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[115] ミス・マリー
[115] ミス・マリー

ミス・マリー
MIYAGI 2007/11/3 (Sat.) 02:30:08
 
こんにちは。今回はミス・マリーを描かせて頂きました。オリジナルと全然違ってますが、ちょっと落ち着いた雰囲気のマリーさんを描きたかったもので、このようになりました。
お宝ゲットのためにどこぞの国の王様とか皇太子でもたぶらかしてる作戦ということで。きっと不二子ちゃんの協力は得られなかったのでしょう。
「花嫁になったルパン」は何度観てもお腹よじれますね。楽しすぎます(笑)
 
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麗しのマリー
コルト 2007/11/4 (Sun.) 02:06:21
 
艶っぽいですなぁ・・・。どこかダイアナ妃に似てますね。本編のマリーさんは明らかにギャグ狙いのキワモノ女装なんですけど、某趣向性のフィルターの掛かった者の目には限りなく美化されます(笑)多分、オナベス氏の目にもこんな風に映ってるんじゃないかと^^私はこの話大好きなんですが、本編で唯一かなり残念だったのはマリーさんのウエディングドレス姿がそっけなく適当だった事なんです。なのでMIYAGI さんの素晴らしいドレスで豪華に飾られたマリーさんを見て、改めて「よかったのう」とジ〜ンとしてるのですが(最早花嫁の父)
 
私はこの話、健全でも(「でも」?)好きなんですよ。「色指定の塗り間違いがあったり、セルの重ねが逆になってたり、口パクと台詞があってなかったり」色々とお粗末なはずなのに、そんな細かいこと気にならなくなるほど話に勢いがあって、とことんバカバカしくて、一気に観れてしまいます。「パペポ」って何なんだよ〜?とか^^;「絶交って次元、あんた子供じゃないんだから」とか、もう笑うしかないですよね。山田さん本人も色気を出そうと一所懸命頑張ってて、もう無理やり押し切ってるような健気さがカワイイです(笑)大平さんの演技もノリノリで楽しいですしね。
 
この話、不二子ちゃんもすごく好きなんですよ。自分ひとりで敵陣に乗り込んで、ルパンの正体にもあっさり気づき(というか、あれで皆が気づかないのはお約束でしょうが^^;)、ルパンの尻に巨大注射をぶち込むという小悪魔ぶり。おねだりではなくビジネスライクに「手を組もう」と対等に持ちかけてみたり、ルパンの窮地を射撃で救ったり、かと思うと酷い悪戯しかけてクスクス笑ってたり、またある時は看護婦、ある時はバニーガールなど、私の大好きなルパンを困らせ混乱に陥れる、変幻自在の不二子ちゃんで、本当この話の不二子ちゃんはお気に入りですv
 
銭さんも最後は引っ立てられていったけど、終始頭は切れてるし、ギャグメーカーじゃなく話の流れで自然にやられてる感じだったので、嫌な印象はなかったです。次元やゴエも短い出番ながらキャラ性をよく現してたし、いい動かし方してるなと思いました。個人的には、心配になった次元に途中乗り込ませて欲しかったですけど(警官か船員に変装して)
 
この話って「お熱いのがお好き」のパロディなんですよね。私はこの話を機にビリー・ワイルダー監督映画を観るようになりました。「翼よ!あれが巴里の灯だ」も良かったなあ。
 
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ヽ(`Д´)ノウワァァァン状態の次元さん
MIYAGI 2007/11/4 (Sun.) 22:30:15
 
コルトさん、コメントありがとうございます。マリーさんには、新ルパンのシリーズ中にもう一回ぐらい活躍の場があっても良かったんではないかなぁなどと思っています。完璧な美女に化けることも可能なはずのルパンが「ルパンの面影をしっかり残したまんま化けている」って他のシリーズにもありましたが、「花嫁になったルパン」が一番おバカなノリで楽しい エピソードになっていたような気がします。ホント、役者さんたちが「心の底から物凄く楽しんで演じているカンジ」が伝わってきますよね。
 
>どこかダイアナ妃に似てますね
 
ちょっと前にTVでダイアナ妃の特集番組を観てまして、ちょっぴり影響が出たのかもしれません。ダイアナ妃のウェディングドレス姿はタメ息ものでした。シンデレラのように幸せになれなかったのがとても残念です。彼女の生涯って恐ろしくドラマティックですよね。
 
>某趣向性のフィルターの掛かった者の目には限りなく美化されます(笑)
 
「口を大きくとかアゴは長めとかルパン顔ベース」を頭に置いて「艶っぽくかつ落ち着いた品のある雰囲気」も出したくて 描いてみたんですが、なるほど〜オナベス氏フィルターで描いてたんだ自分(^.^)わはははは。でも実際ルパンさんは旧ル の銭さんの調査書に「容姿端麗」記述もあることですし、「いくら美形さんに描いても全然問題なしだもんねぇ♪」と勝手に解釈しとります。
 
>本編で唯一かなり残念だったのはマリーさんのウエディングドレス姿がそっけなく適当だった事
 
確かに、もうちょい気合入れたデザインのドレスにして欲しかったです。ドレスに装飾を施すと動かすのが大変かもしれま せんが、短いシーンでしたしね。
今回はバストアップ絵でしたが、改めて全身入れたドレス姿も描いてみたいです。
 
>「絶交って次元、あんた子供じゃないんだから」
 
次元さん、本気で激怒してたのが凄く可笑しかったですね。いつものクールさは何処へ?取り乱し過ぎやねん(笑)
ちょっと思いついたんですが、あの「ルパンまんまのファニーフェイスなマリーのマスク」はもしかしたら次元の提案だっ たりして。完璧美女マスクを装着したルパンを見て、「なんだかわからんが異常にルパンの身が心配になってきた」次元が 「こっちなら絶対に変なメに合わされることはないだろう」って無理やり押し付けたのでは。んでもって想定外の展開に頭の中真っ白けになって「オレの相棒の身に一体全体何が起こったんだぁぁ〜!!ヽ(`Д´)ノウワァァァン」って思考が大混乱したと(笑)
 
>本当この話の不二子ちゃんはお気に入りですv
 
この話の不二子ちゃん、何気なく看護婦やらバニーガールやらコスプレ状態だったんですよね。
仰るとおり、ルパンへの態度もいつもの甘ったれたものでなかったのがとても嬉しかったです。
 
しかし、ちょっと解せないのがルパンがオナベスと結婚した途端、あっさり仕事を降りちゃったところなんですが。
本気で「ルパンがオナベスと結婚生活」するとでも思ったんでしょうか(笑)
 
ルパンの「人ったらし」は時として災厄を引き込む原因にもなりますね。
 
>心配になった次元に途中乗り込ませて欲しかった
 
そうなると、オナベスにキスされたりして無体なメにあっているルパンを見て大人しくしてられないでしょう。
松の廊下の「殿中でござる」状態で不二子ちゃんに羽交い絞めにされてるのを振り切って、オナベスのドタマに背後から見事にドロップキック食らわせてルパンを華麗に救出!!うーん、なかなか楽しい図になりそうです。んでもって
「てめぇの腕っ節なら簡単にノセる相手だろうが!手を焼かせるな!」って目をパチクリさせてるルパンに文句たれつつ「ほれっ」って立ち上がるのに当然のごとく手を貸してあげたりするわけですな。
 
>「お熱いのがお好き」のパロディなんですよね
 
マストに登ったルパンとオナベスのかけあいのところですよね。本家のやりとりも改めてぐぐって読んだんですが、なかなかしゃれてますよね。
 
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ドロップ・キックの次元さん
コルト 2007/11/6 (Tue.) 16:35:56
 
>ルパンまんまのファニーフェイスなマリーのマスク」はもしかしたら次元の提案だっ たりして
 
なるほど〜!それでしたら、あの次元の取り乱しも、アナログ変装の意味も判りますね。私は、ずっとルパン自身がオナベスに気に入られすぎないように、わざとアナログ変装を選んだのかと思ってました。でも次元も腑に落ちないことがあれば普通「おい何を企んでるんだ、ルパン」くらい言いそうなもんじゃないですか。それが一方的に「言い訳するな!」ですから、次元がこんなに感情的になるなんて珍しいなあと思ってたんですよ。確かに「オレがこれだけ注意して悪い虫がつかないようしてやったのに何故だっ。てめえにその気があったから結婚したってことになるんじゃねえのかっ」とか思って、その怒りと混乱が要因だったとしたら納得です。
一方ゴエが微塵も動じてないのも凄かったですが。この話のゴエも、常に冷静沈着でひときわ賢い印象があって好きですね。
しかし・・・「アナログ変装」と何度も言ってますが、あれ実はちゃんと変装マスクだったんですよねえ(爆)あの話で一番驚いたのはそこです^^;
 
>不二子ちゃんに羽交い絞めにされてるのを振り切って、オナベスのドタマに背後から見事にドロップキック食らわせてルパンを華麗に救出!!
 
あははは。想像しただけでも楽しい絵ですね〜!!ちょっと見てみたい気も。プロレス技をかけるのが上手い次元さんですから、それこそあらゆる必殺技を駆使してルパンを救け出すことでしょう。
 
>ちょっと解せないのがルパンがオナベスと結婚した途端、あっさり仕事を降りちゃったところなんですが。
 
あれは私も不思議でした。ルパンが誓いの言葉で「イエス」といった後、不二子が驚いたような顔をしますけど、まさか本気で合意するとは思ってなかったって感じでしたね。もしかすると不二子はルパンに花嫁衣裳の着付けを手伝ってる時「式の最中に皆を眠らせて、二人して美術品を盗もう」ともちかけていて、ルパンは「愛さえあれば何もいらないって時もあるのよ。でもまあ考えとくわ」と冗談交じりに言ってたのかも。それを聞いて、すっかりそのつもりでいた不二子ちゃんは中々ルパンが動かないのに「美術品はどうすんのよ」とイライラしはじめ、ついには式が無事終わったことに「え?!」となっちゃったとか。で「まさか本当に何もいらない気になってるとは思わなかった」と完全に呆れ返ってしまって、何かもうその気も失せたのかもしれないですね。
 
>改めて全身入れたドレス姿も描いてみたいです。
 
これはこれは・・・!!お待ちしてます。
そういう時の為、縦長でも描けるよう画面設定しておりますから。
 
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五右衛門のルパンに対する見解
MIYAGI 2007/11/7 (Wed.) 21:06:00
 
>ゴエが微塵も動じてないのも凄かった
 
五右衛門さん、ルパンのこと「コヤツはいつソッチ方面に行ってしまってもおかしくないかもしれぬな」とか思っているのでしょうか(笑)
もしやルパン、同業者カタギ問わず「ソチラの趣味」の人に結構アプローチかけられてるのかしらん(爆)
おまけに原作設定だとルパンは女の可能性もありますし、中には「女でも全然OK」なフレキシブルな奴もいたりしたら、もっとややこしいことになりますね。「まだ『お命頂戴』の連中の相手してるほうがずっとマシだぜ」とか言ってウンザリしてたりして。
 
>あれ実はちゃんと変装マスクだったんですよねえ(爆)あの話で一番驚いたのはそこです^^;
 
マリーさんはどう見ても化粧してるだけにしか見えませんものね。マスクの意味、ちっともないです。
まさか、作画の人が間違って描いてしまったとか(笑)修正する時間がなくてそのままになっちゃったとか?
 
>プロレス技をかけるのが上手い次元さん
 
しかも「青田赤道」級の最高に凶悪な顔でやってもらいたいです(^.^)
 
>何かもうその気も失せたのかもしれないですね
 
まさに毒気をすっかり抜かれちゃった感じですよね、不二子ちゃん。やっぱりショックが大きかったのかも。
本来なら次元さん並に激怒してもちっともおかしくはないところだと思います。
 
※厚く御礼申し上げます
 
小説部屋のコンテンツに「悪のり童話」とイラスト、UPして頂けてとても恐縮しております。どうもありがとうございます 。コルトさんには足向けて寝られません。
「大怪盗ルパン」という戯曲が入っている寺山修司の本を借りてきて読んでいるのですが、「悪のり童話」が寺山修司っぽいと仰られた理由がなんとなくわかりました。寺山修司って確か「アングラの聖人」と呼ばれてるんですよね。
澁澤瀧彦の全集の一冊も「世界悪女物語」と目次にあったのが面白そうだったので一緒に借りたんですが、なんとなくコルトさんの本棚にもありそうな気がしてます。
 
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訂正です
MIYAGI 2007/11/8 (Thurs.) 08:20:10
 
すみません。上記の澁澤瀧彦は正しくは澁澤龍彦です。訂正いたします。
 
世界悪女物語
コルト 2007/11/9 (Fri.) 00:07:35
 
>コルトさんの本棚にもありそうな気がしてます
 
大当たり〜。澁澤さんの本は一時期ハマって、読みまくりました。引っ越すたんびに読破した本は古本屋に売っちゃうんですが、お気に入りは残しておくので、これは探せば多分まだ手元にあると思います。妖怪とか化け物世界とか好きでして。こないだ遊園地でオフ会やった時、最後まで「おばけ屋敷」に行こうと食い下がってたのは私だけでした^^;
 
>ゴエさん
そういやゴエは「ベルサイユは愛に燃えた」でもルパンの事を「男が男に・・・ありえないことではない」とかなんとか、えらい冷静に言ってましたよね。私、最初この言葉聞いて「ゴエって見かけは一番古いのに、中身は一番進歩的?;」と意外に思ってたんですが・・・考えてみると戦国時代の武士は男娼は当たり前でしたから、日本の(特に武士の)歴史に詳しそうなゴエなら、感覚的には意外じゃないのかもしれないですね。あと、ゴエは「ルパンの奴・・・マゾかもしれぬな」とも、さらっと言ってましたっけ。あげくに「毛が3本足りない」とまで。一体ルパンってゴエに普段どんな目で見られてるんだ・・・^^;
 
>アプローチ
アプローチではないですが、「随分、可愛がられてるんだなあ」と感じたのは、テレスペ「トワイライト」のドルーネじいさんの「ベイベー」発言ですね。あれはいきなりだったんで、ちょっとビビリました(笑)ルパンって、小さい子供から、爺さん婆さんから、果ては猫やイルカまで、気に入られる相手のストライク・ゾーン本当だだっ広いですなあ。

[116] 本当のオシャレとは、こういうもんさ…
[116] 本当のオシャレとは、こういうもんさ…

石川大介 2007/11/5 (Mon.) 02:47:14
 
コルトさん今日は!。
 
久しぶりにオエビツールで描かせて頂きましたが、やはり私には馴染めませんネェ…(苦笑)。なかなか速く描く事が出来ず、やたら時間がかかってしまい、フリーズを恐れるあまり、毎度のベタ塗りの段階で終える事にしました(苦笑)。
 
さて、実は先日「ルパンコレクション」のチャットに参加しまして、その時に私が、「オバQのモノクロ版で、Qちゃんが何着も自分の被り物!?を洗濯して干しているシーンを観た記憶がある」と発言しまして、それが元で、今回のような絵が思い浮かんだ次第です。このQちゃんのシーンは、子供心にかなり衝撃的でしたよ!。原作でも、実際こんなシーンが登場したんでしょうかね?。
 
ところで、「ルパンコレクション」…私は2003年、2004年に開催された「ファンアート」に参加できませんでしたから、今回のこの催しは楽しみにしているんですよ!。来年の元旦早々、多くの方々の熱気と愛が溢れる、素晴らしい多くの作品が、きっと観られると思います。
 
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Re:本当のオシャレとは、こういうもんさ…
発砲酒 2007/11/5 (Mon.) 12:31:50
 
次元とQちゃんのコラボ!楽しいですね。たしか原作でもボロボロになった被り物を着替えるシーンがあったように思います。でもQちゃんの姿が衣装だとすると衣装のまま消えたりできるのはどうしてなんだろう?とか永年思っていましたが、オバケ界の特殊繊維なのかな?
 
>「ルパンコレクション」
そのような催しが開催されていたのですね。情報に疎いため知りませんでしたが、闘祭様での各作品を拝見した際も参加された皆様の作品群に驚愕していましたので今回の開催、楽しみにさせていただきます。
 
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Re:本当のオシャレとは、こういうもんさ…
MIYAGI 2007/11/6 (Tue.) 00:14:08
 
石川さん、こちらでは初めましてのMIYAGIです。Qちゃん、物凄く懐かしいです!なんとなく次元とは似たもの同士、気が合うかもしれませんね。
Qちゃんの服の下は「銀河鉄道999」の車掌さんの服の下同様、とても気になります。ぐぐったら「服の下を見られることをひどく嫌う」とありました。
 
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Qちゃんの中身は…!?
石川大介 2007/11/6 (Tue.) 01:06:01
 
発砲酒さん、MIYAGIさん、コメントありがとうございました!。
 
>発泡酒さん
 
そうですか…漫画の方ではQちゃんが被り物!?を着替えるシーンがあったんですね。う〜〜ん、そうすると、ますますQちゃんの中身というか、真の姿が気になりますねぇ…(笑)。それに、発砲酒さんも仰るように、消える(透明になる)機能は一体どういう構造になっているんでしょうかね?(笑)。この次元も、「ゲッ!、こいつの中身は一体どうなってんだぁ〜!?」と、驚きながらも、きっと興味津々だと思います(笑)。
 
>ルパンコレクション
 
「ルパンサーチ」やベルさんのサイトのTOPにバナーが貼ってあって覗いてみたのですが、その時は、「もしかしたら女性向なのかな…」という印象でした。後日、そこのサイトで開かれるチャットに、ベルさんから「石川さんも、ちょっと顔を出してみてはいかがですか?」と、メールでお誘いを受け、実際参加してみたのですが、その件について訊ねると、「そんな事はありません、みんなでルパンを盛り上げていこう!という企画なので、男性の方も大歓迎です!」という、嬉しいお返事を頂きました。それで、私はこのイベントに参加する意志を固めたのですが、発泡酒さんも是非参加して下さいよ!。
 
>MIYAGIさん
 
精力的にお絵描きされているMIYAGIさんの絵も、毎回楽しみに拝見しております。それにしても、MIYAGIさんはこのオエビツールを大変上手く使いこなせていますね!。絵のクォリティの高さに感心させられます。ちょっと自分の絵が気恥ずかしいような…(苦笑)。この絵に関して…そうですね、この絵のタイトルを付ける時、「似たもの同士」というのもちょっと考えたんですよ(笑)。999の車掌さんですが、映画「さよなら銀河鉄道999」で、最後、鉄郎の前で、車掌さん自ら上着のボタンをはずして自分の身体を見せていました。中身は何もなかったです(笑)。透明って事なんでしょうかね…お腹の辺りを叩くと、「ボン、ボン」という音がしてました(笑)。
 
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オバQコレクション
コルト 2007/11/6 (Tue.) 11:27:33
 
最近、次元さんがオエビに増えてきてますね(^^)v
 
次元さんっていつもクールだから、こういう表情豊かな顔がたまに見られると、ちょっと得した気分になります。藤子漫画の絵は私も時々想像で描いたりするんですが、Qちゃんのようなシンプルな絵って難しいですね。ちょっとバランスが崩れると全然似なくなって。
 
「次元と帽子と・・・」の回と似たようなシーンが「オバQ」にもあったとは知りませんでした。「オバQ」は確か実写でもあったと思うんですが、このシーンを実写で見たら、更に強烈な印象として残りそうです。
 
私は昔コミックスで「オバQ」持ってたんですが、Qちゃんが弟のO次郎にクリスマスプレゼントを買ってやるのにお金が足らず、この被り物を「よそいきなんだ」(←だったかな?)と質屋に売りにいき「こういうのはどうも・・・」と断られるというシーンがありました。このコミックスはもう手離してしまったのですが、調べてみたらオバQ関連の漫画本って絶版の関係で、えらく高額商品になってたんですね;
 
>Qちゃんの姿が衣装だとすると衣装のまま消えたりできるのはどうしてなんだろう?
 
鋭い指摘・・・。私も「どうして心霊写真の霊は服を着てるんだろう」と考えたことありますけど。また原作ルパンの「無色透明」の船長は「食べた物まで透明になるのかしらん」と疑問に思ったり・・・まあ「そこは考えないのがお約束」なんでしょうね(笑)
 
>「ルパンコレクション」
光路郎さんからだいぶ前にそういう催しの為に小説書いてると伺ってました。私はとりあえず作品が揃って祭りが出来上がった時点で、内容を拝見してからサイトをリンクしようかと思ってたのですが、参加したいという方の為に今の時点で宣伝用リンクしておくのもいいかもしれませんね。
「盗祭」「闘祭」の時の主力メンバーとして活動されてた方々の多くは今は忙しいような感じですけど、代わりに新しい方が参加メンバーに名を連ねていて、こちらも新鮮な顔ぶれで楽しく拝見出来そうです。
 
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Qちゃんの実写版って…!?
石川大介 2007/11/7 (Wed.) 03:18:59
 
コルトさん、コメントありがとうございました!。
 
次元を描いたのも、もう本〜〜〜当に久しぶりなんですが、Qちゃんに関してはそれどころじゃありませんね(笑)。前に描いた時まで遡れば、たぶん私の小学生時代じゃないでしょうか…(苦笑)。
コルトさんの「『オバQ』は確か実写でもあったと思うんですが」という発言に、私は全くそういうものを知らず、また、記憶にも無いので、「昔そういうものがあったのか、それとも近年、CGと合成して制作されていたのだろうか」と、すごく気にかかり、ネットで調べてみたのですが、どうやら、アニメ放映開始を記念してのプレイベントを催したみたいですね。それは当然舞台ですから、Qちゃんも本当に被り物で(笑)、当然着ぐるみの出来も現在と違って、あまりよくなかったでしょうし、しかも何体も登場したようで、その異様な光景がPR番組としてTVで放映されたみたいですね。でも、コルトさんは一応私よりは年下でしょうから(笑)、この番組は観ておられないと思いますし、もしかしたら、「忍者ハットリ君」と勘違いされてるんじゃないかな?とも思いました。「忍者ハットリ君」は私が子供の頃、実写でやっており、当然モノクロ作品なんで(苦笑)、ハットリ君は大人の方が演じられているんですが、あの漫画のままの顔のお面をつけているんですね。ですから結構マヌケです(笑)。声は熊倉一雄さんがされていました。シンゾウくんは顔もそのまま、子役の子が演じていました。この作品、実写なんですが、OPは何故かちゃんとしたアニメなんですね。勿論ハットリ君は漫画そのままのキャラクターで、忍者怪獣ジッポウと一緒に、さっそうと草むらを走っておりました。
 
>私も「どうして心霊写真の霊は服を着てるんだろう」と考えたことありますけど
 
私はUFO写真なんかは、結構単純に興味を持ったりしますが、心霊写真に関しては、コルトさんと同じ疑問をずっと抱いています。衣服なんかもそうですが、それ以前に肉体そのものが、腐敗や火葬で滅んでしまっているのに、どうしてその滅んでしまった肉体が像として写真に写りこんでしまうのだろう…と。「魂そのものが、その人の姿、形で形成されている」と、いう事なんでしょうかね…。
 
>ルパンコレクション
 
私なんかは、やはり2003年、2004年のファンアートを観て、その作品の数、情熱、パワーに圧倒されちゃいましたからね。「夢よもう一度」じゃありませんが、「ああいうのは、あの時だから出来たんだ」では、あまりにも寂しすぎますし、メーカー、制作会社がよほど力を入れているのでしょうか、珍しくOVAに関してのトークイベントを催しても、芳しくない集客状況…と、ルパンに対して厳しい現状ではありますが、こういうイベントがネット上で催されるのならば、大いに盛り上がって欲しいと思いますし、私自身もインターネットを始めてからは、至る所でルパンの絵を描き、また、随分とお世話になってきたので、「一緒に神輿をかつごうかな…」という気になったのです。
 
p.s,
コルトさんへの誕生日のお祝い絵、「頂き物」のコーナーにも展示して頂いたのですね、ありがとうございます!。ホセ戦の直前、葉子の丈への愛の告白に対しての、丈の言葉…本当に笑っちゃいましたよ!。是非とも4コママンガで観てみたいですね(笑)。因みに丈の「ボインちゃんが好き」発言ですが、私の場合は別にそんなに深い意味はなくて、「大人になったら、またおいで」程度の意味で書いたんですよ。コルトさんがそこまで意識されるとは、当初思いもしなかったです(笑)。
 
それから、コルトさんも最新号のルパンマガジンを購入されたと思いますが、どうだったでしょうか?。お仕事の方も忙しく、また、サイトの方も色々と書きたい事、更新したい事がありそうなので、なかなかまとまった感想を書く時間がないと思いますが、一言でも感想をお聞きしたいですね。私の場合、今回一番面白かったのは、裏ページのバッタ屋の広告です(苦笑)。無理矢理ルパン達のキャラクターに結び付けて、手錠や日本刀、特大ダイヤのレプリカを販売するとは!…。おまけにキャラクターの画像は、公式のものを使うと著作権や肖像権が絡んでくるからでしょうか、メディコムトイのフィギュアを使って…フィギュアは販売していないのに(苦笑)。こんな胡散臭さ満点の広告を載せる、ルパンマガジンの行く末が気になります…(苦笑)。
 
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懐かしの番組特集で
コルト 2007/11/7 (Wed.) 11:10:31
 
>Qちゃんの実写版
これはですね、古い番組特集でちらっと見たことがあるんですよ。私、結構「懐かしの○○」みたいのが好きで、丁度80年代には「レトロブーム」みたいのがありましたから、その頃纏めて「実写版アトム」「実写版ハットリ君」「実写版鉄人28号」と立て続けにみて、大爆笑してました。その頃に見たものか、あるいは最近の「トリビア」みたいな「こんなのがあった?」という噂の追跡番組かで、見たような気がします。それは本当に短い時間ちょこっとしか映らなかったんで衝撃だけで何も内容覚えてないんですけど、なんか白い布被った丸いのが駆けてたような・・・(苦笑)他の実写版は、結構長いフィルムで何度も放映されたので内容もしっかり覚えてるんですけどね。
 
>心霊写真
おかしいんですよね。中には人間以外の「物」の心霊写真もあるんです。包丁とか。包丁に霊が乗り移ったんでしょうかね。とりあえず日本の霊は念仏唱えれば消えてくれるみたいです^^
 
>OVA
これは制作会社でなく、浄園プロデューサーが何年も前から「ファンの生の声を聞きたい」と企画してて、ようやく実現したのが、たまたま40周年と被っちゃった物らしいです。入りが芳しくないというのは、ファンの公式の制作姿勢への不信感が、いかに長年の間蓄積して根深くなってるかの証明でしょう。「マモー」「カリ城」昔のテレビシリーズのイベントには、相変わらず多くのファンが集まってるというのは「懐かしい」だけじゃ決してないんですよね。「面白い」のもそうですが、その頃の作品や制作姿勢に「ファンとの絆、信頼感があった」からずっと変わらぬ好意を寄せてるんだと思うんです。なのに今は短絡的に「昔人気あった作品を真似すれば受ける」ですから、これでは好意を寄せられないです。作品の出来以前に最低限、人の心を掴むのに必要なのは、作品に対する愛情と、制作への熱意とファンへとの信頼関係だと思うんですけど。
 
>ボインちゃんが好き
いや〜「ボイン」という言葉と丈のキャラとのギャップにビックリしたというか^^; ルパンならすんなり馴染むんですが。丈と葉子の4コマ劇場は、リンクしてるダヲスさんのサイトでも見られますが、私も昔「ジョー」のパロをよくギャグにして描いたりしました。「ジョー」はCMなどでおちゃらけたパロディ姿見せてくれますが、「ジョー」スタッフのいいとこは、本編の世界とパロディ世界の線引きが、しっかり判ってるとこですね(苦笑)なので、安心してパロディCMにもゲラゲラ笑っていられます。
 
>ルパンマガジン
実は買っても読んでもいないんです。「あ、そういやもう出てるはず」と思っていつも置いてる店に行ってみたんですが、時既に遅しか、撤去されてたみたいです。売れない雑誌って週刊誌等の新刊が入ると、スペース確保の為にさっさとしまわれるんですよねぇ・・・;前の号も撤去作業中だったのを、あやうく確保した様な形でしたし。とうとうキヨスクは最初から入荷しなくなったみたいだし。しかし今更本屋に注文って恥ずかしいんです;せめてあの絵じゃなく、もう少しお洒落で大人っぽい装丁だったら、買う時こんな恥ずかしい思いをしなくて済むのに(>_<)とりあえず飯岡さんインタビューだけは読みたい私です。しかし、そのバッタ物も怪し過ぎて逆に見てみたい気も(笑)

[117] 切先のモルフォ蝶
[117] 切先のモルフォ蝶

MIYAGI 2007/11/10 (Sat.) 02:31:21
 
こんにちは。今回は以前から不二子ちゃんのイメージとしてあったものを描いてみました。
モルフォ蝶は見る角度によって色が全く変わって見えるということで、不二子ちゃんと似ているなと思っています。極限状態を楽しんでいるカンジで、刀の切先にとまらせてみました。なんとなく「いかなるときも見苦しくない不二子ちゃんでいて欲しい」みたいな願望も入ってます。
ところで、先週お邪魔して描かせて頂いたミス・マリーのほうがこっちの不二子ちゃんよりやたら女っぽく見えるのが、我ながら可笑しくてたまりません。
 
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Re:切先のモルフォ蝶
熊子 2007/11/10 (Sat.) 13:23:53
 
MIYAGIさん、こんにちは初めまして。
MIYAGIさんの新作イラストいつも楽しみにしてます。本当に精力的に描かれていて、なおかつ細かく描き込まれた絵に魅了されてます♪蝶のグラデーションの色彩と繊細さにホレボレ。
 
>いかなるときも見苦しくない不二子ちゃんでいて欲しい
 
私もそう思います。蝶のように軽やかにヒラヒラとルパンや狙う獲物やはたまた自分を狙う輩からつかまれないように舞ってほしいものです。魅惑的で毒のある鱗粉(フェロモン)を残したりして。
モルフォ蝶は美しい色彩の裏に目玉のようなドキリとさせる文様があるらしいのですが、それもやっぱり不二子ちゃんを思わせますね。
 
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美=狂気
石川大介 2007/11/10 (Sat.) 19:45:47
 
不二子と蝶の組み合わせといえば、MIYAGIさんもル中さんで描かれていましたが、「マモ―編」を思い出しますね。夕暮れのカリブ海に飛び交う、数千年前に絶滅したはずの蝶の大群を観て、感嘆の声をあげる不二子、様々な絶滅した蝶の標本に囲まれながら、ワインを飲む不二子…マモ―編は、この他にも幻想的で美しいシーンが沢山ありますね。
 
そして、MIYAGIさんが描かれたこの絵…人の心を惑わしてしまいそうな、幻想的な美しさをもつモルフォ蝶…この蝶がとまっているのが花ではなく、鋭い刃物の先端…というのが、本当に不二子のイメージにピッタリ!という感じがしました。さらに、血痕のようなものが散りばめられていて、幻想的でありながらも、なおかつハードボイルドな感じで、絵から緊張感が漂います。まさに、不二子の内に秘めたる狂気をうまく表現された絵だと思いました。
 
>熊子さん
今回のルパンマガジンでも、また熊子さんのマンガが載っていましたね!。大変楽しく拝見させて頂きました。何かとお忙しいと思いますが、熊子さん仕様(笑)の不二子ちゃんも、また拝見できたらな、と思います。
 
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秘めたる狂気
MIYAGI 2007/11/11 (Sun.) 01:44:42
熊子さん、石川さん、コメントありがとうございます。
蝶を描くのにネットで資料集めしたんですが、一口にモルフォ蝶といってもいろんな種類があるのを知り、ちょっと驚きでした。普段あまり描かないものを描くのは楽しいですね。羽の色は結構試行錯誤しました。
 
熊子さん、初めまして。実は熊子さんのサイトにも時々遊びに行っています。
とても楽しませていただいております。シリアスとギャグの絵柄を巧みに織り交ぜた漫画は読み応えあります。ルパンサンタは悶絶ものですね。ジャリルも好きです。熊子さんの不二子ちゃん、ルパンがキュートに描かれている分、大人っぽさが際立っている感じがします。カラーイラストの配色も独創的ですね。
 
>蝶のように軽やかに
>ドキリとさせる文様がある
 
男顔負けの知力と行動力で華麗に立ち回る謎の女、峰不二子…が本来の彼女の姿ですよね。
ここ数年ののテレスペでは「ドキリ」とさせられる不二子の顔がちっとも見られないので、残念に思っています。
 
石川さん、999の車掌さんって中身なかったんですね。「さよなら銀河鉄道999」はTV放映を観た記憶はあるのですが、すっかり内容忘れてました。車掌さんには恋人がいたことを考えると、かつては生身の身体がちゃんんとあってメーテルと同じくその身体は冥王星の氷の大地の下に眠っているような気がしてます。
石川さんの過去の絵、一つ一つがアイデアがバラエティ豊かでとても楽しいですね。特に「嬉々として不二子マウスをクリックしているルパン」と「詩集売りの吟子」はお気に入りです。
 
>不二子の内に秘めたる狂気
「マモ―編」の蝶は綺麗でしたね。カリ城の美術も凄かったですけど、「マモ―編」の美術も結構凝ってて、印象的なものが多いですよね。ダリの「記憶の固執」は不気味で好きです。
当初の予定では不二子ちゃんはノーマルに塗るつもりだったのですが、モルフォ蝶を際立たせたかったのと、「ギラリ」とした目のハイライトを強調させたかったので、無彩色でまとめ、血痕のような赤はあまり濃い色だと生々しすぎるかなと少し薄い色味にしました。少し「怖いくらい」の不二子ちゃんを狙って描いたのですが、仰るとおりこの不二子、狂気じみた色が通常より強くにじみ出ているなと改めて思いました。
 
速水御舟の「炎舞」という闇に浮かび上がる紅蓮の炎とその上を舞う美しい蛾が描かれた幻想的な日本画がたまらなく好きなのですが、「極限状態に身を置いているルパンたち」を髣髴とさせるものがあるからかもしれないなと思っています。
 
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危うさとしたたかさ
コルト 2007/11/12 (Mon.) 23:07:25
 
蝶と刃物、という組み合わせにゾクリときました。触れれば裂ける危険な刃先に、軽やかにとまる蝶。一見、美しいだけでかよわくみえて、実際は意外やしたたか、という不二子に被ります。モルフォ蝶、綺麗ですね。モノトーンの色調に鮮やかなブルーがよく映えます。不二子もクールで甘さを抑えた「悪の華」という感じで好みです。
 
「マモー」以外でも「ルパン」には「蝶」が印象的に演出されてますよね。旧ル「脱獄」の話で春を告げる蝶や、五ヱ門初登場時、身体を裂かれたのも気づかず飛び続ける蝶など・・・。ちょっとした生き物が絶妙な役者として存在してて、いいなぁと思います。
速水御舟の「炎舞」、ネットで調べてみましたが、命を落とす危険な熱い炎に自ら飛び込んでいく蛾は、ルパン達を彷彿しますね。
 
>ミス・マリーのほうがこっちの不二子ちゃんよりやたら女っぽく見える
本物の女性より、過剰に女性らしさを演出した歌舞伎役者の女形の方が、より女性らしくみえるのと同じかもしれませんね。梅沢富美男は、自身が女形になった時の表情は「女性が恍惚状態になった時の、最も色っぽい表情(潤んだ眼、口は半開き)を真似してる」と言われてるんですが「それって原作初期の不二子の表情と同じだ。だから原作初期不二子は、やたら艶っぽくみえるのか」と思った覚えがあります。
 
>ルパンマガジン
とうとう、意を決して近所の本屋さんに「毎号入荷配達」を頼んでしまった(爆)探し回る労力も無駄。買う時も毎回、表紙絵で恥ずかしい思いをしなければならないので・・・。裏通りのさびれた(客がいない)店で、若い女の子のいるとこだと余計恥ずかしいので、親父さんが一人で留守番してるとこ狙って注文しました。親父さん、パラパラと注文書らしきもの見ながら「雑誌なのに、雑誌の項目に入ってないねえ。マガジンというからには雑誌のはずなんだけど・・・」と不思議がってましたよ。ダミーとして、毎回「刑事コロンボ」のDVDもそこで頼む事にしました(笑;)
 
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美しいものと剣呑なもの
MIYAGI 2007/11/13 (Tue.) 22:39:30
 
コルトさん、コメントありがとうございます。
 
ひたすらクールな雰囲気の不二子は描いてて楽しいですね。美しいものと剣呑なものの組み合わせってちょっと好きなモチーフです。
少なくともこの不二子は甘ーい声でデレデレと、「お願〜い♪るぅぱあぁぁぁん」などとほざく変ちくりんなお姉さんじゃないことだけは確かです、ハイ。
 
>「蝶」が印象的に演出されてます
 
旧ル五右衛門初登場時の斬られた蝶は「五右衛門の己の甘さ」を絶つ象徴のように見えました。
「魔術師」の話のラストではルパンの人差し指に愛らしい蝶がとまってました。凶暴な炎を吹いていた同じ指にとまるってとこがいいですね。次元が隣に寝転がるのもなんとなく彼らしいなと思いました。
 
速水御舟の「炎舞」は所蔵している山種美術館では劣化を防ぐため常設展示はしていないとのことなのですが、機会があったら是非一度実物を拝んでみたいと思っています。この絵、もう一つのイメージとして燃え上がる危険な炎をルパンと捉えてみるのもアリかなと思ってま す。
 
>梅沢富美男
>原作初期の不二子の表情
 
梅沢富美男を一番最初にTVで観たとき、舞台の妖しいまでの艶っぽさと普段の姿とのギャップには驚きました。同一人物には見えなかっです。「貪欲に女性を研究し尽くした成果」なのでしょうね。まさに「役者魂恐るべし!!」ですね。
 
モンキー氏が「実は女性を描くのが苦手だった」と知ったときは「マジっすか〜?」と内心思ったものです。こんな妖艶な女の人を描ける人がどうして?と。
今でこそ女性漫画家さながらに「女性を華やかに描ける」男性漫画家は多いようですが、昔の男性漫画家が描く女性ってごく一部を除いてひどくそっけなく華のないデザインだったような記憶があります。その中でモンキー氏の女性の絵は「無茶苦茶色っぽくてかっこいいな」と思っていました。
昔の洋画は「ほぼ正統派美女オンパレード」でしたが、映画好きのモンキー氏の原作初期の不二子はホントに銀幕美女そのものだなと感じています。
 
>ルパンマガジン
>ダミーとして、毎回「刑事コロンボ」のDVD
 
大きな書店に行ってもルパンマガジンって置いていなかったりするので、たまにはちょっくら買おうかなと思ってもままならないんですよね。おかげで当方、数年前に一冊買ったきりです。それにしても雑誌の項目に入ってないのは謎ですね。いったいどういうカテゴリーなのでしょうか?
 
以前にルパンフィギュアがコーラのおまけについていたときコーラだけ何本も買うのがえらく気恥ずかしくて、やっぱりダミーとしてお菓子を一緒に買ったりしたことを思い出しました(笑)
 
>五右衛門のルパンへの見解について
 
先週の続きネタになりますが、なんとなく五右衛門は同性であるルパンに対して「ノンケの自分でさえひどく魅せられてしまっているのだ から、ソッチ方面の趣味の輩ならきっと意識せずにはおられまいて」などと常日頃思っておられるのかなとつらつらと考えてみたりしてる次第です。
考えてみると、ルパンさん新ルでは吉良の幽霊さんに懐かれてるしバビロンでは異星人に惚れられてるし、つくづく「なんでもバッチコーイ♪」の方ですねぇ(笑)
懐かしの魔女っ子メグちゃんの替え歌で「純情だなんて〜思ったら 大間違いよ〜五右衛門さん♪」とこっそり脳内カラオケしてみる秋の夜長です。
 
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銀幕女優の不二子
コルト 2007/11/15 (Thurs.) 22:31:14
 
特にハリウッド黄金期の女優って、高嶺の花というか、手の届かないような高貴な存在で神秘的で、俗世間とかけ離れたところに住んでるような気さえしますよね。外見だけじゃなく中身も美しく感じられて。まさに不二子だな〜と思います^^ それがいつの間に「抜いてください風俗モデル」になったんだろう?いや、風俗モデルが悪いというんじゃなく、不二子はそっち側の色気じゃないと思うんだけど。
 
>純情だなんて〜思ったら 大間違いよ〜五右衛門さん♪
ゴエは純粋だけど、純情というのはどうかな、と私も思ってます。それなりに裏社会で示唆をなめてきて精神的にタフになってるはずなので、あまりにウブだと違和感覚えるんですよ。大人の男なんだし、それなりに心身も成長していて欲しいなと。だもんで私、原作の「しからばごめん!」の人妻を襲うゴエが大〜〜好きだったりします♪あまりに単刀直入で潔ぎよくて、むしろ爽やかなくらい(笑)この計算高さや駆け引きも何もない、真っすぐさがゴエらしいなあと。
 
ゴエのルパンへの愛情というのも独特の形ですよね。「ルパンを他の誰にも殺されたくない」って「自分こそルパンにとって特別な存在なのだという自負。誰にも渡さない」という事でもありますし。「ルパン」って次元にせよ銭形にせよ、皆ルパンが好きなんだけど、その形が各々全部違う形で現れてるのが面白いですよね。

[118] Jigen&Fujiko
[118] Jigen&Fujiko

MIYAGI 2007/11/17 (Sat.) 02:44:45
 
こんにちは。今回はちょっと険悪ムードの次元と不二子ちゃんのツーショットを描いてみました。
ずっとルパンを挟んでのいいケンカ友達でいて欲しいなと思ってます。お互い疎ましく思いつつも、やっぱり同じ穴のムジナということで。
 
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仲良くケンカしな♪
コルト 2007/11/17 (Sat.) 08:36:56
 
うわあぁ、すごい迫力(笑)MIYAGIさんって、日本画に詳しそうですが、この背景はまさに日本画の地獄の炎を思わせます。二人の顔が冷静なだけに炎の熱さと対比して、余計険悪なムードが漂ってる(^^;次元のひやぁ〜〜とした目つき、不二子の眉が微妙に眉間に縦皺寄せてそうなのもいい。何が起こったんでしょうねえ。でも内心思ってるのは案外同じ事で
 
次(ルパンに手を出すな)
不(あなたこそ、アタシとルパンの仲を邪魔しないでよ)
次(目障りだ、消えろ)
不(うっとうしいのよ。男同士でベタベタしてホモなんじゃないの・冷笑)
次(なんだと、このゴウツクバリの胸だけ女!!・怒爆)
 
と、いつも通り結局大喧嘩になるんでしょう。この後も
 
不「何が胸だけ女よ!女にもてないムッツリスケベ!」
次「オレのどこがムッツリスケベだ!」
不「あ〜ら。星影銀子さんにデレデレしてたのは、どこのどなただったかしらぁ」
次「こ・・・この女(冷汗)・・・疫病神!」
不「ヒゲ!」
 
と、永延に続く訳ですな♪ああ、楽しい。私、この二人のケンカが始まると「やった〜もっとやれぃ♪」とワクワク状態になります。何故かこの二人のケンカみてると安心するんですよ。次元も不二子も如何にも大人でクールなのに、二人揃うと途端に子供の喧嘩みたいになるのが、ギャップがあって可笑しいです。この炎がねちっこく感じるのは、多分に「ルパンを取られたくない」という嫉妬の絡んだ闘志の炎だからでしょうね。もしかすると銭形とルパンより対立しあうライバルなのかも。
 
でも原作ではお互いの胸の内を理解し合ってる、「同士」みたいなとこがありますよね。原作「DEAD HEAT」では、仲の良い兄妹みたいな雰囲気でそれも大好きです。
 
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終わりなき仁義なき戦い
MIYAGI 2007/11/17 (Sat.) 20:04:08
 
コルトさん、コメントありがとうございます。
コルトさんの二人のやりとり、楽しすぎて涙ちょちょ切れますね。たまりませんです(・∀・)
次元に向かい「ホモ」とか「ムッツリスケベ」とか罵詈雑言をポンポン吐ける不二子ちゃん、実にイイ!!
見目麗しい不二子ちゃんに向かって「ゴウツクバリの胸だけ女」と悪態をつける次元もナイス!!
そんでもって板挟みのルパンは傍らの五右衛門に「なんとかしてくれぇ」などと言って泣きついても「つきあいきれん」とか言われてそっぽ向かれちゃったりするわけですな。気の毒なルパンさん。
 
>何故かこの二人のケンカみてると安心する
>もしかすると銭形とルパンより対立しあうライバルなのかも
 
仰るとおり、ホントに子供に戻ってしまってルパンに対する独占欲がモロ出し状態で実に微笑ましく、イキイキとケンカしてますよね。お互い内心、「素直に感情をぶつかり合わせることのできる貴重な存在」だと思ってるかもしれません。
この二人には永遠のライバルでいて欲しいですね。
「天変地異が起こってこの世界で二人だけになっても、アンタとくっつくのだけは願い下げだ」と互いに思ってるようなカンジがいいです。色恋沙汰とは無縁の関係が「いかにも二人らしいあり方」ではないかと思ってます。
 
>嫉妬の絡んだ闘志の炎
 
結構自分でも過剰すぎるほどのメラメラ表現だなと思っているのですが、鬼気迫る二人の心の内を表現するのはなかなか楽しいものがありました。
 
>原作「DEAD HEAT」では、仲の良い兄妹みたいな雰囲気で
 
一人称が「アタイ」の不二子はこのお話だけで非常に珍しい印象を持ってます。
原作の「特盗」では次元さん、ちゃんと不二子に仲間意識を持っているということが窺えますよね。
 
この絵、裏では結構深刻な事態でも起こっているかもと妄想するのもアリでしょうか。
不二子が持ちこんできた極めて危険な仕事にルパンが単身挑んでいっている最中とか。
 
次「万一ルパンが死ぬようなことがあったら、オレはお前を許さない」
不「私を殺す気?アナタに女の私が殺せて?」
次「殺せるさ。すぐにでも地獄に墜ちたルパンに会わせてやるよ」
不「それはどうもご親切に。でもお生憎さま、ルパンはこの程度のヤマで死ぬようなヤワな男じゃなくてよ」
次「オレもそうだと信じたいがな」
 
などと、険悪ムードを漂わせつつも心はひとつ、二人してルパンの身を猛烈に心配していたり。
 
日本画は詳しいってほどでもないのですが、好きな絵は沢山あります。地獄絵図などは残虐な絵でありながらもよくよく見ると、とても内容が豊かで興味深いものがあります。
日本画の様式的な炎の表現ってとてもそそられます。
 
コルトさんは浮世絵がお好きのようですね。イラストのコンテンツのルパンたちを浮世絵にアレンジしたものは、どれもがとても丁寧に描かれていて、「凄いなぁ、自分だったら途中で集中力が途切れそう」とうっとりしつつ何度も拝見しております。
ちなみに私も永谷園のカード集を持っています。写楽、広重、北斎、印象派の4種です。
今はネット上で沢山絵が拝めて「便利な時代になったものよのぉ♪」などと思っています。
 
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永谷園のカード集
コルト 2007/11/17 (Sat.) 22:57:45
 
うおお、永谷園仲間がいたっ!あのカード集めてた方がいたとは!(嬉しい) 私も浮世絵集める為、せっせせっせとお茶漬け食べ続けました。趣味が良かったですよね、当時の永谷園は。私の持ってるのは、写楽、広重、北斎、歌麿、印象派の5種です。ここでも被ってますね〜〜(^^) 印象派でゴッホとゴーギャンとペアにするとは、永谷園も判ってらっしゃるというか、中々味なことをしますな♪
 
私も浮世絵には詳しくはないです。ただジャポニズムが好きなんですよね。アールデコが好きなのも浮世絵の影響が大きいからだと思います。永谷園のカードは、絵以外に裏の解説に大きな影響受けました。あれで絵の観方を教わったような物です。まだHPもってなかった頃は、ル中さんで画家さんの絵に永谷園解説のつもりでコメントをつけてました。今は多忙で中々以前のようなカキコ率という訳にはいかなくなってますが。
 
>裏では結構深刻な事態
私のつけた台本とは天地の差(爆)同じ絵でここまで違う話が出てくるとは・・・(笑;)なんか面白いので、これも又いづれ小説部屋に転載しようと思います。しかし、そうもいいつつ小説部屋であげてない話が別館含めて一杯あるんだよなぁ;小説は時間がかかります(かかりすぎ)いづれ、ということでご承諾頂けたらと思います。
 
>「素直に感情をぶつかり合わせることのできる貴重な存在」
本当その通りですね。私もこの二人には永遠のライバルでいて欲しいです。個人的にはこの二人、恋愛とはちょっと違う愛情のような気がするんですよ(この二人のCP好きな方を否定する意味じゃないです)。ライバル愛や、友愛や、兄妹愛や、師弟愛など、男女にも色んな個性的な愛の形があった方が、人間関係も見てて面白いです。
 
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永谷園解説
MIYAGI 2007/11/18 (Sun.) 16:49:09
 
>永谷園解説のつもりでコメント
えへへっ永谷園仲間♪がぜん親近感湧きます〜(・∀・)
コルトさん、カード集しっかり有効活用されてるんですね。永谷園の解説は、紙面の関係からかとても簡潔にまとめられていて読みやすいです。大判の画集を鑑賞するのも楽しいですけど「てのひらに収まる芸術」というのもいいものですね。カードコレクターの中には額に入れて飾って楽しんでいる方もいるそうです。
 
ホントは永谷園カード集、全種コンプリートしたかったんですけどね〜1997年にカード集プレゼントは終了したらしいのですが、復活してくれたらまたせっせと商品マメに買うのになと思っております。小さい頃はスナック菓子についていた仮面ライダーのカードなども集めていました。アイドルのブロマイドとかも。とっくの昔に処分してしまいましたが、とっておけば良かったかなぁとちょっと残念だったりしてます。
 
最近静かな流行の「おとなの塗り絵」にも有名絵画がお手本になっていたりするものがありますよね。
お気に入りの絵が入っているのを選んで、一冊ゆっくり時間をかけて塗ってみるのも面白いかもなと思ってます。
 
>小説部屋に転載
恐れ入ります(汗)ドシリアスタッチのやりとりならこんなかなと思って書いたんですが、楽しんでいただけて嬉しいです。
コルトさんの小説の続きを首を長くして楽しみに待っている方は沢山いると思われますので、ご自身のペースでどうぞ無理をなさらずに。コルトさんの小説からは「キャラへの愛」がひしひしと伝わってきますね。文章から映像がリアルに頭の中に再現されます。実はこっそりとコルトさんの小説の「幼い頃のルパン」をイメージして自己流絵でシャーペン描きしたりしてます。まるで御伽噺の妖精でも出てきそうな風情の薔薇園の幻想的なシーンがとても好きでして。
 
それにしてもコミカルタッチ、シリアスタッチ双方とも次元と不二子のやりとりはとにかく「歯に衣着せぬ」刺々しく緊張感溢れるハードボイルドっぽい感じがええです♪
 
>恋愛とはちょっと違う愛情のような気がする
次元と不二子って互いに「ルパンへの執心の深さにおいてまるで鏡に映ったもう一人の自分を見ているかのような気分で、もし性別が逆だったら自分はこんなふうにルパンに接するのか?」などと意識下で思っているのではないかと勝手に想像しちゃってます。自分の分身のような。表面には出さないものの多分にシンパシーは感じていると思います。
本来だったら気持ちが一番分かり合える者同士で恋愛関係にシフトしてもさして不自然ではないのかもしれませんが、二人の一番は「あくまでもルパン」ですから、永遠に平行線のまま突っ走るわけですな。
そんなわけで二次創作で「本気で次元と不二子がくっついてる図」を見かけてもどうしてもピンと来ないですね。
 
まれに不二子が次元に「感謝の気持ちでほっぺにチュウ」ぐらいならありえる図だとは思うのですが。
けれども
 
次「うわぁぁ気持ちわるっ!!離れろっ!」
不「失敬ねぇ!ははーん、やっぱりアナタってホモなのね?ルパンだったら嬉しかったりするわけ?」
次「ち〜が〜う!!なにほざいてやがるこの性格ドブス!!」
不「なんですってぇ〜!図星指されたからって言っていいコトと悪いコトがあるわよ!!」
 
てな感じにすぐに通常モードに戻っていくわけです(笑)いやしかし、この二人上手い漫才コンビ並みにおもろいですわ。
 
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仮面ライダーのカード
コルト 2007/11/19 (Mon.) 20:40:45
 
これ、私もリアルタイムでしたよ。きっとMIYAGIさんと私とは同じ位の世代なんですね。私は蜂女が好きだったな。当時はカードブームで何でもありましたよね。私は特に「マジンガーZ」と「ギャートルズ」のカードが好きでした。でもうちは親が典型的な男尊女卑で「女が男物欲しがるなんてけしからん!」と言われてたので、男の子達が、このカードでパッチン(メンコ)するのを指をくわえて恨めしげ〜〜に見てましたよ^^;ライダースナックは、おまけだけ目的でお菓子を食べないで捨てる男子が多かったんですが、私は「ええ〜?美味しいのに勿体無い!」と思ってました。
 
>鏡に映ったもう一人の自分
ああ、なるほど〜!だから私もこの二人は「平行線で交わる事はない」と感じるんだわ。ある意味近親憎悪?
 
>薔薇園の幻想的なシーン
やっぱり女性向別館もご覧になられてましたか(笑)小説の感想、とても嬉しいです。いつも小説では映写機を頭の中で回しながら書いているので、映像が思い浮かぶというのは本当、光栄ですvイラストまで描いて頂いてるなんて、ありがとうございますっ。
自分の中では「健全サイトの基本データUPが全部終わったら別館小説の続きをやる」と決めてるんですが、こっちも中々進んでませんね;コツコツ、マイペースに進めていきますです。

[119] 冬服不二子ちゃん
[119] 冬服不二子ちゃん

熊子 2007/11/20 (Tue.) 23:53:47
 
コルトさんこんばんは。
今日はどうもお疲れ様でした。
原画展本当に行って良かったです。
入口目の前のルパンに大ハシャギして、
原画を見ては興奮したりと人が少なくて本当に良かったと思いましたよ。(笑)
迷いのない筆の線は素晴らしかったですね。
一発で線をとれない私はやり直しのきくデジタルがありがたいです
私もパンチ先生と同じく足好きです。
 
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モンキー・パンチ原画展
コルト 2007/11/21 (Wed.) 21:10:42
 
こちらこそ、早い時間にお付き合い頂いてありがとうございました(^_^)
 
凄かったですね、原画の迫力!!
まるで書道のように、画面を迷いなく、一気に走り抜けていく筆跡!この感動を同じくモンキーさん絵好きな熊子さんと共有出来て幸せですv
もしまた関東でモンキーさんの展覧会やるようなことがあったら、今度は「モンキーさん絵好き」な何人かに声をかけさせて頂きたいですね。
 
>冬服不二子ちゃん
無造作に掴んだナイフと物静かな目のアンバランスがいいですね。淋しげな目線がナイフに眼を移すと、一転、獲物を狙う視線に変わってみえるとこにギクリとします。切り絵風の線、固く握り締められたナイフ、片目と口元隠したミステリアスな不二子。魔女っぽくて、グリム童話の挿絵に出てきそうなムード。原色好きの熊子さんですが、こういうシックな色味の絵もいいですね^^ちなみに、私も足絵フェチです(笑)
 
追伸:ルパマガ、20日の日家に帰ったら届いてました。これでもう、これからあちこちコンビニ・キヨスク回らなくてすむぞ、と。
 
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黒い天使
石川大介 2007/11/22 (Thurs.) 05:28:55
 
熊子さん今日は!。
可愛らしいタイトルとは裏腹に、一瞬「ゾクッ!」とするような、何だか不思議な魅力をもった絵ですね。シンプルな色構成もそうですし、冬服ですからマフラーをしているのが自然なのですが、口を隠している(見えない)というのは、その人物の表情、気持ちが読み取りづらく、それゆえ、しばしの間じ〜〜っと見つめてしまうほどの目力を感じ、さらに手にはナイフ…、「この不二子は一体何を考えているのだろう?、どんなシチュエーションなんだろう?」と、大袈裟に言えば一種の「謎かけ」のような、そんなものを感じました。もしかしたら熊子さんは、もっと軽い気持ちでお描きになったのかも知れませんが、前髪が垂れ、片目が隠れたストレートっぽいヘアスタイル、黒ずくめの衣装のせいでしょうか、この不二子ちゃん、何となくこの世の人物という感じがしません。でもそれは、「死者」とか「幽霊」という意味ではなく、何か我々と全く違う次元に存在していそうな…もしかしたらそれは、不二子の深層心理を具象化した姿かもしれませんし…先にMIYAGIさんがお描きになった、刃の先にとまる蝶の絵と通ずるものを感じますね。ただ、こちらの方は、「藤波吟子の原型」的なものも感じますが…。
 
ちょっと話は横道にそれますが、昔「口裂け女」というのが流行ったでしょう。口が耳まで裂けているというのが最大のポイント、インパクトなんですが、それ以前に、あれも「美人なんだけども、口をマスクで隠している」という姿を想像した時、何かわからない不思議な魅力と不気味さがあって、そういうところが、あの都市伝説が全国的に広まった要因だと思ったりします。別に一緒にしているわけじゃありませんが、やはり例えが悪かったですね、すみません。
 
ところで、モンキー・パンチ先生の原画を御覧になられて、その筆の線に大変感動されたようですが、この絵も線の強弱が心地よく、実に活き活きとしていますね!。さらに、本当に滑らかで美しく、パスを使って描かれたのでしょうか?。これがフリーハンドでしたら凄すぎます!。
 
>コルトさん
モンキー・パンチ先生の原画展に行かれたようで、本当に羨ましいです!。同時期に北海道の方でも開催されていたようですが、そちらの方はサイトで一部、会場の模様を紹介していましたが、あれを観ただけでも本当に「スゴイっ!、ナマで観た〜〜い!」と思ってました。それから、ルパンマガジンのルパンも、無事コルトさんの元に護送されてきたようで、おめでとうございます!。何かとお忙しいと思いますが、原画展、ルパンマガジンのコラムも楽しみにしております。
 
それから、ライダースナックの話ですが…コルトさんはアレ、本当に美味しかったんですか?。私もアレはダメでしたねぇ〜…。カルビーと言えば、「かっぱえびせん」、「サッポロポテト」…どちらも本当に美味しくて、私も大好きでした。なのにライダースナックは、「あのカルビーが、なんでこんな甘ったる〜〜い、不味いもん作るんや!」と、ショックでしたし悲しかったです。通学路には破れたライダースナックの袋と中のお菓子が散乱し、うちの学校でも問題になりました。私は貧乏性なので我慢して食べていましたが、毎回何かひどい罰ゲームをやらされているみたいでした。「これもライダーカードの為」だと…(苦笑)。マジンガーZ、ギャ―トルズのカードは全く知らないです。マジンガーZは毎回、機械獣が出てきますので、まだわかりますが、ギャ―トルズって、何だかカードの種類が少なそうですね(笑)。メンコの事は、大阪では「べったん」と言います。私の子供の頃は当然、毎日のようにべったんで遊んでいましたが、さすがに現在では…。存在(制作、販売)すら、もうしていないのではないかと思ったりします。
 
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ミステリアスな瞳
MIYAGI 2007/11/22 (Thurs.) 21:36:59
 
熊子さん、こんにちは!
モノトーンの画面にピンクのサシ色が効いてて、流麗な描線が素敵ですね!!ティーンエイジにも見える可愛らしい顔に「ゾクリ」とくる黒目がちの瞳がとてもミステリアス。見えていないナイフの切先には今しがた彼女に危害を加えようとした愚かな輩の血が滴っていたり…などと勝手に想像を膨らませちゃってます。
モンキー・パンチさんの原画展、観に行かれたのですね。すごく羨ましいです。モンキーさんの原画展は6年前に観たのが最後だったりしますが、生の絵はやっぱり迫力が違いますよね。
 
Re:冬服不二子ちゃん
熊子 2007/11/23 (Fri.) 22:37:09
 
コルトさん、石川さん、MIYAGIさんコメントありがとうございます。
 
コルトさん>あの大きな筆絵の迫力は今でも頭に焼き付いてます。スペースが許せば全員の絵も見たかったですねえ本当。
お揃い足フェチですね♪ブーツをはいた足も好きで特にふくらはぎの真ん中辺りの丈が良いなあ、とややマニアな嗜好へと走っていきます。
パンチ先生は目を隠した女性もよく描かれてますね。そしてそれが色っぽく写るのも、やはり先生の力なんだなと思います。
 
石川さん>。お察しの通り軽い気持ちで描いたもので、逆に石川さんの深い考察に感嘆及び恐縮してます。
口を隠すことによって表情が読めないようにしたい、というのは大当たりです。笑ってるのかもしれないし、硬く口を結んでるのかもしれないし。テレスペで安いお色気をふりまいたり甘えたりばかりが多い不二子ちゃんですが、暗い部分やミステリスな部分も出してほしいなあ、なんて願いもあります。
 
ちなみにフリーハンドです、便利なソフトのおかげで線が綺麗に見えます(笑)
 
話が戻りますが、実写版Qちゃんのほかに劇画Qちゃんというのもあるのですがご存知でしょうか。藤子先生自ら描かれた大人になった正ちゃん達のオバQワールドが描かれてます。
 
MIYAGIさん>原画展観に行かれたのですね、多分MIYAGIさんの観られた時の方が展示数が多かったと思います(^^;そう考えると羨ましいです。
印刷された絵とはまったく違いますね、原画って。色や迫力や美しさなど全て。
パンチ先生は原画に価値はないよ、と仰られてて、あまり手元に残ってないらしいのがファンとしては「なんて勿体無い」と思わずにはいられません。
 
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劇画版「オバケのQ太郎」
石川大介 2007/11/24 (Sat.) 01:45:50
 
熊子さんの仰った、劇画版「オバケのQ太郎」というのが気なって、ちょっとネットで調べてみたのですが、こういう時はつくづく、「インターネットって便利だなぁ!」と思いました。すぐにわかりましたから(笑)。
 
何とも哀愁感漂うお話ですね。他のマンガ家さんがパロディで描くのではなく、作者ご自身がお描きになっているところが、すごいなと思います。何故、藤子・F・不二雄先生はあのような作品をお描きになったんでしょうかね?…。さすがに劇画調になると、Qちゃんの姿が「被り物」であるという事がよくわかります(笑)。
 
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ライダースナック
コルト 2007/11/24 (Sat.) 23:40:08
 
うん?これはもしかして私の記憶違いかも。貰ったスナックはそんな甘い感じじゃなかったです。何せ「女は男物に手を出すな」がうちの家庭方針で私は自分でそれに手を出した事がないんだから、それが本当にライダー・スナックだったかは確信持てないんですねぇ。カードも弟のライダー・カードコレクション見せてもらって「ほ、ほしくないやい(汗)」とやせ我慢のツンデレしてたからなあ(苦笑)ギャートルズは、私はあの独特の絵の持ち味が好きでした。単純で鮮やかな色彩もあの絵によく合ってて、うっとり眺めてましたね。
 
>モンキーさんの原画展は6年前に観た
その時の方が、確かに絵は多そうでしたよね。今回、埼玉でやってるのは絵は少ないけど、その分じっくり1枚ずつ鑑賞出来ました。熊子さんと一緒に観に行ったのですが、今日急に仕事がオフになったんで、もう一回一人で観に行ってきましたわ^^今度はデータ中心にメモったりなんかして。
 
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短編集「ミノタウロスの皿」
熊子 2007/11/25 (Sun.) 21:07:45
 
劇画オバQ>↑という本に収録されてました。(ミノタウロスもなかなか苦いお話です)オバQの連載が終わった後にこの作品が発表されたみたいで、藤子先生も「これで本当に終わり」みたいな感じで描いたかもしれませんね。
子供向けのほのぼのの他にSF色の強いものや、ややブラックなものや苦いものも描いていらしゃったようですし、2つの要素が合わさった作品ぽいですね。

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