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[98] これも運命だ
[98] これも運命だ

発砲酒 2007/9/22 (Sat.) 00:32:55
 
次元を描こうと思いながらも、PARTVの五右ェ門と青龍です。PARTVのキャラは僕には特に鬼門のようで、似せる事ができませんでしたので、成り行きまかせで描きました。
 
Re:これも運命だ
池本 剛 2007/9/22 (Sat.) 18:04:15
 
PARTIIIキャラは鬼門との事ですが…発泡酒調PARTIII、乙ですよ。
かつての兄弟弟子、今では衝突している二人が、状況が状況なので共闘、背中合わせで臨戦態勢をとる図。燃えどころ爆発。そしてまた周りを取り囲む敵集団がかつて五右ェ門を苦しめた因縁の面子ってのがまた。燃えどころ爆発しすぎ。そしてまた五右ェ門と青龍が青基調、敵集団が赤基調て対比もカッチョイイです。
ところでねずみ小僧が混じってますけど彼は「いい人」では…??
フリンチがいないのも個人的に残念だったり。
 
Re:これも運命だ
発砲酒 2007/9/22 (Sat.) 21:45:07
 
池本さんコメントありがとうございます。イヤ〜、発砲酒調といえるほどの個性というか自分のタッチで描ければいいのですが(汗)いまだに「どうすれば上手くかけるんだろう」と思ってばかりでして(苦笑)。
本編では谷山の企てにより敵になってしまったわけですが青龍のクールでありながらも一途な内面が感じられ、その最期も含めて印象的でした。この二人が共闘するシーンが見てみたいなぁと思い描いてみたのですが・・・やっぱりねずみ小僧は違和感ありますかね?最初は入れないつもりだったのですが、描いている途中、山田風太郎原作「魔界転生」が頭を過ぎりまして、五右ェ門への怨念により転生したかつての敵の中に、ねずみ小僧がいた場合、五右ェ門も精神的に戦いにくいのではないかと思い描いてみました。(「魔界転生」の柳生但馬守にあたるのが百地三太夫って感じ)。そういったイメージがありましたので、和風というか東洋風にしたかったので、フリンチは今回は加えませんでした。・・・そのわりに風馬一族・首領はスーツ姿で描いてるんですね・・ハァ〜。
 
Re:これも運命だ
発砲酒 2007/9/22 (Sat.) 21:53:37
 
でも説明しないとわからないようじゃダメかもなぁ。やっぱりフリンチの方がよかったかなぁ〜、でも、まあいいや!(←成長のない奴)
 
Re:これも運命だ
池本 剛 2007/9/23 (Sun.) 00:15:36
あ、なるほど。東洋縛りだったんですか。しかも山田風太郎意識だったとは。
実は今、僕の中で猛烈に山田風太郎ブームが巻き起こっているので何だか奇妙な符合のような気がしたりして(笑)
 
五右ェ門の敵集合
コルト 2007/9/23 (Sun.) 02:36:19
 
こうしてみると「あ〜ゴエにもこんなに敵がいたんだよな」と一人ひとりのメンツとエピソードが思い出されますね。テレスペにも結構ゴエの敵は出てますが、それはあえて外されたのか、それとも思い出すこともなかったのか^^;風魔の首領は、舞台が日本的だったせいか、私は違和感はあまり感じないです。ヤッちゃんみたいにみえるし。
 
「山田風太郎」は私は知りませんでした。作品のタイトルの方はわりと耳にしてますね。「魔界転生」って色んな媒体があるみたいだけど、お勧めはやはり小説なのかな。
 
Re:これも運命だ
発砲酒 2007/9/23 (Sun.) 16:08:43
 
東洋風でない場合、新ルパン112話のウルフとローズも描いていたでしょう。このシチュエーション、次元だとまたウジャウジャとかつての敵共が蘇ってくるんでしょうね。
テレスペにも、くの一なんかが出ていたと思いますが、よく知らないキャラは描かないほうがよいかと思いまして。
偶然にも池本さんは今、山田風太郎ブームとの事ですが僕の場合、実は「魔界転生」しか読んでないんですね。でも、文章から漂う血生臭さというか
 
Re:これも運命だ
発砲酒 2007/9/23 (Sun.) 16:15:32
 
ひえ〜、途中送信してしまった。続けます。
妖しさが印象的でした。何故かどことなく「ジョジョの奇妙な冒険 第一部」にも通じる妖しさ。
「魔界転生」というと沢田研二さんが天草四郎を演じられた映画版が有名ですが、小説では天草四郎は小説半ばで敗れ去るキャラでした。機会がありましたらご一読くださいませ。
 
Re:これも運命だ
池本 剛 2007/9/23 (Sun.) 18:47:17
 
あーー!なるほど、東洋縛りに拘らなければウルフとローズがいましたね。「五右ヱ門危機一髪」で思い出したんですが「盗怪道五十三次」のネズミがそう言えば着物姿ではないですか。…と原作を挙げ始めると収拾つかなくなっちゃいますね(苦笑) 東洋縛り・アニメ(TVSP除く)縛りという事なんでござーすな。
そう言えば、次元の敵集結バージョンを闘祭の時に日替わりイラストの一枚として描いたんですが、僕もやっぱりアニメ(TVSP除く)縛りで描いたんだっけ。
 
Re:これも運命だ
発砲酒 2007/9/25 (Tue.) 01:03:10
 
>「盗怪道五十三次」
新ルパンですね。残念ながらまだ未見です。恥ずかしながら新ルパンは飛び飛びでしか読んでないんですよね。
 
>闘祭の時に日替わりイラスト
日替わりという事はもう展示されていないのでしょうか?探してみたのですが見つかりませんでした。残念。
 
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Re:これも運命だ
池本 剛 2007/9/25 (Tue.) 01:24:46
> 日替わりイラスト
今確認してみたところ闘祭サイト内「場外乱闘」内「祭TV」内に「日替わりトップ再放送 」として収録されてますが…現在はもう閲覧不可になっちゃってますね。自分でも気に入ってたのでちょっと残念。
 
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「日替わりトップ再放送 」
コルト 2007/9/25 (Tue.) 09:59:11
 
私も気づかなかったので確認しましたが、消えてたんですね・・・残念。私も未見です。閲覧不可というのはサーバーの問題でしょうか。それとも著作権か何らかの問題かな。池本さんにここで皆さんに見せて頂く事は出来ないのかなあ。でも「闘祭」さんのサイト用にアップされたものなので、無断でやると不味いでしょうね、やっぱり。
 
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Re:これも運命だ
池本 剛 2007/9/25 (Tue.) 16:21:06
 
日替わりトップ再放送が終了してるのは…恐らく著作権云々じゃなくリンク切れとかそういった物理的な問題なんだろうと思います。祭りサイトももう何年も前のものなんで、あちこちリンク切れまくってますね。
僕の描いた分を此処で再掲するのは別に問題無いだろうと思います(まぁ一応サメダさんに断わりを入れた方がモアベターではありましょうが、いちいち確認しなくても問題無いでしょう)が…何しろ十点以上は描いたと思うので、再掲するとなるとスペースを占領しちゃってアレ、という問題はあります。件の「次元の敵集結」の日の分だけでも再掲しましょうか?
 
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Re:これも運命だ
池本 剛 2007/9/25 (Tue.) 16:28:35
今確認してみたら件の次元敵集結は僕だけの画じゃなく、サメダさん画の次元を、僕が描いた敵キャラ・因縁キャラ達が取り巻くという合作になってました。ので、もし再掲するんであれば何にしろサメダさんに断わりを入れなきゃ不味いですね。
 
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Re:これも運命だ
コルト 2007/9/26 (Wed.) 21:39:41
 
>十点以上は描いた
気の向いたときにでものんびり1点ずつ紹介して頂けると嬉しいです。間を適度にあけながらの方が、観る側も少しずつ先を楽しみに待てますし、他の方もご自身の絵を投稿しやすくなると思いますので。
 
>サメダさん画の次元を、僕が描いた敵キャラ・因縁キャラ達が取り巻くという合作
うおお、それは豪華ですね!是非とも拝見させて頂きたいものです。サメダさん、お忙しいようなのでお返事は頂けるかどうか判りませんが(ご了承もして頂けるかどうか)一応、メール出してみますわ。

[101] ゴエモン・シリーズ 完
[101] ゴエモン・シリーズ 完

ジャガー(元ならず者と女たちの涙) 2007/9/23
 
HN変更記念というわけではないですが、投稿済みの絵の「影付き&一部修正」バージョンと、マモー&カリ城&バビロンのゴエモンをまとめてアップ画像として投稿します。ひとつコマが空いてしまったので、「風魔」のゴエモンでも書こうかなとも思いましたが、今まで書いたことがなく、うまくキャラを掴めないまま書くよりは黒く塗りつぶすことにしました。一応自分が現役ファンだった時代のもの限定で、これにてゴエモン・シリーズは終了。と同時に、区切りも良いのでイラストに関しては一旦筆を置くことにします。初書きから2ヶ月、皆さんの素敵な絵を拝見させて頂きつつ、楽しくお絵書きさせて頂いて感謝しております。ヘコ。
 
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Re:ゴエモン・シリーズ 完
発砲酒 2007/9/23 (Sun.) 16:19:49
 
こうして各作品のゴエモンを拝見すると壮観ですね。しかもどのゴエモンもカッコいい!最後頭を下げてるゴエモンも可愛くて笑ってしまいました。
 
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壮観、そして圧巻!!
石川大介 2007/9/23 (Sun.) 17:04:17
 
コルトさん、先レス失礼しますね。
 
今ここのお絵描き板では、「五ヱ門祭」でも行なわれているのか、と思う位、五ヱ門の絵が続いていますね(笑)。それにしても、今回ジャガーさんがアップされた、ものの見事に描き分けられた各作品の五ヱ門の顔、そしてその活き活きとした表情は、実に壮観、圧巻で、ちょっとした感動すら覚えます。
 
いゃあ〜、どの五ヱ門もホントにいい表情してますよ!。個人的にはやはり「マモ―編」の五ヱ門が好きですね。「マモ―編」の五ヱ門は、結構その雰囲気を出すのが難しいと思うのですが、この絵は一目でわかります。個人的希望を言わせてもらえば、もう少し髪の線を描いてほしかったですね。「マモ―編」の五ヱ門は、原作絵のように髪に線が描き込まれていて、それがわかるように、ちょっと茶髪っぽくなっていて、また下水道でヘリコプターを斬るシーンのように、カットによっては劇画調に斜線が描きこまれたりしていたので、個人的には「白土三平風五ヱ門」みたいに感じるところもあります。
 
TVセカンドの五ヱ門も、初期の頃には時々髪の線が描かれていましたが、白線で何本か描き込まれていたので、それが何だか白髪が混じっているようで…(笑)、だからでしょうか、いつのまにか髪の白線はなくなりましたね。
 
TVで殆ど放映してくれないせいもあるでしょうが、個人的には印象の薄い「バビロン〜」ですが、この絵を拝見しますと、これまた実にいい顔してる…!。「風魔〜」の五ヱ門が拝見できなかったのは残念ですが、「完」の書体がこれまた本当に素晴らしいですね!。実際、「風魔〜」のタイトルデザインも、こんな感じでビシッとキメて欲しかったです(苦笑)。
 
p.s.
些細な事ですが(苦笑)、何故ゆえ新しいHNを「ジャガー」にされたのか、よかったらその由来を教えて下さいね。
 
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Re:ゴエモン・シリーズ 完
池本 剛 2007/9/23 (Sun.) 18:37:51
僕がデータコーナー用に描かせてもらってる五右ェ門群よりも遥かに各作品の特徴を上手く再現していて、これだったら僕のよりもジャガーさんのをコーナー用に使えばいいんじゃないか?と思いました。圧巻。
 
豪華!
コルト 2007/9/24 (Mon.) 21:49:23 /219.2.118.71 /softbank219002118071.bbtec.net
本当に各シリーズの「いい顔」を揃えて下さったというか・・・愛を感じます。新しく加わった3つの顔もグー。顔のアップだけだと似たような構図になりそうなところを、ちゃんと変化が感じられますね。それと、各々の背景色のバランスが美しいです。最後の「完」も、まるで炎のようなタッチで、内に闘志を秘めたゴエにぴったり。ミニゴエが両足揃えて妙に礼儀正しくて、これもある意味ゴエらしい(笑)最後にフッと力を抜いてるとこが緊迫感溢れる全体を、逆に小気味よく〆てる気がします。ヘコ。
 
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Re:ゴエモン・シリーズ 完
ジャガー 2007/9/24 (Mon.) 22:13:18
 
私なぞの絵にたくさんコメントを頂いて感謝しております。ヘコ。自分自身は皆さんの絵に毎回感心しきりなのですが、恥ずかしながら「素晴らしい」位しかコメントが浮かばず、気付けば皆さんの絵に一度もコメント付けることなく見させて頂くばかりとなってしましました。長々文章書く割にはその辺とても不器用でして、その点どうぞご了承下さいませ。絵もさることながら、皆さんがひとつの絵から導き出すコメントの数々には毎回頭が下がる思いで読ませて頂いていました。
 
発砲酒さん 、コメントありがとうございました。
 
>しかもどのゴエモンもカッコいい!
 
どれも敵を見据えた時の表情のつもりで書きました。というか、好みの表情を書いたら自然とそうなっていったと言った方が正しいかもしれませんが。
 
>最後頭を下げてるゴエモンも可愛くて笑ってしまいました。
 
殺気立った表情が延々続くので、最後はお気楽にということで(笑)。
 
石川大介 さん 、コメントありがとうございました。
 
>その活き活きとした表情
>どの五ヱ門もホントにいい表情してますよ!。
 
これは何と言いますか、、、自分にとって一番嬉しい言葉で、素直に嬉しく思っております。
 
>個人的希望を言わせてもらえば、もう少し髪の線を描いてほしかったですね。
 
アイタタタ。さすが見るところが鋭いです(汗)。本当に石川さんのおっしゃる通りで、マモー編に限らず髪の線は一番どうしようか迷った部分だったんですよ。セカンドの白線も然りです。いまいちパソコン上では雰囲気が出せなくて、その挙げ句怠けました(笑)。これまでの投稿絵に影さえ付けなかったことといい、根気があるんだかないんだか自分でもよくわからなくなる時があります。ナハ。
 
>個人的には印象の薄い「バビロン〜」ですが、この絵を拝見しますと、これまた実にいい顔してる…!。
 
バビロンは映画の中でもいろんな顔&髪型があり過ぎて、他に比べるとこれがバビ・ゴエだ、というデザインが掴みにくいですよね。パースリは違う絵柄が回ごとに交錯していますが、これはそれが一本の映画の中で行われている印象(笑)。そうすると設定資料に基づいて書くのが一番早道なのですが、本編と設定資料では違う部分が多い気もして。。。というわけで、自分のバビロンの絵は本編と設定資料の間を取った感じでしょうか。パースリ後期と同じにならないようには注意しました。他のゴエモンも当然本編中に絵柄が何通りかあるわけですが、基本的に自分の頭に残っているイメージ先行で書いているので、いろいろとミックスされているかもしれません。
 
>「完」の書体がこれまた本当に素晴らしいですね!。
 
「DFP行書体」というフォントを基にあれこれ弄くって習字風にしたんで、完全オリジナルとは言えないですよ。
 
>何故ゆえ新しいHNを「ジャガー」にされたのか、よかったらその由来を教えて下さいね。
 
そもそも「ならず者と女たちの涙」が『メインストリートのならず者』『女たち』「愚か者の涙」という希代の名アルバム&名曲を合わせて打ち直したHN(笑)。これらは全てローリング・ストーンズのものでして、ま、そのボーカリストは誰かと言いますと。。。というわけで何のヒネリもなく単純にミック・ジャガーから取りました。ルパン絡みでなくてスイマセン。。。
 
池本さん 、コメントありがとうございました。(はじめまして。ヘコ。)
 
>僕がデータコーナー用に描かせてもらってる五右ェ門群
 
あそこまでとことん模写に徹っされていらっしゃるその姿勢にまず感動しました。おまけに完成度が恐ろしく高い。。。自分は模写というものが苦手なので尚更そう思ってしまいます。模写って恐ろしく労力のいる作業ではないですか。
 
>これだったら僕のよりもジャガーさんのをコーナー用に使えばいいんじゃないか?と思いました。
 
うわ〜、マジでそれはないですよ。やはりデータ・コーナーには個人の主観が入ったイラストより、本編を忠実に再現した絵が一番相応しいですしね。
 
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Re:ゴエモン・シリーズ 完(その2)
ジャガー 2007/9/24 (Mon.) 23:04:41
 
モタモタ返信を書いていたら、コルトさんのコメントとすれ違っていたのですね(汗)。ゴメンナサイ。改めまして、コルトさんにはこういった場を提供して頂いたことに感謝申し上げます。そもそも、お絵書き掲示板なるものを初めて覗いたのがゴエモンを初投稿した日で、失礼ながら当初は面白そうなので試しに書いてみただけでして、書き逃げ体勢だったことは思い付きの変な初代HNが物語っていますね(苦笑)。それがつい熱中してしまったわけですが、何はともあれ偶然にも「ゴエモン祭」に参加出来たことが光栄でした(笑)。またいつの日かお絵書きにも参加出来ればと思っております。
 
>愛を感じます。
 
自分はやはりゴエモン・ファンなのかもしれませんねぇ(笑)。
 
>最後にフッと力を抜いてるとこが緊迫感溢れる全体を、逆に小気味よく〆てる気がします。
 
無理して書いたことのない「風魔」を書かず、少し遊んでみたのが好結果だったのかな、なんて。
 
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Re:ゴエモン・シリーズ 完
池本 剛 2007/9/25 (Tue.) 01:20:15
 
> バビロンは映画の中でもいろんな顔&髪型があり過ぎて、 他に比べるとこれがバビ・ゴエだ、というデザインが掴みにくい
全くもって同感です。他の作品も勿論カット毎シーン毎で画の揺らぎがありますが、「バビロン」はずば抜けて定まってないんですよね。だからどのカットを切り抜いてきても「これぞバビロン五右ェ門」とは言い辛くて(苦笑)
 
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Re:ゴエモン・シリーズ 完
ジャガー 2007/9/25 (Tue.) 22:58:55
 
>「バビロン」はずば抜けて定まってないんですよね。
 
「バビロン」は青木氏をはじめ作画監督が3人クレジットされていますが、各作品ごとに作画監督を立て、作品毎に違う顔になっていたパースリと同じスタイルで作られた為でしょうね。パースリとは違ってあくまで一本の作品なので、もう少し作画を統一してもよかったのではと思わなくもないのですが、パースリ放映中に、しかもそのパースリと同じスタッフで製作された「バビロン」ならでは、といったところでしょうか。そう言えば、バビロンのパンフにはパースリの絵が混ざっていましたね。これも同じスタッフで製作した「バビロン」ならでは!?

[102] 日替わりトップ再々放送
[102] 日替わりトップ再々放送

池本 剛 2007/9/29 (Sat.) 16:37:07
 
闘祭ん時の日替わりトップ、次元因縁キャラ集合の回です。
 
2003/12/09
「よう、俺たちの同窓会に顔出さネェたぁいい度胸だよなぁ、次元」突如現れた昔の同士達…。お子様ランチをここに呼び寄せたのは、つまり…。
(※掲載時のキャプション)
 
サメダさん画の次元は実はお子様ランチによる変装(次元の変装が少し外れかかっている)という設定です。前日の展開を受けた格好になってます。
 
闘祭日替わりトップはーーサメダさんの発案で始まった企画で、そこに色んな人が参加して、寄って集って描きまくったシリーズです。闘祭開始一ヶ月以上前から始まって、祭り気分を盛り上げるための企画でした。
基本フォーマットとして『ルパンのアジトに据えられた隠しカメラからの定点観測映像』という趣向があり、毎日毎日色々な情景が切り取られました。全体に何となくのストーリーがあるような無いような感じで、数日にまたがるエピソードなどもありました。「魔術師と呼ばれた男」放映日である11月29日には白乾児ネタをやったり、クリスマスにはクリスマスネタをやったりといった日付連動企画なんかもありました。
とにかく面白い企画で、とにかくやってて楽しかったですね。改めて数えてみたところ、僕が描いたのは10枚以上どころか19枚でした。如何に気に入った企画だったか(笑)
 
※コルトさんに私信
いずれリンク切れは修復されるって事なので、とりあえず話に上った一枚だけを再掲しときました。全貌はいずれリンク切れが修復された時に祭りサイトでどうぞ、という事で。
来月頭にスキャン予定の件…宜しくお願いします。
 
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Re:日替わりトップ再々放送
池本 剛 2007/9/29 (Sat.) 16:41:55
 
そう言えば、これ、クレイジー・マッシュが混ざってるので『TVSP除く』縛りではなかったですね。ストーンマンは別の日に登場してます。女性キャラ群も別の日の登場です。
 
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Re:日替わりトップ再々放送
発砲酒 2007/9/30 (Sun.) 02:44:48
 
おお!これが次元に関わった者達の作品ですか!作品のキャラたちもそうですが、お描きになったサメダさん、池本さんの楽しんで描いてる感じや賑やかさが伝わってくるようです。戦車や手前の本類も上手いなぁ。クレイジー・マッシュはあんな後ろのほうにいながらもインパクトありますね。危ない奴だ。お子様ランチのバツの悪そうな感じもいいですね。
リンク切れ修復されるとこ事、再放送が楽しみです。特に女性キャラ群っていうのを是非、拝見したいです。
 
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Re:日替わりトップ再々放送
池本 剛 2007/9/30 (Sun.) 17:12:30
 
本や机などの小物類はサメダさんがいくつも用意していて、それを好きなように配置して使ってました。箱庭遊びのような感じで面白かったですね。グラスは僕が追加した小物です。これも何度か使い回したと思います。
黄金戦車は…前面にキャラクターを配置したので殆どの部分が隠れちゃってますが、別レイヤーなので実は戦車全体を描いてあります。「この贅沢さがミソなのだ」とか勝手に拘ってましたね。馬鹿爆発。
 
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Re:日替わりトップ再々放送
発砲酒 2007/9/30 (Sun.) 23:56:49
 
>「この贅沢さがミソなのだ」
「粋にいこうぜぇ。粋によっ」って感じで、とてもルパンチックですね!
 
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サメダさんからの伝言です
コルト 2007/10/1 (Mon.) 21:16:27
 
レス遅れてすみません。
サメダさんから池本さんにメッセージが届いてますので、その部分と画像や「闘祭」についての説明部分のみメールから抜粋紹介させて頂きました。
 
『(前略)
私の方も再掲について問題ありませんので池本さんにその旨お伝えください。
(そしてリンク切らせてしまっていて申し訳ないです、とも^^;)
(中略)
件の日替わりTOPについて、すでに池本さんから何ぞやというのはお聞きになってるかもしれませんが、闘祭開幕までのカウントダウン代わりに"ルパンアジトを隠し撮り"の趣で
毎日絵柄を変えるという有志数名と遊びまくった試みで、2003年11月の中旬から開幕前日の12月末までやっていた企画です。
合計で4、50枚近くはあると。今思えば良くやったなとしみじみ思います(笑)。
池本さんにも見事なクオリティのイラストを量産して描いていただきまして本当に大感謝でした。
 
閉幕後、日替わり無しで常時全てのイラストを見られるよう展示していたのですが、サーバーの関係でファイルが飛んでしまい、ガックリやる気がそげ(苦笑)、放置(それが今の状態です)。その後一度だけ再々放送として祭TOPに日替わりであげたことがありました。
 
そのときのファイルがまだ手元に残ってましたんで上げておきました。
ご覧になったことが無い方々に楽しんでいただけたら幸いです。
 
▽日替わりTOP11月
http://lupinfes2003.fc2web.com/200X/higawari/index01.html
▽日替わりTOP12月
http://lupinfes2003.fc2web.com/200X/higawari/index02.html
 
日替わりスクリプトそのままなので、一日2枚(11月12月それぞれの日付で1枚ずつ)しか見られませんが、目的の「次元を取り巻く敵」は「9日」に見られると思います。
※厳密に言うと、この次元はお子様ランチが変装したという裏設定になってます。
(中略)
また取り急ぎUPしたので祭サイトとリンク等繋げてませんが、いずれ繋げる予定ということにしておきます』
 
・・・ということでした。
私が説明し直すより、そのまま読んで頂いた方が間違いがないと思ってその部分も抜粋させて頂きました。ご了承下さい<(_ _)>
 
個人的にこの絵で嬉しいのは、テレスペのクレイジー・マッシュが入っていること。テレスペの中では好きなゲストキャラなんです(最期はあっけなかったけれど)池本さんのテレスペ関連絵というのは滅多に観られませんからね(笑)
 
追伸:来月頭の連休に仕事が入ってしまいました;うーー申し訳ない。もうちょっと例の件は後になるかもです。
 
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Re:日替わりトップ再々放送
池本 剛 2007/10/2 (Tue.) 23:36:00
 
あの後、サメダさんが「FANART festival 200X」のサイトの方で改めてリンクし直してくれました(そう言えばこっちでも再放送してたんだっけ)。全ての日替わりイラストを閲覧出来ますので興味があればどうぞ。
 
http://lupinfes200x.popsie.net/film/higawaritop.htm
 
※コルトさんに私信
スキャンの件、有り難うございました。全て処理しましたので、もうアドレス消滅してオッケーです。可読性も充分でした。見辛い部分の捕捉も助かりました。容量の大きさを心配していただいてましたが、よっっっっっっぽど重い画像(何十メガとか何百メガとか)でない限りは別にストレスはありませんので心配は御無用です。
TVSPバトン利用については何の問題も無いです。つーかアレ、単にタイトルを列記して星付けてるだけなので、別に僕が「発案!」ていう程のもんでもありませんし。
40周年記念クイズのやり取り転載(あるいは引用)も問題無しです。出典先を記す事も『僕は』別に構わないです。
 
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Re:日替わりトップ再々放送
コルト 2007/10/3 (Wed.) 01:27:06
 
いやはや、何でも言ってみるもんですね(笑)何気ない会話の流れが「闘祭」さん復活に繋がるとは思いませんでした^^
 
ほんっと面白いです、このオマージュ企画!
何に感動って、アジトに貼ってあったポスターのお洒落で小粋なとこ、新聞記事の細やかさ。こんな目立たないところに、何という贅沢。やたらガツガツ目立とうと趣味の悪い蛍光色濫用で文字に「!!」マークを片っ端からつけまくる、某マガジンの表紙とは大違いだわっ。サメダさんブラボー!
 
>TVSPバトン 40周年記念クイズ
ありがとーございます。今、怒涛の15連続勤務中休み一日だけという状態なので;更新なかなか出来ないんですよ。でも転載だと簡単に出来るから嬉しいなっと♪

[103] 篭城
[103] 篭城

発砲酒 2007/9/30 (Sun.) 02:30:01
 
旧ルパン第9話のプーン達です。なにげにこの話よく描いてる様な気がします。やっはりこういう話が好きなのかな。
 
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Re:篭城
池本 剛 2007/9/30 (Sun.) 17:04:39
 
横たわった不二子の泣き顔の配置の仕方が実に秀逸ですね。ドラマチック。
キャップが前面に出てきてる二次創作ってのは多分これまでにあまり無い例が無かった事だと思いますが、奥でプーンが静かに佇んでる構図を前にすると、彼の「自分はあまり動かない」キャラクターが見えてきて面白いですね。考えてみれば彼は常に自分自身の手で何かを変えようとはしておらず(変えようとはしているにしても、それが徹底されていない)、様々な最終決定権を他者に委ねていたような気がしてきます。そうして考えると、それが彼の限界であり、悲劇だったのかも知れないなぁと思いますね。
 
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Re:篭城
発砲酒 2007/9/30 (Sun.) 23:43:20
 
池本さんコメントありがとうございます。仰るようにプーンって、不二子を取り戻すという目的以外は自分自身で何か事態を変えようという行動には出ておらず、事の成り行きを傍観しているようにも見えてきます。彼自身、不二子と過ごした過去の栄光が素晴らしすぎて、不二子さえ自分の傍にいれば全てが上手くいくという妄想を抱いていたようにも思え、「何としても連れて行くぜ不二子」って言葉と彼自身の行動が噛み合っていないような。最期、不二子に撃たれた事でようやく現実に目が覚めたようにも思います。・・例えれば、昔付き合っていて未練タラタラだった彼女が、他の男性と結婚し子供を産んで幸せそうなところを見せられた様な・・違うかな?(笑)。
キャップは、前から描きたいキャラでした。旧ルパン前半の敵は、そのデザインが実に作品に馴染んでいてウクライナ男爵やフリンチなんかも好きなのですが、キャップのキャラデザインのチンピラ臭さが「ルパン三世」という作品の雰囲気をよく出してるように思います。・・・そういった点では、メインキャラとゲストキャラの絵が別作品のように思えるテレスペは観るのが辛くなったりします。
 
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涙の不二子
コルト 2007/10/1 (Mon.) 22:54:00
 
お二人の考察、深いですね〜。頷きながら読んでしまいました。ゲストキャラ名鑑にコメント引用させて頂きたい位(笑)・・・お名前明記の上でいいでしょうか?(本気)
 
多分、自分で人生を決められない男なんでしょうねプーンって。過去の夢の中で美化し続けた女といざ対面した時に、妄想ではどうにもならない現実の彼女とどう接していいか判らない。だからそれ以上深く入り込めない、動けない・・・ある意味ストーカーにも似てますが。
発砲酒さんも言われてますが、撃たれた時のプーンの驚いた顔は、夢とは違う彼女の姿に衝撃を受けた顔のような気がします。夢の中に閉じこもって陽炎のように生気のなかった彼が、ようやく現実の世界で生きられるような男になれた時に死んでいくって何か哀しいです。
 
原作の女とアニメの不二子、どちらも涙はみせてないんですよね。この不二子の涙は誰に対する涙でしょう。私にはプーンへの哀れみの涙のようにも見えるんですけれど。
 
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Re:篭城
池本 剛 2007/10/2 (Tue.) 23:26:16
プーンはそもそも三年前の事件の時も中途半端なんですよね。『不二子を逃がす』じゃなくて『不二子と逃げる』って選択を何故しなかったのか。「何としても連れて行くぜ不二子」ってのは三年前に言うべきでしたね。その駄目さ加減ゆえにプーンに感情移入してしまう訳ですが(笑)
 
名鑑へのコメント引用、僕は何の問題もありません。
 
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Re:篭城
発砲酒 2007/10/3 (Wed.) 20:56:44
 
言われてみれば、プーンは3年前の時点で中途半端ですね。あの追い詰められた崖で不二子が望んだのは、そんな優しさ(?)じゃなかった・・。
 
アニメの不二子、目を閉じて涙流してませんでしたっけ?僕もプーンへの哀れみとして描いてみました。
 
コメント、僕の拙いのでもよければ使ってやってください。
 
観ました!日替わりトップ再々放送!凄いですね。あれだけの数を短期間で、しかもどれもこれも完成度がとても高くて観てて楽しい!アジトで繰り広げられる日々の出来事に大笑いしてしまいました。特にタイムマシーンを修理する魔毛、スコーピオン・コミッショナーの初登場シーン、飛んできた竹槍の後に現れるプーンはツボに入ってしまいました。
 
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目を閉じて涙
コルト 2007/10/4 (Thurs.) 04:53:48
 
あれあれ。私ずっと泣いてないものと思い込んでました。気づかなかったのかな。不二子の涙というと第4話でルパンが死んだと思い込んだ時の涙だとはっきり目に焼きついてるのですが、今度よく確かめてみますね。アニメの不二子ってルパンを平気で殺そうとしてるのに、他人に殺されると悲しみますよね。

[104] グラサン次元
[104] グラサン次元

MIYAGI 2007/10/6 (Sat.) 03:59:01
 
こんにちは。MIYAGIです。初めての投稿になります。よろしくお願いいたします。
ル中さんのオエビで9月にコルトさんから嬉しい「おいでませコメント」を頂けたので思い切ってやって参りました。
「とにかく胡散臭い次元」を狙ってみました。完全自己流絵ですが初めてこちらのオエビツールも使えて、楽しく描くことができました。
 
9月30日のNHK総合の「ダーウィンがきた!」で「ジャクソンカメレオン」が獲物をゲットするのにかかる時間が、0.3秒だと説明していたのですが、「次元さんの早撃ちと一緒じゃないか」と思わずTVの前で叫びそうになりました(笑)
 
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Re:グラサン次元
発砲酒 2007/10/7 (Sun.) 01:18:21
先レス失礼します。
MIYAGIさん、こちらでははじめましてですがル中さんでのMIYAGIさんの作品は、訪れる度に楽しみに拝見していました。特にカリ城の
時計塔の文字盤の絵と、肖像画の絵は驚愕してしまいました。今回お描きになった次元もなんか企んでそうで、とても胡散臭さと妖しさが出てますねぇ。また拝見させていただけるのを楽しみにしてます。
 
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おいでませ(^^)
コルト 2007/10/7 (Sun.) 10:43:50
 
いらっしゃいませMIYAGIさん。ようこそお越し下さいました。こちらのオエビツール使われるの、初めてなんですか?すごい・・・それでもサラサラと描けてしまうんですね。
 
しかし何故公式の次元は変装すると、ことごとくああも胡散臭くなるのでしょうか(笑)「公式次元 胡散臭い変装集」も出来そうな位。
この次元は同じ胡散臭さでも何かを企む様な、またそれを楽しむような危険な色気がありますね。原作「奇103号」のサディスティック次元とちょっと被って見えます。
 
色気というのとは違いますが、危険な企みといえば次元って時々ルパンをプチ苛めする時にも、妙に楽しそうにしてたりしますよねぇ。「ルパンの大罪」のルパンへの銃乱射とか「カリ城」のコブラツイストとか。何だか子供が好きな子や構って欲しい子に、わざと意地悪してるみたいにも見えて、そういう時の次元は少年みたいで可愛いなーと思う事も多いです。
 
私、ル中さんでのMIYAGIさんの絵やコメントは最初から拝見してました。拝見しながら「趣向性に同類の匂いを感じる。何となく色んな意味で(爆)」と思ってまして、ウチをご覧になられてる事にも薄々気づいていたのですが、こうして気楽に交流して頂けると嬉しいものです。発砲酒さんも言われてますが、ル中さんでとてもリアルな公式画を描かれてるのでいつも驚いています。それでいて自己流の造形線もちゃんとあって、どちらでも楽しく描かれてますよね。コメントも読むたびに眼鱗です。またいつでも気軽に足を運んで下さいませ♪
 
>「ジャクソンカメレオン」が獲物をゲットするのにかかる時間が、0.3秒だと説明していたのですが、「次元さんの早撃ちと一緒じゃないか」と思わずTVの前で叫びそうになりました(笑)
 
あはは、私も多分そうなると思います。脳内が何でも「ルパン」と結びつけてしまうのって、ファンのサガですよね(笑)
 
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ありがとうございます
MIYAGI 2007/10/8 (Mon.) 01:52:00
 
発砲酒さん、コルトさん、コメントありがとうございます。
 
6月にル中さんに初めてのオエビに行ったときの「ドキドキ感」を再度味わいながら、描きました。
いまだに私にとって「絵を人様に見せる行為」は例えるなら「清水の舞台から飛び降りる」とか「超ビキニで人前に出る」に等しいものです。度胸要ります。「んなオーバーな…」と思われるかもしれませんが、事実です。
 
カリ城の時計塔の山羊座と肖像画は描き終えたとき、さすがに心身ともに「ヘロヘロデロデロ〜」状態になりました。
たまには「キャラ絵じゃないのもネタとしてアリかな」と書き始めたものの、ホントにどこで筆を置いていいのかわからない絵だったもので、途中でコーヒー休憩入れながら描いてました。「オリジナルの雰囲気」をちゃんと絵から受け止めていただけたようで、感無量です。アニメ制作の美術さんってやっぱり凄いと思います。
 
確かに公式次元さんは変装すると、もともと胡散臭いのに(笑)拍車がかかりますよね。例外は「カリ城」の仔山羊抱えたおじいさんくらいかと思いますが。
 
自己流で好き勝手に描いてしまうと、おおむね「サド目の次元」になってしまいます。たまーに原作でドアップになる「鋭い切れ長の目」が滅茶苦茶好きなんです。おかげで、自主トレのシャーペン描き次元はせっかくのトレードマークをとっぱらったご尊顔丸見え」がやたら多いです。
「危険な色気」と「妖しさ」はやっぱり、何て申しますか…やっぱり自分の趣味です(笑)。
「大人の男の色気」を一番最初に強く感じたアニメキャラは実は次元さんだったりします。
 
「奇103号」はなんとも次元さん、実に楽しそうでしたね。平然とした顔で、結構過激なことをやってましたっけ。
「ルパンの大罪」の銃乱射とカリ城のコブラツイストもほんと、どこか「じゃれてる」カンジがしますよね。こういうシーンみると「ほんまにこの人たち幼馴染やわぁ」と、微笑ましくなります。サディスティックというと、とかく原作ではルパンとのイメージが色濃く印象付けられている感がありますが、次元さんもやるときゃやりますね。
 
コルトさんにはル中さんでちょろちょろ吐露してたため、バレバーレだった趣向性ですが…。某有名掲示板など覗きますと、「交流を極端に嫌うヒキーサイトが相当数存在する」ことも事実らしいので、表面上はレッドデータブックに記載されている絶滅危惧種のごとく少数派かとも思われるこの趣向性の同類の方も、実際は多かったり…ということももしかしたら、有り得るのではないかと思われます(笑)。
 
心温まるコメントは本当に絵を描く原動力になります。しかもハイレベルな絵を描いていらっしゃる方々のコメントは、嬉しさもひとしおです。
人様に絵を見ていただく楽しさが分かりかけてきた今日この頃です。
また遊びに伺うこともあると思います。その折も、よろしくお願いいたします。
 
最後に…いまだに「マグナムをぶっ放す次元さんの横で長ーい舌で獲物を捕らえるジャクソンカメレオンの図」が脳内に渦巻いてちょっと困っております。
 
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サディスティック
コルト 2007/10/8 (Mon.) 10:39:10
 
>サディスティックというと、とかく原作ではルパンとのイメージが色濃く印象付けられている感がありますが
 
そ〜なんですよねぇ。原作の「人間らしい憎めないルパン」が大好きな私としては、「オレ様」とか「ルパン様」という一人称や、聞き伝えのイメージでそう思い込んでるだけじゃないのかな、少し固定観念外して原作を読んで欲しいと思ったりもします。
 
原作じゃルパンって、カッコつけたり上手くいったりした後、殆どの場合黒焦げになったり物を投げつけられたり、ちゃんと「ギャグなおしおき」が用意されてるんですよね。それが彼が裸の王様にならず、人間らしくいられる要素になってるんじゃないかと思います。サドも本音の優しさを隠す、偽悪の強がりみたいなとこがありますしね。これが「天才でサドでオレ様で何も抜けてるとこがない」となるとあまりにキツ過ぎて、魅力ある人物には私には見えないです。
 
それに原作って徹底したピカレスクロマンですから、特にルパンが、ではなく出てくるキャラ全員、(程度の差こそあれ)基本的にはS傾向なんですよね。個人的に一番Sなのは不二子ではないかと思ってます。1000人の男と寝ては殺し、の蟷螂みたいな話もあるし。次元は新になってから今までよりそれっぽくなった、というかルパンに対する遠慮がなくなったように思います。「ルパンの賀正」では「ルパン、ケツをかりるぞ」といきなりルパンの尻蹴っ飛ばして射撃台代わりにしちゃうし^^;
 
一方のルパンはアニメの影響もあって後半随分可愛くなりましたが、モンキーさんも意図的にキャラのハードだった性格の部分を、マイルドに変えていったみたいなんですよね。ご存知かもしれませんが、「ルパン」がアニメになった影響で世間の小さい子供が原作を母親にねだるようになり、それを見たモンキーさんは「これは不味い」と思ったらしくて。あとご自分のお子さんが「お前の父親はエッチな漫画を描いてる」と学校で苛められた事も、作風・キャラの変化に影響してるらしいです。
 
>私にとって「絵を人様に見せる行為」は例えるなら「清水の舞台から飛び降りる」とか「超ビキニで人前に出る」に等しいものです。
 
うう、判りますっ!私なんて自分とこのオエビでさえ未だに投下は4枚です(おい)何がそんなに照れるのか自分でも不明なんですけど。元々私はオエビでは絵は鑑賞してコメント残す方が好きなんですけどね。
 
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アニメ制作の美術さん
コルト 2007/10/8 (Mon.) 13:22:32
 
ああ、そういえばカリ城美術の小林七郎さんは「空気を描く美術」とも言われてるみたいですね。私もコバ七さんの描いたカリ城を模写した時は、そのグレードの高さに何度も挫折しかかりました;(徹夜で2日も掛かった)
 
それにしても近年のCG美術の多くは、作品のムードを無視して画一的になってきてますね(それはキャラもそうだけど)特にCGは纏まりすぎて肉筆より冷たく見えがちなのだから、より絵心を大事にして欲しいな〜と思ったりもします。
 
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Re:グラサン次元
MIYAGI 2007/10/8 (Mon.) 22:39:59
 
二次創作の小説のルパンサイトなどをふらついてると、「冷酷非情な血も涙もない印象しか受けないルパンの姿」に出くわすことがあって「原作全部きちんと読んでる?TVシリーズは観てるの?」と突っ込みたくなるときがあります。
 
「デドアラ」のムック本のプロデューサーのインタビュー記事の中に「スタッフ10人に聞いたら10人全部違う『ルパン』を思い浮かべる」とあります。
よっていろんな解釈のルパンがあっても「無理はないなぁ」と思いつつ、せめて「悪党ながらもやけに人間味のある可愛げのある人」という根っこのところだけは二次創作する方達にも願わくば踏まえてて欲しいもんだよなぁと思っています。
 
「ルパンのサドっ気」は自己防衛のための表面上、稼業上の鎧ってところでしょうか。
 
不二子ちゃんの「千人斬り」はいかにも「女ルパン」の異名にぴったりくるエピソードですね。
メンバーの中で最強は密かに不二子ちゃんじゃないかとさえ、思えてきます。
次元の「ルパン、ケツをかりるぞ」はウケましたね〜(爆笑)。
注釈なしで字面だけだと、この台詞とんでもないですね。コバキヨ声で脳内再生するとお腹よじれます(笑)。
頭とオシリにでっかいコブこさえて文句たれてる涙目ルパンさん、どう見てもMにしか見えませんし(^−^)
 
「アニメの人気が出たのと引き換えに、原作ではいろいろと変えていかざるを得なくなった」
「ルパンは原作者の自分の手から離れてしまった」
過去にその当時のモンキー氏の心情が綴られている書籍は立ち読みかなにかで読んだ記憶はあります。
自由奔放なマリー・アントワネットと彼女をフランスに嫁がせたマリア・テレジアを、ルパンと彼をアニメにすることに承諾したモンキー氏に重ねてしまうのは、ちょっと無理があるでしょうか。
 
アニメ制作の美術さん
「空気を描く美術」ですか…素敵ですねぇ。小林七郎さんってホント、いい仕事なさってる方だなぁと思います。
古い作品だと「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」も小林さんですよね。
カリ城の模写に徹夜で2日は凄いですね!!そうそう、細かい描画作業を長時間していると「軽くトリップ」したような気分になることありませんか?脳内でドーパミンがだだもれてるぞ〜!!てなカンジで。あのカンジ、たまりません。
 
「イノセンス」なんかを観ると、お話の世界観にCG美術の冷たさを最大限活かしている感はあります。が、人の手のぬくもりを帯びた絵心を感じる美術は文句なしに感動モノですし、好きです。うーん、トトロが観たくなってきました。
 
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二次創作
コルト 2007/10/10 (Wed.) 23:22:37
 
公式・二次創作関わらず、やはり自分が好きなキャラが醜く嫌な性格に歪んで描かれ、『本気(冗談抜きで)』でそういう人間だと作り手に誤解されてるのを見るのは辛いものです。
 
モンキーさんは『ルパンを極めて人間味のある男にしたかった』とわざわざパワァコミックス冒頭で読者に向けてメッセージ残してる位。「あるヤングマンの場合」「地獄志願」とか読んでも、ルパンがいかに自己犠牲で憎まれ役、悪役を買って出てるのかがハッキリ描かれてますよね。そういったルパンの真意を、スタッフやファンにあまり見て貰えないのは残念に思います。
 
一応、二次創作ならあくまで「パロディ」なので「本当は違う」と判ってされてる場合には私はそんなに気にならないんですが、「冷血鬼畜ルパン」二次創作を見た公式に「これが女性に人気ある本当のルパン像なのか」と思い込まれて、公式までそういうルパンにされるのだけは勘弁ですね。
 
>「イノセンス」なんかを観ると、お話の世界観にCG美術の冷たさを最大限活かしている感はあります。
 
「クールビューティー」という奴ですね♪これも絵心があってはじめて美意識として活かせるんじゃないかと思います。私もアール・デコの直線的でキビキビした線が大好きなのですが、無駄のないシャープなラインに、研ぎ澄まされた作者の感性を見る事が多いです。

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