MIYAGI 2007/10/6 (Sat.) 03:59:01
こんにちは。MIYAGIです。初めての投稿になります。よろしくお願いいたします。
ル中さんのオエビで9月にコルトさんから嬉しい「おいでませコメント」を頂けたので思い切ってやって参りました。
「とにかく胡散臭い次元」を狙ってみました。完全自己流絵ですが初めてこちらのオエビツールも使えて、楽しく描くことができました。
9月30日のNHK総合の「ダーウィンがきた!」で「ジャクソンカメレオン」が獲物をゲットするのにかかる時間が、0.3秒だと説明していたのですが、「次元さんの早撃ちと一緒じゃないか」と思わずTVの前で叫びそうになりました(笑)
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Re:グラサン次元
発砲酒 2007/10/7 (Sun.) 01:18:21
先レス失礼します。
MIYAGIさん、こちらでははじめましてですがル中さんでのMIYAGIさんの作品は、訪れる度に楽しみに拝見していました。特にカリ城の
時計塔の文字盤の絵と、肖像画の絵は驚愕してしまいました。今回お描きになった次元もなんか企んでそうで、とても胡散臭さと妖しさが出てますねぇ。また拝見させていただけるのを楽しみにしてます。
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おいでませ(^^)
コルト 2007/10/7 (Sun.) 10:43:50
いらっしゃいませMIYAGIさん。ようこそお越し下さいました。こちらのオエビツール使われるの、初めてなんですか?すごい・・・それでもサラサラと描けてしまうんですね。
しかし何故公式の次元は変装すると、ことごとくああも胡散臭くなるのでしょうか(笑)「公式次元 胡散臭い変装集」も出来そうな位。
この次元は同じ胡散臭さでも何かを企む様な、またそれを楽しむような危険な色気がありますね。原作「奇103号」のサディスティック次元とちょっと被って見えます。
色気というのとは違いますが、危険な企みといえば次元って時々ルパンをプチ苛めする時にも、妙に楽しそうにしてたりしますよねぇ。「ルパンの大罪」のルパンへの銃乱射とか「カリ城」のコブラツイストとか。何だか子供が好きな子や構って欲しい子に、わざと意地悪してるみたいにも見えて、そういう時の次元は少年みたいで可愛いなーと思う事も多いです。
私、ル中さんでのMIYAGIさんの絵やコメントは最初から拝見してました。拝見しながら「趣向性に同類の匂いを感じる。何となく色んな意味で(爆)」と思ってまして、ウチをご覧になられてる事にも薄々気づいていたのですが、こうして気楽に交流して頂けると嬉しいものです。発砲酒さんも言われてますが、ル中さんでとてもリアルな公式画を描かれてるのでいつも驚いています。それでいて自己流の造形線もちゃんとあって、どちらでも楽しく描かれてますよね。コメントも読むたびに眼鱗です。またいつでも気軽に足を運んで下さいませ♪
>「ジャクソンカメレオン」が獲物をゲットするのにかかる時間が、0.3秒だと説明していたのですが、「次元さんの早撃ちと一緒じゃないか」と思わずTVの前で叫びそうになりました(笑)
あはは、私も多分そうなると思います。脳内が何でも「ルパン」と結びつけてしまうのって、ファンのサガですよね(笑)
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ありがとうございます
MIYAGI 2007/10/8 (Mon.) 01:52:00
発砲酒さん、コルトさん、コメントありがとうございます。
6月にル中さんに初めてのオエビに行ったときの「ドキドキ感」を再度味わいながら、描きました。
いまだに私にとって「絵を人様に見せる行為」は例えるなら「清水の舞台から飛び降りる」とか「超ビキニで人前に出る」に等しいものです。度胸要ります。「んなオーバーな…」と思われるかもしれませんが、事実です。
カリ城の時計塔の山羊座と肖像画は描き終えたとき、さすがに心身ともに「ヘロヘロデロデロ〜」状態になりました。
たまには「キャラ絵じゃないのもネタとしてアリかな」と書き始めたものの、ホントにどこで筆を置いていいのかわからない絵だったもので、途中でコーヒー休憩入れながら描いてました。「オリジナルの雰囲気」をちゃんと絵から受け止めていただけたようで、感無量です。アニメ制作の美術さんってやっぱり凄いと思います。
確かに公式次元さんは変装すると、もともと胡散臭いのに(笑)拍車がかかりますよね。例外は「カリ城」の仔山羊抱えたおじいさんくらいかと思いますが。
自己流で好き勝手に描いてしまうと、おおむね「サド目の次元」になってしまいます。たまーに原作でドアップになる「鋭い切れ長の目」が滅茶苦茶好きなんです。おかげで、自主トレのシャーペン描き次元はせっかくのトレードマークをとっぱらったご尊顔丸見え」がやたら多いです。
「危険な色気」と「妖しさ」はやっぱり、何て申しますか…やっぱり自分の趣味です(笑)。
「大人の男の色気」を一番最初に強く感じたアニメキャラは実は次元さんだったりします。
「奇103号」はなんとも次元さん、実に楽しそうでしたね。平然とした顔で、結構過激なことをやってましたっけ。
「ルパンの大罪」の銃乱射とカリ城のコブラツイストもほんと、どこか「じゃれてる」カンジがしますよね。こういうシーンみると「ほんまにこの人たち幼馴染やわぁ」と、微笑ましくなります。サディスティックというと、とかく原作ではルパンとのイメージが色濃く印象付けられている感がありますが、次元さんもやるときゃやりますね。
コルトさんにはル中さんでちょろちょろ吐露してたため、バレバーレだった趣向性ですが…。某有名掲示板など覗きますと、「交流を極端に嫌うヒキーサイトが相当数存在する」ことも事実らしいので、表面上はレッドデータブックに記載されている絶滅危惧種のごとく少数派かとも思われるこの趣向性の同類の方も、実際は多かったり…ということももしかしたら、有り得るのではないかと思われます(笑)。
心温まるコメントは本当に絵を描く原動力になります。しかもハイレベルな絵を描いていらっしゃる方々のコメントは、嬉しさもひとしおです。
人様に絵を見ていただく楽しさが分かりかけてきた今日この頃です。
また遊びに伺うこともあると思います。その折も、よろしくお願いいたします。
最後に…いまだに「マグナムをぶっ放す次元さんの横で長ーい舌で獲物を捕らえるジャクソンカメレオンの図」が脳内に渦巻いてちょっと困っております。
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サディスティック
コルト 2007/10/8 (Mon.) 10:39:10
>サディスティックというと、とかく原作ではルパンとのイメージが色濃く印象付けられている感がありますが
そ〜なんですよねぇ。原作の「人間らしい憎めないルパン」が大好きな私としては、「オレ様」とか「ルパン様」という一人称や、聞き伝えのイメージでそう思い込んでるだけじゃないのかな、少し固定観念外して原作を読んで欲しいと思ったりもします。
原作じゃルパンって、カッコつけたり上手くいったりした後、殆どの場合黒焦げになったり物を投げつけられたり、ちゃんと「ギャグなおしおき」が用意されてるんですよね。それが彼が裸の王様にならず、人間らしくいられる要素になってるんじゃないかと思います。サドも本音の優しさを隠す、偽悪の強がりみたいなとこがありますしね。これが「天才でサドでオレ様で何も抜けてるとこがない」となるとあまりにキツ過ぎて、魅力ある人物には私には見えないです。
それに原作って徹底したピカレスクロマンですから、特にルパンが、ではなく出てくるキャラ全員、(程度の差こそあれ)基本的にはS傾向なんですよね。個人的に一番Sなのは不二子ではないかと思ってます。1000人の男と寝ては殺し、の蟷螂みたいな話もあるし。次元は新になってから今までよりそれっぽくなった、というかルパンに対する遠慮がなくなったように思います。「ルパンの賀正」では「ルパン、ケツをかりるぞ」といきなりルパンの尻蹴っ飛ばして射撃台代わりにしちゃうし^^;
一方のルパンはアニメの影響もあって後半随分可愛くなりましたが、モンキーさんも意図的にキャラのハードだった性格の部分を、マイルドに変えていったみたいなんですよね。ご存知かもしれませんが、「ルパン」がアニメになった影響で世間の小さい子供が原作を母親にねだるようになり、それを見たモンキーさんは「これは不味い」と思ったらしくて。あとご自分のお子さんが「お前の父親はエッチな漫画を描いてる」と学校で苛められた事も、作風・キャラの変化に影響してるらしいです。
>私にとって「絵を人様に見せる行為」は例えるなら「清水の舞台から飛び降りる」とか「超ビキニで人前に出る」に等しいものです。
うう、判りますっ!私なんて自分とこのオエビでさえ未だに投下は4枚です(おい)何がそんなに照れるのか自分でも不明なんですけど。元々私はオエビでは絵は鑑賞してコメント残す方が好きなんですけどね。
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アニメ制作の美術さん
コルト 2007/10/8 (Mon.) 13:22:32
ああ、そういえばカリ城美術の小林七郎さんは「空気を描く美術」とも言われてるみたいですね。私もコバ七さんの描いたカリ城を模写した時は、そのグレードの高さに何度も挫折しかかりました;(徹夜で2日も掛かった)
それにしても近年のCG美術の多くは、作品のムードを無視して画一的になってきてますね(それはキャラもそうだけど)特にCGは纏まりすぎて肉筆より冷たく見えがちなのだから、より絵心を大事にして欲しいな〜と思ったりもします。
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Re:グラサン次元
MIYAGI 2007/10/8 (Mon.) 22:39:59
二次創作の小説のルパンサイトなどをふらついてると、「冷酷非情な血も涙もない印象しか受けないルパンの姿」に出くわすことがあって「原作全部きちんと読んでる?TVシリーズは観てるの?」と突っ込みたくなるときがあります。
「デドアラ」のムック本のプロデューサーのインタビュー記事の中に「スタッフ10人に聞いたら10人全部違う『ルパン』を思い浮かべる」とあります。
よっていろんな解釈のルパンがあっても「無理はないなぁ」と思いつつ、せめて「悪党ながらもやけに人間味のある可愛げのある人」という根っこのところだけは二次創作する方達にも願わくば踏まえてて欲しいもんだよなぁと思っています。
「ルパンのサドっ気」は自己防衛のための表面上、稼業上の鎧ってところでしょうか。
不二子ちゃんの「千人斬り」はいかにも「女ルパン」の異名にぴったりくるエピソードですね。
メンバーの中で最強は密かに不二子ちゃんじゃないかとさえ、思えてきます。
次元の「ルパン、ケツをかりるぞ」はウケましたね〜(爆笑)。
注釈なしで字面だけだと、この台詞とんでもないですね。コバキヨ声で脳内再生するとお腹よじれます(笑)。
頭とオシリにでっかいコブこさえて文句たれてる涙目ルパンさん、どう見てもMにしか見えませんし(^−^)
「アニメの人気が出たのと引き換えに、原作ではいろいろと変えていかざるを得なくなった」
「ルパンは原作者の自分の手から離れてしまった」
過去にその当時のモンキー氏の心情が綴られている書籍は立ち読みかなにかで読んだ記憶はあります。
自由奔放なマリー・アントワネットと彼女をフランスに嫁がせたマリア・テレジアを、ルパンと彼をアニメにすることに承諾したモンキー氏に重ねてしまうのは、ちょっと無理があるでしょうか。
アニメ制作の美術さん
「空気を描く美術」ですか…素敵ですねぇ。小林七郎さんってホント、いい仕事なさってる方だなぁと思います。
古い作品だと「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」も小林さんですよね。
カリ城の模写に徹夜で2日は凄いですね!!そうそう、細かい描画作業を長時間していると「軽くトリップ」したような気分になることありませんか?脳内でドーパミンがだだもれてるぞ〜!!てなカンジで。あのカンジ、たまりません。
「イノセンス」なんかを観ると、お話の世界観にCG美術の冷たさを最大限活かしている感はあります。が、人の手のぬくもりを帯びた絵心を感じる美術は文句なしに感動モノですし、好きです。うーん、トトロが観たくなってきました。
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二次創作
コルト 2007/10/10 (Wed.) 23:22:37
公式・二次創作関わらず、やはり自分が好きなキャラが醜く嫌な性格に歪んで描かれ、『本気(冗談抜きで)』でそういう人間だと作り手に誤解されてるのを見るのは辛いものです。
モンキーさんは『ルパンを極めて人間味のある男にしたかった』とわざわざパワァコミックス冒頭で読者に向けてメッセージ残してる位。「あるヤングマンの場合」「地獄志願」とか読んでも、ルパンがいかに自己犠牲で憎まれ役、悪役を買って出てるのかがハッキリ描かれてますよね。そういったルパンの真意を、スタッフやファンにあまり見て貰えないのは残念に思います。
一応、二次創作ならあくまで「パロディ」なので「本当は違う」と判ってされてる場合には私はそんなに気にならないんですが、「冷血鬼畜ルパン」二次創作を見た公式に「これが女性に人気ある本当のルパン像なのか」と思い込まれて、公式までそういうルパンにされるのだけは勘弁ですね。
>「イノセンス」なんかを観ると、お話の世界観にCG美術の冷たさを最大限活かしている感はあります。
「クールビューティー」という奴ですね♪これも絵心があってはじめて美意識として活かせるんじゃないかと思います。私もアール・デコの直線的でキビキビした線が大好きなのですが、無駄のないシャープなラインに、研ぎ澄まされた作者の感性を見る事が多いです。
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