラするバックの前で踊る女体と言えばやっぱり1stOPでしたね。
 
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夜のシーン
コルト 2008/3/16 (Sun.) 07:27:31
 
私が好きなのは「絶対突破」の夜のシーンです。次元もそうですが、この話のルパンも若いですよね。20代前半くらいに見えます。
 
>MIYAGIさん
新作OVAで館内で( ゜д゜)ポカーンな顔の方が多かったというのは、どちらかというと「意味が判らない」という理由でそうなってたといった方が近い雰囲気でした。
私の場合、言いたいことは判ったんですけど、30歳だという監督が、作品内容を観たら中二病に見えたんです。テレスペのように「とにかく金落としてくれそうな連中に受けて数字さえ取れるなら『作品』がヤオイになろうが、アイドル声優のCMになろうが、キャラがぶっ壊れようが、知ったことじゃない。だってルパンは何やっても許される、何でもアリなんだもんね〜〜♪」というような姿勢なら私もヽ(`Д´)ノになるけれど、私の眼には、このOVAは例えて言えば、中学生がこれみよがしに人前で一所懸命煙草をふかして「俺は他と違う。子供じゃないんだ」と、尖ってカッコつけるほど、むしろ幼さが露呈してるのに気付いていない姿を観た時のような姿に映ったんです。あるいはセオリー壊しの前衛に走る事自体が、すなわちアートとしてカッコいいと思う、アマチュア芝居にありがちな失敗。「言いたい事や熱意は判るけど、やってることは幼い」と感じたので(;´_`)でした。これは「天使〜」でもそう思ってたんですけど。
 
「理由なき反抗」なども、その当時の若者の危うさを描いた作品だったと思うけれど、それは登場人物や世界観が、そういう視点から描かれていたというだけで「作品」自体は決して幼くはなく「大人」の客観性と力量で仕上げられてたと思います。他の作品と比べてどうこういうつもりはなく、違いを判り易くする為、具体例をあげていえばそういうことかな、と思います。「絵」は丁寧で綺麗ですよ。「カメラワーク」は思い切り下手です。今は感想はこの位に抑えておこうかな。でもこの作品の場合、ネタばれ自体が意味不明に思えるかもしれないので、感想読むと逆に観たくなるかもしれません(笑)
 
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姿を観た時のような姿
コルト 2008/3/16 (Sun.) 07:30:46
変な日本語。重複してた。

[150] ランチタイム
[150] ランチタイム

MIYAGI 2008/3/20 (Thurs.) 00:47:29
こんにちは。今回は前回投稿の「下見調査」の続きとなる絵を描いてみました。カフェで昼休憩中のマリーと次元です。やっぱりアップのメガネ次元もどうしても描きたくなって、このような構図になりました。
食事中も仕事の資料に目を通すことに余念がないマリーさん、次元に
「消化に悪いぞ。食べ終わってからにしたらどうだい」とか言われて
「お仕事好きなのよ。大目に見て頂戴」
などとすまし顔でちゃんと女声で返したりして、苦笑いされてそうです。
この二人連れに熱い視線を送っているウェイトレスのお姉さんでも描き込めば、もっとカフェっぽくなったでしょうか(笑)
 
一ヶ月くらい前からドラッグストアからコバキヨさんの資生堂のCMナレが流れてくるのを聞くたび、思わ ず顔がニヤケてしまいます♪マツダの車のCMナレもかっちょいいですよね♪
 
新OVA、ホントどんなシロモノなのか興味津々になってきました。もろ野次馬根性です。
「意味が判らない」という理由で観客さんが( ゜д゜)ポカーンというと「イノセンス」を観に行ったときのことを思い出します。
前作の「攻殻」の内容を把握していないと理解できない話らしいということだったので、予備知識を頭に叩き込んでから観に行きました。おかげで( ゜д゜)ポカーンにはなりませんでしたが、予備知識必須な作品ってのも なんだかひどく観客に不親切な気がしたものです。
 
「今のオトナは昔のオトナより精神年齢が幼い人が多い」と聞いたことがありますが、結局この監督さんは ルパン向きの器ではなかったみたいですね。完全に人選ミスじゃありませんか。
それにしても作画が綺麗なのにカメラワークが思いっきりへたれじゃ…参考資料になりませんわ。
あぁ、いっそ悪い見本として観ればモウマンタイでしょうか。
 
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Re:ランチタイム
KITA 2008/3/22 (Sat.) 19:37:53
 
MIYAGIさんこんにちは〜。わーい続き続きー!きれいなカフェ〜!フローリアンみたい。
MIYAGIさんの絵はいつも綺麗な絵を見る至福があって心がうれし楽しくなります。
次元のちょっとひそめた眉がそのスタイルと相まって渋かっこよくて大人っぽくて素敵です。
 
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今度の次元は大っきい(^^)
コルト 2008/3/23 (Sun.) 06:44:34
 
MIYAGIさんのストーリー読んでると青池保子さんの「Z‐ツェット‐」を思い出します。Z君がやはり食事しながら勉強してて「消化に悪いぞ」と言われたシーンがあったような(手元に本がないので、記憶が朧げですが)。ああいう青池ワールドな雰囲気でこの話進めてみても面白そう。個人的にマリーさんの持ってる資料の背表紙の紙質がリアルで惚れました(笑)ちょっと高級そうなイメージの小道具がマリーさんの服装にもピッタリ。コバキヨさんのナレは渋い上に知的な印象受けますよね。こういう出来るビジネスマン風の役柄も自然に馴染みそうです。私もちょっと眉をひそめた苦笑いの次元の表情、大人の余裕が感じられて好きだわ〜。普段帽子を被ってるから、次元のこういう眉の微妙な表情ってあまり見られないんですよね。
 
>新OVA
「意味が判らない」というと私は「天使のたまご」でそう思いましたが、押井さんが「ルパンはいなかった」のテーマでやってたら、こういう「雰囲気で見る」映画になってたのかな、と思ったりしました。
 
>結局この監督さんは ルパン向きの器ではなかったみたいですね。
私はテレスペに関わってるスタッフも含めて、今「ルパン」が出来る人はあまりいないんじゃないかな、と思ってます。「墓場鬼太郎」みたいなコンセプトで、ああいう骨太な大人のスタッフでやると面白くなりそうな気もしますけど。鬼太郎でもルパンでも、人気が出ると皆、正義のヒーロー・ショーになってしまうのは不思議ですね。
 
>KITAさん
KITAさんのOVA感想も、後でこそっと教えて頂けると嬉しいです。
 
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Re:ランチタイム
MIYAGI 2008/3/23 (Sun.) 23:20:49
 
KITAさん、コルトさんコメントどうもありがとうございます。(・∀・)
 
>フローリアンみたい
フローリアンって、ベネツィアの世界最古のカフェということで観光名所にもなってるとこですよね〜。
普段はお財布に優しいお店しか行ってないですが、たまにはやかましいお客さんがいない内装が素敵な落ち着いたいい雰囲気のカフェでのんびりしたいです。
 
>綺麗な絵を見る至福があって心がうれし楽しくなります
感無量です!こちらこそ、流麗洒脱なKITAさんの絵でルパンのコミックを空想してみる楽しみに浸らせてもらっています(^.^)
 
>次元のちょっとひそめた眉
>普段帽子を被ってるから、次元のこういう眉の微妙な表情ってあまり見られないんですよね
無帽次元ばかり描いているので、目元や眉の表情は好きなだけつけ放題なのでとても楽しいです。
帽子の次元は目元が見えない分、口元の表情が非常に豊かですね。アゴはずれてんじゃないかと思うほど大口開けて呵呵大笑してるとことか、歯列むきだしニッカリ笑いとか、不機嫌で急角度にひん曲がっちゃってたりとか。
 
ルパンにはいったん仕事モードに入ると、寝食忘れてのめり込むイメージがあります。
この二人、きっと何度もこんな会話交わしてるのではなかろうかと思っています。
ちなみに二人のやりとり、
「食事に専念されてはいかがですか?ミス・マリー」
「失礼、一分一秒も惜しいんですの。しばし目を瞑ってて下さいません?」
などとちょい芝居がかった敬語口調バージョンなんかでもええかなと(笑)
 
>マリーさんの持ってる資料の背表紙の紙質
当初は一色塗りだったんですが「下見調査」の背景の柱同様、細々と模様を描き込んでみました。細かいと ころまでちゃんと見て頂けてるんですね。凄く嬉しいです!(^.^)
 
>青池ワールドな雰囲気
「Z‐ツェット‐」懐かしいですね。同じようなシーンが「Z‐ツェット‐」にもあったとはちょっと驚きです。私も手元にはもうないのですが、第1作目の「任務遂行の為初めて人を撃ち殺したZ」の虚無感に満ちた表情が印象的で記憶に残ってます。 考えてみると青池ワールドってルパンワールドにも被ってるところありますね。
実はマリーと次元のコンビが伯爵と少佐のコンビとすれ違う…なんて絵が脳内にあったりします。
そんでもって双方とも「今の二人どっかで見なかったか」とか言ってたり。
 
ところで資生堂のCMナレの新作が出てきましたが、コバキヨさんってば小泉さんちの猫になっちゃったようですね(笑)ナレのキャスティングの仕組みとかよく分かりませんが、もしコバキヨさんファンの方が製作に関わっていたりしたら嬉しいなぁ。
 
>正義のヒーロー・ショー
いい加減「カリ城の呪縛」にがんじがらめの作品はもうおなかいっぱいです。つくづくカリ城の功罪って大 きいですなぁ。「カリ城」はルパンの持つ様々な顔のうちの「正義と優しさ」をことさら前面に出した非常に完成度の高い外伝と捉えています。カリ城ルパンを正統派ルパンと考えている方ってやっぱり多数派なんでしょうか。
 
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Re:ランチタイム
コルト 2008/3/24 (Mon.) 02:23:28
 
>次元は目元が見えない分、口元の表情が非常に豊かですね
あ、本当そうですよね。なるほど〜。
 
>カリ城の功罪
私は「カリ城を曲解したスタッフの功罪」が大きいな、と思っています。「昔、命を助けてもらった恩返しをするルパン」がどーして「毎回女と出会って、ルパンが頼みを聞いてやると受けるんだ」になるんだYO。
 
一応それもあるんですが、ルパンに限らず何であれ「正義の味方は脚本作りが簡単」というのが大きい理由なのかもしれないと思ったりします。「敵と戦う」は何も考えなくても武器持ってキメキメポーズのアングル並べれば絵を作れますしね。とにかく力技で相手を倒せばいいなら脚本も楽ですし。そうさせる理由として「ルパン」の場合「女の子の頼みだから→じゃあ女の子にやさしいキャラということにしちゃえ」という図式になっちゃったのではないかと。「カリ城」は、その安易なパターンに雪崩れ込める「(スタッフにとっては)いいきっかけだった」ということで、遅かれ早かれ何か似たようなきっかけがあれば、やはり「ルパンは○○の為に戦います」になっちゃったんじゃないかなあと感じています。例えばアニメの新ルパンの時、やたら「不二子の為に戦います」なルパンだったけど(不二子曰く「たすけてーーるぱあん」や「ぬすんでえるぱああん」とか)、考えてみるとその当時はやたら「君は愛する者の為に命を賭けられるか」が大流行りでしたしね。
 
私は個人的にルパンには戦ってもいいけど、どちらかというと「闘って」欲しい人です。心理戦や頭脳戦、相手との哲学や理念の対立、感情のもつれ等、そういう「闘い」の方が個人的には好みなんです。「マモー」が面白いと思うのは、何気にマモーとルパンの「哲学対決」が映画の基盤になってるからのような気がしています。あの話ではルパンはマモーの言葉を茶化すことによって「くだらねえ」と挑発してるんですね。マモーはそれを敏感に感じ取って反発し、と心理のキャッチボールが時が経つほどに加熱してる。だから「マモー」は前半はそれほど私としては面白いと思えないのだけど(そう感じる具体的な理由はいくつかありますが)、後半になるほど二人の考え方の違いに引き込まれて面白い。ルパンの「マモー、感謝しな。やっと死ねたんだ」は、彼がずっと言いたかった本音を初めて真面目に漏らしたって感じで印象的でした。あらら、何だか話が大幅にずれてしまいました(苦笑)
 
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KITAさん
コルト 2008/3/24 (Mon.) 07:33:07
 
新作OVAの感想ありがとうございました(^^)
非常に冷静に観てるな〜大人だな〜と感じました。OVAの「テーマ」については私も同様に思えたのです。世の中の平均精神年齢が下がってきてることは気付いていたけれど、監督さんの作風観て改めてその現実をまのあたりにして「ルパン」がどうこうというよりも、そっちの方で気分が重たくなり考え込んでしまいました。私の(;´_`)は、実はそれに対する表情で「ルパン」に対しての物じゃないんです。90年代くらいから「最近の30,40歳は若い。全然おじさん、おばさんという雰囲気じゃない」と話題になってきた時代があったけど、今は若いを通り越して徐々に幼いと感じるようになってきました。一方で「故狡さ」みたいなものは低年齢から狡猾老獪になってきてるし、逆に若くてもとてもしっかりとした精神年齢の高い方も勿論いるわけで、精神年齢的な格差がどんどん広がってるような・・・。私も子供っぽいんで人の事いえた立場でもないですが、あまり世の中が幼稚化しすぎると、大人の文化を守る立場がいなくなるというか、派手で簡単なものばかり受けて、成熟した文化が難しい、地味だと理解されず消えていくんですよね。それに対して「何とか食いとめられないかなぁ」とOVA見てる間、そればっかり考えてました。
 
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Re:ランチタイム
KITA 2008/3/24 (Mon.) 13:59:15
 
MIYAGIさんへ
なんだか唐突なフローリアン!でしたが…窓に白いカーテンがこんな風にとても美しかった印象があるのです。
 
セリフとかシチュとかいいですね〜。謎だけど変とかではない、ただならぬカップル一組。ずーっと観察してみたくなります。
やっぱりストーリーがつくと味わい深いですね。コルトさんが「絵にさりげない演出が盛り込んであるの、イイ」と仰っていたのがわかります。
ところでMIYAGIさん、新OVAはあのジャケ内容に合ってるといえば合ってるんですよ〜。…すみません、そんな情報うれしくないですよね。そのまま部屋に置きたい気持ちになれないのわかります。(^-^;)
 
コルトさんへ
わーい、お返事ありがとございます。
 
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訂正といいますか
KITA 2008/3/25 (Tue.) 22:09:49
コルトさんが仰っていたのは「さりげなく無駄のない演出」ってのが大好きです。」でした。
「絵にさりげない演出が盛り込んであるの、イイ」って、自分的に変換しすぎ;;;スミマセン。
 
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理解不能です
MIYAGI 2008/3/26 (Wed.) 01:21:23
 
>「正義の味方は脚本作りが簡単」
素人の立場からすると「モノづくりに携わる仕事の人が安易に流れて何が楽しいのだろう、思考停止したかのような作品を晒し続けて恥ずかしくないのか」と思ってしまうわけです。
本気で自分たちの創っているものが面白いと思っているのか、解せないですね。
 
>世の中が幼稚化
つい先日ニコ動でテレスペでも悪評高い「愛ダカ」の「あの27回」の動画を久しぶりに観たのですが(放映時見事に録画を失敗したので実質観るのはこれが二度目で、すっかり内容記憶から抜け落ちていました)こんなのよく平気でゴールデンタイムのお茶の間に流せたもんだよなと脱力感に襲われました。
 
>「マモー、感謝しな。やっと死ねたんだ」
マモーってもしかしたら「長く生き過ぎてしまった自分を滅ぼしてくれる存在」を無意識下で渇望していたのかなぁ。「歴史に干渉するゲーム」をさんざん楽しみ尽くし、生きることに本当は飽き飽きしてきてて最終ゲームのつもりでルパンにちょっかいかけたとか。
 
>ただならぬカップル一組。ずーっと観察してみたくなります
二人が帰った後ウェイトレスのお姉さんたち
「ねぇ、あの人たちまた来るかな」
「凄くイイ雰囲気なのよね。目の保養になるわ」
「どんな関係なのか気になる〜」
などと噂してたりして(笑)
 
>新OVAはあのジャケ内容に合ってるといえば合ってるんですよ〜
だんだん観られる日が近づいて来ると思うと緊張してきましたよ〜。
しっかしルパンをあれだけ無茶苦茶気色悪く描けるってのも凄いもんだと思います。
 

[151] ほならはだかになったらどうだい
[151] ほならはだかになったらどうだい

KITA 2008/3/25 (Tue.) 23:53:30
 
「おかしな夜だぜ」「俺と寝たいという娘」「殺し屋」「そして銭形警部」
私が大好きな本格ミステリー巨編(?)「じん性ERO・ERO」です。
例えば予告編作ったらすごくおもしろそうな一編な気がします。
上記のセリフと、夜の街と立ち回りと銭形と美女そして謎のジジイとの取引き。
本編は「チャンチャン」な感じ・・・かも知れませんがそこがまたいいです。
 
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Re:ほならはだかになったらどうだい
MIYAGI 2008/3/26 (Wed.) 23:40:20
 
KITAさんこんばんは。(・∀・)
KITAさんの描線は毎回滅茶色っぽくてため息ものです。
ルパンさんのウェストもお姉さんに負けないくらい細くて嬉しい〜♪
緻密に描き込まれた黒シャツとスラックスの布の質感、ツボったので是非絵の参考にさせていただきます♪
 
イライラヤケクソ気分でコトに及ぶルパンって凄く珍しいですよね。このお話ぐらいしか思いつかないです。そんでもって盗撮されたルパンのドキュメンタリーは、どんなお客さんが買ったんでしょうかね〜凄く気になります(笑)
なんとなくこのお姉さん、どこか普通の人間じゃないような…御伽噺の人を化かす狐の化身っぽい印象が昔からあります。
 
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くれヨウ
KITA 2008/3/28 (Fri.) 16:42:09
 
こんにちはMIYAGIさん、コメントありがとうございます。恐れ入ります〜。
 
監禁されて「くれヨウ」口調のルパンがつかまった動物みたいでかわいそうです。ひどいよー、放したげて。
見た目をコロコロ変えて行く先々に現われて、おいしいごちそうと思ったのに後で騙されてたことに気付くなんてホント狐ですよね。
原作初期は絵についてもストーリーについても勢いやセンスやムード優先で、細部についてはつっこまないでえ〜って気がします。
でも、主観だらけで意味もわけもわからず時の流れに逆らえずいやおうなしに前に進むところはある意味現実世界そのままでは、とか偉そうに考えてみたり。。
女の髪は前期ほど線で描いたロングが多いと思うんですが、ベタや白髪のほうが早そうなのに、見た目の小綺麗さよりセンス優先なのでしょうね。あのバリバリばさばさの変な髪、好きなんですが。
 
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また訂正
KITA 2008/3/28 (Fri.) 20:12:27
 
ストーリーまでセンスやムード優先ってことないですよね。
ストーリーについてはアイディア優先と書きたかったのでした。もちろんセンスは常に併走するのでしょうけど。
 
>MIYAGIさん
ルパンが細いと嬉しくなられるですか?(^O^)
 
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Re:ほならはだかになったらどうだい
MIYAGI 2008/3/29 (Sat.) 01:32:08
 
>バリバリばさばさの変な髪、好きなんですが
週刊連載だし、きっと目にも留まらぬ速さでガリガリシャカシャカ描いていたのかなぁ、モンキーさん。モンキー氏はほとんど丸ペンを使って描いていたと記憶していますが、丸ペンって太い線から細い線まで結構幅広い太さで描けますよね。
昔のパーマとカラーの薬剤って今より遥かに髪を痛めつけるようなものだったんじゃないでしょうか。だから手入れが行き届かなくてリアルでバリバリばさばさの変な髪の人もそれなりにいたのかも(笑)
 
>ルパンが細いと嬉しくなられるですか?(^O^)
はい、自分が描くルパンが細身なんで、あまりガタイが良すぎるルパンは「なんだか違うぞ」と思ってしまうわけです。第一、ガチムチじゃあ女に化けるの大変そうですし(笑)
 
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Re:ほならはだかになったらどうだい
KITA 2008/3/29 (Sat.) 14:15:32
 
たぶんあの髪は外国マンガorイラストの影響なんでしょうね。
丸ペンなんですか。やっぱり丸ペンじゃなきゃああいう感じに描けないですよね。細い線がたっぷり使われているところが青年マンガとして特異な感じ。
(そんなによく知っているわけじゃないですけど。>青年マンガ 超メジャーしか知らないし。ちょっと話が違いますが原作初期手抜き脇役は目つきや口つきに遠く白土三平さんを連想させる気がします)
しかし想像しただけで指が痛くなってきて嫌だわー。丸ペンでみっちり。(根性なし)
週刊誌って普通に売られてますけど週に一度納品日が来るなんてすごいです。うううこれも想像しただけで何にもしてないのに頭が痛くなります。(弱い)
 
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帰ってきました(^^)
コルト 2008/4/1 (Tue.) 20:31:13
 
KITAさん、こんにちは!ようやく帰ってきました。留守中メールも頂いちゃってありがとうございます。この話「世にも奇妙な物語」風に演出すると面白そうだな〜と思ってました。オチの馬鹿っぽいとこも含めて。個人的に冒頭の影絵ギャグがめっさ好きなんですよね。小学生の時立ち読みで冒頭のシュールギャグと、このお姉さんの壮絶に美麗な横顔観て「原作初期ルパン」に一発で堕ちました。と共に「ERO・ERO」のタイトルに子供ゆえにちょっと悪い子気分でウキウキビクビクしながら先を読んでたので、最後まで健康的な展開に「え?全然エロエロじゃないじゃん?」と私ももすっかり狐に騙されましたですね〜(笑)余裕の笑みのお姉さんとは対照的に、子供みたいに困っちゃって途方に暮れてるKITAさんのルパン、可愛いです^^MIYAGIさんも言われてますが布の皺…リアルですね。
 
>バリバリばさばさの変な髪
確か60年代あたりのアメリカンなイラストでは、髪に線を入れるのって流行ってましたね。その頃のドラマとか見ると確かに髪の質は痛んでそうです。きっと絡みやすくてこういう髪の女性も普通にいたんじゃないでしょうか。
 
>ルパンが細いと嬉しくなられるですか?(^O^)
はい!はい!はい!(挙手)ここにもそういう者が約一名います(笑)ルパンの場合「キレる」「鋭い」「すばしこい」「身軽」「変わり身」「逃げ脚が速い」などのイメージがあるので、私もマッチョなルパンは鈍重で脳みそまで筋肉ぽくてピンとこないのですよ。野生動物でいえば、ルパンは力任せの巨大動物ではなく、余分な肉をそぎ落として草原を駆け抜ける細い豹のようであって欲しいと思うのです。普段はしなやかに、しかし狙いを定めると一気に美しい牙をむいて軽やかに攻撃すると。
 
ルパンはガタイが華奢で力が足りないから、その分、頭脳と機敏さが滅茶苦茶発達してる、という感じだと私のイメージとしてしっくりきます。生き物は弱点を補うために他の部分が驚異的に発達する、というのが自然の節理に思えるので。それを両脇で補うのが肉体的な技で攻める次元と五右ェ門だとバランスがいい。ルパンだけで「肉体的にもスーパーマン、頭脳もスーパーマン」では、一人で事足りちゃって、相棒二人が並んだ時酷く格下なただのお手伝いな部下に見えてしまうというか・・・登場の意義と興奮も特になくなるというか・・・。ルパンが頭脳と機敏さで処しきれなくなったとこを、相棒二人は出番だとばかり、颯爽と力と技で彼を危機から救い出す、というイメージが私にはあるのです。完璧無比なルパン様の配下ではなく、相棒も仲間ルパンと対等にカッコ良くあって欲しいんですよ。
相棒の特異性を引き立たせるには、ルパンのそれにあたる部分を抑える必要があるだろう、と私は思うわけです。こういうキャラ構築のやり方は「サイボーグ009」ぽいのかな。
 
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お帰りなさいませ
KITA 2008/4/1 (Tue.) 22:27:24
 
いえその、>布の質感、>布の皺・・・は筆ペンのヌリムラ+光の具合ゲホンゲホン。
もうー、見る人たちがご自分のレベルで仰るから。結果としてうまくいったなら喜ばしく、参考になんてMIYAGIさんが仰って下さいましたがMIYAGIさんみたくスキルがある方のご参考になれば更に光栄です。
 
>自分が描くルパンが細身
>ルパンはガタイが華奢
私も細身軟体スピードタクトフルなルパンしか考えられないです。ドコンドコン力でせまるのではなく、それをひらりひらりと華麗にかわす方。デッドオアアライブの最後の戦いのよけまくりシーンはよかったです。筋肉はあるでしょうけどシナヤカダンサー系、って気がします。たまたま何かを殴ったらファイトの途中でも「痛てぇ〜」と必ず言ってほしい。(ホントに痛い半分、余裕半分)
 
ええっと思われるかも知れませんが、そして女性にはあまりなじみがないでしょうけど、遠く通じるのはブルース・リーだと思います。まあ肝心の、ルパンの大部分を占める「洒落っ気」が役柄上は少なすぎる気がしますが。でもブルース・リーはあまり興味のない方が持つイメージに反して西洋とのクオーターで細身頭脳派しかもダンスの名手です。それにジェームス・コバーンが大親友でしたし(これはアタリでしょう!)勝新太郎も友達でした(これは苦しい)。(すいません、無理矢理通じると言い張らなくてもいいのでは?と自分でも思いました。)
 
>こういうキャラ構築のやり方は「サイボーグ009」ぽい
それぞれみんなが補い合う感じでしょうか。また、リーダーは特殊能力頼みより統率能力、頭脳、みたいなでしょうかね。009は深くは知らないので間違っていたらすみません。ちょうど先日BSで連日石ノ森章太郎特集をやっていてちょっとお勉強しましたが。
 
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Re:ほならはだかになったらどうだい
KITA 2008/4/2 (Wed.) 13:04:56
 
>世にも奇妙な
あーぴったりですね!

[152] 久しぶりだな鬼土……
[152] 久しぶりだな鬼土……

KITA 2008/3/26 (Wed.) 23:30:24
 
マタデスカーと言われそうなルパン嵐でございます。細部までいろいろ想像続行中なのです。
 
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Re:久しぶりだな鬼土……
MIYAGI 2008/3/29 (Sat.) 01:11:33
 
KITAさんこんばんは。(^−^)
一触即発の剣呑なムード満点の絵ですね。バックに稲妻が透けて見えるのは気のせいでしょうか。
凄みがきいた次元の声がホントに聞こえてきそうで、「なんだよこのヤロー」とでも言いたげに負けじとキッと睨み付ける鬼土さんも次元同様ひたすらふてぶてしくて迫力あります。
左斜め上からかかる陰が復讐に燃える次元の暗い心情を表しているように思えます。
 
このあと見事にしてやられてしまう次元が気の毒でならないのですが、瀕死の状態でおそらく気力のみでルパンの元へ行った彼からは「くたばる前にルパンの相棒としての役目」を遂行しようとする狂気に近いものを感じます。
 
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Re:久しぶりだな鬼土……
KITA 2008/3/30 (Sun.) 23:48:46
 
それは嵐直前の、季節にしてはあったかい、何かが起こりそうな11月の夜のことですわ。(←アクション発売日による)
次元は興奮してましたねいつになく。
 
彼は決して痛いと言わない子。トリプルプレイでも全身蜂の巣にされて床に倒れているのに「あぶなかったなァルパン」と笑いながら言っていましたね。
 
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Re:久しぶりだな鬼土……
コルト 2008/4/1 (Tue.) 21:01:02
 
鬼土ちゃん、レギュラー化してますねえ(笑)次元が完全に殺し屋の顔ですね。自分の兄を殺された時の事を話すのに、真面目に暗い顔にならず、むしろ復讐の喜びにギラギラと笑ってさえいる(でも眼は笑ってない)・・・そこにかえって次元の怒りの大きさが感じられてゾクッとします。更に左手で軽く帽子をあげつつ、右手は鬼土のこめかみにグイッと押し込まれるように突き付けられると、より鬼土に向けられた気持の強さが引き立つかな。
 
>11月
そっか!春の嵐のつもりで「鬼土ちゃんイイ人バージョン」書いたけど、それなら墓に積もるのは桜の花でなく枯れ落ちる紅葉でいいかも。
 
>トリプルプレイ
次元さん、本当タフですよね〜。ルパンさんも呆れかえってましたもんね(笑)
 
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包帯で海苔巻き状態の次元は重態の比喩そしてMP先生の愛と思います
KITA 2008/4/1 (Tue.) 23:20:11
 
>凄みがきいた次元の声
>完全に殺し屋の顔、眼は笑ってない
がんばりますた。そこばっかり。よろしければ皆様次元さんの顔の下半分を隠すとよりおっかなさがお楽しみ頂けます。(写真が大きいのはそのせいです。いつもの大きさだと次元の顔がわからなくなったので。)
次元が原作よりはリアルめ大きめになったときの素顔として私に刷り込まれているのは旧第三話と旧第七話の潜水服の次元、特に三話の方なんです。恐いでしょう。ルパンを見ていてこのくらいなら、鬼土ちゃんに会って人相が変わったらどんなになっちゃうかと思います。
 
>右手は鬼土のこめかみにグイッと押し込まれるように突き付けられると、より鬼土に向けられた気持の強さが引き立つかな。
ほんとにそうなんですー!手や銃口の向きが。次元、鬼土ちゃんにくっつきすぎ。コンドがんばりますね。
 
>枯れ落ちる紅葉でいいかも。
わーん、また泣いてしまいます。実際コルトさんの各ストーリー読後、お芝居のカーテンコールのようなルパン次元鬼土ちゃんの仲良しスリーショットを描いて自己満足していました。そういうのでバランスとらないとあまりに重くて(重くて×というのではもちろんないですよ、逆ですよ。)。あと、以前からイラスト部屋の「JACKOさんの2008年お年賀イラスト」を見て感動していました。
友達が敵にって、やっぱりいろいろ考えてしまいます。ルパンの場合、あまりにもその結末は激しいですし。
 
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ちうい
KITA 2008/4/4 (Fri.) 01:09:32
 
↑あっ、包帯海苔巻きはトリプルプレイの方ですよ。

[153] 生と死の狭間
[153] 生と死の狭間

MIYAGI 2008/3/29 (Sat.) 02:43:29
 
こんばんは。今回はKITAさんに触発されて原作「ルパン嵐」の瀕死のぶっ倒れ次元を描いてみました。
それにしても次元さん、自分の頭を撃ってよく無事でいられたなぁ。
 
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Re:生と死の狭間
KITA 2008/3/29 (Sat.) 23:23:04
 
おおっと、こんなところに下の悪人ヅラと同一人物とは思えない美青年が倒れている!
コラボだコラボだvv嬉しいです。綺麗な微妙なブルーですね。夜と次元と混沌とした意識にぴったりかと。そこに青っぽい深紅がまた・・・。こんばんはMIYAGIさん。
 
頭を撃っても死なないのはモンキー先生の原作じゃないと無理ですよね。パイロット版とかパースリの絵でデフォルメ強いバージョンならいけるでしょうかね?
原作の場合ブラックジョークや死体ギャグもよくあるからそのへんの慣れもあるんでしょうね。
シリアス絵のコミックやちょっとでもリアル路線なアニメとかはもう無理そう。
その場合(誰も頼んでないのに考えてる(笑))頭以外ではいろいろ不都合(首を撃ってもやっぱり即死でしょうし肩より下の急所外れじゃどうせ助かると思われちゃうし)ですし、原作のインパクトや醸し出す意味も消えちゃうので、やっぱり意思の力で必死で手を動かしてジャストは外して頭蓋骨かするくらいの擦過傷バージョン(これでも現実だったら出血ですぐ死にそう)でどうでしょうか、と思っています。
 
Re:生と死の狭間
MIYAGI 2008/3/30 (Sun.) 17:47:07
 
KITAさんコメントどうもありがとうございます。勝手にコラボしちゃったんですが、喜んでいただけたようで嬉しいです。
 
>美青年が倒れている!
あはは、美青年になっちゃってますか〜?
状況が状況なので「悲壮感たっぷり」を頭に置いて描いていたのですが、我が煩悩はいかんせんいかなるときも隠せないようでございます(・∀・)
 
青のモノトーン調の絵に真紅をアクセント的に使うのって好きなんです。
次元さん、ルパンの元へ辿り着くまでどのくらいの時間を要したのかはわかりませんが、さぞやしんどかったろうなぁ。
 
>頭を撃っても死なないのはモンキー先生の原作じゃないと無理ですよね。パイロット版とかパースリの絵 でデフォルメ強いバージョンならいけるでしょうかね?
このお話、ドシリアスモードの割には「キャラの顔がコミカルタッチ」(なにせぶっ倒れ次元の顔さえ妙にコ ミカルタッチ)のコマも多いんですよね。仰るとおり、パイロット版とパースリ絵ならアニメにできそう。
 
>やっぱり意思の力で必死で手を動かして
「こんなバカなくたばり方してたまるかよ」ってカンジですかね。尋常ならざる意思の強さの次元だからこそ出来たことなのかなぁ。
ルパンは術中にハマっても対処できるように「いざというときの武器」をしっかり用意して鬼土と対決し見事に返り討ちにしたわけですが、鬼土さん、「ルパンはやっぱり敵に回してはいけない奴だったんだ。口惜しいなぁ」って心の中でぼやきながらあの世に逝ったんでしょうかね。
 
そういえば以前「アンビリーバボー」で、外国で頭に杭か何かがジャストミートしたものの、急所を数ミリの所でうまく逸れてたので助かったとかいう話があったのを思い出しました。
 
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次元アンビリーバボー!
KITA 2008/3/31 (Mon.) 14:48:24
 
数ヵ月後・・・そこには元気に走り回る次元の姿が!
 
どうしても書いてみたくて、すいません。
 
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もちろんナレはコバキヨさんで
MIYAGI 2008/3/31 (Mon.) 23:49:14
 
「次元アンビリーバボー」のときだけアニメで、もちろんナレはコバキヨさんということでよろしいのではないでしょうか(^−^)
そんでもって途中でタケちゃんが、次元のコスプレして小芝居して「さぁ、次元は果たして助かったのでしょうか」とかなんとか言っちゃうわけですね(笑)
 
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立て!立つんだ次元!
コルト 2008/4/1 (Tue.) 23:45:59
 
MIYAGIさんこんばんは!
出張先から帰ってきたら見目麗しい次元さんの耽美な世界と遭遇してしまいました^^この次元さん、朦朧としつつも「ルパン・・・危ねえ・・・気をつけろ奴は・・・」と胸の奥で呟いていそうです。ここは途中から次元のカメラ目線でカット割りしてみたいなあ。
 
 
(※2010年:小説部屋に移転アップ予定)
 
 
てな感じで、音とカメラワークと色彩だけでたっぷり時間を取ってみたいでゴンス。「あしたのジョー2」にも、ホセ戦で戦うジョーが幽霊みたいに立ち上がるシーンがあるんですが、そこでは声優のあおい輝彦さんの「はあ・・・はあ・・」という息だけでリアル時間が渋く流れていくのです。そんな雰囲気で。
 
>アンビリーバボー
爆笑しました。やっぱ次元って悪運強いというか、生命力ありますよね。原作じゃ銭さん以上じゃないかしらん。
 
ビートたけし
「さ、ここで次元は果たして助かったのでしょーかっ」
 
清水 圭
「いやあ、これは流石に無理でしょう。これで助かったら本当奇跡…というか次元って人間じゃないですよ」
 
関根 勤
「いや、千葉真一ならあり得るかもしれませんよ。ほら、次元も実は空手をやってて、頭が凄く頑丈だったとか」
 
所 ジョージ
「平気でいつも頭で瓦割ってたりしてね」
 
清水 圭
「そうか。あの帽子は実は次元の頭突きから周囲を守る為のプロテクターだった…」
 
小林麻央
「え〜〜ありえなくないですか」
 
ビートたけし
「では!次元の脳天瓦割りの秘蔵映像をどうぞ!」
 
すいません。私も遊んじゃいました。
 
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Re:生と死の狭間
KITA 2008/4/2 (Wed.) 04:13:33
 
先レスすみません。
次元、見てるとすごく苦しそうで、今にもまぶたピクピクさせながら手を動かしそうですよね。髪も立体的で、揺れそうです。以前も今にも動きそう〜と申し上げましたけど、人の表情とか色使いがすごく生きているんだと思います。MIYAGIさんご本人が仰るように(私は詳しくないのですが)、そういう微妙なニュアンスは動画化は難しいのでしょうけど。
 
ところで話の流れですが、原作では説明なし点も多いです。お互いの関係や正体を知ったタイミングとか。ああでもないこうでもないと考えて。
 
−−−−−−−−−−
 
@次元、兄貴のカタキとしての鬼土帰国把握。鬼土がネズミともルパンの元友達とも知らない
 
Aどこかから帰ってきた次元、ルパンちの近くで鬼土発見「鬼土じゃねえか」→キューン
 
B不二子から無線機にて(携帯ともいう)鬼土に連絡が入る。鬼土は次元がどうせまもなく死ぬと踏んで割と無防備に話す「どうだ首尾は不二子。何やってるんだ。ああ、ルパンはそういう奴だからな。酔っ払わせておいたから楽だろう。早くヤれ。(プラス、次元に鬼土達がネズミ一族とわかる人名や単語等)」
 
C朦朧次元それを聞いて状況把握したとたん「ル、ルパンが危ない」と無理矢理覚醒
D……気をつけろ
−−−−−−−−−−
 
っていうふうなのが「ママ」ではありませんが自然な脚色かなあと考えています…。
@は前半不要かも知れませんが。
 
ちなみに鬼土が「こんなところで会うとはな」と言っているのを考えますと次元がルパンの相棒と知るのは組織に帰着後と思われるのでした。
 
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やっぱ長い
KITA 2008/4/2 (Wed.) 11:48:01
 
普通に@情報把握A知らせにいく途中でばったり会ってキューンB気をつけろ で、淀みがなくていい気がします。きりがなくてほんとすみません。m(__)m
 
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Re:生と死の狭間
コルト 2008/4/3 (Thurs.) 06:25:20
 
次元が鬼土とルパンの関係をそこで知るのは、確かに何かきっかけがないと不自然ですよね。
 
>無線機
ルパンの世界には携帯より無線機の方がビジュアル的に似合う気がするなあ。アンテナを長く伸ばして、くぐもった機械音で割れっぱなしの声、というのが野性的で無骨でカッコいいように感じます。
 
それにしても改めて読み返すと私のアンリバボーは「次元と帽子〜」並みの破壊力ですね(爆)どうも一般の方が「実は次元は帽子がないと・・・云々」ととくとくと語り合う姿をいつもテレビで見てしまう苦い思いが無意識に現れてしまったように思います(苦笑)
 
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Re:生と死の狭間
KITA 2008/4/3 (Thurs.) 15:05:14
 
タケちゃん達の会話は笑いましたー
 
一方、「ないと照準が合わせられない」というつまらないネタがこう繰り返し語られるのは、「○○は○○が弱点、あるいは依存していてそれがないと能力を失う」という、いかにもな子供向けマンガ的キャラクター設定パターンにヘタにはまってるせいだと思います。
 
弱点持ち設定は神話の時代からなぜか人気ですけどルパンたちについてはそんなおもしろキャラクター設定的アプローチはいいから、特異な世界で生きている大人の人間として扱ってほしいんですが。
 
犯人は「彼はプロ中のプロ」と百万回ノートに書いて提出です。
 
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ラウンド・ミッドナイト
MIYAGI 2008/4/4 (Fri.) 00:09:52
 
コメントどうもありがとうございます。(・∀・)
 
コルトさん
 
>見目麗しい次元さんの耽美な世界
この次元さんを描いているとき、昔読んだハヤカワミステリのC・L・ムーアのノースウェスト・スミスを思 い出していました。松本零士氏の幻想的な挿絵がとても世界観にマッチしていて嬉々として繰り返し読ん ものです。
 
普段はひたすら無骨で男くさい彼が極限状態に陥ったらどんな表情を見せてくれるのだろうかと、妄想をふ くらませて描いた結果非常にアヤシイ次元さんと相成ってしまったわけです(^.^)耽美チックな次元ってやっ ぱり相当変り種かもしれませんが、「まぁ、これもアリかなぁ」と思っていただけたら嬉しいです。
耽美チックな絵画だとギュスターヴ・モローの「出現」あたりが結構好きですが、「サロメをマリーに、ヨ ハネの首を次元に置き換えて描いてみたら面白そう」などと考えています。
 
>次元のカメラ目線でカット割り
>「ルパン・・・危ねえ・・・気をつけろ奴は・・・」
どっぷり次元と同化して読ませていただきました。目頭が熱くなって、生々しく映像が脳内再生されました 。松田優作の「太陽にほえろ」での殉職シーン、優作カメラ目線で映像化したらちょっと似たカンジになるかな〜。
 
もしBGMを入れるとしたらセロニアス・モンクの「ラウンド・ミッドナイト」あたりなんかどうでしょう。
ちなみにコルトさんの小説の薔薇園のシーン、ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」が脳内再生されるんです。
 
>「あしたのジョー2」
覚えてます!!そんでもってホセ、そんなジョーに恐怖してパニックに陥ってボカスカ狂ったように滅茶苦茶 なパンチの嵐を彼に浴びせるんじゃなかったでしたっけ?確かにあのときのジョーは滅茶苦茶怖かったです。 ホセがそんな風になるのも無理ないかなと思いました。
 
>アンビリーバボーレギュラー陣の会話
KITAさん同様、マジでお腹よじれました。(*^。^*)いや〜確かにアンビリーバボーレギュラー陣、そんな会話しそうです。しっかし「次元と帽子〜」のエピって完全に次元を侮辱しまくってて「なんでこんなアホ話作りやがったんや〜」と、もう思い出すだけでハラワタ煮えくり返りますわ、ほんまに。
 
KITAさん
 
>人の表情とか色使いがすごく生きているんだと思います
あぁ〜感激モノです!!そう仰っていただくと「描くのを辞めないで良かったなぁ」とつくづく思います。
実を申しますといまだにオエビ投稿はドキドキものなんですが、他の方に絵を見て頂くのって凄くいい刺激 になっているような気がしています。
 
>ルパン嵐
鬼土って次元を返り討ちにしちゃったわけですが、次元にケンカ売られなければ当初は全く殺すつもりとか はなかったのかなぁ。
もしかして鬼土さんって坊主憎けりゃ袈裟まで憎いのノリで次元を手にかけたんでしょうか。
それともかつて自分がいた場所、ルパンの友人に次元が収まっていることが腹立たしくて?自分はルパンの傍にいられなかったのにこいつは何故あいつの傍にいられるんだと、飄々とした表情のウラには嫉妬の念でいっぱいだったとか。
 
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ジョーッ
KITA 2008/4/4 (Fri.) 09:04:58
 
コルトさん演出部分「おおお(感動)」ですー。
次元がふらふら立ち上がって、いったん木にどさっともたれてちょっと息ついてから、朦朧としながらも視線を上げるのが見えるよう。
ぼけたり焦点があったりする視野。だんだん、やっとの思いで、近づいてくるルパンの部屋からの声や音。←また楽しげなんだこれが。
視野が傾いて急降下するのもショッキング!
 
ジョーはアニメは見てませんが原作なら持ってましたのでMIYAGIさんの仰ってたとこならわかります。
一コマずつジョーの顔がアップになって、その目を見ているうちにホセが底知れない恐ろしさに襲われてパニックになるところですね。
あのフラフラジョーはアニメじゃそういう風になってたんだー。
声とか感覚にくる、アニメならではの表現ってのはかっこいいですね。
 
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Re:生と死の狭間
コルト 2008/4/8 (Tue.) 09:02:32
 
次元目線カメラワークを楽しんで頂けたようで、とても嬉しいですv「アンリバボー」は、ちょっと調子に乗りすぎたかなぁと思ってもいたので、パロと割り切って読んで頂けて良かったです(^^)私、大人の男くさい次元大好きなくせに、何故かついパロでからかってみたくなっちゃうんですよね。カッコイイからこそ崩しやすいのかもしれません。次元の場合、元々茶目っ気のあるお人なんで、そのギャップに心くすぐられたりもするんですよね。
 
>「○○は○○が弱点、あるいは依存していてそれがないと能力を失う」という、いかにもな子供向けマンガ的キャラクター設定
 
そういえばそうですね。ルパン達にも弱点や欠点はあるけど、それは「天才的な能力や特技だけだと人間味なくて冷たい印象になってしまうので、視聴者に肌身に近い親近感持たせてる」時に魅力的に映ります。ルパンがタコに怯えて逃げ回る姿等は、虫に怯える女の子は非常によく気持ちが判るわけで(笑)
 
敵に破れたり窮地に陥るのも性格的な欠点(ルパンの場合、自信過剰で慌て者とか、銭さんの場合は直情的とか)が主の方が、個人的には敵と戦う為の欠点を作られるより面白いなあ。これも失敗の要因が自分達の場合と同じだから、状況に共感しやすいというのがあるのかもしれない。
 
>近づいてくるルパンの部屋からの声や音。←また楽しげなんだこれが。
 
そう、そうなんです!演出意図を汲んで頂けて嬉しいです〜。対峙法。
 
>もしBGMを入れるとしたらセロニアス・モンクの「ラウンド・ミッドナイト」あたりなんかどうでしょう。
ちなみにコルトさんの小説の薔薇園のシーン、ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」が脳内再生されるんです。
 
ネットで検索して聴きました。「ラウンド・ミッドナイト」はほんの少しずれた音が重なったジャズで、頭がふらついてる気分にピッタリですね。「亡き王女のためのパヴァーヌ」も華やかだけどガラスのような繊細さがあって、自分の書いた小説や脚本演出にこんな見事な音楽を想像して流して頂けるなんて感激。ありがたすぎます。MIYAGIさんって絵画や音楽に詳しいんですね。お陰様で世界が広がって楽しませて頂いてます^^
 
>あしたのジョー2
私は金よりもハリマオよりも、錯乱するホセが異様に怖かった…!ジョーはアニメでも役者演技がすんばらしく、スタッフにも恵まれて時代が生んだ奇跡としかいいようがないです。それは旧ルパンもそうだったかもしれないですが。でも葉子さんの声だけは壇ふみで統一して欲しかったなぁ。
 
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間違えた
コルト 2008/4/8 (Tue.) 09:08:30
 
×アンリバボー
○アンビリーバボー
 
お腹減ってる時はどうもいかんな。

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